異世界に無一文投下!?鑑定士ナギの至福拠点作り

花垣 雷

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出会い

今後の方針

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シロの加入による変化

シロが真の姿を取り戻したことで、拠点の機能はさらに跳ね上がりました。

シロの能力: 言葉による助言、および魔力探知。今後彼は傭兵団の「真の狙い」や「隠されたアジト」を知る重要な協力者となります。

あなたの状態: 魔力を大量に吸い取られたため、一時的に【等価交換】の出力が制限されていますが、シロとの「パス」が繋がったことで、魔力の回復速度が以前の数倍に高まっています。

シロの加入により、拠点の空気は一変しました。神話の存在がリビングに座っているという非日常に、エリスもリリもようやく慣れ始めた頃、あなたはシロを囲んで今後の方針を固めることにしました。

その1、銀狼傭兵団の『真の狙い』

「シロ、教えてくれ。なぜ彼らは君をあそこまで執拗に追っていたんだ?」

あなたの問いに、シロは銀色の目を細め、静かに語り始めました。

「奴らの狙いは、私の肉体そのものではない。私の体内に宿っていた『大地の鍵』だ。この地の底には、かつての文明が遺した膨大な魔力貯蔵庫が眠っている。銀狼傭兵団はそれを開くことで、一国を滅ぼすほどの軍事力を得ようとしているのだ」

エリスが拳を握りしめます。

「…あいつら、ただの金稼ぎじゃなくて、戦争を仕掛けるつもりなのね」

「主よ、そしてエリス。奴らは私の封印を解く術を失ったが、代わりに『鑑定士(ナギ)』という新たな鍵に目を向けるだろう。奴らの本拠地はここから北、黒い霧の森の奥にある」

その2、聖騎士団への徹底した偽装

「次は聖騎士団への対策だ。シロ、君が見つかったら次は軍隊が来る」

あなたはシロの助言を仰ぎながら、拠点の防御をさらに一段階引き上げました。シロが持つ「幻惑の加護」と、ナギの「空間歪曲」を等価交換で融合させます。

「主よ、私の魔力を経路(パス)として使いなさい。この家の周囲に『認識阻害』の膜を張るのだ」

これまでは「隠していた」だけでしたが、今や拠点は「そこに存在することさえ忘れさせる」聖域へと進化しました。聖騎士が家の前を通っても、彼らは「あれ、ここに何かあったか?」と首を傾げて通り過ぎるようになります。

そんな中、シロはあなたの紋章を見て、意外なことを口にしました。

「主よ……その力があれば、物を『次元の隙間』に置くことなど造作もないはずだが、まだ使っておらぬのか?」

シロはあなたに、魔力を物質ではなく「無の空間」に干渉させるコツを教えました。現代の「クラウドストレージ」の概念をイメージしたあなたは、あっさりとそれを体得します。

新たなる力:『空間収納(インベントリ)』

「で…できた!これ、重さも感じないし、鮮度も落ちないみたいだ」

「何それ!? ナギ、それがあればもう重い荷物を持って旅しなくていいじゃない!」

エリスが目を輝かせます。さて、いよいよ本格的な戦いに備え、あなたは…。
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