30 / 49
第2章:星の少年と炎の少女
第30話 初授業
しおりを挟む
ムシュメルトに案内され、ノヴァとアイリーンは教室に足を踏み入れた。
教室の中には同い年の男女が三十人ほど、興味津々で二人に視線を注いでいる。
ムシュメルトが教壇に立ち、生徒たちに声を張り上げる。
「今日からクラスに編入することになった、新しいクラスメイトです。仲良くしてください」
ノヴァとアイリーンはムシュメルトに促され、教壇の前に立った。
「僕はノヴァ・ウェルシュタインです」
「私はアイリーン・ウェルシュタインです」
生徒たちからまばらな拍手が浴びせられた。
ムシュメルトに促され、ノヴァとアイリーンは空いている席へ腰を下ろした。
「では授業を開始します。教科書を開いてください」
こうして、二人の学園初日が開始された。
****
授業は魔導理論だった。
『魔力がどこからきて、どこへ行くのか』。その現在の理論が教科書に沿って進められる。
アイリーンは退屈で眠くなりかけながら、必死に眠気と戦っていた。
前を向いたままのアイリーンがノヴァに告げる。
『どうしようかしら。
魂の定義がない状態で魔力を論じても、何の意味があるのか分からないわ……』
『頑張って耐えておけ。初日から居眠りなどしては、心証が悪くなるぞ』
先史文明――アイリーンの時代では、ホムンクルス製造技術によって魂の解析が進んだ。
それにより魔導理論が大幅に書き換わったのだ。
全ての魔導理論は『世界と魂の定義』を前提としており、魔力もまた、魂を根拠にした力だった。
つまり魂の定義が認知されていない現代の魔導理論は、遥かに稚拙で頭打ちになる袋小路の理論なのだ。
これを退屈と思わずにいるのは、アイリーンに取って耐え難い苦痛だった。
『辛いわ……ねぇノヴァ、認識阻害魔法で眠ってることを隠しておいてもらえない?』
ノヴァが微笑みながら小さく息をついた。
『仕方ないな、魔導理論の時間だけだぞ?』
ノヴァから了承を得たアイリーンは、そのまま机でうつぶせになり、ストンと意識を手放した。
そんなアイリーンの顔を、ノヴァは楽し気に眺めていた。
****
授業が終わる間際にノヴァに起こされ、アイリーンが目を覚ます。
それと同時にムシュメルトが手を打ち鳴らし、声を上げる。
「では休憩時間とします」
言い終わると、ムシュメルトは教室から出ていった。
その途端、ノヴァとアイリーンの周囲に人だかりが生まれた。
気安い女生徒がノヴァに尋ねる。
「ねぇねぇ! アルトゲイルの皇族って話は本当?!」
ノヴァは曖昧に頷いて答える。
「ええと……どうやら、そう伝わってしまっているみたいですね。
ですが正式な皇族ではないんですよ。
なので、皇族だとは思わないでください」
別の男子生徒が二人に尋ねる。
「殿下たち、同じウェルシュタインだよな? 親戚か何かか?」
アイリーンが眉をひそめて答える。
「んーと、ウェルシュタインは偽名のようなもので、親戚でもなんでもないのよ」
別の女生徒が興味津々に尋ねる。
「じゃあお二方はどういった関係なのかしら?」
アイリーンが微笑んで答える。
「伴侶よ。私とノヴァは婚約者なの。生涯を共に在ると誓い合った間柄よ」
周囲の生徒たちから冷やかしの声が上がる。
興奮した女生徒が口を開こうとしたその時、一人の女生徒が大きく手を打ち鳴らした。
「皆様、お二方のご迷惑よ。それ以上は控えなさい」
叱られた生徒たちは、人だかりを解散させて席に戻っていった。
アイリーンがその女生徒に頭を下げる。
「ありがとうございました。助かりました」
女生徒がニッコリと微笑んで答える。
「とんでもありませんわ。クラスメイトがご迷惑をおかけしました。
私はディール公爵家のセレンですわ。よろしくお願いします」
「アイリーン・ウェルシュタインよ。
公爵家だなんて、凄い方もいらっしゃるのね」
アイリーンの言葉に女生徒――セレンが口元を手で隠して笑った。
「あら、何を仰るの? アルトゲイル皇族の方が格は高いわ。
我が国の王族より、ずっと書く上でしてよ?」
ノヴァが横から告げる。
「先ほども言った通り、僕らは正式な皇族ではありません。
身分なんてないようなものですよ」
セレンが華やかに微笑んだ。
「では、そういうことにしておきますわ。ノヴァ殿下」
ノヴァが苦笑しながら答える。
「できれば、その『殿下』もやめて欲しいところなんですが」
「それは無理よ。学園中にあなた方が皇族であることが周知されているもの。
ノヴァ殿下やアイリーン殿下を呼び捨てにしたら、それこそ外交問題になりますわ」
