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第2部 街を駆け巡る〝ペットテイマー〟 第1章 〝ペットテイマー〟センディアの街に向かう
43. 人間相手ってやっぱり面倒くさい
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さて、宿のお部屋に入っていつもの服に着替えたら早速昼食だ!
と思って食堂にやってきたけど、本当に人が多い!?
「ああ、特使さんもう来たのかい?」
「はい。あ、あと私はシズクです。普段は名前でいいですよ」
「じゃあ、シズクちゃん。カウンター席しか空いてないけど大丈夫?」
「構いません。今日の昼食ってなんですか?」
「ああ、悪いねぇ。ウルフ肉のソテーしかないんだよ。この街じゃわたしらみたいな亜人種じゃ自力調達しか肉を手に入れられないからね。契約している冒険者からウルフ肉を買い取っているんだよ」
「やった! ウルフ肉だ!」
「うん? ウルフ肉で喜ぶなんて珍しいね?」
「だって食べやすくていいじゃないですか、ウルフ肉。焼いてもパサパサにならないし、ボリュームもありますし」
「まあ、そうなんだが……店としてたまにはウルフ肉以外も出したいのが本音でね」
ウルフ肉以外か。
私の不要在庫処分になっちゃうけど、あの肉を譲っちゃおう!
「エンディコットさん、オーク肉とかいりません?」
「オーク肉!?」
私の発言で食堂中の視線が集まってきたけど、そこまで大変なことを言ったかな?
「シズクちゃん、オーク肉なんて持っているのかい?」
「持っているというか、山のように余っています」
「山のようにって、なんでまた」
「私、ちょっと特殊な魔法を使えるんですよ。それで、アイリーンの街がオークの軍勢に襲われたとき、足場を確保するためにオークをその都度分解していたら消費できないほどたまっちゃって。ギルドでも〝そんな量、一度に買い取れません〟って言われているし、知り合いの精肉店でも〝オーク肉の需要は低いからなぁ〟って言われてあまり売れないんですよ。私も脂っこいお肉は苦手で家でも滅多に食べませんし、どうせならここで大盤振る舞いして帰ろうかなって」
「い、いや、嬉しいけれど、そんなに金があるかどうか」
「あ、無料でもいいですよ? 少しでも在庫が減ってくれるなら大助かりです」
「む、無料って。ん? アイリーンの街から来たステップワンダー? ひょっとして、シズクちゃんが〝ウルフ狩りのステップワンダー〟かい?」
「あ、その名前ってこっちでも知られているんですね」
「そりゃあね。Dランク冒険者まで上がったのにウルフ狩りしかしない変わり者だって聞いていたのに、先のアイリーン防衛戦ではオーク相手にBランク冒険者並みの大活躍。終いにゃ、オークジェネラルを2匹もぶっ倒して戦功第二位だっていうじゃないか。どこまで本当なんだい?」
「Bランク並みの活躍をしていたかはわかりませんが、オークジェネラルを2匹倒せたことは事実です。かなりぎりぎりで運がよかっただけですけれど」
「なるほど。そんな英雄様にとってはオーク肉なんて余り物か」
「余り物というかアイリーンの街全体で人気がないんですよ。アイリーンの街ってさっぱりした味付けのものを好む傾向があるので」
「わかった! オークの肉、あまり高値は出せないが買い取るよ! その代わり、シズクちゃんが滞在している1週間の間に〝さっぱりしたオーク肉料理〟を開発してみせる! これでどうだい!?」
うわぁ!
さっぱりしたオーク肉料理!
この先、オーク砦攻略作戦も控えているし、絶対オーク肉の在庫は増えるよね!
頑張って開発してもらおう!
それで街のみんなにもその料理を食べてもらうんだ!
「よろしくお願いします! これで、アイリーンの街のみんなも喜びます!」
「うん? 調理法はシズクちゃんが独占するんじゃないのかい?」
「私だけが独占してもしょうがないじゃないですか! 街のみんなにも食べてもらいますよ!」
「あんた、本当にいい子だね! とりあえずオーク肉を出しておくれ。すぐに厨房に持っていって研究させるよ」
「はい。どれくらいが必要ですか?」
「そうさね……まずは1ブロックの塊程度でいいよ」
「わかりました。今、出します」
私は《ストレージ》からオーク肉を取り出してエンディコットさんに手渡した。
エンディコットさんもそれを見て、納得したかのように頷いてくれたよ。
「おお、本当のオーク肉だ! 味見で少し焼いて食べさせてもらうがいいかい?」
「どうぞ。普通のオーク肉ならたくさんありますから」
「よし! シズクちゃんも早く席に座りな。すぐに料理を出させるよ。シズクちゃんは昼食代も宿泊料金に含んであげる!」
やったぁ!
