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まさかの話
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「ティファニーは?」
朝食の席に来ないので、レオノーラはダイナに聞いてみた。
「…それが…、いらないと…」
ダイナが困った表情で言った。
「だんまりの次はハンストか…」
レオノーラがつぶやいた。
「お腹が空いたら食べるだろう。ほっておこう」
にっこりとレオノーラはダイナに言った。
「わかりましたわ」
ダイナはほぅとため息をついて一礼すると下がっていった。
「出でくるまで待つとしようか」
ダイナ後ろ姿を見送ってキースも苦笑しつつレオノーラのお腹が空いたら食べるだろうという意見に同意した。
夏にさしかかり社交シーズンは本格的になっていて、レオノーラとキースはほとんど毎晩のように舞踏会へと出掛けていた。
この夜は、ウェルズ侯爵家の舞踏会であった。
「キース、例のご令嬢の様子はどうだ?」
ランスロットが心配そうに聞いてきた。隣にはメグが同じように心配そうに答えを待っている。
「ティファニーね…」
キースはランスロットとメグを見て苦笑しつつ
「だんまりの次はハンストを始めたよ。そして、俺はおじさんなんだそうだ」
「えっ!」
メグがキースの答えを聞いて青ざめた。
「大丈夫、可愛らしいものだよ」
にっこりとレオノーラはメグに微笑みを向けた。
「こんばんは、皆様」
そこに入ってきたのは、ウェルズ侯爵家の嫡男ベルナルドと夫人のマリアンナであった。
「レディ マリアンナ、いい舞踏会ですね」
キースがそつなく挨拶を返す。
「ええ、皆様が来てくれてとても華やかな夜になりましたわ」
マリアンナが微笑む。
「そういえば…レオノーラ様の所には今、バクスター子爵の姉君をお預かりしてるんですって?」
ティファニーの事は、まだ最近であるし公にしていない事である。
「さすがに情報通ですね、レディ マリアンナ」
くすっとレオノーラが言うと
「ふふっ」
マリアンナはいたずらっぽく笑った。そして、真顔になると、扇越しにレオノーラ近寄る。
「でもねぇ、レオノーラ様。彼女、気を付けてあげてね」
「何かご存じなのですか?」
マリアンナはちらりとメグを見て、レオノーラを見ると
「…夜遊び…よ」
そっと耳打ちをした。
「ええ?」
レオノーラはほとんど声を出さずに驚いた。
「最近は知らないわよ?」
マリアンナはヒソヒソと続けた。
「その子かどうかはわからないの。でもね、去年くらいからどこかのご令嬢らしき娘が、夜にふらふら出歩いているって話を聞いているのよ」
「去年…」
「彼女が、家を出された辺りでしょう?」
こそっと告げた。
キースもレオノーラも、ティファニーが夜に自室にいるかまでは確かめていない。しかも、今日に至っては晩餐にも出てこなかった。
「…その…夜遊びをしてる令嬢は、どこに出没してるんですか?」
まさか…とは思いつつも可能性として聞いておこうと思い、マリアンナに尋ねた。
「そこまでは…問い合わせがあっただけなのよ。もし、その彼女が夜遊びしているような形跡があったら、私に言ってちょうだい。その人もね酷い親とかから彼女が逃げて来てるなら庇ってあげたいそうなの。実際に、彼女は一人で暮らしていたでしょう?だから私も教えてもらえなかったのよ…」
マリアンナの言葉を聞くと、ますますティファニーである気がしてきた。
「…とりあえず、確かめてみます」
夜に出歩くことはだんまりや、ハンストとは訳が違う。
レオノーラの目がキラリと光った。
アークウェイン邸の使用人は少ない。夜ともなればさらに減り、ティファニーが警備の目を盗んで、夜に出入りすることは、難しくないであろう。
「…夜遊びか…」
10代の貴族令嬢が夜にうろうろしているなど聞いたことがない。
レオノーラですらそんなことは経験がない。
