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留学編
凶報 2
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◆
side 5カ国会談
ダイス王国の呼び掛けにより、緊急5カ国会談が開かれることとなった。各国ともに事の重大性を鑑みてか、呼び掛けから僅か1週間で会談の場が設けられることになり、今回の問題の発議国ということもあり、ダイス王国で開催されることになった。
各国の女王陛下、軍務大臣、序列1位のクルセイダーが参加し、巨大な円卓の間で、15人による話し合いが始まろうとしていた。
「先ずは今回、我がダイス王国からの呼び掛けに迅速に対応していただけたこと、感謝申し上げます。その上で、この度我が国が交戦した新種の害獣における各国の対応について、忌憚の無い意見と実効性のある対応を話し合いたいと考えております」
会談の開催に先立って、主催国であるダイス王国女王が席から立ち上がると、出席者の面々を見渡しながら、お礼と今回の会談の趣旨を説明した。
「今回の件については、既に各国に情報共有として起きた出来事を伝えておりますが、ここで改めて目撃者から得られた情報を詳細にお伝えしたいと考えております。よろしいですか?」
ダイス王国の女王が確認するように問いかけると、ガーランド王国の女王が挙手をしながら発言した。
「失礼。今回の一件について、ダイス王国からもたらされた報告によれば、かなり詳細な出来事が書かれていたと記憶しておりますが、この場でなければ話せないような内容ということでしょうか?」
ガーランド王国女王としては、内容が内容だけに効率的に話を進めて、早急な対策を取る必要があると考えていたが、ダイス王国女王の言動に、情報漏洩を警戒するような重大な話なのかと言外に問いかけていた。
「ガーランド王国女王陛下のお察しの通り、今から伝える内容は、民衆の混乱を防ぐためにしっかりとした情報管理を確立してから動くべきだと考えております」
「「「・・・・・・」」」
ダイス王国女王が深刻な表情を浮かべながら前置きする様子に、出席者達はどれほど重大な話がもたらされるのかと息を呑んだ。そして、出席者達の聞く姿勢が整ったようだと感じたダイス王国女王は、静かに語りだした。
「まず、今回の未知の害獣の能力について、現在把握できているものという前提ですが、操れる害獣の種類や数に制限はないようです」
「ま、まさか!」
「そんなっ!」
「ありえない・・・」
ダイス王国女王の言葉に、出席者達は驚きに声を漏らした。その声は序列1位のクルセイダーが大半で、おそらくは自分達が主体となって討伐作戦が組まれるであろうと予想している彼女達にしてみれば、その能力が脅威に映ったからだろう。
「更に、操られていた害獣の中には、老成体が複数居たことが確認されています」
「「「っ!!」」」
その情報に反応できたものは居らず、出席者達は息をすることも忘れて絶句してしまった。しかし、話はそこで終わらなかった。
「そして、実は更に深刻な情報があるのですが・・・」
「まっ、まだあるのですか!?」
話し始めようとした言葉を遮るように、誰かが驚きの声をあげたが、それを不敬だと咎める者は誰も居なかった。この会談に出席している全員が、同じ心境だったからだ。
「続けますね。実はその未知の害獣の動きを現在遠方から監視しているのですが、我々が今まで夢幻大地で採取してきた食物や鉱物が軒並み・・・食べられ出したのです」
「「「っ!!?」」」
その言葉に、もはや空いた口が塞がらないという雰囲気が部屋に充満しており、誰も言葉を発しようとはしなかった。
しばらく時間が経過し、ようやく出席者達が今回の会談の本質的な事態が飲み込めてきたのだろう、その中でエレメント王国女王が疑問の声を口にした。
「し、しかし、いくら資源が食べられ出したといっても、未知の害獣単体程度の被害であれば、事態はそれほど深刻では無いのでは?」
