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2人からマッサージ
ピンクのラップタオル
ぎゅっと手をクロスさせて、英吏が自分の体を隠す。ズレたビキニを直し体を縮こまらせて、全身に力が入っているのが分かる。
(飛虎君が目の前にいると、リラックスしきれないのか……)
「ビキニがズレてしまって悪かった」
神幹は表情ひとつ変えずに英吏に謝罪する。神幹の落ち着きは、長年の経験からくるものなのか、あるいは彼自身の性質なのか判別がつかないほどだ。
淡々とした声は、責めるでも慰めるでもなく、ただ事実を確認するだけの温度を保っている。
「この施術ではどうしてもビキニが外れそうになってしまうな。コース内容を変えよう。」
英吏が恐縮して謝ると、神幹は短く首を振った。
「本島さんが謝ることじゃない。こちらの管理の問題だ。」
その言い方には、余計な感情が一切混じっていない。英吏の羞恥や緊張を刺激しないよう、必要最低限の言葉だけを選んでいるようにも見えた。
「あの……。二人から受けるマッサージは凄く良かったんですが……」
英吏がもじもじとしながら、提案を口にする。
「ビキニじゃなくて、バスローブでは駄目ですか?」
(正直、ビキニがズレるのもあるけど、お腹に力入れているの疲れちゃう……)
しかし神幹はぴしゃりと「バスローブでは無理だ」と言い放つ。バスローブでは、生地に厚みがありすぎて、繊細さが必要な性感マッサージができないという。
「やっぱりそうですか……じゃあ、バスタオルを巻くとかは……?」
英吏が食い下がると、神幹は少しだけ視線を上に向け、記憶を探るように呟く。
「あー……バスローブよりは施術ができそうだな。そういえば試供品で……」
神幹がスタスタと奥の物置へ向かう。歩き方も、物を探す仕草も、無駄がない。
英吏と飛虎が目を合わせて戸惑っている間にも、神幹は目的のものを見つけて戻ってきた。
色のかなり強い、ショッキングピンクの布だ。
神幹は布を広げて英吏たちに見せる。
(派手……! いや、派手とかじゃなくて……なんだかエッチ!)
バスタオルほどの大きさだが、目に痛いピンク色で生地は薄い。絹を模したような化繊生地だ。布の片方の端には、スナップボタンが一定間隔で並んでいる。
「前に、業者から試供品でマッサージ用のラップタオルをもらっていた。使う予定は無かったが、バスローブよりは使えそうだな」
神幹の声音には、奇抜な色への言及は無い。ただ、施術に合うかどうかだけを判断している。
(え~~、そんなピンク色、なんだかすごくエッチなんだけど。しかもすごく薄い生地……)
英吏は、ビキニよりは体を隠せると思いつつ、ラップタオルの色と生地感にあまり喜べない。
そんな英吏の気持ちを知ってか知らずか、神幹は自信満々に「捨てずに置いていて良かった」と言いながら、英吏の後ろに立つ。
「失礼するよ」
シュルシュル!
神幹は英吏の首で結んでいたビキニの紐をいとも簡単にほどく。紐をほどく動きは無駄なく、遠慮もない。
「ひぃぁっ!」
手でビキニを押さえて、ぽろりと胸が露出してしまうのはなんとか防いだが、あれよあれよと背中の紐もほどかれて、ほぼ手ブラのようになった。
飛虎は見たい気持ちを理性で抑えて、天井を仰ぐ。
神幹は広げたラップタオルを手際よく英吏の身体に巻く。手を外させ、ビキニのブラがはぎ取られる。
「きゃっ、そんなっっ、あァん!」
英吏の反応に目を向けることもなく、ただ施術の準備を進める職人の手だ。
張りのある巨乳が完全に露出し、英吏が手で隠そうとする。しかしその動きよりも前に、神幹がラップタオルをシュッと巻いた。
ラップタオルを巻く動作は、敏感になっている乳首に刺激を与える。
「あ、ぁあっ……!」
いやらしい艶のある生地が、乳首をなぞり上げる。
「ンンっ……ンふぅ、、んっ、、」
神幹はラップタオルの両端を英吏の体の右側に持ってきて、スナップボタンを留め始める。
プチ……プチ……
プチ……プチ……
ラップタオルのスナップボタンを留めるわずかな動きにも、英吏は刺激を受ける。
「やぁっ、ちくびが、こすれて……っ」
ピクんっ、と英吏は腰をくねらす。
スナップボタンを全て留め終えた神幹が、二人に対して「準備できた」と伝える。
今まで英吏の姿を見ないように天井を仰いでいた飛虎も、ようやく顔を下げる。
飛虎の目の前には、セクシーなピンク色のラップタオル姿の英吏。
プールで使うようなラップタオルと同様、胸のところにはゴムが入っている。しかし安物なのかゴムは細く緩めである。
そして薄い生地のせいで、おっぱいの大きさも、乳首の位置まで丸わかりな姿だった。
(うわっ、なんていう格好……っ!ビキニより隠れているのにっ、もっとエロい……)
目を見開いて、ラップタオルを巻いた英吏の肢体を凝視する飛虎。本来は英吏はサービスを受ける側だが、ピンクのタオルを巻いた姿は、むしろエッチなサービスをする側のように飛虎の目に映る。
(英吏さんの乳首が、ピンって勃ってる……っ、はぁっ、やばい)
飛虎の下半身がずくりと重くなる。