これで少しだけお金が節約できる!
そのあと、おいしいウルフ肉のソテーを食べさせてもらい、調理法まで教えてもらえた。
これで、家に帰ったらメイナお姉ちゃんにも作ってもらえる!
私も作りたいけど、料理はまだ勉強中だからね。
……さて、面倒だけど食事も終わったしゴミ掃除に行きますか。
「エンディコットさん、ごちそうさま。オーク肉の研究、頑張ってください!」
「ああ! 必ず1週間以内に仕上げてあげるよ!」
仲間と一緒に宿を出たら、そのまま街門まで向かう。
ちょっと怯えられているけど仕方がないよね?
他の街の特使を侮辱した罪はあがなってもらわないと。
さて、そのまま少し歩いて街の側にある森の中へ。
わざと街から見えない方に歩いて行って……うん、いい感じにばらけてくれた。
私を取り囲んで逃げられないようにするつもりだね?
あと、離れているふたりは失敗したとき、街に増援を呼びに行く係か特使が殺人をしたと喧伝しに行く係か知らないけれど、逃がさないよ?
森の奥深くまでやってくるとようやく隠れていた女が姿を見せてくれた。
襲ってくるならさっさと襲ってきてよ、面倒くさい。
「下賤なステップワンダーごときが、よくも私に恥をかかせてくれたわね!」
「あなた、だれだっけ?」
「なっ!?」
「悪いけど敵の顔までいちいち覚えておくつもりはないの。それから、周りを取り囲んでいる連中もさっさと出てきたら? 面倒くさいことこの上ない」
私の言葉に反応して顔を覆面で隠した連中が、16人ほど出てきた。
うん、数もぴったりだ。
「私は……」
「お前が何者だろうと関係ないよ。全員が武器を構えて出てきたっていうことは敵でいいんだよね?」
「くっ……最期に泣いて許しを請えば両腕を切り落とす程度で済ませてあげようと思っていたのに」
「私は全員の首をはねたよ。もう面倒だから」
「は?」
「周りをよくみなよ。立っているのはもうあなたひとりだよ?」
そう、もう私は全員の首をはねてしまった。
面倒だし《俊足迅雷》と回転切りの要領で全員の首を《魔爪》の飛ぶ斬撃を使い切り落としてしまった。
首をはねられた方も気がついていなかっただろうね。
「え? あ?」
「そうそう、離れたところで様子を見ていたふたりとさらにその奥にいた3人。そいつらももう始末済みだから。残りはあなただけ。死ぬ覚悟はもうできているよね?」
「え、いや、その」
「じゃあね、ばいばい」
私は飛ぶ斬撃でこの女の首もはね飛ばした。
こいつら、気付かれていないと思っていたんだろうけど、殺気だけでバレバレだったし、《気配判別》にも引っかかっていたからいちいち区別する必要もなかったんだよね。
人前で殺すと面倒くさいことになりそうだったから場所を選んだだけで。
とりあえず、死骸は《ストレージ》に全部しまったし、このあとどう処理しよう?
『お疲れじゃ。キントキの方も死体の回収を終えたぞ』
「そっか。でも、この死骸どうしよう。その辺に捨てるのもまずいよね?」
『魔獣なりモンスターなりに食い荒らさせるのがベストじゃろう。これから行くキラーブルとフォーホーンブルも肉食のようじゃし、やつらをおびき寄せる餌にするか?』
「えぇ……ばっちぃ……」
『では、この森の奥にあるゴブリンの巣にでも捨ててくるか。あそこなら自然と処理されるだろう。かなりの数のゴブリンがいたしな』
「そっか。定期的に間引きされていないのかな?」
『どうじゃろうな? それなりに規模の大きな巣だったと思うが』
「女の人は捕まってなかった?」
『そちらは大丈夫だったぞ』
「じゃあ、気兼ねなく餌になってもらおう。キントキたちが合流したらポイしに行くよ」
『わかった。しかし、お主も敵には容赦しなくなったな』
「この街の人間、気持ち悪くて嫌い。ゴブリンよりも気持ち悪い」
『そうか。キントキたちも来たようじゃ。行くとするか』
「うん。みんな、飛んでいくから私の腕に乗って」
そのあと、私は予定通りゴブリンの巣へ行って真上から死骸をばらまいてきた。
ゴブリンたちも突然上から降ってきたものに驚いていたけど、それが餌だとわかったら早速食らいついていたね。
私を本気で殺そうとするからこうなるんだよ。
ご愁傷様。
と思って食堂にやってきたけど、本当に人が多い!?