「残念ながら・・・未知の害獣に操られている他の害獣も、資源を食べ出したのです。しかも、食物は実だけを食べるのではなく、その実を付ける木までごっそりと・・・そして動物であればその群れや巣ごと・・・あまつさえ、鉱物もなのです」
エレメント王国女王の疑問に、深刻な表情を浮かべながらダイス王国女王は、事態の深刻さを話していった。
「バカな!害獣といえど、動物的な本能で食料を根絶やしにしようとはしないはず!それは今までの経験で確認もされていることです!」
驚きの声を上げたのは、ドーラル王国の女王だった。
「ええ、そのはず・・だったのです。しかし現状、未知の害獣達が通った後には、草も生えない荒野と成り果て、その範囲は現在も拡大しつつあり、もしこのままの進行速度で夢幻大地を蹂躙された場合、予測では1年以内に全ての資源を食い尽くされると考えております」
「「「っ!!!」」」
その言葉に、かつてない衝撃が走った。この100年、資源や食糧難に喘ぐ各国は、言ってみれば夢幻大地に頼りきっていた側面があった。その為、国家間の決闘システムを導入し、資源を取り過ぎないようにお互いを牽制し、戦争で疲弊した国力を徐々に回復してきたのだ。
男性の人数まではそれほど劇的な改善が叶わなかったが、食料自給率等の特定の分野の国力にしてみれば、あの乱戦の前の頃に戻ってきていると言っても過言ではない状況なのだ。それもひとえに、豊富な資源や食料が眠る夢幻大地があったからこそ。その夢幻大地がただの荒野になってしまえば、今までの様な国の発展速度は望めなくなり、貴重な資源を各国で争った、あの時代に逆戻りしてしまうかもしれない。
この会談に臨んでいる誰もが、そう考えた事だろう。人間とは、一度上げてしまった生活水準を、簡単に下げることは出来ないからだ。便利で豊かな暮らしを体験した人物は、それまでと同等か、それまで以上の便利と豊かさを求めるものだ。例え奪うことでしか実現できなかったとしても・・・。それが過去の大戦の根本にあるものだった。
過去の歴史から、それを理解している各国の為政者達は、ここで未知の害獣とそれが操る害獣達を止めなければ、またあの乱戦の時代に逆戻りになってしまうと分かっていた。そして、もう一度歴史に記されているような大戦ともなれば、今度は全ての人類がこの世界から居なくなってしまうかもしれない。その危機感から、この会談で出された結論は、ある種当然のものだった。
「私はここに、国家連合軍の結成を提言し、各国の総戦力をもって未知の害獣討伐に当たるべきだと提唱します!」
ダイス王国女王が立ち上がると、声高らかに宣言した。今こそ国家の垣根を越えて、共に力を合わせて協力すべきだと。
「その考えには賛成ですが、問題があります。誰が連合軍の指揮を執るかという事です」
ダイス王国女王の言葉に問題を呈したのは、ガーランド王国女王だった。連合軍の運用の仕方によっては、特定の国に一方的に利益をもたらすことも可能だからだ。例えば、自国以外のクルセイダーを積極的に前線に配置させ、損耗させることで国力差の拡大を図る。そうすれば、この戦いが終わったあとの世界情勢で、有利に物事を進める事が出来る。
当然それをさせまいと各国で牽制するために、意思決定について5カ国が事前に話し合いを重ねることが望ましい。しかし、作戦や指揮を各国の代表者による合議制にしてしまえば、それぞれの意見の衝突が予想され、決定までに相当の時間を要する可能性が高い。この緊急時に、そんな悠長に意見統一の調整や裏工作をしているような時間的余裕は無い。それを懸念しての言葉だった。
「ええ、そこが最大の問題だと私も考えております。いくら大陸の緊急時だったとしても、自国の利益を考えない為政者など居ませんから。その上で、確認と提案なのですが・・・」
そう前置きをすると、ダイス王国女王は出席者を見渡しながら口を開いた。その言葉に、ある者は驚愕の表情を浮かべながら信じられないと反発し、ある者は妙案だと納得げな表情で頷いていた。
そして結局、ドーラル王国女王からの情報提供もあって、ダイス王国からの提案が採用されることになった。そして、その会談で決定された内容は、すぐさま各国へと伝えられることとなったのだが、その知らせを受けて最も驚愕したのは、他ならぬ彼だった。