にこりと華やかに微笑み続けるセレンに対し、ノヴァは黙り込んでしまった。
親しい友人でもないのに大国からの賓客の敬称を省略するなど、有り得ない話だ。
一般常識を持つのであれば、そこは控えざるを得ない。
ノヴァはため息をついて答える。
「わかりました。貴女の好きになさってください」
アイリーンはノヴァが敗北するところを見て、どこか新鮮な気分に浸っていた。
****
休憩時間が終わると、ムシュメルトが戻ってきて二限目の授業が開始された。
今度は魔法術式の座学――術式の解説と暗器を行う授業だ。
理論よりはマシだが、アイリーンは眠気に抗うのに必死だった。
「ねぇノヴァ、やっぱり魔導に関する授業は辛いわ」
「ホムンクルスは本来睡眠を必要としない。なぜそうも眠くなるのだ?』
睡眠をとれないわけではない。機能自体はあるのだ。
だが通常、ホムンクルスは睡眠をとらずに活動できる生命体だった。
アイリーンが小首を傾げて答える。
『なぜかしら……魂が人間だから?』
ノヴァが俯いて考え込み、アイリーンに答える。
『……ああ、わかった。お前の頭脳は元の“アイリーンの頭脳”を設計図としている。
より人間に近い特性があるのだろう。
お前の父親もまさか、ここまで人間に近い特性になるとは思っていなかったようだがな』
『それはどうしようもないわね……。
お父様は私を再現したかったのでしょうし。
人間の私を複製元とする以上、避けられないことなのね』
『ではどうする? また認識阻害させて眠っておくか?』
アイリーンが頷いて答える。
『じゃあ、あとはよろしくね』
いうが早いか、再びアイリーンは夢の世界へ羽ばたいた。
安らかな寝息を立てるアイリーンの顔を、ノヴァはまた楽しそうに眺めていた。
****
授業の終わりにアイリーンが起こされ、再び休憩時間になった。
だが生徒たちは次々と席を立ち、教室の外へ移動を開始していた。
アイリーンが通りかかった女子生徒に声をかける。
「みんな、どこに行くの?」
「次の授業は魔法技術の実技ですもの。
休憩時間中に外に移動しなければならないの」
アイリーンが微笑んで頷いた。
「そう、ありがとう――ノヴァ、私たちも移動しましょうか」
アイリーンはノヴァと共に、生徒たちの後に付いていった。
教室の中には同い年の男女が三十人ほど、興味津々で二人に視線を注いでいる。
ムシュメルトが教壇に立ち、生徒たちに声を張り上げる。
「今日からクラスに編入することになった、新しいクラスメイトです。仲良くしてください」
ノヴァとアイリーンはムシュメルトに促され、教壇の前に立った。
「僕はノヴァ・ウェルシュタインです」
「私はアイリーン・ウェルシュタインです」
生徒たちからまばらな拍手が浴びせられた。
ムシュメルトに促され、ノヴァとアイリーンは空いている席へ腰を下ろした。
「では授業を開始します。教科書を開いてください」
こうして、二人の学園初日が開始された。
****
授業は魔導理論だった。
『魔力がどこからきて、どこへ行くのか』。その現在の理論が教科書に沿って進められる。
アイリーンは退屈で眠くなりかけながら、必死に眠気と戦っていた。
前を向いたままのアイリーンがノヴァに告げる。
『どうしようかしら。
魂の定義がない状態で魔力を論じても、何の意味があるのか分からないわ……』
『頑張って耐えておけ。初日から居眠りなどしては、心証が悪くなるぞ』
先史文明――アイリーンの時代では、ホムンクルス製造技術によって魂の解析が進んだ。
それにより魔導理論が大幅に書き換わったのだ。
全ての魔導理論は『世界と魂の定義』を前提としており、魔力もまた、魂を根拠にした力だった。
つまり魂の定義が認知されていない現代の魔導理論は、遥かに稚拙で頭打ちになる袋小路の理論なのだ。
これを退屈と思わずにいるのは、アイリーンに取って耐え難い苦痛だった。
『辛いわ……ねぇノヴァ、認識阻害魔法で眠ってることを隠しておいてもらえない?』
ノヴァが微笑みながら小さく息をついた。
『仕方ないな、魔導理論の時間だけだぞ?』
ノヴァから了承を得たアイリーンは、そのまま机でうつぶせになり、ストンと意識を手放した。
そんなアイリーンの顔を、ノヴァは楽し気に眺めていた。
****
授業が終わる間際にノヴァに起こされ、アイリーンが目を覚ます。
それと同時にムシュメルトが手を打ち鳴らし、声を上げる。
「では休憩時間とします」
言い終わると、ムシュメルトは教室から出ていった。
その途端、ノヴァとアイリーンの周囲に人だかりが生まれた。
