宇宙の騎士の物語

荻原早稀

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第三章 決闘の季節

5. 評判

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「バイダルだと? あいつが来ているなんて聞いてないぞ」
 三次元の画面に大写しになった無精ひげ面の男を見て、サイドが驚いている。
「フェイレイ・ルース騎士団に入ったという話はちらちら聞いていましたが、本当だったんですね」
 一緒に酒をなめながら見ていたオスカルも驚いた。
「本加入なのか、バイトなのか怪しいがなあ」
「ご存知なのですか?」
 と聞いてきたのは、彼らの従兵役を買って出ている若い兵士だ。
「知っているも何も」
 オスカルは精悍な頬をなでながら、画面から目が離せないままに答える。
「裏騎士の世界じゃ有名人だ。俺でも知っているくらいにな」
 オスカル・マカロフ少佐は傭兵になって日が浅く、「裏騎士」の社会に通じているわけでもない。それでもバイダルの名前は知っていたし、その履歴も多少は把握している。
「フェイレイ・ルースのような由緒正しい騎士団に入れるほど、お行儀の良い男ではないと思っていたが……」
「まあ、行儀が良いようには見えませんね」
 従兵がうなずいていると、サイドが笑い出した。
「裏騎士なんぞというものが行儀良い訳はないが、あいつはとにかく行動がめちゃくちゃだったからな」
「大佐は彼と会ったことがおありですか」
 オスカルが聞くと、サイドがうなずきながら右こめかみから頬にかけて伸びる傷跡を指でなぞった。追憶するときの、彼の癖だ。
「一緒に戦ったことがある。お互い、裏騎士になったばかりのとんがっていた時期の話だがな」
 裏騎士、というのは、基力持ちの異能者でありながら、正規の軍や傭兵団に入ることなく、裏社会に生きる者たちのことだ。大戦乱が起きている時代ならともかく、小規模な戦争が宇宙のあちこちで起きている「平時」では、珍しくもない。
「基力がでかすぎて制御もできないくせにばかすか撃ちやがるから、往生したもんだ」
「やり合ったことがおありですか」
「訓練と称した果たし合いを何度か、な。大抵、お互いバカだったから勝負がつく前に共倒れだったが……」
 別画面で戦いが中継されているカノン・ドゥ・メルシエの姿を目にして、そういうサイドの顔が引き締まった。
「……『紅の女王』、思った以上に出来るようになっているな」
 サイドの視線を追わずとも、オスカルは彼が何をいっているのかすぐに察した。
「皇太子時代とは見違えるようだ」
 そうつぶやいたオスカルの言葉を聞いて画面を見直した従兵だが、よくわからない。
 もとメディア帝国皇太子カノンの戦いは、バイダルという戦士の戦いに比べて地味なことこの上無い。小銃の非殺傷弾と模擬銃剣で戦うカノンは、基力を外部に向けて放つような派手な攻撃は見せず、その速度と効率的な動きとで兵士を圧倒し、倒していっているように見える。
「体の使い方が段違いに良くなった」
「基力もよく絞れているようですな。以前はあそこまではうまく操れている印象がなかったが」
「お二人とも、ドゥ・メルシエまでご存知なのですか?」
「ご存知というほどのことでもないが……なにしろ話題になったからな。およそ騎士と呼ばれる連中で、あの小娘に興味を持たなかった奴はいないだろうさ」
 サイドが答えると、オスカルが続ける。
「専門の分析チームが世界各国に出来ていたくらいだから、少なくとも基力持ちの軍人があの少女を知らんでは済まされなかったな」
「そんなに、ですか」
 まだ若い従兵は、カノン・ドゥ・メルシエという存在のこともよくわかっていないらしい。同い年くらいのはずなのだが。
 もともと面倒見がよく教え好きなオスカルは、彼に基礎知識を与える必要を感じたらしい。画面からは目を離さずに話し始めた。
「メディア帝国の皇帝というのは特殊な生き物でな。制度上、権力はほとんど持たないんだが、歴史的に個人としての強さが求められる。帝国を統べる者は強くあれとか何とかいってな」