side 5カ国会談
ダイス王国の呼び掛けにより、緊急5カ国会談が開かれることとなった。各国ともに事の重大性を鑑みてか、呼び掛けから僅か1週間で会談の場が設けられることになり、今回の問題の発議国ということもあり、ダイス王国で開催されることになった。
各国の女王陛下、軍務大臣、序列1位のクルセイダーが参加し、巨大な円卓の間で、15人による話し合いが始まろうとしていた。
「先ずは今回、我がダイス王国からの呼び掛けに迅速に対応していただけたこと、感謝申し上げます。その上で、この度我が国が交戦した新種の害獣における各国の対応について、忌憚の無い意見と実効性のある対応を話し合いたいと考えております」
会談の開催に先立って、主催国であるダイス王国女王が席から立ち上がると、出席者の面々を見渡しながら、お礼と今回の会談の趣旨を説明した。
「今回の件については、既に各国に情報共有として起きた出来事を伝えておりますが、ここで改めて目撃者から得られた情報を詳細にお伝えしたいと考えております。よろしいですか?」
ダイス王国の女王が確認するように問いかけると、ガーランド王国の女王が挙手をしながら発言した。
「失礼。今回の一件について、ダイス王国からもたらされた報告によれば、かなり詳細な出来事が書かれていたと記憶しておりますが、この場でなければ話せないような内容ということでしょうか?」
ガーランド王国女王としては、内容が内容だけに効率的に話を進めて、早急な対策を取る必要があると考えていたが、ダイス王国女王の言動に、情報漏洩を警戒するような重大な話なのかと言外に問いかけていた。
「ガーランド王国女王陛下のお察しの通り、今から伝える内容は、民衆の混乱を防ぐためにしっかりとした情報管理を確立してから動くべきだと考えております」
「「「・・・・・・」」」
ダイス王国女王が深刻な表情を浮かべながら前置きする様子に、出席者達はどれほど重大な話がもたらされるのかと息を呑んだ。そして、出席者達の聞く姿勢が整ったようだと感じたダイス王国女王は、静かに語りだした。
「まず、今回の未知の害獣の能力について、現在把握できているものという前提ですが、操れる害獣の種類や数に制限はないようです」
「ま、まさか!」
「そんなっ!」
「ありえない・・・」
ダイス王国女王の言葉に、出席者達は驚きに声を漏らした。その声は序列1位のクルセイダーが大半で、おそらくは自分達が主体となって討伐作戦が組まれるであろうと予想している彼女達にしてみれば、その能力が脅威に映ったからだろう。
「更に、操られていた害獣の中には、老成体が複数居たことが確認されています」
「「「っ!!」」」
その情報に反応できたものは居らず、出席者達は息をすることも忘れて絶句してしまった。しかし、話はそこで終わらなかった。
「そして、実は更に深刻な情報があるのですが・・・」
「まっ、まだあるのですか!?」
話し始めようとした言葉を遮るように、誰かが驚きの声をあげたが、それを不敬だと咎める者は誰も居なかった。この会談に出席している全員が、同じ心境だったからだ。
「続けますね。実はその未知の害獣の動きを現在遠方から監視しているのですが、我々が今まで夢幻大地で採取してきた食物や鉱物が軒並み・・・食べられ出したのです」
「「「っ!!?」」」
その言葉に、もはや空いた口が塞がらないという雰囲気が部屋に充満しており、誰も言葉を発しようとはしなかった。
しばらく時間が経過し、ようやく出席者達が今回の会談の本質的な事態が飲み込めてきたのだろう、その中でエレメント王国女王が疑問の声を口にした。
「し、しかし、いくら資源が食べられ出したといっても、未知の害獣単体程度の被害であれば、事態はそれほど深刻では無いのでは?」
「残念ながら・・・未知の害獣に操られている他の害獣も、資源を食べ出したのです。しかも、食物は実だけを食べるのではなく、その実を付ける木までごっそりと・・・そして動物であればその群れや巣ごと・・・あまつさえ、鉱物もなのです」