夜がとっぷりと更けて、帰路についた馬車でレオノーラは、キースにマリアンナから告げられた事を打ち明けた。
「…夜遊びだって!?」
若かりし頃にやんちゃの限りを尽くしていたキースですら驚きを露わにした。
「監視させてみるか、ティファニーに万一があってはいけない」
平和を享受しているイングレス王国といえども犯罪が皆無なわけでもない。もしティファニーが本当に夜に抜け出しているとするならば、一体どこで何をしているか
ティファニーのハンストは翌日も継続中であった。さすがに何日も食べず、というのは健康に悪い。それにお腹も空いているはずだ
「ティファニー」
レオノーラは、ティファニーの部屋を訪ねた。
「きちんと食べないと大きくなれないよ?」
いたずらっぽく言ったレオノーラにティファニーはむっとした顔を向けると
「私はもう16なの。もう大きくなんてなれないわよ」
「そんなことはない。まだ成長するよ、女の子はちゃんと食べないと綺麗になれないよ」
レオノーラはダイナに朝食を運ばせていた。
「今日はここで食べていいけれど、明日からは無理にでも連れて行くからね?」
それだけを言い置いて、レオノーラはダイナに任せて部屋を出た。
「どう?食事は摂ったかな?」
レオノーラのもとに来たダイナにそう切り出した。
「ええ、なんとか言いくるめました」
にっこりとダイナが笑った。ようやくティファニーの扱いにも慣れてきたようである。
「それにしても…ずいぶん遅い反抗期ですわね、レオノーラ様は10歳くらいでしたかしら」
「私は常に反抗期のようなものだったよ。ちょうど16といえば社交界なんて出たくないと言っていたくらいかな」
「そうでしたわ、ちょうどスクールに入る前のあの旦那様とのやりあいが強烈すぎますから」
クスクスとダイナが笑った。
「ティファニーの母は、産後すぐに亡くなられたそうだから反抗する相手もいなかったんじゃないかな」メグによれば、おとなしくいい子だったと言うから今はその反動が一気にやってきているのかもしれない。
「なにか気づいたらすぐに言ってくれる?」
「わかりました」
ダイナは言うと下がっていった。
昼になると、リリアナが訪ねてきた。
「どう?あの子の様子は?」
「…だんまりが終わったら、ハンストです。今日は食べたようですけれどね」
「そう、なかなか大変ねぇ。うちで預かるわよ?娘がもう一人増えたって構わないわ」
にっこりとリリアナが言った
「ラファエルがいるでしょう、一緒に住むのは良くないでしょう」
「ラファエルも、何考えてるのかしらね…最近どこに行ってるのかさっぱり。男の子だから仕方ないわね」
ふふっとリリアナは笑った。
「ラファエルが?」
「あの子はやんちゃなコだから、迫る令嬢から逃げたいのかしれねぇ、夜会も最近はすっぽかしてどこで遊んでるんだか…」
「あの子もまだ若いですから」
レオノーラそっくりの美貌を持ち、しかも次期伯爵であるラファエルは、今若い令嬢たちの注目の貴公子の一人となっている。夜会に出席するたびに令嬢やその親につかまって辟易としているのかもしれない。
「それなりの年になれば、落ち着きますよきっと」
レオノーラはカップを口に運んだ。
「そうだといいのだけれど、年頃の子は難しいわね、レオノーラ」
くすっとリリアナは笑う。しかしその表情には心配が見え隠れしている。
去年からステファニーの婚約、ルナの社交界デビュー、レオノーラの婚約と結婚、それからルナの婚約、ステファニーの結婚、ルシアンナの婚約…と慌ただしくしている母である。
慶事とはいえ気苦労は絶えないだろう。
「お母様、ラファエルの事はキースに聞いてみますよ、男には男社会があるのでしょうから」
「危ない事をしていなければ、いいのだけれどね…」
ほぅっとリリアナは溜め息をついた。
自分もこうして、母に心配をかけていたのかと思うといたたまれない気持ちになる。
思えば、結婚した今も心配をかけているという事実に我ながら愕然とする。
