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留学編
威力偵察 1
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「威力偵察の指揮を執るジェシカ・ダイスだ!今回の偵察任務に選抜された君達は、各国から選りすぐられた精鋭だ!皆、自分の国、引いてはこの大陸の存亡に関わる重責を担っているという自負を持って任務に望むように!!」
「「「はっ!!」」」
夢幻大地に建設中の拠点前の広場に集まった20人のクルセイダーを前にして、今回の威力偵察を指揮するジェシカ様が挨拶を行った。初めて足を踏み入れた夢幻大地の印象は、緑豊かな穏やかな草原だった。中央に目を向ければ、そこには天まで届きそうな山が聳え立ち、その壮大さに最初は言葉を失ったほどだ。
話を聞けば、その裾野には広大な森林が広がっており、様々な果実が実を付け、誰も手入れしていないというのに、黄金の小麦畑がどこまでも広がっている場所もあるという。更に驚くべき事に、本来作物というのは数ヵ月をかけて成長するものなのだが、この肥沃な夢幻大地では、僅か数日で収穫した作物が元通りに成長するというのだ。
常識を無視した生態系がこの夢幻大地には広がっているのだが、だからこそ一国が占領して独占しないようにと各国で協定を定め、決闘という形式をとってまで資源を大陸中に行き渡らせているのだろう。当然ながら決闘の勝利国だけでは、自国で消費する以上の資源が採取出来るので、余ったものを他国に売買する貿易で利益を上げ、国を豊かにしていっているということだ。
今回集まっているクルセイダーは、偵察任務の目的を鑑みて、各国とも攻撃力よりも機動力の高い者5人が選ばれているらしい。序列で言っても、皆さん一桁から20位以内の方々と聞いているので、そもそも機動力だけでなく、その実力も申し分ない。
そんな人達に混じって僕は、部隊を鼓舞するような演説を行っているジェシカ様の隣に立たされており、中には僕に対して怪訝な表情を浮かべている人達もいた。
「ここで皆に紹介しておこう!今回の偵察任務において、ドーラル王国のクルセイダーであるジール・シュライザー殿が同行する!」
ジェシカ様から紹介を受け、少し前に進み出ると、軽く頭を下げてから自己紹介を行う。
「ジール・シュライザーです!今回の作戦において万が一の事態が発生した場合は、僕が皆さんの盾になりますので、よろしくお願いします!!」
「「「・・・・・・」」」
予め考えていた挨拶の口上を述べたのだが、約半数の方達は困惑しているようだった。中には納得した表情で頷く様子を見せる方達もいたが、大半の人達は僕が何故ここにいるのか理解できないといった様子だった。
「彼は男性でありながら、アルマエナジーを使いこなす立派なクルセイダーだ!そして彼は、具現化したアルマエナジーを自在に変形することが出来る!」
隣で僕に向かって手を差し向けながら演説するジェシカ様の言葉に頷き、僕は実際に具現化して見せた。
「なっ!?」
「嘘っ!?」
「本当に形が・・・」
始めに刀を具現化させて見せた僕は、すぐさまその形状を巨大な盾へと変形させた。その様子に、僕に訝しげな視線を向けていた人達は一様に、目を見開きながら驚愕の声を上げていた。そんな状況にジェシカ様は満足そうに笑みを浮かべると、演説を続けた。
「見てもらった通り、彼は攻撃も防御もこなすことが出来る!そしてその防御力は・・・」
そこで言葉を区切ると、ジェシカ様も具現化して大剣を手にした。そしてその剣を水平に構えると、僕に向かって横薙ぎに振り抜いてくる。
「うおらぁぁぁぁぁ!!!」
『ガァァァン!!』
「「「っ!!!!!?」」」
思いっきり振り抜いてきたジェシカ様の大剣が僕の盾に衝突すると、甲高い接触音が辺りに鳴り響いたのだが、僕はその場から吹き飛ばされることもなく、全く微動だにせずにその大剣の攻撃を受け止めた。その様子を見ていたクルセイダーの皆さんは、顎が外れるのではないかという程に大口を開けて、目を点にしていた。
「ふっ!今見てもらった通りだ!オレの渾身の一撃でも、ジール殿の防御は揺らぐことがない!安心してその背中を任すと良い!!では、威力偵察を開始する!!」
それだけ言い残すと、ジェシカ様は部隊に作戦開始を告げ、多少の困惑が残る面々を半ば無視するようにして進行を始めたのだった。
◆
side ジェシカ・ダイス
(ふふふ、狙い通りだな!)