気安い女生徒がノヴァに尋ねる。
「ねぇねぇ! アルトゲイルの皇族って話は本当?!」
ノヴァは曖昧に頷いて答える。
「ええと……どうやら、そう伝わってしまっているみたいですね。
ですが正式な皇族ではないんですよ。
なので、皇族だとは思わないでください」
別の男子生徒が二人に尋ねる。
「殿下たち、同じウェルシュタインだよな? 親戚か何かか?」
アイリーンが眉をひそめて答える。
「んーと、ウェルシュタインは偽名のようなもので、親戚でもなんでもないのよ」
別の女生徒が興味津々に尋ねる。
「じゃあお二方はどういった関係なのかしら?」
アイリーンが微笑んで答える。
「伴侶よ。私とノヴァは婚約者なの。生涯を共に在ると誓い合った間柄よ」
周囲の生徒たちから冷やかしの声が上がる。
興奮した女生徒が口を開こうとしたその時、一人の女生徒が大きく手を打ち鳴らした。
「皆様、お二方のご迷惑よ。それ以上は控えなさい」
叱られた生徒たちは、人だかりを解散させて席に戻っていった。
アイリーンがその女生徒に頭を下げる。
「ありがとうございました。助かりました」
女生徒がニッコリと微笑んで答える。
「とんでもありませんわ。クラスメイトがご迷惑をおかけしました。
私はディール公爵家のセレンですわ。よろしくお願いします」
「アイリーン・ウェルシュタインよ。
公爵家だなんて、凄い方もいらっしゃるのね」
アイリーンの言葉に女生徒――セレンが口元を手で隠して笑った。
「あら、何を仰るの? アルトゲイル皇族の方が格は高いわ。
我が国の王族より、ずっと書く上でしてよ?」
ノヴァが横から告げる。
「先ほども言った通り、僕らは正式な皇族ではありません。
身分なんてないようなものですよ」
セレンが華やかに微笑んだ。
「では、そういうことにしておきますわ。ノヴァ殿下」
ノヴァが苦笑しながら答える。
「できれば、その『殿下』もやめて欲しいところなんですが」
「それは無理よ。学園中にあなた方が皇族であることが周知されているもの。
ノヴァ殿下やアイリーン殿下を呼び捨てにしたら、それこそ外交問題になりますわ」
にこりと華やかに微笑み続けるセレンに対し、ノヴァは黙り込んでしまった。
親しい友人でもないのに大国からの賓客の敬称を省略するなど、有り得ない話だ。
一般常識を持つのであれば、そこは控えざるを得ない。
ノヴァはため息をついて答える。
「わかりました。貴女の好きになさってください」
アイリーンはノヴァが敗北するところを見て、どこか新鮮な気分に浸っていた。
****
休憩時間が終わると、ムシュメルトが戻ってきて二限目の授業が開始された。
今度は魔法術式の座学――術式の解説と暗器を行う授業だ。
理論よりはマシだが、アイリーンは眠気に抗うのに必死だった。
「ねぇノヴァ、やっぱり魔導に関する授業は辛いわ」
「ホムンクルスは本来睡眠を必要としない。なぜそうも眠くなるのだ?』
睡眠をとれないわけではない。機能自体はあるのだ。
だが通常、ホムンクルスは睡眠をとらずに活動できる生命体だった。
アイリーンが小首を傾げて答える。
『なぜかしら……魂が人間だから?』
ノヴァが俯いて考え込み、アイリーンに答える。
『……ああ、わかった。お前の頭脳は元の“アイリーンの頭脳”を設計図としている。
より人間に近い特性があるのだろう。
お前の父親もまさか、ここまで人間に近い特性になるとは思っていなかったようだがな』
『それはどうしようもないわね……。
お父様は私を再現したかったのでしょうし。
人間の私を複製元とする以上、避けられないことなのね』
『ではどうする? また認識阻害させて眠っておくか?』
アイリーンが頷いて答える。
『じゃあ、あとはよろしくね』
いうが早いか、再びアイリーンは夢の世界へ羽ばたいた。
安らかな寝息を立てるアイリーンの顔を、ノヴァはまた楽しそうに眺めていた。
****
授業の終わりにアイリーンが起こされ、再び休憩時間になった。
だが生徒たちは次々と席を立ち、教室の外へ移動を開始していた。
アイリーンが通りかかった女子生徒に声をかける。
「みんな、どこに行くの?」
「次の授業は魔法技術の実技ですもの。
休憩時間中に外に移動しなければならないの」
アイリーンが微笑んで頷いた。
「そう、ありがとう――ノヴァ、私たちも移動しましょうか」
アイリーンはノヴァと共に、生徒たちの後に付いていった。
0
あなたにおすすめの小説
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる