46 / 63
幼少期編
転移とは…
しおりを挟む
「どうしたんだ?」
いやどうしたも何も、紫音シノンの方々が消えておるのですが…
あ、もしかして見間違い?あはは、そうだよねー。単体の転移なら存在すれども、集団で何て、無理が――
この言い訳の方が無理あるね!ファンタジーか!
「あ、あのリュウ様?何故か紫音シノンの人がいなくなっているのですが…?」
いなくなるというより消えたの表現の方が正しいのだろうけど。
微妙に引き攣った表情で尋ねると、納得がいったようにリュウ様は頷く。
「すまん、転移させる前に一言いえばよかったな。紫音シノンの人がいなくなったのは【集団転移】…まぁ転移魔法の一種だ」
その言葉に少し驚く。
予想とあってはいたけど…。原則、転移魔法は一つの物体しか同時に出来ないはずだ。
何故全員が転移できたのだろう?
そんな私の疑問が顔に出ていたのか、丁寧に説明を始めてくれた。
「今回私が使ったのは【集団転移】。文字の通り、複数の対象を転移できる。消費魔力は多いので神格をもつ者しか発動できないが、便利であるためよく使う。よく使うといっても数時間は開けないとならないから、連続で使う奴は化け物だ」
最後ら辺のはちょっとしたジョークかな。
しかし、解説はありがたいのだが、神格といったものが分からないな…。
ううむ…乙女ゲームの知識があるからと怠けないでしっかり情報収集する必要があるみたいだ。
「神格とはなんですか?」
「神格は、神に与えられる階級みたいなものであり、称号の一種でもある。階級なだけあり、神格の中でも階級分けされ、神格持ちでも強さにはばらつきがある。ただ世界の中での上位者であるため、誰もが国一つは余裕で滅ぼせる実力者だ。…他に質問はあるか?」
「大丈夫です。ありがとうございます」
お礼を言い、内心で納得する。
なるほど。神に与えられるということは、数はあまりいないのだろう。だから転移は一つだけという常識がある。
…リュウ様も使えるということは、神格持ちで凄い強いんだね。
知ってたけど。
だけど世界で有数の実力者だと思うと体の震えがとまら――
そこまで考えて、ふとある可能性に気付いた。
もしかして、ミライとかは持っていたりするのだろうか。
最後、意味不明な姿のくらませかたは、確実に転移だ。気配の消え方がそれである。
問題なのは、一人ひとりが行使したのか。それともミライが【集団転移】を使ったのか。
もしも後者だとしたら…
ツ…と嫌な汗が背中を辿る。
今回は本当に運が良かった。どれか一つの要素が欠けていたら、きっと今生きてはいなかっただろう。
…強くならなくては。全員を守れるように。誰かを頼らなくてもいいように。
「……」
拳を握りしめた私をじっとリュウ様が見ていたが、それに気づくこともなく私は次の疑問に移る。
「ところで、どこへ転移させたのですか?」
リュウ様はすぐに答えなかった。
不思議に思って首を傾げると、ゆっくりと口を開く。自然の動作であったため、答えを考えていたのだろうと、特に気にせずに目の前の話に集中する
「…住処の方に返しておいた。マリが大切にしているあの二人の子も届けておいたが…迷惑だったか?」
「いえいえ!むしろ助かりました、ありがとうございます!」
後を考えると、うるさいやら面倒やらで地獄だったんで…と言おうとして、望み薄なことを尋ねる。
「その【集団転移】って私でも使うことはできますか?」
多分無理だ。空間系の魔法は基本、風属性に属している。光は回復、及び結界の役割を持つのだから。
ダメもとで期待していなかったのだが、少し試案の後にゆっくりとリュウ様は頷いた。
「…修行を積めば、出来ないことは無いだろう」
「本当ですか!?」
え、本気で言ってますか?嘘じゃないですよね?やっぱ無理とか、期待させては駄目ですよ?
「ああ。転移自体は無属性だ。風属性が転移と言われるようになったのは、使っていた者の属性が風が多かったからだろう。だから、魔法自体は地道にやっていけば、十年後ぐらいにはできるようになるはずだ。基礎魔力量が多いから、神格なしでも使うことは可能。元々、魔術の衰退による処置での神格だからな。一応誰でも使うことはできるようになっている」
「へ、へぇ。そうなんですか」
適当に相槌を打ちながら、目を遠くへ向ける。
…もう、ダメだ。リュウ様の言っている事の後半が理解が出来なかった…。
え?理解する努力しろって?誰ですか、そんな無茶を言う人は。
現実逃避をして精神を立て直し、理解のできた範囲での確かめをする。
「十年もかかるんですか?」
「必要魔力量が高いからな。…まぁそこの王太子さんなら数年でできるのだろうが」
ちらりとリュウ様の視線の先を辿ると、ルイと視線が交差する。即座に逸らした。
「…確かに出来そうですね」
色々人間離れしているルイなら。
「如何せん、魔力が5000必要だからなぁ」
「!?」
な、ん、で、す、か、その数字!?