事前に監視役から情報を受け、ミュータント・1が居る目的地へと警戒しながら進行している道中、オレは部隊後方から全体を俯瞰するように視線を巡らせながらも、先程の出来事を思い出し、愉悦に口許を緩めていた。
(ジール殿と各国の王女殿下達と共に共同夫婦になろうとするには、ある程度の功績がなければ反発もあるかもしれんからな。今回の一件は、ジール殿の名を大陸に知らしめる良い機会かもしれん!危険性があるのは心配だが、ジール殿たっての希望だ。もしもの時はオレの命に代えても守ってみせる!)
オレはこの偵察任務において、ジール殿が発した「ジェシカ殿下を守りたい!!」という発言に心を撃ち抜かれた。そもそもオレはその実力から、人から守られるよりむしろ守ることの方が多いのだが、男性の、それも自分の好いた人物からそんな事を言われれば、嬉しくないわけがなかった。
オレがジール殿への恋心を自覚したとき、恥ずかしさのあまりまともに目を見ることすら出来なかったが、各国が彼との交際を歓迎するような文章を目にしたあの時、オレの考え方は変わった。いくら国が認めて、5人の王女殿下が彼を婿にするといっても、肝心なのはジール殿の心だ。オレは政略結婚の為に渋々夫婦となるより、お互いに愛し合った夫婦となりたい。
ジール殿にはオレを愛してもらいたい。オレと夫婦になることを望んでもらいたい。誰よりもオレを見てもらいたい。そう言った感情が泉の様に沸き上がってくると、自然と恥ずかしさは鳴りを潜め、彼にもっと自分を知って欲しくなった。そもそもジール殿と出会ったのは、5人の王女の中でオレが一番最後なのだ。恥ずかしがっているような暇など無い。積極的にアピールしていかねば取り残されてしまうかもしれない。そういう危機感もあったのだろう。
そしてここ最近は、そういった努力が実を結んだこともあったのだろう、ジール殿のオレを見る目が変わってきたような気がする。当初のこちらを常に伺っているような怯えたような視線が、段々と信頼を含んだ柔いものへ、そして今ではそれ以上の、好意に近いものになっているような気がする。
(というのはパピル殿下の言だが、そう言われてみればそんな気もするんだ!だからこそ、ここで更にジール殿との関係を深めねばっ!!)
決意を胸に隣で歩くジール殿をチラリと覗き見ると、彼は少し緊張した面持ちで周囲に気を配っているようだった。その様子に、自分の浮わついた心が何だか申し訳なくなった。
(いかんいかん!オレはこの部隊の指揮官なんだ!全員を無事に帰さなければ、ジール殿に幻滅されてしまうかもしれない!今は作戦に集中しなければ!)
ディザスター・1は、現在建設中の拠点からおよそ20キロ離れた森林の中にある、湖付近に留まっているということだった。その為、俺達はその20キロという距離を使って互いの連携の確認を行いながらの進行を行っている。
そもそもこうして他国間での軍事演習のようなものは今までされていなかった為、精鋭が集まっているとはいっても、この部隊は言わば急造。個々人の実力が高いため、滅多なことでは危機に陥ることはないと思うが、ある程度の連携を確認することは必須だった。
既に進軍を始めてから2時間が経とうとしているが、ここまで特に目立った出来事はなかった。むしろ何も無かったという方が正確か。現在は草原地帯を抜け、森林地帯へと入っている。進行にあたっては、2人の斥候役が部隊から少し前に出て周辺を探り、残りの18人で菱形の陣形をとり、どこから敵が来てもすぐに援護に駆けつけられるように、オレとジール殿はその陣形の中心に陣取っていた。
「さすがに静かすぎるな・・・」
「そうですね。害獣どころか、普通の獣一匹見当たりません。何だか静かすぎて不気味なくらいです・・・夢幻大地というのは、元々こういった場所なのですか?」
オレのポツリと漏らした独り言に、ジール殿が言葉を返してくれた。そんな何気ないやり取りでも、彼がオレの事を見てくれているという事に小さな喜びを感じる。とはいえ、今は状況が状況なので、だらしない顔は出来ない。
「いや。以前来た時は、普通の動物が草原を駆け回っていたし、この森林地帯でももっと生き物の気配がしていたはずなんだが・・・ミュータント・1が現れた影響なのかもしれないな・・・」
「害獣を操る害獣・・・一体どんな存在なんでしょうね」
真剣な顔をしながら考え込むジール殿の凛々しい表情に、オレは少しだけ魅入ってしまった。そんなオレの様子に、ジール殿は首を傾げながら口を開いてきた。
「どうしました?」
「あっ、いや、何でもない!ただ・・・この異変についての原因を推察していただけだ!」
「なるほど!さすがジェシカ殿下ですね!」
ジール殿の顔に見惚れていただけだなどとは言えるはずもなく、咄嗟に思い付いた言い訳だったのだが、彼はオレの言葉を鵜呑みにして、尊敬の眼差しを向けてきていた。
(うぐっ!罪悪感が・・・しかしジール殿のその眼差し・・・良いっ!!)