 従兵はうなずく。その辺はなんとなく聞いたことがある。
「皇位継承権は、基力を一定以上持った異能人で、爵位持ちの貴族子弟が持っている。継承の優先順位もあるが、それは皇帝に何かが起きた時のための保険というだけで、基本的に候補者たちは全員同じスタートラインに立つ。年齢制限もあったような気はするが、よく覚えていない」
「皇太子冊立の上限が五〇歳じゃなかったかな」
 サイドも聞いていて、フォローしてきた。
「ありがとうございます。で、その候補者たちがよーいドンで皇位継承のための決闘をするわけだ。カノン・ドゥ・メルシエは、その戦いを勝ち抜いて一度は皇太子に正式に冊立された傑物だ」
「あれ、でも、メディア皇帝の長女ですよね? 勝ち上がって長女になったってことですか? 血縁じゃなくて」
「いや、皇帝の長女で間違いない。プリンセスでありながら、実力で皇太子の座を勝ち取ったんだ。メディア貴族ってのは武を尊ぶからやたらに強いやつが多いのにな」
「しかもそれが一五の時だってんだからな」
「衝撃的でしたな」
 そう、衝撃的だった。
 あの美貌は当時から鮮烈で、候補者たちの中でも群を抜いていた。そういう美形は早々に退場してしまうだろうという世間の予測を覆し、皇女は次々に強豪を打ち倒し、ついに実力で皇太子の座を掴み取ってしまった。
「まだ七年しかたってないが、お前は知らんか。あの時のメディア帝国内の騒ぎは凄かったぞ」
「なんとなく、ニュースは見た気がしますが……うちの国はメディア帝国と全然関わりがないので」
「そんなものか。まあとにかく、カノン人気は凄かった。血統も良いからな」
 貴族制が残っている国では、当然ながら血統がありがたがられる。カノンという少女は、単に皇帝の第一子というだけではなく、宇宙中の貴い血統を集めたような血の希少性があった。
「メディア皇帝の長女で、その皇帝もここ三百年で一番血統が良いなんていわれていたが、生母の皇后がこれまた『大崩壊』前から続く大公家のお姫様と来ているから、両親とも高血統のスーパーお姫様なわけだ」
「血筋だけでいったら、あのお姫様に勝てるやつぁ『上帝』くらいのもんだな」
 とサイドがいうと、従兵は目を丸くした。
「上帝って、あの上帝ですよね」
「ほかにいるかよ」
 サイドが笑う。
 上帝とは、現代に生きる伝説、生ける神、「大崩壊」を戦い抜き人類を守り導いた尊き存在、である。少なくとも、一般的には。
「上帝は、まあ、別格としてだ、あれだけ凄い血が集まった貴族なんかほぼ存在しない。そんなお姫様が実力で皇位をつかみ取ったもんだから、帝国やらその従属国やらが、まあ騒ぐ騒ぐ」
 べつに血統主義者でも宮廷好きでもないサイドは、馬鹿にしたように笑っている。
「一方で俺たちみたいな連中は、そのお姫様の実力を色々と研究したわけだ。熟練兵みたいな実力まではなくとも、武張った貴族共との戦いを勝ち抜く程度には強いんだ、なにか秘密があるんじゃないかってな」
「騎士連中にも熱狂的なファンがいてな」
 と、オスカルが言葉を継ぐ。
「あらゆるルートから各種データを取り寄せて偏執的に研究した奴が山ほど出た。その研究結果を訳も分かってない皇室好きの素人が大枚はたいて買う騒ぎまで起きた。アイドルだな、あれは」
 はあ、と従兵が息を漏らしている。
「その当時でも、確かにあの皇女はずば抜けた力の持ち主だった。とにかく基力の規模が段違いで、その扱いも思春期の小娘とは到底思えないレベルにあった」
「凄かったぜ。さっきバイダルとのバカ騒ぎの話をしたが、あの時点であのレベルを超えていやがったからな。腹立たしいことに」
「そんなに凄かったんですか……今は、それよりも凄いってことですか?」
 若い従兵の問いに、オスカルはうなずいた。
「もちろん、相手が弱すぎるから基力の底は見えんよ。だが、基力の微細な制御や加工は見て取れる。明らかに実力が二段も三段も上がっている。玄人受けするぜ、ありゃ」
 彼ら自身が高い実力のある基力持ちだからこそ、わかる。バイダルのような派手な戦い方ではない、極めて地味な戦い方ではあるが、カノン・ドゥ・メルシエはひどく地味に見えるほどにスムーズかつ無駄なく多対一の戦闘を行える、高い技量を身に付けたということが。
