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幼少期編
what's!?
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「……朝だ。」
あの後悶々と考えて眠れなかった。
兄貴の言っていることは誠なのか。嘘なのか。
「……だからって許せる訳じゃないんだけど…」
正直、何を言われても許せそうじゃない。
例え一生謝られても。
私の死を越えても残るこの気持ちは、そんな軽いものじゃない。
と、ドアをノックする音がした。
「お嬢様起きていますか?」
「ええ。」
「失礼します。」
されるがままに私は着替える。
ドレスだ。
私服がドレスって前世では考えられない。秋葉原や原宿とかだったら大丈夫だろうけど、田舎だと間違いなく浮く。異世界、そのあたりの感覚やばい。流石異世界。流石乙女ゲー世界。
それにしてもお嬢様の生活って楽だ。何もしなくても生きていけるんだから。…淑女修行はさておき。
そんな馬鹿なことを考えていたら、眉を寄せたリアナが顔を覗いてきた。どうした?
「お嬢様?どこか具合が悪いんですか?」
「いえ、特に何も悪くはないけれど…」
何でそう思ったのだろうか?
「顔色が悪うございます」
それか。
「気のせいよ。朝だからきっと血の巡りが悪いんだわ。大丈夫よ」
「少しでも体調に不調があれば言ってくだされ。すぐにお医者さまをお呼びいたします」
「やめて。お願いだから」
少し徹夜しただだけで一流の医者が呼ばれるとか、その人が可哀想過ぎる。
「……もしも何かあれば、このリアナに相談してください。どんな問題でも解決いたします」
「…わかったわ」
なんか含みのある言い方だったが、気にしないでおこう。そう、私は六歳児なんだから(これ思うの何回目だろう)。
「…取り敢えずリアナ、そろそろ下におりたいんだけど…」
がしって掴まれてた腕が地味に痛かった。
解放されるときリアナは平謝りだった。
何度気にしないでと言っても謝るので困りながら降りていくと、下にはお父様がいた。
「おはようございます、お父様」
「おはよう、我が天使のマリー」
そのよくわからない修飾語取ったらどうですか?名前を呼ぶだけなのに無駄に長くなってますよ。
「ところで、王太子殿下に会う準備は出来ているか?」
「……あ」
まずい、忘れてた。兄貴の事ですっかり記憶からさよならしてた。
仕方ない、こういう時は責任転嫁!
「リアナ、なんで言ってくれなかったの。」
「いえ、私は反対派なので」
…責任転嫁は成功したけど…それで良いのか我がメイドよ。
忘れてた私も悪いけど、それは駄目だと思うの。
「主人の幸せを一番に考える私は、絶対に他国に嫁ぐのは反対なのです。」
ねぇ、君の雇い主はお父様だよ?反対できる立場じゃないんだって。
だけどなぜかお父様が慌てていた。
……え、何で?
「いや、リアナ、王太子殿下は真剣にマリーを愛しているんだ。大切にしてくれるさ。」
「お嬢様の意見は無しで話を進めていたのでしょう?まあ、あの坊ちゃ…殿下の愛は知っているので本気で反対はしていませんが…もしもお嬢様を泣かせたら、私は全力でこの縁談を破棄致します。」
「泣かせないと約束しよう。」
私はポカーンと話を聞いていた。
……何でお父様がリアナの言うことを聞いているように見えるんだろう。あれ?私たちがリアナを雇っているんだよね?
笑顔のはずなのになんか凄みのあるリアナを見ると、更に笑みを深めた。怖い。
「お嬢様、たとえ他国であろうと私は絶対にお嬢様をお守り致します。何処に行かれましても」
「よ、よろしくお願いするわ」
頼もしいとか、一切思わない。だって病み感が漂ってたから。なんか怖かったから!……ここヤンデレが主題となった世界だったね。うん、全然違和感ないや。
思わず遠い目になってしまう。
「…マリー、リアナを味方に付けたこと、お父さんは嬉しいよ。」
「何故泣かれているんですか。」
「私たちの家は安泰だあ!」
「怖いんですって!」
やだこの家!なんでお父様が狂ったように泣いて笑っているの!?