エレメント王国女王の疑問に、深刻な表情を浮かべながらダイス王国女王は、事態の深刻さを話していった。
「バカな!害獣といえど、動物的な本能で食料を根絶やしにしようとはしないはず!それは今までの経験で確認もされていることです!」
驚きの声を上げたのは、ドーラル王国の女王だった。
「ええ、そのはず・・だったのです。しかし現状、未知の害獣達が通った後には、草も生えない荒野と成り果て、その範囲は現在も拡大しつつあり、もしこのままの進行速度で夢幻大地を蹂躙された場合、予測では1年以内に全ての資源を食い尽くされると考えております」
「「「っ!!!」」」
その言葉に、かつてない衝撃が走った。この100年、資源や食糧難に喘ぐ各国は、言ってみれば夢幻大地に頼りきっていた側面があった。その為、国家間の決闘システムを導入し、資源を取り過ぎないようにお互いを牽制し、戦争で疲弊した国力を徐々に回復してきたのだ。
男性の人数まではそれほど劇的な改善が叶わなかったが、食料自給率等の特定の分野の国力にしてみれば、あの乱戦の前の頃に戻ってきていると言っても過言ではない状況なのだ。それもひとえに、豊富な資源や食料が眠る夢幻大地があったからこそ。その夢幻大地がただの荒野になってしまえば、今までの様な国の発展速度は望めなくなり、貴重な資源を各国で争った、あの時代に逆戻りしてしまうかもしれない。
この会談に臨んでいる誰もが、そう考えた事だろう。人間とは、一度上げてしまった生活水準を、簡単に下げることは出来ないからだ。便利で豊かな暮らしを体験した人物は、それまでと同等か、それまで以上の便利と豊かさを求めるものだ。例え奪うことでしか実現できなかったとしても・・・。それが過去の大戦の根本にあるものだった。
過去の歴史から、それを理解している各国の為政者達は、ここで未知の害獣とそれが操る害獣達を止めなければ、またあの乱戦の時代に逆戻りになってしまうと分かっていた。そして、もう一度歴史に記されているような大戦ともなれば、今度は全ての人類がこの世界から居なくなってしまうかもしれない。その危機感から、この会談で出された結論は、ある種当然のものだった。
「私はここに、国家連合軍の結成を提言し、各国の総戦力をもって未知の害獣討伐に当たるべきだと提唱します!」
ダイス王国女王が立ち上がると、声高らかに宣言した。今こそ国家の垣根を越えて、共に力を合わせて協力すべきだと。
「その考えには賛成ですが、問題があります。誰が連合軍の指揮を執るかという事です」
ダイス王国女王の言葉に問題を呈したのは、ガーランド王国女王だった。連合軍の運用の仕方によっては、特定の国に一方的に利益をもたらすことも可能だからだ。例えば、自国以外のクルセイダーを積極的に前線に配置させ、損耗させることで国力差の拡大を図る。そうすれば、この戦いが終わったあとの世界情勢で、有利に物事を進める事が出来る。
当然それをさせまいと各国で牽制するために、意思決定について5カ国が事前に話し合いを重ねることが望ましい。しかし、作戦や指揮を各国の代表者による合議制にしてしまえば、それぞれの意見の衝突が予想され、決定までに相当の時間を要する可能性が高い。この緊急時に、そんな悠長に意見統一の調整や裏工作をしているような時間的余裕は無い。それを懸念しての言葉だった。
「ええ、そこが最大の問題だと私も考えております。いくら大陸の緊急時だったとしても、自国の利益を考えない為政者など居ませんから。その上で、確認と提案なのですが・・・」
そう前置きをすると、ダイス王国女王は出席者を見渡しながら口を開いた。その言葉に、ある者は驚愕の表情を浮かべながら信じられないと反発し、ある者は妙案だと納得げな表情で頷いていた。
そして結局、ドーラル王国女王からの情報提供もあって、ダイス王国からの提案が採用されることになった。そして、その会談で決定された内容は、すぐさま各国へと伝えられることとなったのだが、その知らせを受けて最も驚愕したのは、他ならぬ彼だった。
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