「バイダルと比べてどうなんですか?」
「比較対象にするにはバイダルの攻撃が雑過ぎてな……」
 とオスカルが答え、サイドが笑い出す。
「本気出してゾーンに入っているあいつはめちゃくちゃ繊細な制御をしてくるぞ。たったの一度しか見たことないけどな」
「噂には色々聞きますが、どれが本当かわかりませんでね」
「たいがい嘘か誇張だな」
「とはおっしゃいますが、デビュー当時の話とはいえ大佐とタメを張るというのは尋常ではないのでは?」
「強いのは強いさ。ただ気分屋でムラがありすぎる。乗ってるときは恐ろしく強いんだけどなあ」
「そんなに有名なんですか? バイダルという騎士は」
 と従兵がたずねたのは、二人の反応がカノンより盛り上がっているからだろう。
 サイドはこめかみから伸びる傷に触れながら応える。
「有名だなあ。『上帝団殺しのバイダル』といやあ、裏騎士界のビッグネームだ」


 カノンの知名度はコロニー国家ネオリュディア内でも抜群で、初めて戦場に姿を現した彼女の活躍は人々の注目を浴びたが、戦い方がいわゆる「玄人受け」するものであるがゆえに熱狂とまではいかない。
 バイダルの方がセンセーショナルだった。
「上帝団殺しのバイダル」
 という名も、盛んに語られた。
「上帝」の存在は知っていても、常備軍は自衛用の小艦隊のみという軍事にあまり熱心ではない国なので、「上帝団殺し」だの傭兵稼業の武勇伝だのとはあまり縁がなく、当然ながらバイダルの存在はまったく知られていなかった。
 が、ド派手な技を撃ち、小隊規模の敵を一太刀で壊滅させてしまった雄姿に加え、ルックスの良さが人気に火をつけた。
 無精ひげ面のだらけた男も、動いていれば様になる。多少なりとも真面目な顔をしていれば、元々の作りはいいのだから、華のある美丈夫として見られないことはないのだ。
「そもそも『上帝団殺し』ってどういうことだ」
 という話題がニュースメディアなどで取り上げられ、いくつもの解説がなされた。
「上帝とは」
 とまでは、わざわざ解説してくれない。あまりにも周知の存在だから。
 宇宙中の文明を断絶し分断した「大崩壊」がもたらす大破壊が人類を絶滅させる寸前、ぎりぎりのところで救い上げた神々。
 その戦力の一翼を担い、唯一現代にまで生き続ける神話的存在が「上帝」である。
 神々という表現を本気にする人間はさすがに少数派になってきた昨今だが、その超越者としての力が言語を絶すること、二千年以上前の「大崩壊」からその存在が生き続けている事実、それらを見れば確かに、神、としか形容のしようがない。
 その上帝は、大国「エサルハド帝国」を作ったものの、その統治は行わずに一種超然とした存在として宇宙を旅している。
 神出鬼没の「上帝城」と呼ばれる巨船を中心とした船団を組み、「上帝団」と呼ばれる精鋭騎士をそばに置き、そのほとんどの時間を冬眠状態で過ごしているという。
 ここまでは、その辺の子供を捕まえても聞き出せる常識だ。
 バイダルの呼称「上帝団殺し」は、この上帝に付き従う宇宙に冠たる精鋭騎士団「上帝団」の騎士、つまり基力持ちの士官級を討ち取ったことから名付けられた。
 普通、上帝団はあちこちに姿を現すものではない。上帝を護ることが仕事なのだから、上帝城から離れることが少ない。
 そして、宇宙中から集まる最精鋭の中から選抜されて組織され、年中訓練され鍛え上げられているこの集団は、宇宙最強騎士団の栄誉をほしいままにもしていた。
 その成員を討つ、というのは並大抵のことではなく、バイダルはかつて決闘で相次いで二人の上帝団所属騎士を屠ったことで、その名を轟かせた。
「今回の技などは、彼にとってはごくごく初歩的な、いってみれば児戯に等しい」
 と評した軍事評論家がいた。
 プラズマを発生させ、帯状に飛ばして爆発させるような技は、ごく一部の高位騎士しか使えないとはいえ、たとえば上帝団の騎士たちにとってはまさしく児戯だった。
「あの程度の技を使えたところで、上帝団では入団資格を得るレベルにすら達しませんから」
 とその軍事評論家が語ったことは、間違っていない。