そんな緊張感の無い事を考えつつも、連携確認を伴った進行は順調に進み、予定通り3時間後には目的の湖近くへと到着することになった。
「「「はっ!!」」」
夢幻大地に建設中の拠点前の広場に集まった20人のクルセイダーを前にして、今回の威力偵察を指揮するジェシカ様が挨拶を行った。初めて足を踏み入れた夢幻大地の印象は、緑豊かな穏やかな草原だった。中央に目を向ければ、そこには天まで届きそうな山が聳え立ち、その壮大さに最初は言葉を失ったほどだ。
話を聞けば、その裾野には広大な森林が広がっており、様々な果実が実を付け、誰も手入れしていないというのに、黄金の小麦畑がどこまでも広がっている場所もあるという。更に驚くべき事に、本来作物というのは数ヵ月をかけて成長するものなのだが、この肥沃な夢幻大地では、僅か数日で収穫した作物が元通りに成長するというのだ。
常識を無視した生態系がこの夢幻大地には広がっているのだが、だからこそ一国が占領して独占しないようにと各国で協定を定め、決闘という形式をとってまで資源を大陸中に行き渡らせているのだろう。当然ながら決闘の勝利国だけでは、自国で消費する以上の資源が採取出来るので、余ったものを他国に売買する貿易で利益を上げ、国を豊かにしていっているということだ。
今回集まっているクルセイダーは、偵察任務の目的を鑑みて、各国とも攻撃力よりも機動力の高い者5人が選ばれているらしい。序列で言っても、皆さん一桁から20位以内の方々と聞いているので、そもそも機動力だけでなく、その実力も申し分ない。
そんな人達に混じって僕は、部隊を鼓舞するような演説を行っているジェシカ様の隣に立たされており、中には僕に対して怪訝な表情を浮かべている人達もいた。
「ここで皆に紹介しておこう!今回の偵察任務において、ドーラル王国のクルセイダーであるジール・シュライザー殿が同行する!」
ジェシカ様から紹介を受け、少し前に進み出ると、軽く頭を下げてから自己紹介を行う。
「ジール・シュライザーです!今回の作戦において万が一の事態が発生した場合は、僕が皆さんの盾になりますので、よろしくお願いします!!」
「「「・・・・・・」」」
予め考えていた挨拶の口上を述べたのだが、約半数の方達は困惑しているようだった。中には納得した表情で頷く様子を見せる方達もいたが、大半の人達は僕が何故ここにいるのか理解できないといった様子だった。
「彼は男性でありながら、アルマエナジーを使いこなす立派なクルセイダーだ!そして彼は、具現化したアルマエナジーを自在に変形することが出来る!」
隣で僕に向かって手を差し向けながら演説するジェシカ様の言葉に頷き、僕は実際に具現化して見せた。
「なっ!?」
「嘘っ!?」
「本当に形が・・・」
始めに刀を具現化させて見せた僕は、すぐさまその形状を巨大な盾へと変形させた。その様子に、僕に訝しげな視線を向けていた人達は一様に、目を見開きながら驚愕の声を上げていた。そんな状況にジェシカ様は満足そうに笑みを浮かべると、演説を続けた。
「見てもらった通り、彼は攻撃も防御もこなすことが出来る!そしてその防御力は・・・」
そこで言葉を区切ると、ジェシカ様も具現化して大剣を手にした。そしてその剣を水平に構えると、僕に向かって横薙ぎに振り抜いてくる。
「うおらぁぁぁぁぁ!!!」
『ガァァァン!!』
「「「っ!!!!!?」」」
思いっきり振り抜いてきたジェシカ様の大剣が僕の盾に衝突すると、甲高い接触音が辺りに鳴り響いたのだが、僕はその場から吹き飛ばされることもなく、全く微動だにせずにその大剣の攻撃を受け止めた。その様子を見ていたクルセイダーの皆さんは、顎が外れるのではないかという程に大口を開けて、目を点にしていた。
「ふっ!今見てもらった通りだ!オレの渾身の一撃でも、ジール殿の防御は揺らぐことがない!安心してその背中を任すと良い!!では、威力偵察を開始する!!」
それだけ言い残すと、ジェシカ様は部隊に作戦開始を告げ、多少の困惑が残る面々を半ば無視するようにして進行を始めたのだった。
◆
side ジェシカ・ダイス
(ふふふ、狙い通りだな!)
事前に監視役から情報を受け、ミュータント・1が居る目的地へと警戒しながら進行している道中、オレは部隊後方から全体を俯瞰するように視線を巡らせながらも、先程の出来事を思い出し、愉悦に口許を緩めていた。
(ジール殿と各国の王女殿下達と共に共同夫婦になろうとするには、ある程度の功績がなければ反発もあるかもしれんからな。今回の一件は、ジール殿の名を大陸に知らしめる良い機会かもしれん!危険性があるのは心配だが、ジール殿たっての希望だ。もしもの時はオレの命に代えても守ってみせる!)
