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第4章:異界文書
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私はヴォルフガングさんを見上げて告げる。
「どうするんですか? こんな大規模な異常気象を起こす魔導書を、本当に学院で保管できるんですか?」
ヴォルフガングさんが楽しそうに微笑んだ。
「まぁ、なんとかなるだろう。
私は少し陛下と話をしてくるから、ヴィルマはここに残って『異界文書』を観察しておくといい。
写本ができるかどうか、今から確認してみてもいいよ」
「ええ?! 封印したばかりの本ですよ?!」
「ハハハ! 大丈夫、本を開く程度なら、封印は解けないさ」
そう言い残し、ヴォルフガングさんは王様と一緒に部屋を出て行ってしまった。
うーん、取り残されちゃったぞ。どうするんだ、私。
近くの魔導士風の人が、おずおずと私に尋ねてくる。
「なぁ君、本当にあの本からは、魔力が漏れていたのか?」
「――え? そうですね。あれは魔力でしたよ。
ものすごい異質でしたから、この世の力だとは思えませんでしたけど」
「そうか……我々には、あれを魔力だと認識することが出来なかった。
異様な力が漏れているのはわかったんだが……」
あー、まぁしょうがないかな。私も最初は魔力だと思えなかったし。
「皆さんは魔導士なんですか? ここで何をしてたんです?」
「我々は宮廷魔導士だよ。陛下から『対処をせよ』と命じられたんだが、そもそも何をどうしたらあれを抑えられるのか、見当もつかなかった」
別の魔導士が私に告げる。
「我々の封印結界は、ことごとく意味をなさなかった。
ヴォルフガング様は、どうやってこの魔導書を封印したんだ?」
私はきょとんとして魔導士の顔を見つめた。
「……ヴォルフガングさんの封印結界、見えましたよね?
あれは幾重にも折り重なった封印結界の塊ですよ。
全十八層からなる、各種の封印結界を束ねたもの。
その上で対消滅魔術を使って、結界内部で魔導書の魔力を相殺してるんです。
あれで封印できない魔導書は、たぶん無いんじゃないですか?」
唖然とした魔導士が、私に応える。
「君は、ヴォルフガング様の術式を読み取ったのか?!」
「ええまぁ……目の前で使われる術式ぐらい、見ればわかりますよね?」
魔導士は私に応えず、言葉もなく立ち尽くしていた。
……え? 宮廷魔導士って、魔導士のエリートだよね?
見ればわかることで、なんで驚いてるの?
私は小首を傾げながら、魔導士の顔を見つめていた。
****
別室で二人きりになった国王とヴォルフガングが、同時にため息をついた。
国王が告げる。
「グリュンフェルト王国め、厄介の種を持ち込みおって」
「ハハハ、仕方ないさ。ヴィルマの素性を探るためだ。
彼らはどうやってあの魔導書を取り扱っていたんだろうね」
「奴らが魔導書を持ち込んだ時、特に何かをしている様子はなかった。
あの国で異常気象が起こったという話も聞かん。
なぜあの魔導書が、我が国で突然あのような力を振るったのか」
ヴォルフガングが顎に手を当てて考えだした。
「ふむ……この土地と相性が悪いのかもしれないね。
そしてグリュンフェルト王国では、相性が良かったのだろう。
――それより、ヴィルマの素性に付いて、何かわかったのかい?」
国王が頷き、応える。
「グリュンフェルト王国が百年前に滅ぼしたエテルナ王国。
その王族は、代々特異な体質を持っていたらしい。
そして国が滅んだ時、王族の末弟は逃げ延びた、という話までは確認できた」
ヴォルフガングの目が光り、鋭く告げる。
「その特異な体質とは?」
「特別な記憶力があった、という話だけが伝わっている」
ヴォルフガングが腕を組み、顎に手を当てながら考えこんだ。
「百年前――ヴィルマの家系が、王都に移住した時期と一致する。
そして行方が知れなくなった、特別な記憶力を持つ王族。
エテルナ王国ならば、徒歩の旅で我が国にやってこれる距離だ。
おそらく彼女の曽祖父あたりが、その末弟だった可能性が高いか」
ヴィルマの祖父はヴォルフガングより年上、六十を数える。
四代前、曽祖父が亡国であるエテルナ王国の生き残りであれば、計算は合う。
国王が頷いた。
「亡国の王族であれば、国際問題にはなるまい。
だが、ヴィルヘルミーナの扱いをどうするのが正しいのか、悩ましいな」
「他に、エテルナ王国の王族に特徴はないのかな?」
「王族全体かはわからないが、逃げ延びた末弟は特等級魔力保持者だった、という公式記録が残されている。
これもまた、ヴィルヘルミーナがエテルナ王国の血脈という、その証かもしれんな」
「ふむ……今となっては、全てを知る鍵などどこにも――いや、念のため、ヴィルマの祖父からも話を聞いておこうか。
何かを知っているかもしれないからね」
国王が頷き、「任せる」と告げた。
****
私は『異界文書』のページをめくり、中身を視界に納めた。
……これが、文字?