絶句し、相槌を打つ余裕さえない。
魔力についての説明をすると、まず。
普通の貴族で、何も鍛錬しなければ大体100。下級魔法を20発ほど打てる数字。
した人。もしくは家系で元々強い人ででその三倍の約300。このあたりから中級魔法が使え、大体強い人と呼ばれる。
そして、魔導士と呼ばれる国お抱えの魔法使いが、確か500ほどだったはず。上位魔法が使えるのはその中でも10%。%で考えると少ないけど、10人で一人と考えると割と多い方だろう。国によっては一人もいないこともあるらしいし。
つまり、どんなに強い人でも500辺りが限界なのに、その10倍が必要なんだねぇ!?
それは人外だろ!いやリュウ様は人外だったな!!
一瞬宇宙を幻視していると「回復」というリュウ様の声。
「よし、魔力も回復したしマリを屋敷に送るか。王太子は家な」
「…なんだか、私の扱いに悪意を感じるのだが?」
その前に魔力回復についてツッコミませんか?
…乙女ゲームをしたことがある人ならわかると思うけど、ゲームのストーリー中に試練が発生して、必要なLOVE値的なものががあるんだよね。ちなみにこのゲームでは好感度。ありきたりですね。
それで、その好感度が溜まるのに大体1分ぐらいなんですよ。ちなみに呼び方は魔力です。
「失礼でなければ、リュウ様の魔力量をうかがってもいいですか?」
「12000だ」
再び宇宙を見た。
***
「おっと…」
いきなり視界が変化したことにより、少しふらつく。隣にルイはいない。
きっと、言った通りに家へ帰したのだろう。
「…うん、しっかり公爵家」
周りを見渡し、自分の屋敷であることを確認する。
出てきた場所は応接間だった。
ところでしっかり公爵家ってなんだろう。自分で言ったのに意味が不明だ。言語不自由民ですかね?
あと、何故リュウ様はルイや私の屋敷、そして紫音シノンの住処について知っていたのだろう。竜王だから知っているのかな。いつも世界中を見ているのだ―…的な。
…すごい中二臭くなった。あれ、私この世界の影響受けてる?いや、そんなまさかね…。
でもヤンデレが関係ない人まで伝染してるの考えると否み切れない…。
そんな馬鹿なことを考えていると、背後から圧を感じた。
ビクッと振り返ると、ゴゴゴゴゴゴゴという音が聞こえてきそうなぐらいの覇気を纏ったリュウ様が仁王立ちしていた。
「さて、マリは覚悟ができているかな…?」
…怖い!まって、笑顔なのに怖いのですが!
さっきまで怒って無かったですよねぇ!?あれですか、戦場から去ったのでこれから説教ですか!?
いやだぁぁぁぁ!リュウ様の説教怖いです!着々と詰められているような感じで、本当の死を錯覚するほど殺気に満ちてて怖いんですよぉぉ!
内心で絶対に口にすることのできない絶叫を盛大に上げていると、じり…とリュウ様が一歩詰めてくる。
「まずは、このことが起こった原因について考えようか?…あぁそうだ。一人で参戦した理由についても聞いておきたいな?相手の心理について知るのは大事なことだから…」
な?とこわーいこわーい笑顔で尋ねるリュウ様に私は…
取りあえず逃げた。【身体強化】も駆使した全力ダッシュだ。
なんで転生してからこんなことが多いんだろうね。本当に泣きたい。私何も悪いことしてないのに。
ツッコミは受けつけません。
ちなみに鬼ごっこは秒で捕まえられて、その後地獄を見ました。生きていることにとても感謝しました。
いやどうしたも何も、紫音シノンの方々が消えておるのですが…
あ、もしかして見間違い?あはは、そうだよねー。単体の転移なら存在すれども、集団で何て、無理が――
この言い訳の方が無理あるね!ファンタジーか!
「あ、あのリュウ様?何故か紫音シノンの人がいなくなっているのですが…?」
いなくなるというより消えたの表現の方が正しいのだろうけど。
微妙に引き攣った表情で尋ねると、納得がいったようにリュウ様は頷く。
「すまん、転移させる前に一言いえばよかったな。紫音シノンの人がいなくなったのは【集団転移】…まぁ転移魔法の一種だ」
その言葉に少し驚く。
予想とあってはいたけど…。原則、転移魔法は一つの物体しか同時に出来ないはずだ。
何故全員が転移できたのだろう?
