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第4章:異界文書
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疲れきった気分で司書室に戻ると、みんなと一緒にヴォルフガングさんの顔もあった。
「あれ? どうしたんですか、ヴォルフガングさん」
ヴォルフガングさんがニコリと微笑んで応える。
「言っただろう? 夕方には届けると。
少し遅くなってしまったが、ヴィルマの封印結界と同じ効果を持つ魔導具だ」
そう言ってヴォルフガングさんが取り出したのは革製の黒いブックカバーだった。
魔導具の動力源なのか、四隅に焦げ茶色のパーツが付いている。
私は背中からマギーを下ろし、ブックカバーを装着していく。
それが終わると、私が施していた封印結界術式を解除した。
「……どう? マギー」
『んー、お前の香りが消えちまったな。
おっさんの匂いが気になるが、このくらいは我慢してやるよ』
「どんだけ私の匂いが好きなのよ……」
内心でドン引きしてると、マギーが大声で私に告げる。
『早く背中に背負ってくれよ! お前の香りを嗅がせてくれ!』
「だから! 言うことが! 変態臭いから止めて!」
私はエプロンを外すと渋々マギーを背中に背負い、ロッカーにエプロンをしまってケープをまとった。
『おー! お前の香りが増したぞ! これもいいなぁ!』
もう言い返す気力もなく、私はうなだれていた。
カールステンさんがなんだ引き気味の笑顔を浮かべながら告げる。
「これが……魔導三大奇書の一つ?
『異界文書』って、こんな魔導書だったのか?」
シルビアさんも困惑したように眉をひそめていた。
「子供みたいと言えば子供っぽいんだけど、声が成人男性に聞こえるから変態にしか思えないのよね」
ファビアンさんも困り顔で告げる。
「それほど老朽化した魔導書をそんな扱いにして、本当に大丈夫なのか?」
私はため息をつきながら応える。
「なんだかマギー……『異界文書』は、見た目ほど脆い訳じゃないみたいです。
やっぱりこれ、羊皮紙じゃない別の紙ですよ。
下手したら、ページを破こうとしても破れないんじゃないですかね」
ファビアンさんは驚いた様子で、私の背中に背負われたマギーを見つめていた。
「そんなこと、あるのか? どうみても朽ちた羊皮紙にしか見えないが」
「よく見ると、羊皮紙とどこか違うんですよ。『どこが』とは言えないんですけど、羊皮紙に見える何かだと思います」
ディララさんが両手を打ち鳴らし、みんなの注目を集めた。
「はいはい、『異界文書』のことはヴィルマに一任しましょう。
ヴィルマも、その本をよろしく頼むわね」
「はい……」
私たちは解散し、それぞれの家路に就いた。
****
宿舎に戻った私を出迎えたのは、困惑して眉をひそめたアイリスの顔だった。
「……なんで魔導書を背負ってるんですか?」
「だって……『背負え』って要求してくるから」
「要求って、魔導書がですか?!」
私は小さくため息をついて告げる。
「マギー、挨拶して」
『……』
「マギー? ちゃんとしないと、もう背負ってあげないけど」
『わーかったよ! 俺はマギーだ。よろしくな!』
呆然としたアイリスが、周囲を見渡していた。
「なんで男の人の声がするんですか?! どこに隠れてるんです?!」
「だーかーらー。この魔導書がしゃべってるんだってば。
――正確には、≪精神感応≫の魔導術式で、マギーが口にしてることが伝わるだけなんだけど」
アイリスはなんだか納得できていないような顔で頷いた。
「魔導なら、なんとか理解しますが。
でも魔導書がしゃべるんですか?」
「魔導三大奇書――大陸で最も奇妙な魔導書三冊のうちの一つだもの。
意思を持ってても、それほど不思議じゃ――いや! 驚いたけどね!」
『ハハハ! 何度も言うが、俺は魔導書じゃないからな!
”じゃあなんなんだ?”と聞かれると、返答に困るんだが』
その後は部屋に戻って着替えをしながら、ふと気になってマギーに声をかける。
「ねぇマギー、あなた視力はあるの? 周りは見える?」
『んー認識はしてるがな。”見えるのか”と聞かれると返答に困る。
”感じ取ってる”の方が、たぶん近いニュアンスだな』
「どのくらい遠くまで見えるの?」
『この部屋の中はまるまる感知してるぞ?
感覚を遠くに延ばせば、もっと広い範囲も感知できる』
なんだか魔力を展開してる時の感覚みたいなんだな。
魔導書だから、魔力で世界を見てる?
でもマギーは『自分は魔導書じゃない』っていうし、正体は何なんだろう?
着替え終わるとマギーを膝の上に置き、ゆっくりとページを開いて行く。
……見れば覚えられるから、私はマギーを『本』だと認識してるんだろうなぁ。
……ん? あれ? んー?