文字として認識するのは、私にはできなかった。
なんだか図形がたくさん並んでる――そう見えた。
だけどまぁ、図形なら図形でその通りに書き写せる。
それよりも問題なのが、経年劣化だ。
人の手が加えられた形跡はない。朽ちるに任せてる状態、ともいう。
この紙にインクで文字が書けるのかもわからない。羊皮紙のようで、全く別の材質のような、理解できない本だ。
装丁は革製で、こちらは通常の材質に見える。
これをばらせるのかは……やるのが怖いな。写本する時は、ばらさずに写すしかないか。
魔力は現在、封印結界で外から感じ取ることはできない。
だけどさっき、嫌になるほど味わった。あれを模倣するのは気が滅入るけど、やってやれないことはないと思う。
私が慎重にページをめくって中身を見ていると、王様とヴォルフガングさんが部屋に戻ってきた。
「どうだい? ヴィルマ。写本は可能かな?」
私は振り返って応える。
「可能か不可能かでいえば、可能だと思います。
ただしこれを複製した時、原本と同じように異常気象を引き起こすようだと、写本作業自体が危険じゃないかと」
ヴォルフガングさんが微笑みながら顎に手を当てた。
「ふむ……充分に在り得るね。君の写本は、魔力まで忠実に写し取るからね。
そのあたりの対策は、何か考えておこう。
――それじゃあ陛下、我々はこれで引き上げるよ」
王様が頷くのを見ると、ヴォルフガングさんは『異界文書』を平然と手に取り、私の背中を押して部屋を退出した。
****
帰りの馬車の中で、ヴォルフガングさんは『異界文書』を読んでいた。
「読めるんですか? それ」
「いいや? 当然、読めないとも。
何が書いてあるのか見ているだけさ」
私はなんとなく思った疑問を口にする。
「この魔導書を写本することに、どんな価値があるんでしょうか」
「見ての通り、劣化が激しいからね。
知識の保存という意味で、写本を作る意味は充分にあるさ。
――しかし、なぜ朽ちるに任せているのか。保管状態も悪いように感じる。
そこは司書である君が、謎を解いて欲しい」
うっわ、責任重大?!
「でも、こんなとんでもない魔導書の写本なんて、やっても大丈夫ですか?」
「写本作業用の空間にも、相応の対策が必要だろうね。
さきほどの封印結界を、もう少し洗練させる必要もある。
あれは即興、思いつく限りの手段でねじ伏せた力技だ。
少々優雅さに欠ける術式だから、もう少しなんとかしたいね」
ああ、やっぱり即興だったんだ。
「あの、ヴォルフガングさんには魔力を感じられたんですか?」
「魔力と断定するだけの確信はなかったが、放たれている力を魔力と仮定して術式を組んだんだよ。
君が居てくれて本当に助かった。そうでなければ、即興の術式を組めたかもわからないところだ」
もしかして、そのために私が呼ばれたのかな?
「そういえば、王様と二人きりで何を話してたんです?」
ヴォルフガングさんが笑みをこぼして応える。
「フッ、気になるかい? だがそれはまだ、秘密にしておこう。
いつかは君に知らせる日も来るかもしれない。そんな話だよ」
私に関係がある話ってこと?