オレはこの偵察任務において、ジール殿が発した「ジェシカ殿下を守りたい!!」という発言に心を撃ち抜かれた。そもそもオレはその実力から、人から守られるよりむしろ守ることの方が多いのだが、男性の、それも自分の好いた人物からそんな事を言われれば、嬉しくないわけがなかった。
オレがジール殿への恋心を自覚したとき、恥ずかしさのあまりまともに目を見ることすら出来なかったが、各国が彼との交際を歓迎するような文章を目にしたあの時、オレの考え方は変わった。いくら国が認めて、5人の王女殿下が彼を婿にするといっても、肝心なのはジール殿の心だ。オレは政略結婚の為に渋々夫婦となるより、お互いに愛し合った夫婦となりたい。
ジール殿にはオレを愛してもらいたい。オレと夫婦になることを望んでもらいたい。誰よりもオレを見てもらいたい。そう言った感情が泉の様に沸き上がってくると、自然と恥ずかしさは鳴りを潜め、彼にもっと自分を知って欲しくなった。そもそもジール殿と出会ったのは、5人の王女の中でオレが一番最後なのだ。恥ずかしがっているような暇など無い。積極的にアピールしていかねば取り残されてしまうかもしれない。そういう危機感もあったのだろう。
そしてここ最近は、そういった努力が実を結んだこともあったのだろう、ジール殿のオレを見る目が変わってきたような気がする。当初のこちらを常に伺っているような怯えたような視線が、段々と信頼を含んだ柔いものへ、そして今ではそれ以上の、好意に近いものになっているような気がする。
(というのはパピル殿下の言だが、そう言われてみればそんな気もするんだ!だからこそ、ここで更にジール殿との関係を深めねばっ!!)
決意を胸に隣で歩くジール殿をチラリと覗き見ると、彼は少し緊張した面持ちで周囲に気を配っているようだった。その様子に、自分の浮わついた心が何だか申し訳なくなった。
(いかんいかん!オレはこの部隊の指揮官なんだ!全員を無事に帰さなければ、ジール殿に幻滅されてしまうかもしれない!今は作戦に集中しなければ!)
ディザスター・1は、現在建設中の拠点からおよそ20キロ離れた森林の中にある、湖付近に留まっているということだった。その為、俺達はその20キロという距離を使って互いの連携の確認を行いながらの進行を行っている。
そもそもこうして他国間での軍事演習のようなものは今までされていなかった為、精鋭が集まっているとはいっても、この部隊は言わば急造。個々人の実力が高いため、滅多なことでは危機に陥ることはないと思うが、ある程度の連携を確認することは必須だった。
既に進軍を始めてから2時間が経とうとしているが、ここまで特に目立った出来事はなかった。むしろ何も無かったという方が正確か。現在は草原地帯を抜け、森林地帯へと入っている。進行にあたっては、2人の斥候役が部隊から少し前に出て周辺を探り、残りの18人で菱形の陣形をとり、どこから敵が来てもすぐに援護に駆けつけられるように、オレとジール殿はその陣形の中心に陣取っていた。
「さすがに静かすぎるな・・・」
「そうですね。害獣どころか、普通の獣一匹見当たりません。何だか静かすぎて不気味なくらいです・・・夢幻大地というのは、元々こういった場所なのですか?」
オレのポツリと漏らした独り言に、ジール殿が言葉を返してくれた。そんな何気ないやり取りでも、彼がオレの事を見てくれているという事に小さな喜びを感じる。とはいえ、今は状況が状況なので、だらしない顔は出来ない。
「いや。以前来た時は、普通の動物が草原を駆け回っていたし、この森林地帯でももっと生き物の気配がしていたはずなんだが・・・ミュータント・1が現れた影響なのかもしれないな・・・」
「害獣を操る害獣・・・一体どんな存在なんでしょうね」
真剣な顔をしながら考え込むジール殿の凛々しい表情に、オレは少しだけ魅入ってしまった。そんなオレの様子に、ジール殿は首を傾げながら口を開いてきた。
「どうしました?」
「あっ、いや、何でもない!ただ・・・この異変についての原因を推察していただけだ!」
「なるほど!さすがジェシカ殿下ですね!」
ジール殿の顔に見惚れていただけだなどとは言えるはずもなく、咄嗟に思い付いた言い訳だったのだが、彼はオレの言葉を鵜呑みにして、尊敬の眼差しを向けてきていた。
(うぐっ!罪悪感が・・・しかしジール殿のその眼差し・・・良いっ!!)
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