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第3部 アウラ領、開発中 第1章 アウラ邸の食糧事情
48. 研究者エドアルド
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3人娘のことはフェデラーに丸投げした。
クスイに紹介状を書いてそれを持っていってもらうらしい。
帰り道はヘファイストスが乗せていってくれるから、少なくとも身分証明にはなるだろう。
ヘファイストス、よろしくね。
「さて、女の子たちもヘファイストスに乗っていったし、あたしたちも本来の目的を果たしましょうか」
「そういたしましょう。農業研究所の先生に会うのでしたな。名前は確か……」
「エドアルドだよ、フェデラー。まずは農業研究所に向かおう」
あたしたちは魔導車にまた乗り込み、農業研究所という場所を目指す。
場所は街外れの方らしいから、ちょっと離れているかな?
やがて農業研究所が見えてきたけど、結構大きな建物かな。
「あれが農業研究所だね」
「そのようですな。さすがは農業都市、立派な建物でございます」
「あたいも驚いたよ。さて、そのエドアルドって学者先生には会えるのかねぇ」
駐車場で車を降りて受付で面会申し込みをしたんだけど断られてしまった。
あたしが名誉伯爵のエンブレムを出しても一緒だから意地でもあわせてはくれないらしい。
理由を聞いても教えてくれないし、ケチ。
会えなかったので仕方がないから魔導車に戻り、フェデラーとシーナさんと今後の話し合いだ。
「どうしよう。会えなかったわけだけど」
「そうですな。それにしてもここまで頑なに会わせないとは」
「研究内容を明かしたくないっていうのもあるんだろうけどねぇ。それにしても、ここまで頑固だとはなにかあるのか」
「わからないけど……自宅の場所も聞いているし、行ってみる?」
「そうですな。そうしてみましょう」
「いれば儲けものだね」
次の行動基準が決まったので研究者先生の自宅へと向かう。
いるといいんだけどなぁ。
エドアルドという研究者の家に着いたんだけど、なんというかこぢんまりとしている。
小さな家に畑が広がっているのはシーナさんの家に似ているかも。
「いい感じの家だねぇ。エドアルドって先生も期待が持てるかもよ」
シーナさんもこの家は気になっているみたい。
ともかく家にいってみようか。
フェデラーが家のドアをノックして声をかけてみた。
「失礼いたします。エドアルド様はご在宅ですか?」
声をかけたけど反応はない。
念のためもう一度声をかけてみたんだけど応答はなかった。
やっぱり留守なのかな?
そう考えて帰ろうとすると、家の裏にある畑からひとりの男性エルフがやってきた。
「うん? あんたら俺になにか用か?」
「失礼。あなたがエドアルド様ですかな?」
「ああ。俺がエドアルドだ。あんたらは?」
「私はフェデラー。こちらにおられるアウラ名誉伯爵の従者でございます」
「アウラ名誉伯爵? 確かミラーシア湖を譲り受けた伯爵様だったな。そんなお貴族様がなんの用だ?」
あら、あたしのことも知っていたんだ。
じゃあ、話は早いかも。
「初めまして、エドアルドさん。あたしがアウラよ。単刀直入に用件を言うけれど、あなたのことを雇いたいの。仕事はおいしいお野菜の研究。賃金はフェデラーと相談。どう?」
「ふむ。野菜の研究か。それは俺のやり方でやってもいいのか?」
「構わないわよ。こっちのシーナさんも好きなように新しい野菜の研究をしているもの」
「なるほど……条件面を詳しく聞こう」
あら、意外と乗り気。
家にいることもそうだし、ちょっと話を聞いてみましょう。
家の中に案内されるとリビングにもたくさんの研究資料が置いてあった。
本当に研究熱心な人なんだ。
「すまないな、座る場所も狭くってよ」
「気にしないで。でも、これだけの研究をひとりでしているの?」
「ああ、しているな。もう何年も家でだけ研究をしている」
「研究所の職員でしょ? なんで?」
「研究所の椅子なんてもうずっと座ってないよ。行ったってなんの仕事もない。どうせ、なにもできないなら家で研究した方が楽だろう?」
なるほど、干されているって話は本当だったわけ。
これなら引き抜きも楽そう。
「それで、どんな仕事をしてほしいんだ?」
「さっきも言ったけどお野菜の研究よ。やり方は任せるわ。基本的にミラーシア湖の守護者である水龍が手を貸してくれているから野菜も数日で採れるわよ」
「野菜が数日で採れる? 植物魔法でも使っているのか?」
「違うみたいよ。自然な育ち方を数日に圧縮しているみたい」
「そいつはすごい。その水龍っていうのは何者だ?」
「霊獣って言うのは聞いたけど……それ以上は知らないわ。気にならないし、気にしても仕方がないし」
「そいつもそうか。それで、本当に好きなように研究していいのか?」
「構わないわよ。シーナさんも好きなようにやっているもの」
「……本当か?」
エドアルドさんも疑り深いね。
シーナさんも乗り気で答えてくれるけど。
「そうだね。あたいも好きなようにやらせてもらっているよ。普通に花同士の受粉で品種改良も許してもらえているし、それでうまい野菜もできている。あたいはシェフも兼ねているけど、野菜研究も本当に楽しいさ」
「ほう。俺と同じ方法の品種改良法か。本当に雇ってもらえるならありがたいな」
「雇うって言っているじゃない。条件は相談だけど」
「よし、研究所に未練はないし雇ってもらおう。フェデラーって言ったか。条件について話をしようや」
「かしこまりました。条件についてですが……」
よし、フェデラーとの話し合いまで持ち込めた。
これで雇うこともできそう。
新しい研究員もゲットだね!