いつかはって、いつになるんだろう?
馬車は雪がやんだ雪道を、静かに駆けて行った。
「どうするんですか? こんな大規模な異常気象を起こす魔導書を、本当に学院で保管できるんですか?」
ヴォルフガングさんが楽しそうに微笑んだ。
「まぁ、なんとかなるだろう。
私は少し陛下と話をしてくるから、ヴィルマはここに残って『異界文書』を観察しておくといい。
写本ができるかどうか、今から確認してみてもいいよ」
「ええ?! 封印したばかりの本ですよ?!」
「ハハハ! 大丈夫、本を開く程度なら、封印は解けないさ」
そう言い残し、ヴォルフガングさんは王様と一緒に部屋を出て行ってしまった。
うーん、取り残されちゃったぞ。どうするんだ、私。
近くの魔導士風の人が、おずおずと私に尋ねてくる。
「なぁ君、本当にあの本からは、魔力が漏れていたのか?」
「――え? そうですね。あれは魔力でしたよ。
ものすごい異質でしたから、この世の力だとは思えませんでしたけど」
「そうか……我々には、あれを魔力だと認識することが出来なかった。
異様な力が漏れているのはわかったんだが……」
あー、まぁしょうがないかな。私も最初は魔力だと思えなかったし。
「皆さんは魔導士なんですか? ここで何をしてたんです?」
「我々は宮廷魔導士だよ。陛下から『対処をせよ』と命じられたんだが、そもそも何をどうしたらあれを抑えられるのか、見当もつかなかった」
別の魔導士が私に告げる。
「我々の封印結界は、ことごとく意味をなさなかった。
ヴォルフガング様は、どうやってこの魔導書を封印したんだ?」
私はきょとんとして魔導士の顔を見つめた。
「……ヴォルフガングさんの封印結界、見えましたよね?
あれは幾重にも折り重なった封印結界の塊ですよ。
全十八層からなる、各種の封印結界を束ねたもの。
その上で対消滅魔術を使って、結界内部で魔導書の魔力を相殺してるんです。
あれで封印できない魔導書は、たぶん無いんじゃないですか?」
唖然とした魔導士が、私に応える。
「君は、ヴォルフガング様の術式を読み取ったのか?!」
「ええまぁ……目の前で使われる術式ぐらい、見ればわかりますよね?」
魔導士は私に応えず、言葉もなく立ち尽くしていた。
……え? 宮廷魔導士って、魔導士のエリートだよね?
見ればわかることで、なんで驚いてるの?
私は小首を傾げながら、魔導士の顔を見つめていた。
****
別室で二人きりになった国王とヴォルフガングが、同時にため息をついた。
国王が告げる。
「グリュンフェルト王国め、厄介の種を持ち込みおって」
「ハハハ、仕方ないさ。ヴィルマの素性を探るためだ。
彼らはどうやってあの魔導書を取り扱っていたんだろうね」
「奴らが魔導書を持ち込んだ時、特に何かをしている様子はなかった。
あの国で異常気象が起こったという話も聞かん。
なぜあの魔導書が、我が国で突然あのような力を振るったのか」
ヴォルフガングが顎に手を当てて考えだした。
「ふむ……この土地と相性が悪いのかもしれないね。
そしてグリュンフェルト王国では、相性が良かったのだろう。
――それより、ヴィルマの素性に付いて、何かわかったのかい?」
国王が頷き、応える。
「グリュンフェルト王国が百年前に滅ぼしたエテルナ王国。
その王族は、代々特異な体質を持っていたらしい。
そして国が滅んだ時、王族の末弟は逃げ延びた、という話までは確認できた」
ヴォルフガングの目が光り、鋭く告げる。
「その特異な体質とは?」
「特別な記憶力があった、という話だけが伝わっている」
ヴォルフガングが腕を組み、顎に手を当てながら考えこんだ。
「百年前――ヴィルマの家系が、王都に移住した時期と一致する。
そして行方が知れなくなった、特別な記憶力を持つ王族。
エテルナ王国ならば、徒歩の旅で我が国にやってこれる距離だ。
おそらく彼女の曽祖父あたりが、その末弟だった可能性が高いか」
ヴィルマの祖父はヴォルフガングより年上、六十を数える。
四代前、曽祖父が亡国であるエテルナ王国の生き残りであれば、計算は合う。
国王が頷いた。
「亡国の王族であれば、国際問題にはなるまい。
だが、ヴィルヘルミーナの扱いをどうするのが正しいのか、悩ましいな」
「他に、エテルナ王国の王族に特徴はないのかな?」
「王族全体かはわからないが、逃げ延びた末弟は特等級魔力保持者だった、という公式記録が残されている。
これもまた、ヴィルヘルミーナがエテルナ王国の血脈という、その証かもしれんな」
「ふむ……今となっては、全てを知る鍵などどこにも――いや、念のため、ヴィルマの祖父からも話を聞いておこうか。
何かを知っているかもしれないからね」
国王が頷き、「任せる」と告げた。
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私は『異界文書』のページをめくり、中身を視界に納めた。
……これが、文字?