「ねぇマギー、あなた昨日王宮で見た時と比べると、ページの朽ち方が変わってるんだけど。
なんだかうっすら、綺麗になってる気がするよ?」
『あーそれか? 今日一日ヴィルマにくっついてたからな。
お前の魔力を吸い取って、俺の身体に活力が戻ってるんだよ』
――それって、どういうこと?!
「ちょっとマギー! ちゃんと説明して!」
『んー、なんていえば良いのかな。
俺にも理屈はよくわかってないんだ。
ただ昔はよくこうやって、俺に魔力を提供してくれる人間が居た。
あの頃は意思の疎通こそできなかったが、幸せだったと思うよ』
「それ、どれくらい昔の話?」
『かなり昔から続いて、たぶん百年くらい前までかな。
ある日、急に俺に魔力を提供してくれる奴がこなくなってさ。
その日から俺の身体は、なんだかボロボロになっていったな』
それって、私の生命力を吸われてるってことじゃないのー?!
ヴォルフガングさんから習ったけど、魔力は魂の活力、生命力の源だ。
それを吸われるってことは、つまり生命力を吸われるってことだと思う。
もしかして今日やたらと疲れたのは、マギーとのやりとりによる精神的疲労じゃなくて、直接魔力を吸われていたから?!
「――ねぇマギー! これって私の命が危なくなったりしないの?!」
『んー大丈夫なはずだぞ? そこまで吸い取る訳じゃないからな。
お前の身体から溢れてくる魔力を俺が頂いてるだけだ。
お前が弱ってくれば魔力が外に漏れなくなるから、そこで止まるはずだぞ』
「そっかー、じゃあ一安心……できるかー! 私の生命力を食べてるってことじゃないのー?!」
『食べるか、そういう言い方もできるかもな。
俺にとってお前の魔力が栄養、というニュアンスで良いのか?
それに近い何かだ』
うわぁ、私はこんな奴と二十四時間、一緒に居続けないといけないのー?!
明日、ヴォルフガングさんに改めて相談しよう……。
私はそれ以上マギーの続きを読む気がなくなり、本を閉じてベッドの上に置いた。
『おい! 背負えよ! お前の香りが……いや、このベッドからもわずかに香りがするな。
ちょっとの時間ぐらいなら、ここで我慢してやる』
「じゃあそうしておいて……」
私は今度こそ精神的疲労で疲れ切って、マギーの隣に倒れ込んだ。
「あれ? どうしたんですか、ヴォルフガングさん」
ヴォルフガングさんがニコリと微笑んで応える。
「言っただろう? 夕方には届けると。
少し遅くなってしまったが、ヴィルマの封印結界と同じ効果を持つ魔導具だ」
そう言ってヴォルフガングさんが取り出したのは革製の黒いブックカバーだった。
魔導具の動力源なのか、四隅に焦げ茶色のパーツが付いている。
私は背中からマギーを下ろし、ブックカバーを装着していく。
それが終わると、私が施していた封印結界術式を解除した。
「……どう? マギー」
『んー、お前の香りが消えちまったな。
おっさんの匂いが気になるが、このくらいは我慢してやるよ』
「どんだけ私の匂いが好きなのよ……」
内心でドン引きしてると、マギーが大声で私に告げる。
『早く背中に背負ってくれよ! お前の香りを嗅がせてくれ!』
「だから! 言うことが! 変態臭いから止めて!」
私はエプロンを外すと渋々マギーを背中に背負い、ロッカーにエプロンをしまってケープをまとった。
『おー! お前の香りが増したぞ! これもいいなぁ!』
もう言い返す気力もなく、私はうなだれていた。
カールステンさんがなんだ引き気味の笑顔を浮かべながら告げる。
「これが……魔導三大奇書の一つ?