「こんな年になってもまだ心配をかけてしまってすみません」
「ええ、ほんとにねぇ…」
リリアナが苦笑した。
朝食の席に来ないので、レオノーラはダイナに聞いてみた。
「…それが…、いらないと…」
ダイナが困った表情で言った。
「だんまりの次はハンストか…」
レオノーラがつぶやいた。
「お腹が空いたら食べるだろう。ほっておこう」
にっこりとレオノーラはダイナに言った。
「わかりましたわ」
ダイナはほぅとため息をついて一礼すると下がっていった。
「出でくるまで待つとしようか」
ダイナ後ろ姿を見送ってキースも苦笑しつつレオノーラのお腹が空いたら食べるだろうという意見に同意した。
夏にさしかかり社交シーズンは本格的になっていて、レオノーラとキースはほとんど毎晩のように舞踏会へと出掛けていた。
この夜は、ウェルズ侯爵家の舞踏会であった。
「キース、例のご令嬢の様子はどうだ?」
ランスロットが心配そうに聞いてきた。隣にはメグが同じように心配そうに答えを待っている。
「ティファニーね…」
キースはランスロットとメグを見て苦笑しつつ
「だんまりの次はハンストを始めたよ。そして、俺はおじさんなんだそうだ」
「えっ!」
メグがキースの答えを聞いて青ざめた。
「大丈夫、可愛らしいものだよ」
にっこりとレオノーラはメグに微笑みを向けた。
「こんばんは、皆様」
そこに入ってきたのは、ウェルズ侯爵家の嫡男ベルナルドと夫人のマリアンナであった。
「レディ マリアンナ、いい舞踏会ですね」
キースがそつなく挨拶を返す。
「ええ、皆様が来てくれてとても華やかな夜になりましたわ」
マリアンナが微笑む。
「そういえば…レオノーラ様の所には今、バクスター子爵の姉君をお預かりしてるんですって?」
ティファニーの事は、まだ最近であるし公にしていない事である。
「さすがに情報通ですね、レディ マリアンナ」
くすっとレオノーラが言うと
「ふふっ」
マリアンナはいたずらっぽく笑った。そして、真顔になると、扇越しにレオノーラ近寄る。
「でもねぇ、レオノーラ様。彼女、気を付けてあげてね」
「何かご存じなのですか?」
マリアンナはちらりとメグを見て、レオノーラを見ると
「…夜遊び…よ」
そっと耳打ちをした。
「ええ?」
レオノーラはほとんど声を出さずに驚いた。
「最近は知らないわよ?」
マリアンナはヒソヒソと続けた。
「その子かどうかはわからないの。でもね、去年くらいからどこかのご令嬢らしき娘が、夜にふらふら出歩いているって話を聞いているのよ」
「去年…」
「彼女が、家を出された辺りでしょう?」
こそっと告げた。
キースもレオノーラも、ティファニーが夜に自室にいるかまでは確かめていない。しかも、今日に至っては晩餐にも出てこなかった。
「…その…夜遊びをしてる令嬢は、どこに出没してるんですか?」
まさか…とは思いつつも可能性として聞いておこうと思い、マリアンナに尋ねた。
「そこまでは…問い合わせがあっただけなのよ。もし、その彼女が夜遊びしているような形跡があったら、私に言ってちょうだい。その人もね酷い親とかから彼女が逃げて来てるなら庇ってあげたいそうなの。実際に、彼女は一人で暮らしていたでしょう?だから私も教えてもらえなかったのよ…」
マリアンナの言葉を聞くと、ますますティファニーである気がしてきた。
「…とりあえず、確かめてみます」
夜に出歩くことはだんまりや、ハンストとは訳が違う。
レオノーラの目がキラリと光った。
アークウェイン邸の使用人は少ない。夜ともなればさらに減り、ティファニーが警備の目を盗んで、夜に出入りすることは、難しくないであろう。
「…夜遊びか…」
10代の貴族令嬢が夜にうろうろしているなど聞いたことがない。
レオノーラですらそんなことは経験がない。
夜がとっぷりと更けて、帰路についた馬車でレオノーラは、キースにマリアンナから告げられた事を打ち明けた。
「…夜遊びだって!?」
若かりし頃にやんちゃの限りを尽くしていたキースですら驚きを露わにした。