文字として認識するのは、私にはできなかった。
なんだか図形がたくさん並んでる――そう見えた。
だけどまぁ、図形なら図形でその通りに書き写せる。
それよりも問題なのが、経年劣化だ。
人の手が加えられた形跡はない。朽ちるに任せてる状態、ともいう。
この紙にインクで文字が書けるのかもわからない。羊皮紙のようで、全く別の材質のような、理解できない本だ。
装丁は革製で、こちらは通常の材質に見える。
これをばらせるのかは……やるのが怖いな。写本する時は、ばらさずに写すしかないか。
魔力は現在、封印結界で外から感じ取ることはできない。
だけどさっき、嫌になるほど味わった。あれを模倣するのは気が滅入るけど、やってやれないことはないと思う。
私が慎重にページをめくって中身を見ていると、王様とヴォルフガングさんが部屋に戻ってきた。
「どうだい? ヴィルマ。写本は可能かな?」
私は振り返って応える。
「可能か不可能かでいえば、可能だと思います。
ただしこれを複製した時、原本と同じように異常気象を引き起こすようだと、写本作業自体が危険じゃないかと」
ヴォルフガングさんが微笑みながら顎に手を当てた。
「ふむ……充分に在り得るね。君の写本は、魔力まで忠実に写し取るからね。
そのあたりの対策は、何か考えておこう。
――それじゃあ陛下、我々はこれで引き上げるよ」
王様が頷くのを見ると、ヴォルフガングさんは『異界文書』を平然と手に取り、私の背中を押して部屋を退出した。
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帰りの馬車の中で、ヴォルフガングさんは『異界文書』を読んでいた。
「読めるんですか? それ」
「いいや? 当然、読めないとも。
何が書いてあるのか見ているだけさ」
私はなんとなく思った疑問を口にする。
「この魔導書を写本することに、どんな価値があるんでしょうか」
「見ての通り、劣化が激しいからね。
知識の保存という意味で、写本を作る意味は充分にあるさ。
――しかし、なぜ朽ちるに任せているのか。保管状態も悪いように感じる。
そこは司書である君が、謎を解いて欲しい」
うっわ、責任重大?!
「でも、こんなとんでもない魔導書の写本なんて、やっても大丈夫ですか?」
「写本作業用の空間にも、相応の対策が必要だろうね。
さきほどの封印結界を、もう少し洗練させる必要もある。
あれは即興、思いつく限りの手段でねじ伏せた力技だ。
少々優雅さに欠ける術式だから、もう少しなんとかしたいね」
ああ、やっぱり即興だったんだ。
「あの、ヴォルフガングさんには魔力を感じられたんですか?」
「魔力と断定するだけの確信はなかったが、放たれている力を魔力と仮定して術式を組んだんだよ。
君が居てくれて本当に助かった。そうでなければ、即興の術式を組めたかもわからないところだ」
もしかして、そのために私が呼ばれたのかな?
「そういえば、王様と二人きりで何を話してたんです?」
ヴォルフガングさんが笑みをこぼして応える。
「フッ、気になるかい? だがそれはまだ、秘密にしておこう。
いつかは君に知らせる日も来るかもしれない。そんな話だよ」
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