クスイに紹介状を書いてそれを持っていってもらうらしい。
帰り道はヘファイストスが乗せていってくれるから、少なくとも身分証明にはなるだろう。
ヘファイストス、よろしくね。
「さて、女の子たちもヘファイストスに乗っていったし、あたしたちも本来の目的を果たしましょうか」
「そういたしましょう。農業研究所の先生に会うのでしたな。名前は確か……」
「エドアルドだよ、フェデラー。まずは農業研究所に向かおう」
あたしたちは魔導車にまた乗り込み、農業研究所という場所を目指す。
場所は街外れの方らしいから、ちょっと離れているかな?
やがて農業研究所が見えてきたけど、結構大きな建物かな。
「あれが農業研究所だね」
「そのようですな。さすがは農業都市、立派な建物でございます」
「あたいも驚いたよ。さて、そのエドアルドって学者先生には会えるのかねぇ」
駐車場で車を降りて受付で面会申し込みをしたんだけど断られてしまった。
あたしが名誉伯爵のエンブレムを出しても一緒だから意地でもあわせてはくれないらしい。
理由を聞いても教えてくれないし、ケチ。
会えなかったので仕方がないから魔導車に戻り、フェデラーとシーナさんと今後の話し合いだ。
「どうしよう。会えなかったわけだけど」
「そうですな。それにしてもここまで頑なに会わせないとは」
「研究内容を明かしたくないっていうのもあるんだろうけどねぇ。それにしても、ここまで頑固だとはなにかあるのか」
「わからないけど……自宅の場所も聞いているし、行ってみる?」
「そうですな。そうしてみましょう」
「いれば儲けものだね」
次の行動基準が決まったので研究者先生の自宅へと向かう。
いるといいんだけどなぁ。
エドアルドという研究者の家に着いたんだけど、なんというかこぢんまりとしている。
小さな家に畑が広がっているのはシーナさんの家に似ているかも。
「いい感じの家だねぇ。エドアルドって先生も期待が持てるかもよ」
シーナさんもこの家は気になっているみたい。
ともかく家にいってみようか。
フェデラーが家のドアをノックして声をかけてみた。
「失礼いたします。エドアルド様はご在宅ですか?」
声をかけたけど反応はない。
念のためもう一度声をかけてみたんだけど応答はなかった。
やっぱり留守なのかな?
そう考えて帰ろうとすると、家の裏にある畑からひとりの男性エルフがやってきた。
「うん? あんたら俺になにか用か?」
「失礼。あなたがエドアルド様ですかな?」
「ああ。俺がエドアルドだ。あんたらは?」
「私はフェデラー。こちらにおられるアウラ名誉伯爵の従者でございます」
「アウラ名誉伯爵? 確かミラーシア湖を譲り受けた伯爵様だったな。そんなお貴族様がなんの用だ?」
あら、あたしのことも知っていたんだ。
じゃあ、話は早いかも。
「初めまして、エドアルドさん。あたしがアウラよ。単刀直入に用件を言うけれど、あなたのことを雇いたいの。仕事はおいしいお野菜の研究。賃金はフェデラーと相談。どう?」
「ふむ。野菜の研究か。それは俺のやり方でやってもいいのか?」
「構わないわよ。こっちのシーナさんも好きなように新しい野菜の研究をしているもの」
「なるほど……条件面を詳しく聞こう」
あら、意外と乗り気。
家にいることもそうだし、ちょっと話を聞いてみましょう。
家の中に案内されるとリビングにもたくさんの研究資料が置いてあった。
本当に研究熱心な人なんだ。
「すまないな、座る場所も狭くってよ」
「気にしないで。でも、これだけの研究をひとりでしているの?」
「ああ、しているな。もう何年も家でだけ研究をしている」
「研究所の職員でしょ? なんで?」
「研究所の椅子なんてもうずっと座ってないよ。行ったってなんの仕事もない。どうせ、なにもできないなら家で研究した方が楽だろう?」
なるほど、干されているって話は本当だったわけ。
これなら引き抜きも楽そう。
「それで、どんな仕事をしてほしいんだ?」
「さっきも言ったけどお野菜の研究よ。やり方は任せるわ。基本的にミラーシア湖の守護者である水龍が手を貸してくれているから野菜も数日で採れるわよ」
「野菜が数日で採れる? 植物魔法でも使っているのか?」
「違うみたいよ。自然な育ち方を数日に圧縮しているみたい」
「そいつはすごい。その水龍っていうのは何者だ?」
「霊獣って言うのは聞いたけど……それ以上は知らないわ。気にならないし、気にしても仕方がないし」
「そいつもそうか。それで、本当に好きなように研究していいのか?」
「構わないわよ。シーナさんも好きなようにやっているもの」
「……本当か?」
エドアルドさんも疑り深いね。
シーナさんも乗り気で答えてくれるけど。
「そうだね。あたいも好きなようにやらせてもらっているよ。普通に花同士の受粉で品種改良も許してもらえているし、それでうまい野菜もできている。あたいはシェフも兼ねているけど、野菜研究も本当に楽しいさ」
「ほう。俺と同じ方法の品種改良法か。本当に雇ってもらえるならありがたいな」
「雇うって言っているじゃない。条件は相談だけど」
「よし、研究所に未練はないし雇ってもらおう。フェデラーって言ったか。条件について話をしようや」
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よし、フェデラーとの話し合いまで持ち込めた。
これで雇うこともできそう。
新しい研究員もゲットだね!
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