しかし飛虎の様子は何も気にせず、神幹はマッサージを再開するよう指示した。
(飛虎君が目の前にいると、リラックスしきれないのか……)
「ビキニがズレてしまって悪かった」
神幹は表情ひとつ変えずに英吏に謝罪する。神幹の落ち着きは、長年の経験からくるものなのか、あるいは彼自身の性質なのか判別がつかないほどだ。
淡々とした声は、責めるでも慰めるでもなく、ただ事実を確認するだけの温度を保っている。
「この施術ではどうしてもビキニが外れそうになってしまうな。コース内容を変えよう。」
英吏が恐縮して謝ると、神幹は短く首を振った。
「本島さんが謝ることじゃない。こちらの管理の問題だ。」
その言い方には、余計な感情が一切混じっていない。英吏の羞恥や緊張を刺激しないよう、必要最低限の言葉だけを選んでいるようにも見えた。
「あの……。二人から受けるマッサージは凄く良かったんですが……」
英吏がもじもじとしながら、提案を口にする。
「ビキニじゃなくて、バスローブでは駄目ですか?」
(正直、ビキニがズレるのもあるけど、お腹に力入れているの疲れちゃう……)
しかし神幹はぴしゃりと「バスローブでは無理だ」と言い放つ。バスローブでは、生地に厚みがありすぎて、繊細さが必要な性感マッサージができないという。
「やっぱりそうですか……じゃあ、バスタオルを巻くとかは……?」
英吏が食い下がると、神幹は少しだけ視線を上に向け、記憶を探るように呟く。
「あー……バスローブよりは施術ができそうだな。そういえば試供品で……」
神幹がスタスタと奥の物置へ向かう。歩き方も、物を探す仕草も、無駄がない。
英吏と飛虎が目を合わせて戸惑っている間にも、神幹は目的のものを見つけて戻ってきた。
色のかなり強い、ショッキングピンクの布だ。
神幹は布を広げて英吏たちに見せる。
(派手……! いや、派手とかじゃなくて……なんだかエッチ!)
バスタオルほどの大きさだが、目に痛いピンク色で生地は薄い。絹を模したような化繊生地だ。布の片方の端には、スナップボタンが一定間隔で並んでいる。
「前に、業者から試供品でマッサージ用のラップタオルをもらっていた。使う予定は無かったが、バスローブよりは使えそうだな」
神幹の声音には、奇抜な色への言及は無い。ただ、施術に合うかどうかだけを判断している。
(え~~、そんなピンク色、なんだかすごくエッチなんだけど。しかもすごく薄い生地……)
英吏は、ビキニよりは体を隠せると思いつつ、ラップタオルの色と生地感にあまり喜べない。
そんな英吏の気持ちを知ってか知らずか、神幹は自信満々に「捨てずに置いていて良かった」と言いながら、英吏の後ろに立つ。
「失礼するよ」
シュルシュル!
神幹は英吏の首で結んでいたビキニの紐をいとも簡単にほどく。紐をほどく動きは無駄なく、遠慮もない。
「ひぃぁっ!」
手でビキニを押さえて、ぽろりと胸が露出してしまうのはなんとか防いだが、あれよあれよと背中の紐もほどかれて、ほぼ手ブラのようになった。
飛虎は見たい気持ちを理性で抑えて、天井を仰ぐ。
神幹は広げたラップタオルを手際よく英吏の身体に巻く。手を外させ、ビキニのブラがはぎ取られる。
「きゃっ、そんなっっ、あァん!」
英吏の反応に目を向けることもなく、ただ施術の準備を進める職人の手だ。
張りのある巨乳が完全に露出し、英吏が手で隠そうとする。しかしその動きよりも前に、神幹がラップタオルをシュッと巻いた。
ラップタオルを巻く動作は、敏感になっている乳首に刺激を与える。
「あ、ぁあっ……!」
いやらしい艶のある生地が、乳首をなぞり上げる。
「ンンっ……ンふぅ、、んっ、、」
神幹はラップタオルの両端を英吏の体の右側に持ってきて、スナップボタンを留め始める。
プチ……プチ……
プチ……プチ……
ラップタオルのスナップボタンを留めるわずかな動きにも、英吏は刺激を受ける。
「やぁっ、ちくびが、こすれて……っ」
ピクんっ、と英吏は腰をくねらす。
スナップボタンを全て留め終えた神幹が、二人に対して「準備できた」と伝える。
今まで英吏の姿を見ないように天井を仰いでいた飛虎も、ようやく顔を下げる。
飛虎の目の前には、セクシーなピンク色のラップタオル姿の英吏。
プールで使うようなラップタオルと同様、胸のところにはゴムが入っている。しかし安物なのかゴムは細く緩めである。
そして薄い生地のせいで、おっぱいの大きさも、乳首の位置まで丸わかりな姿だった。
(うわっ、なんていう格好……っ!ビキニより隠れているのにっ、もっとエロい……)
目を見開いて、ラップタオルを巻いた英吏の肢体を凝視する飛虎。本来は英吏はサービスを受ける側だが、ピンクのタオルを巻いた姿は、むしろエッチなサービスをする側のように飛虎の目に映る。
(英吏さんの乳首が、ピンって勃ってる……っ、はぁっ、やばい)
飛虎の下半身がずくりと重くなる。
しかし飛虎の様子は何も気にせず、神幹はマッサージを再開するよう指示した。
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