ちょっと…いや、かなり引いていると、上から誰かが降りてくる音がする。
……執事のセバスチャンかな?よし、助けてもらおう。
「セバスチャン!ちょっとお父様を抑えて…あ」
「…愛…マリー」
……兄貴だ。
「………」
「……ごめん」
「………」
見なかったふりをして去ろうとするが、腕を掴まれる。
「………後で話したい…」
「…話すことなんてもうないでしょう。私は今日は用事があるので。」
視線を向けることもなく、腕を振り払う。少し視線を動かすと、視界の端で拳を握りしめている姿が映った。
だが、気にしない。自業自得なのにわざわざ私が慈悲をかける必要などない。
朝から兄貴と会って、王太子殿下との面会があって……今日は厄日だ。ここまで鬱になる事があると、また何か起こるのではと思ってしまう。
「…なんか、嫌な予感がするなぁ」
ボヤくとお父様がそばに置いていた紙袋から、ゴソゴソと取り出そうとする。
なんだろう?服とか入ってそうな大きさーー
「そうだマリー、今日はこれを着なさい。」
お父様が差し出したのは真っ赤なロリータドレスだった。うん、七五三の時に子供が着るドレスだね。私の『服かな?』っていう予想当たったよ。
…じゃないよ。
現実逃避を切り上げ、ワナワナと手を震わせながら受け取る。
「お父様…これを着ろと…!?」
年齢的にとっても恥ずかしいのですが!?いや、肉体的には問題ないけど精神的にね!?
そんな私の思いはつゆ知らず、お父様はキラッキラの笑顔を向けてきた。
「ああ!せっかく今日はイグルイ王太子殿下に『求婚』して貰うんだ!目一杯のお洒落をしなくてはな!」
「!?!?」
は、求婚!?
「お父様、求婚とは…?」
「話した通り、イグルイ王太子殿下は今日からこの国に住み、マリーと同じ学園で学生生活を送ってもらう。その後、結婚の予定だ。なのでその間に愛を育んでくれ。」
「what's!?」
「?マリー、今のはどういう意味だ?」
「いえ特に何の、えぇ、何の意味もございません。」
お、思わず英語が飛び出た…。は?王太子殿下が今日から少なくとも十年はこちらで過ごす?
???
「え、お父様。王太子殿下がそんな長く他国にいるって現実的にあり得ないですよね…?」
「実はその王太子殿下は大変優秀らしく、全て完璧らしい。だからあちらの陛下も許可されたそうだ」
う、そ、だ、ろ?
叫びたい気持ちを抑えて、「そうなのですね」と笑顔になる。流石“マリーベル”。仮面を作るのも楽です。…こんなに優秀で頭もいいのに、ほんと何で悪役令嬢という馬鹿なことをしたんだ。
「私も婚約者と共に学園を過ごせるなんて、嬉しゅうございます。ですが、些かこのドレスは奇抜すぎだと…今来ているので良いです」
「だがマリーの魅力を最大限に引き出すにはこれの方が…」
「いえ、良いのです。私は、このドレスがいいのです。」
誰好きで悪役令嬢みたいなドレスを着るのか。私は、今着ているアメジスト色のを気に入っているんだ。絶対そんなドレスは着ないからな!。…まぁリアナが選んだものだけど。流石私の専属メイドである。よく私を分かっていらっしゃる。
「なら今回はマリーの意見を尊重しよ「我が主よ」いや、マリーが好きなのを着よう!私は今後一つも口出ししないさ!」
鶴ならぬリアナの一声でお父様は引き下がった。
マジでリアナ何者だよ。
そんな風に心の中では半目になってツッコンでいると、先程遭遇してしまった兄貴がお父様に近づいた。そのまま耳元に何かを囁いており、お父様の表情が次第に硬くなっていく。
「…それは本当か」
「はい。なので今そちらを追わせています。少ししたら俺も向かう予定です」
「気をつけるんだ」
「承知です」
真剣な表情で退室していった。……何だろう。
「お父様、何が起こっているのですか?」
「マリーが気にすることではない」
諭すような口調に、私は心の中で舌打ちをした。甘やかしていても、子供だからと、教える気は無いのだろう。ならば、前世の知識を利用するしかない。
遥か昔の記憶を探る感覚とはこの様なものなのだろうか。ぼんやりしていて、時間がかかる。
この年、この時間に何かあったのか。乙女ゲームでは何かのイベントが起こったのだろうか。
「………あ」
あった。
あの後悶々と考えて眠れなかった。
兄貴の言っていることは誠なのか。嘘なのか。
「……だからって許せる訳じゃないんだけど…」
正直、何を言われても許せそうじゃない。
例え一生謝られても。
私の死を越えても残るこの気持ちは、そんな軽いものじゃない。
と、ドアをノックする音がした。
「お嬢様起きていますか?」
「ええ。」
「失礼します。」
されるがままに私は着替える。
ドレスだ。
私服がドレスって前世では考えられない。秋葉原や原宿とかだったら大丈夫だろうけど、田舎だと間違いなく浮く。異世界、そのあたりの感覚やばい。流石異世界。流石乙女ゲー世界。
それにしてもお嬢様の生活って楽だ。何もしなくても生きていけるんだから。…淑女修行はさておき。
そんな馬鹿なことを考えていたら、眉を寄せたリアナが顔を覗いてきた。どうした?