そんな私の疑問が顔に出ていたのか、丁寧に説明を始めてくれた。
「今回私が使ったのは【集団転移】。文字の通り、複数の対象を転移できる。消費魔力は多いので神格をもつ者しか発動できないが、便利であるためよく使う。よく使うといっても数時間は開けないとならないから、連続で使う奴は化け物だ」
最後ら辺のはちょっとしたジョークかな。
しかし、解説はありがたいのだが、神格といったものが分からないな…。
ううむ…乙女ゲームの知識があるからと怠けないでしっかり情報収集する必要があるみたいだ。
「神格とはなんですか?」
「神格は、神に与えられる階級みたいなものであり、称号の一種でもある。階級なだけあり、神格の中でも階級分けされ、神格持ちでも強さにはばらつきがある。ただ世界の中での上位者であるため、誰もが国一つは余裕で滅ぼせる実力者だ。…他に質問はあるか?」
「大丈夫です。ありがとうございます」
お礼を言い、内心で納得する。
なるほど。神に与えられるということは、数はあまりいないのだろう。だから転移は一つだけという常識がある。
…リュウ様も使えるということは、神格持ちで凄い強いんだね。
知ってたけど。
だけど世界で有数の実力者だと思うと体の震えがとまら――
そこまで考えて、ふとある可能性に気付いた。
もしかして、ミライとかは持っていたりするのだろうか。
最後、意味不明な姿のくらませかたは、確実に転移だ。気配の消え方がそれである。
問題なのは、一人ひとりが行使したのか。それともミライが【集団転移】を使ったのか。
もしも後者だとしたら…
ツ…と嫌な汗が背中を辿る。
今回は本当に運が良かった。どれか一つの要素が欠けていたら、きっと今生きてはいなかっただろう。
…強くならなくては。全員を守れるように。誰かを頼らなくてもいいように。
「……」
拳を握りしめた私をじっとリュウ様が見ていたが、それに気づくこともなく私は次の疑問に移る。
「ところで、どこへ転移させたのですか?」
リュウ様はすぐに答えなかった。
不思議に思って首を傾げると、ゆっくりと口を開く。自然の動作であったため、答えを考えていたのだろうと、特に気にせずに目の前の話に集中する
「…住処の方に返しておいた。マリが大切にしているあの二人の子も届けておいたが…迷惑だったか?」
「いえいえ!むしろ助かりました、ありがとうございます!」
後を考えると、うるさいやら面倒やらで地獄だったんで…と言おうとして、望み薄なことを尋ねる。
「その【集団転移】って私でも使うことはできますか?」
多分無理だ。空間系の魔法は基本、風属性に属している。光は回復、及び結界の役割を持つのだから。
ダメもとで期待していなかったのだが、少し試案の後にゆっくりとリュウ様は頷いた。
「…修行を積めば、出来ないことは無いだろう」
「本当ですか!?」
え、本気で言ってますか?嘘じゃないですよね?やっぱ無理とか、期待させては駄目ですよ?
「ああ。転移自体は無属性だ。風属性が転移と言われるようになったのは、使っていた者の属性が風が多かったからだろう。だから、魔法自体は地道にやっていけば、十年後ぐらいにはできるようになるはずだ。基礎魔力量が多いから、神格なしでも使うことは可能。元々、魔術の衰退による処置での神格だからな。一応誰でも使うことはできるようになっている」
「へ、へぇ。そうなんですか」
適当に相槌を打ちながら、目を遠くへ向ける。
…もう、ダメだ。リュウ様の言っている事の後半が理解が出来なかった…。
え?理解する努力しろって?誰ですか、そんな無茶を言う人は。
現実逃避をして精神を立て直し、理解のできた範囲での確かめをする。
「十年もかかるんですか?」
「必要魔力量が高いからな。…まぁそこの王太子さんなら数年でできるのだろうが」
ちらりとリュウ様の視線の先を辿ると、ルイと視線が交差する。即座に逸らした。
「…確かに出来そうですね」
色々人間離れしているルイなら。
「如何せん、魔力が5000必要だからなぁ」
「!?」
な、ん、で、す、か、その数字!?
絶句し、相槌を打つ余裕さえない。
魔力についての説明をすると、まず。
普通の貴族で、何も鍛錬しなければ大体100。下級魔法を20発ほど打てる数字。
した人。もしくは家系で元々強い人ででその三倍の約300。このあたりから中級魔法が使え、大体強い人と呼ばれる。
そして、魔導士と呼ばれる国お抱えの魔法使いが、確か500ほどだったはず。上位魔法が使えるのはその中でも10%。%で考えると少ないけど、10人で一人と考えると割と多い方だろう。国によっては一人もいないこともあるらしいし。
つまり、どんなに強い人でも500辺りが限界なのに、その10倍が必要なんだねぇ!?
それは人外だろ!いやリュウ様は人外だったな!!