「ああ、特使さんもう来たのかい?」
「はい。あ、あと私はシズクです。普段は名前でいいですよ」
「じゃあ、シズクちゃん。カウンター席しか空いてないけど大丈夫?」
「構いません。今日の昼食ってなんですか?」
「ああ、悪いねぇ。ウルフ肉のソテーしかないんだよ。この街じゃわたしらみたいな亜人種じゃ自力調達しか肉を手に入れられないからね。契約している冒険者からウルフ肉を買い取っているんだよ」
「やった! ウルフ肉だ!」
「うん? ウルフ肉で喜ぶなんて珍しいね?」
「だって食べやすくていいじゃないですか、ウルフ肉。焼いてもパサパサにならないし、ボリュームもありますし」
「まあ、そうなんだが……店としてたまにはウルフ肉以外も出したいのが本音でね」
ウルフ肉以外か。
私の不要在庫処分になっちゃうけど、あの肉を譲っちゃおう!
「エンディコットさん、オーク肉とかいりません?」
「オーク肉!?」
私の発言で食堂中の視線が集まってきたけど、そこまで大変なことを言ったかな?
「シズクちゃん、オーク肉なんて持っているのかい?」
「持っているというか、山のように余っています」
「山のようにって、なんでまた」
「私、ちょっと特殊な魔法を使えるんですよ。それで、アイリーンの街がオークの軍勢に襲われたとき、足場を確保するためにオークをその都度分解していたら消費できないほどたまっちゃって。ギルドでも〝そんな量、一度に買い取れません〟って言われているし、知り合いの精肉店でも〝オーク肉の需要は低いからなぁ〟って言われてあまり売れないんですよ。私も脂っこいお肉は苦手で家でも滅多に食べませんし、どうせならここで大盤振る舞いして帰ろうかなって」
「い、いや、嬉しいけれど、そんなに金があるかどうか」
「あ、無料でもいいですよ? 少しでも在庫が減ってくれるなら大助かりです」
「む、無料って。ん? アイリーンの街から来たステップワンダー? ひょっとして、シズクちゃんが〝ウルフ狩りのステップワンダー〟かい?」
「あ、その名前ってこっちでも知られているんですね」
「そりゃあね。Dランク冒険者まで上がったのにウルフ狩りしかしない変わり者だって聞いていたのに、先のアイリーン防衛戦ではオーク相手にBランク冒険者並みの大活躍。終いにゃ、オークジェネラルを2匹もぶっ倒して戦功第二位だっていうじゃないか。どこまで本当なんだい?」
「Bランク並みの活躍をしていたかはわかりませんが、オークジェネラルを2匹倒せたことは事実です。かなりぎりぎりで運がよかっただけですけれど」
「なるほど。そんな英雄様にとってはオーク肉なんて余り物か」
「余り物というかアイリーンの街全体で人気がないんですよ。アイリーンの街ってさっぱりした味付けのものを好む傾向があるので」
「わかった! オークの肉、あまり高値は出せないが買い取るよ! その代わり、シズクちゃんが滞在している1週間の間に〝さっぱりしたオーク肉料理〟を開発してみせる! これでどうだい!?」
うわぁ!
さっぱりしたオーク肉料理!
この先、オーク砦攻略作戦も控えているし、絶対オーク肉の在庫は増えるよね!
頑張って開発してもらおう!
それで街のみんなにもその料理を食べてもらうんだ!
「よろしくお願いします! これで、アイリーンの街のみんなも喜びます!」
「うん? 調理法はシズクちゃんが独占するんじゃないのかい?」
「私だけが独占してもしょうがないじゃないですか! 街のみんなにも食べてもらいますよ!」
「あんた、本当にいい子だね! とりあえずオーク肉を出しておくれ。すぐに厨房に持っていって研究させるよ」
「はい。どれくらいが必要ですか?」
「そうさね……まずは1ブロックの塊程度でいいよ」
「わかりました。今、出します」
私は《ストレージ》からオーク肉を取り出してエンディコットさんに手渡した。
エンディコットさんもそれを見て、納得したかのように頷いてくれたよ。
「おお、本当のオーク肉だ! 味見で少し焼いて食べさせてもらうがいいかい?」
「どうぞ。普通のオーク肉ならたくさんありますから」
「よし! シズクちゃんも早く席に座りな。すぐに料理を出させるよ。シズクちゃんは昼食代も宿泊料金に含んであげる!」
やったぁ!