 それだけ、上帝団という組織の個々の実力は超絶している。
 それを倒した実績を持つというのだから、バイダルという無精者の力は、底知れない。
「『紅の女帝』カノン・ドゥ・メルシエと『上帝団殺し』バイダル、この二人を出してきたフェイレイ・ルース騎士団は、かなりの実力です。サルディス党陣営は、かなり有利であるといってよいのではないでしょうか」
 次に控えた戦い、サルディス党対エフェソス党の五対五での手合いが近付く中で、そのような意見も出ている。


 当事者のカノンはというと、「雷帝」「ミコライの獅子」の実力を高く買っているらしく、かつ気分屋のバイダルに信用を置いていないこともあって、眉間に浮かんだ微細なしわが徐々に深くなっていく数日を過ごしていた。
「『雷帝」の噂は聞きますが、正確にどれほど強いのでしょうか」
 と、サルディス党側の兵営に設けたフェイレイ・ルース騎士団の士官用ラウンジ……という名の、はげた芝生の上に立てた屋根に幔幕を下ろしただけのテント、の中で雑談をかわす数名の男女の中で、最年少から二番目の女性が挙手して発言した。
「イヴリーヌの死天使」エステルだ。
「それは難しい質問だな」
 それに応じたのはビューレン少佐で、彼は五対五の決闘に参加が確定している。
「恐ろしく強いとは聞くが、裏騎士の常で手の内を見せるような戦い方をしないから、戦歴を当たってみても大した情報は取れないんだ」
「まだ国家騎士団にいた『ミコライの獅子』の方がわかりやすいですよ」
 クリシュナがいう。彼女は下士官時代に様々な傭兵団と行動をともにしたおかげで顔が広く、有名な傭兵や裏騎士の情報は大概知っている。
 体のすべての道具が大ぶり、といわれる「オセールの薔薇騎士」ベルンハルト・ビューレンは、クリシュナの言葉にうなずいた。
「そうだな。オスカル・マカロフは正統派の戦士だ。派手さはないが、技量は並大抵ではない」
「強いですよ。もともと所属していた軍ではトップエースでしたから」
「ゴーシュは一緒に戦った経験があったのだったな?」
「一緒といっても、災害救助の派遣部隊で同じ地域にいただけです。会ったことはありません。でも、ある程度の情報は得られました」
「サイド・セラールと行動をともにして、更に強くなっているだろうしな。難敵だ」
 聞いていたエステルが、赤い瞳を細めてため息をつく。ビューレンが続ける。
「噂でしか無いが、その『ミコライの獅子』が、手も足も出ないそうだ。『雷帝』というのはちょっと想像できんほどの腕のようだ」
「出場順がお互いわからない以上、誰が誰と当たるか予測は不可能ですが……この二人からの勝ちは計算に入れないほうがいいでしょうね。少佐に当たらないよう、お祈りしておきますよ」
「他人事だなゴーシュ」
「他人事ですから」
 自分が五対五に選抜されるような力の持ち主でないことを知っているクリシュナは、しれっと答える。
 そのクリシュナの言葉に、黙って聞いていたカノンがぼそりとつぶやいた。
「そなたは出よ」
「……は?」
 クリシュナが凍りつく。
 美の化身が宿っているような美しい肢体を戦闘服に包み、優雅に足を組んで安っぽい折りたたみ椅子に座っていたカノンは、冷たい瞳で繰り返す。
「そなたは出よ。他に人がおらぬ」
「い、いや、あの、まことに無礼千万ではありますが、閣下、小官よりよほど強い騎士が他にいくらでも……」
「おらぬゆえ申しておる。凡百の兵相手ならばともかく、歴戦の傭兵裏騎士を相手取るに充分な騎士など、妾と、バイダルと、ビューレンと、ドゥ・プレジール、それにそなたしかおるまい」
 突然降って湧いた出場話にクリシュナがテンパる。
 どこに行っても、何かしらに巻き込まれる体質でも持っているらしい。
「し、しかし、訓練で決勝にも残れない有様でして……」
「無制限勝負ではなかったのであろう? そなたの「目」と超速処理の能力、存分に活かせば妾とて苦戦するであろうよ」
「む、無茶をおっしゃいますね……」
 どうしてこうなった……!
 またしても定番の絶叫がクリシュナの脳裏にのみ響き渡る。
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