「監視させてみるか、ティファニーに万一があってはいけない」
平和を享受しているイングレス王国といえども犯罪が皆無なわけでもない。もしティファニーが本当に夜に抜け出しているとするならば、一体どこで何をしているか
ティファニーのハンストは翌日も継続中であった。さすがに何日も食べず、というのは健康に悪い。それにお腹も空いているはずだ
「ティファニー」
レオノーラは、ティファニーの部屋を訪ねた。
「きちんと食べないと大きくなれないよ?」
いたずらっぽく言ったレオノーラにティファニーはむっとした顔を向けると
「私はもう16なの。もう大きくなんてなれないわよ」
「そんなことはない。まだ成長するよ、女の子はちゃんと食べないと綺麗になれないよ」
レオノーラはダイナに朝食を運ばせていた。
「今日はここで食べていいけれど、明日からは無理にでも連れて行くからね?」
それだけを言い置いて、レオノーラはダイナに任せて部屋を出た。
「どう?食事は摂ったかな?」
レオノーラのもとに来たダイナにそう切り出した。
「ええ、なんとか言いくるめました」
にっこりとダイナが笑った。ようやくティファニーの扱いにも慣れてきたようである。
「それにしても…ずいぶん遅い反抗期ですわね、レオノーラ様は10歳くらいでしたかしら」
「私は常に反抗期のようなものだったよ。ちょうど16といえば社交界なんて出たくないと言っていたくらいかな」
「そうでしたわ、ちょうどスクールに入る前のあの旦那様とのやりあいが強烈すぎますから」
クスクスとダイナが笑った。
「ティファニーの母は、産後すぐに亡くなられたそうだから反抗する相手もいなかったんじゃないかな」メグによれば、おとなしくいい子だったと言うから今はその反動が一気にやってきているのかもしれない。
「なにか気づいたらすぐに言ってくれる?」
「わかりました」
ダイナは言うと下がっていった。
昼になると、リリアナが訪ねてきた。
「どう?あの子の様子は?」
「…だんまりが終わったら、ハンストです。今日は食べたようですけれどね」
「そう、なかなか大変ねぇ。うちで預かるわよ?娘がもう一人増えたって構わないわ」
にっこりとリリアナが言った
「ラファエルがいるでしょう、一緒に住むのは良くないでしょう」
「ラファエルも、何考えてるのかしらね…最近どこに行ってるのかさっぱり。男の子だから仕方ないわね」
ふふっとリリアナは笑った。
「ラファエルが?」
「あの子はやんちゃなコだから、迫る令嬢から逃げたいのかしれねぇ、夜会も最近はすっぽかしてどこで遊んでるんだか…」
「あの子もまだ若いですから」
レオノーラそっくりの美貌を持ち、しかも次期伯爵であるラファエルは、今若い令嬢たちの注目の貴公子の一人となっている。夜会に出席するたびに令嬢やその親につかまって辟易としているのかもしれない。
「それなりの年になれば、落ち着きますよきっと」
レオノーラはカップを口に運んだ。
「そうだといいのだけれど、年頃の子は難しいわね、レオノーラ」
くすっとリリアナは笑う。しかしその表情には心配が見え隠れしている。
去年からステファニーの婚約、ルナの社交界デビュー、レオノーラの婚約と結婚、それからルナの婚約、ステファニーの結婚、ルシアンナの婚約…と慌ただしくしている母である。
慶事とはいえ気苦労は絶えないだろう。
「お母様、ラファエルの事はキースに聞いてみますよ、男には男社会があるのでしょうから」
「危ない事をしていなければ、いいのだけれどね…」
ほぅっとリリアナは溜め息をついた。
自分もこうして、母に心配をかけていたのかと思うといたたまれない気持ちになる。
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「ええ、ほんとにねぇ…」
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