これで少しだけお金が節約できる!
そのあと、おいしいウルフ肉のソテーを食べさせてもらい、調理法まで教えてもらえた。
これで、家に帰ったらメイナお姉ちゃんにも作ってもらえる!
私も作りたいけど、料理はまだ勉強中だからね。
……さて、面倒だけど食事も終わったしゴミ掃除に行きますか。
「エンディコットさん、ごちそうさま。オーク肉の研究、頑張ってください!」
「ああ! 必ず1週間以内に仕上げてあげるよ!」
仲間と一緒に宿を出たら、そのまま街門まで向かう。
ちょっと怯えられているけど仕方がないよね?
他の街の特使を侮辱した罪はあがなってもらわないと。
さて、そのまま少し歩いて街の側にある森の中へ。
わざと街から見えない方に歩いて行って……うん、いい感じにばらけてくれた。
私を取り囲んで逃げられないようにするつもりだね?
あと、離れているふたりは失敗したとき、街に増援を呼びに行く係か特使が殺人をしたと喧伝しに行く係か知らないけれど、逃がさないよ?
森の奥深くまでやってくるとようやく隠れていた女が姿を見せてくれた。
襲ってくるならさっさと襲ってきてよ、面倒くさい。
「下賤なステップワンダーごときが、よくも私に恥をかかせてくれたわね!」
「あなた、だれだっけ?」
「なっ!?」
「悪いけど敵の顔までいちいち覚えておくつもりはないの。それから、周りを取り囲んでいる連中もさっさと出てきたら? 面倒くさいことこの上ない」
私の言葉に反応して顔を覆面で隠した連中が、16人ほど出てきた。
うん、数もぴったりだ。
「私は……」
「お前が何者だろうと関係ないよ。全員が武器を構えて出てきたっていうことは敵でいいんだよね?」
「くっ……最期に泣いて許しを請えば両腕を切り落とす程度で済ませてあげようと思っていたのに」
「私は全員の首をはねたよ。もう面倒だから」
「は?」
「周りをよくみなよ。立っているのはもうあなたひとりだよ?」
そう、もう私は全員の首をはねてしまった。
面倒だし《俊足迅雷》と回転切りの要領で全員の首を《魔爪》の飛ぶ斬撃を使い切り落としてしまった。
首をはねられた方も気がついていなかっただろうね。
「え? あ?」
「そうそう、離れたところで様子を見ていたふたりとさらにその奥にいた3人。そいつらももう始末済みだから。残りはあなただけ。死ぬ覚悟はもうできているよね?」
「え、いや、その」
「じゃあね、ばいばい」
私は飛ぶ斬撃でこの女の首もはね飛ばした。
こいつら、気付かれていないと思っていたんだろうけど、殺気だけでバレバレだったし、《気配判別》にも引っかかっていたからいちいち区別する必要もなかったんだよね。
人前で殺すと面倒くさいことになりそうだったから場所を選んだだけで。
とりあえず、死骸は《ストレージ》に全部しまったし、このあとどう処理しよう?
『お疲れじゃ。キントキの方も死体の回収を終えたぞ』
「そっか。でも、この死骸どうしよう。その辺に捨てるのもまずいよね?」
『魔獣なりモンスターなりに食い荒らさせるのがベストじゃろう。これから行くキラーブルとフォーホーンブルも肉食のようじゃし、やつらをおびき寄せる餌にするか?』
「えぇ……ばっちぃ……」
『では、この森の奥にあるゴブリンの巣にでも捨ててくるか。あそこなら自然と処理されるだろう。かなりの数のゴブリンがいたしな』
「そっか。定期的に間引きされていないのかな?」
『どうじゃろうな? それなりに規模の大きな巣だったと思うが』
「女の人は捕まってなかった?」
『そちらは大丈夫だったぞ』
「じゃあ、気兼ねなく餌になってもらおう。キントキたちが合流したらポイしに行くよ」
『わかった。しかし、お主も敵には容赦しなくなったな』
「この街の人間、気持ち悪くて嫌い。ゴブリンよりも気持ち悪い」
『そうか。キントキたちも来たようじゃ。行くとするか』
「うん。みんな、飛んでいくから私の腕に乗って」
そのあと、私は予定通りゴブリンの巣へ行って真上から死骸をばらまいてきた。
ゴブリンたちも突然上から降ってきたものに驚いていたけど、それが餌だとわかったら早速食らいついていたね。
私を本気で殺そうとするからこうなるんだよ。
ご愁傷様。
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