「お嬢様?どこか具合が悪いんですか?」
「いえ、特に何も悪くはないけれど…」
何でそう思ったのだろうか?
「顔色が悪うございます」
それか。
「気のせいよ。朝だからきっと血の巡りが悪いんだわ。大丈夫よ」
「少しでも体調に不調があれば言ってくだされ。すぐにお医者さまをお呼びいたします」
「やめて。お願いだから」
少し徹夜しただだけで一流の医者が呼ばれるとか、その人が可哀想過ぎる。
「……もしも何かあれば、このリアナに相談してください。どんな問題でも解決いたします」
「…わかったわ」
なんか含みのある言い方だったが、気にしないでおこう。そう、私は六歳児なんだから(これ思うの何回目だろう)。
「…取り敢えずリアナ、そろそろ下におりたいんだけど…」
がしって掴まれてた腕が地味に痛かった。
解放されるときリアナは平謝りだった。
何度気にしないでと言っても謝るので困りながら降りていくと、下にはお父様がいた。
「おはようございます、お父様」
「おはよう、我が天使のマリー」
そのよくわからない修飾語取ったらどうですか?名前を呼ぶだけなのに無駄に長くなってますよ。
「ところで、王太子殿下に会う準備は出来ているか?」
「……あ」
まずい、忘れてた。兄貴の事ですっかり記憶からさよならしてた。
仕方ない、こういう時は責任転嫁!
「リアナ、なんで言ってくれなかったの。」
「いえ、私は反対派なので」
…責任転嫁は成功したけど…それで良いのか我がメイドよ。
忘れてた私も悪いけど、それは駄目だと思うの。
「主人の幸せを一番に考える私は、絶対に他国に嫁ぐのは反対なのです。」
ねぇ、君の雇い主はお父様だよ?反対できる立場じゃないんだって。
だけどなぜかお父様が慌てていた。
……え、何で?
「いや、リアナ、王太子殿下は真剣にマリーを愛しているんだ。大切にしてくれるさ。」
「お嬢様の意見は無しで話を進めていたのでしょう?まあ、あの坊ちゃ…殿下の愛は知っているので本気で反対はしていませんが…もしもお嬢様を泣かせたら、私は全力でこの縁談を破棄致します。」
「泣かせないと約束しよう。」
私はポカーンと話を聞いていた。
……何でお父様がリアナの言うことを聞いているように見えるんだろう。あれ?私たちがリアナを雇っているんだよね?
笑顔のはずなのになんか凄みのあるリアナを見ると、更に笑みを深めた。怖い。
「お嬢様、たとえ他国であろうと私は絶対にお嬢様をお守り致します。何処に行かれましても」
「よ、よろしくお願いするわ」
頼もしいとか、一切思わない。だって病み感が漂ってたから。なんか怖かったから!……ここヤンデレが主題となった世界だったね。うん、全然違和感ないや。
思わず遠い目になってしまう。
「…マリー、リアナを味方に付けたこと、お父さんは嬉しいよ。」
「何故泣かれているんですか。」
「私たちの家は安泰だあ!」
「怖いんですって!」
やだこの家!なんでお父様が狂ったように泣いて笑っているの!?