『異界文書』って、こんな魔導書だったのか?」
シルビアさんも困惑したように眉をひそめていた。
「子供みたいと言えば子供っぽいんだけど、声が成人男性に聞こえるから変態にしか思えないのよね」
ファビアンさんも困り顔で告げる。
「それほど老朽化した魔導書をそんな扱いにして、本当に大丈夫なのか?」
私はため息をつきながら応える。
「なんだかマギー……『異界文書』は、見た目ほど脆い訳じゃないみたいです。
やっぱりこれ、羊皮紙じゃない別の紙ですよ。
下手したら、ページを破こうとしても破れないんじゃないですかね」
ファビアンさんは驚いた様子で、私の背中に背負われたマギーを見つめていた。
「そんなこと、あるのか? どうみても朽ちた羊皮紙にしか見えないが」
「よく見ると、羊皮紙とどこか違うんですよ。『どこが』とは言えないんですけど、羊皮紙に見える何かだと思います」
ディララさんが両手を打ち鳴らし、みんなの注目を集めた。
「はいはい、『異界文書』のことはヴィルマに一任しましょう。
ヴィルマも、その本をよろしく頼むわね」
「はい……」
私たちは解散し、それぞれの家路に就いた。
****
宿舎に戻った私を出迎えたのは、困惑して眉をひそめたアイリスの顔だった。
「……なんで魔導書を背負ってるんですか?」
「だって……『背負え』って要求してくるから」
「要求って、魔導書がですか?!」
私は小さくため息をついて告げる。
「マギー、挨拶して」
『……』
「マギー? ちゃんとしないと、もう背負ってあげないけど」
『わーかったよ! 俺はマギーだ。よろしくな!』
呆然としたアイリスが、周囲を見渡していた。
「なんで男の人の声がするんですか?! どこに隠れてるんです?!」
「だーかーらー。この魔導書がしゃべってるんだってば。
――正確には、≪精神感応≫の魔導術式で、マギーが口にしてることが伝わるだけなんだけど」
アイリスはなんだか納得できていないような顔で頷いた。
「魔導なら、なんとか理解しますが。
でも魔導書がしゃべるんですか?」
「魔導三大奇書――大陸で最も奇妙な魔導書三冊のうちの一つだもの。
意思を持ってても、それほど不思議じゃ――いや! 驚いたけどね!」
『ハハハ! 何度も言うが、俺は魔導書じゃないからな!
”じゃあなんなんだ?”と聞かれると、返答に困るんだが』
その後は部屋に戻って着替えをしながら、ふと気になってマギーに声をかける。
「ねぇマギー、あなた視力はあるの? 周りは見える?」
『んー認識はしてるがな。”見えるのか”と聞かれると返答に困る。
”感じ取ってる”の方が、たぶん近いニュアンスだな』
「どのくらい遠くまで見えるの?」
『この部屋の中はまるまる感知してるぞ?
感覚を遠くに延ばせば、もっと広い範囲も感知できる』
なんだか魔力を展開してる時の感覚みたいなんだな。
魔導書だから、魔力で世界を見てる?
でもマギーは『自分は魔導書じゃない』っていうし、正体は何なんだろう?
着替え終わるとマギーを膝の上に置き、ゆっくりとページを開いて行く。
……見れば覚えられるから、私はマギーを『本』だと認識してるんだろうなぁ。
……ん? あれ? んー?
「ねぇマギー、あなた昨日王宮で見た時と比べると、ページの朽ち方が変わってるんだけど。
なんだかうっすら、綺麗になってる気がするよ?」
『あーそれか? 今日一日ヴィルマにくっついてたからな。
お前の魔力を吸い取って、俺の身体に活力が戻ってるんだよ』
――それって、どういうこと?!
「ちょっとマギー! ちゃんと説明して!」
『んー、なんていえば良いのかな。
俺にも理屈はよくわかってないんだ。
ただ昔はよくこうやって、俺に魔力を提供してくれる人間が居た。
あの頃は意思の疎通こそできなかったが、幸せだったと思うよ』
「それ、どれくらい昔の話?」
『かなり昔から続いて、たぶん百年くらい前までかな。
ある日、急に俺に魔力を提供してくれる奴がこなくなってさ。
その日から俺の身体は、なんだかボロボロになっていったな』
それって、私の生命力を吸われてるってことじゃないのー?!
ヴォルフガングさんから習ったけど、魔力は魂の活力、生命力の源だ。
それを吸われるってことは、つまり生命力を吸われるってことだと思う。
もしかして今日やたらと疲れたのは、マギーとのやりとりによる精神的疲労じゃなくて、直接魔力を吸われていたから?!
「――ねぇマギー! これって私の命が危なくなったりしないの?!」
『んー大丈夫なはずだぞ? そこまで吸い取る訳じゃないからな。
お前の身体から溢れてくる魔力を俺が頂いてるだけだ。
お前が弱ってくれば魔力が外に漏れなくなるから、そこで止まるはずだぞ』
「そっかー、じゃあ一安心……できるかー! 私の生命力を食べてるってことじゃないのー?!」
『食べるか、そういう言い方もできるかもな。
俺にとってお前の魔力が栄養、というニュアンスで良いのか?
それに近い何かだ』
うわぁ、私はこんな奴と二十四時間、一緒に居続けないといけないのー?!
明日、ヴォルフガングさんに改めて相談しよう……。
私はそれ以上マギーの続きを読む気がなくなり、本を閉じてベッドの上に置いた。
『おい! 背負えよ! お前の香りが……いや、このベッドからもわずかに香りがするな。
ちょっとの時間ぐらいなら、ここで我慢してやる』
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