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ミニトマト
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これは、中2のときの話。
私とチルミスは同じ班だった。
この日の家庭科の授業は、エネルギーやタンパク質の量を考えて、自分たちで健康に良い弁当を考えようという内容だった。
私「よっしゃ。一応完成したー!」
チルミス「んんー…」
私「どしたん、まだ完成してないのか。」
チルミス「どうしてもビタミンとかが足りないんだよな…」
私「ほーん、なるほど。仕方ない、手伝ってやろう。」
チルミス「んー」
・・・(しばらく経過)
チルミス「……あ!」
私「どうした、閃いたか。」
チルミス「あれだ!ビタミンが足りないんだから、ミニトマトを入れたらいいんだ!」
私「なるほど、賢い。」
チルミス「これを、こうして…」
私「ちょっと待て、ミニトマトどんだけ入れるの。」
チルミス「えーと…計算したら大体250個くらいかな。」
私「に、にひゃく…」
チルミス「そうしたら丁度ビタミンが足りるようになるんだよ!すごくね?(*`ω´*)ドヤッ」
私「そんな弁当どうやって学校に持ってくんの…」
チルミス「クーラーボックスにミニトマト詰めて持ってくんの。肩に担いで教室に入ってくるって感じ。」
私「うん、完璧にお前はクラスの人から頭おかしいって思われるな。」
チルミス「だって考えてみ?必要なエネルギーとか全部入った弁当だろ?確実に量が多くなるに決まってる。俺、そんな多い量の弁当絶対食えない。」
私「いや、ミニトマト250個は食えんのかよ!」
チルミス「いや、多分食えない。」
私「今までの話は一体何だったんだ…」
チルミス「もし俺がクーラーボックス持ってきたらミニトマトが入ってるって思っといて。そんで弁当のときは食うの手伝って。」
私「なんでだよ!」
その後、彼がクーラーボックスを持ってくることはありませんでした(当たり前)
私とチルミスは同じ班だった。
この日の家庭科の授業は、エネルギーやタンパク質の量を考えて、自分たちで健康に良い弁当を考えようという内容だった。
私「よっしゃ。一応完成したー!」
チルミス「んんー…」
私「どしたん、まだ完成してないのか。」
チルミス「どうしてもビタミンとかが足りないんだよな…」
私「ほーん、なるほど。仕方ない、手伝ってやろう。」
チルミス「んー」
・・・(しばらく経過)
チルミス「……あ!」
私「どうした、閃いたか。」
チルミス「あれだ!ビタミンが足りないんだから、ミニトマトを入れたらいいんだ!」
私「なるほど、賢い。」
チルミス「これを、こうして…」
私「ちょっと待て、ミニトマトどんだけ入れるの。」
チルミス「えーと…計算したら大体250個くらいかな。」
私「に、にひゃく…」
チルミス「そうしたら丁度ビタミンが足りるようになるんだよ!すごくね?(*`ω´*)ドヤッ」
私「そんな弁当どうやって学校に持ってくんの…」
チルミス「クーラーボックスにミニトマト詰めて持ってくんの。肩に担いで教室に入ってくるって感じ。」
私「うん、完璧にお前はクラスの人から頭おかしいって思われるな。」
チルミス「だって考えてみ?必要なエネルギーとか全部入った弁当だろ?確実に量が多くなるに決まってる。俺、そんな多い量の弁当絶対食えない。」
私「いや、ミニトマト250個は食えんのかよ!」
チルミス「いや、多分食えない。」
私「今までの話は一体何だったんだ…」
チルミス「もし俺がクーラーボックス持ってきたらミニトマトが入ってるって思っといて。そんで弁当のときは食うの手伝って。」
私「なんでだよ!」
その後、彼がクーラーボックスを持ってくることはありませんでした(当たり前)
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