ちょっと…いや、かなり引いていると、上から誰かが降りてくる音がする。
……執事のセバスチャンかな?よし、助けてもらおう。
「セバスチャン!ちょっとお父様を抑えて…あ」
「…愛…マリー」
……兄貴だ。
「………」
「……ごめん」
「………」
見なかったふりをして去ろうとするが、腕を掴まれる。
「………後で話したい…」
「…話すことなんてもうないでしょう。私は今日は用事があるので。」
視線を向けることもなく、腕を振り払う。少し視線を動かすと、視界の端で拳を握りしめている姿が映った。
だが、気にしない。自業自得なのにわざわざ私が慈悲をかける必要などない。
朝から兄貴と会って、王太子殿下との面会があって……今日は厄日だ。ここまで鬱になる事があると、また何か起こるのではと思ってしまう。
「…なんか、嫌な予感がするなぁ」
ボヤくとお父様がそばに置いていた紙袋から、ゴソゴソと取り出そうとする。
なんだろう?服とか入ってそうな大きさーー
「そうだマリー、今日はこれを着なさい。」
お父様が差し出したのは真っ赤なロリータドレスだった。うん、七五三の時に子供が着るドレスだね。私の『服かな?』っていう予想当たったよ。
…じゃないよ。
現実逃避を切り上げ、ワナワナと手を震わせながら受け取る。
「お父様…これを着ろと…!?」
年齢的にとっても恥ずかしいのですが!?いや、肉体的には問題ないけど精神的にね!?
そんな私の思いはつゆ知らず、お父様はキラッキラの笑顔を向けてきた。
「ああ!せっかく今日はイグルイ王太子殿下に『求婚』して貰うんだ!目一杯のお洒落をしなくてはな!」
「!?!?」
は、求婚!?
「お父様、求婚とは…?」
「話した通り、イグルイ王太子殿下は今日からこの国に住み、マリーと同じ学園で学生生活を送ってもらう。その後、結婚の予定だ。なのでその間に愛を育んでくれ。」
「what's!?」
「?マリー、今のはどういう意味だ?」
「いえ特に何の、えぇ、何の意味もございません。」
お、思わず英語が飛び出た…。は?王太子殿下が今日から少なくとも十年はこちらで過ごす?
???
「え、お父様。王太子殿下がそんな長く他国にいるって現実的にあり得ないですよね…?」
「実はその王太子殿下は大変優秀らしく、全て完璧らしい。だからあちらの陛下も許可されたそうだ」
う、そ、だ、ろ?
叫びたい気持ちを抑えて、「そうなのですね」と笑顔になる。流石“マリーベル”。仮面を作るのも楽です。…こんなに優秀で頭もいいのに、ほんと何で悪役令嬢という馬鹿なことをしたんだ。
「私も婚約者と共に学園を過ごせるなんて、嬉しゅうございます。ですが、些かこのドレスは奇抜すぎだと…今来ているので良いです」
「だがマリーの魅力を最大限に引き出すにはこれの方が…」
「いえ、良いのです。私は、このドレスがいいのです。」
誰好きで悪役令嬢みたいなドレスを着るのか。私は、今着ているアメジスト色のを気に入っているんだ。絶対そんなドレスは着ないからな!。…まぁリアナが選んだものだけど。流石私の専属メイドである。よく私を分かっていらっしゃる。
「なら今回はマリーの意見を尊重しよ「我が主よ」いや、マリーが好きなのを着よう!私は今後一つも口出ししないさ!」
鶴ならぬリアナの一声でお父様は引き下がった。
マジでリアナ何者だよ。
そんな風に心の中では半目になってツッコンでいると、先程遭遇してしまった兄貴がお父様に近づいた。そのまま耳元に何かを囁いており、お父様の表情が次第に硬くなっていく。
「…それは本当か」
「はい。なので今そちらを追わせています。少ししたら俺も向かう予定です」
「気をつけるんだ」
「承知です」
真剣な表情で退室していった。……何だろう。
「お父様、何が起こっているのですか?」
「マリーが気にすることではない」
諭すような口調に、私は心の中で舌打ちをした。甘やかしていても、子供だからと、教える気は無いのだろう。ならば、前世の知識を利用するしかない。
遥か昔の記憶を探る感覚とはこの様なものなのだろうか。ぼんやりしていて、時間がかかる。
この年、この時間に何かあったのか。乙女ゲームでは何かのイベントが起こったのだろうか。
「………あ」
あった。
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