一瞬宇宙を幻視していると「回復」というリュウ様の声。
「よし、魔力も回復したしマリを屋敷に送るか。王太子は家な」
「…なんだか、私の扱いに悪意を感じるのだが?」
その前に魔力回復についてツッコミませんか?
…乙女ゲームをしたことがある人ならわかると思うけど、ゲームのストーリー中に試練が発生して、必要なLOVE値的なものががあるんだよね。ちなみにこのゲームでは好感度。ありきたりですね。
それで、その好感度が溜まるのに大体1分ぐらいなんですよ。ちなみに呼び方は魔力です。
「失礼でなければ、リュウ様の魔力量をうかがってもいいですか?」
「12000だ」
再び宇宙を見た。
***
「おっと…」
いきなり視界が変化したことにより、少しふらつく。隣にルイはいない。
きっと、言った通りに家へ帰したのだろう。
「…うん、しっかり公爵家」
周りを見渡し、自分の屋敷であることを確認する。
出てきた場所は応接間だった。
ところでしっかり公爵家ってなんだろう。自分で言ったのに意味が不明だ。言語不自由民ですかね?
あと、何故リュウ様はルイや私の屋敷、そして紫音シノンの住処について知っていたのだろう。竜王だから知っているのかな。いつも世界中を見ているのだ―…的な。
…すごい中二臭くなった。あれ、私この世界の影響受けてる?いや、そんなまさかね…。
でもヤンデレが関係ない人まで伝染してるの考えると否み切れない…。
そんな馬鹿なことを考えていると、背後から圧を感じた。
ビクッと振り返ると、ゴゴゴゴゴゴゴという音が聞こえてきそうなぐらいの覇気を纏ったリュウ様が仁王立ちしていた。
「さて、マリは覚悟ができているかな…?」
…怖い!まって、笑顔なのに怖いのですが!
さっきまで怒って無かったですよねぇ!?あれですか、戦場から去ったのでこれから説教ですか!?
いやだぁぁぁぁ!リュウ様の説教怖いです!着々と詰められているような感じで、本当の死を錯覚するほど殺気に満ちてて怖いんですよぉぉ!
内心で絶対に口にすることのできない絶叫を盛大に上げていると、じり…とリュウ様が一歩詰めてくる。
「まずは、このことが起こった原因について考えようか?…あぁそうだ。一人で参戦した理由についても聞いておきたいな?相手の心理について知るのは大事なことだから…」
な?とこわーいこわーい笑顔で尋ねるリュウ様に私は…
取りあえず逃げた。【身体強化】も駆使した全力ダッシュだ。
なんで転生してからこんなことが多いんだろうね。本当に泣きたい。私何も悪いことしてないのに。
ツッコミは受けつけません。
ちなみに鬼ごっこは秒で捕まえられて、その後地獄を見ました。生きていることにとても感謝しました。
0
あなたにおすすめの小説
目指せ、婚約破棄!〜庭師モブ子は推しの悪役令嬢のためハーブで援護します〜
森 湖春
恋愛
島国ヴィヴァルディには存在しないはずのサクラを見た瞬間、ペリーウィンクルは気付いてしまった。
この世界は、前世の自分がどハマりしていた箱庭系乙女ゲームで、自分がただのモブ子だということに。
しかし、前世は社畜、今世は望み通りのまったりライフをエンジョイしていた彼女は、ただ神に感謝しただけだった。
ところが、ひょんなことから同じく前世社畜の転生者である悪役令嬢と知り合ってしまう。
転生して尚、まったりできないでいる彼女がかわいそうで、つい手を貸すことにしたけれど──。
保護者みたいな妖精に甘やかされつつ、庭師モブ子はハーブを駆使してお嬢様の婚約破棄を目指します!
※感想を頂けるとすごく喜びます。執筆の励みになりますので、気楽にどうぞ。
※『小説家になろう』様にて先行して公開しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】溺愛?執着?転生悪役令嬢は皇太子から逃げ出したい~絶世の美女の悪役令嬢はオカメを被るが、独占しやすくて皇太子にとって好都合な模様~
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。
絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわゆるオカメ顔ではなくなり、目鼻立ちがハッキリとし、ふくよかな頬はなくなり、金の髪がうねるというオニのような見た目(西洋美女)になっていたからだ。
今世での絶世の美女でも、美意識は平安。どうにか、この顔を見られない方法をイザベルは考え……、それは『オカメ』を装備することだった。
オカメ狂の悪役令嬢イザベルと、
婚約解消をしたくない溺愛・執着・イザベル至上主義の皇太子ルイスのオカメラブコメディー。
※執着溺愛皇太子と平安乙女のオカメな悪役令嬢とのラブコメです。
※主人公のイザベルの思考と話す言葉の口調が違います。分かりにくかったら、すみません。
※途中からダブルヒロインになります。
イラストはMasquer様に描いて頂きました。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる