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2日目:動作測定

サれながら

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昼食時間と言われ、桃香は自分に用意されているゲストルームに戻った。阪部に付き添われながら、膣内に測定器を挿入された状態で歩きエレベーターに乗った。エレベーターは運よく誰も乗ってこなかった。

部屋に着き、運ばれた昼食も朝食同様とても美味ししいもの。食べているときは測定器のことを思い出すことがなかった。しかし食べ終えてふと立ちあがったときに、声が漏れた。


「……んぁっ」
(いまもずっと、測定中なんだよね、ナカの、動き)

ショーツを新しいものに履き替えたが、膣内に挿入された物のことを考えるとショーツにじんわりと染みができそうだ。

尾嵜からはリラックス時のデータも取るために、昼食後は1時間程度の仮眠をするように言われていた。

「今から1時間後に目覚まし……と」

スマートフォンの時計アプリで1時間後に音が鳴るようにする。そしてベッドに身を委ねる。



◆◆◆◆



1時間経ち、しばらくした頃に阪部が迎えに来た。昼食のときは室内着に着替えていたが、検査着にさっと着替える。ドアを開け、阪部にぺこっと会釈する。

「お疲れ様です。では動作測定室に戻りましょう」



阪部が先導し桃香がついて行く。下着を身に付けているとはいえ、心許ない検査着だけを羽織って移動することにも桃香は抵抗が無くなってきた。

5階の動作測定室に行くためにエレベーターを待つ。

混んでいるのか中々エレベーターが来ない。やっとのことで来て扉が開く。

「あっ……」

エレベーター内は研究員で満員状態だった。乗るのを見送ろうと阪部が言おうとすると、「乗れる乗れる!」と気安い声がエレベーター内の研究員から掛かる。

「乗りましょうか」

「はい……」


既に乗っていた研究員たちが詰めてくれて、なんとか桃香と阪部が乗り込み扉が閉じられた。
桃香が扉に押し付けられるように立ち、その後ろに阪部が立つ。桃香の背中に阪部の上半身がぴったりと密着し、足が絡み合っている。阪部の片足は、桃香の足の間に踏み込んだ形だ。



エレベーターが鈍い音を立てながら、上へ動き出す。

(うぅ、熱い、あぁ)


桃香は無意識に股を擦り合わせようとする。すると足の間には阪部の片足があり、阪部がびくっと足を動かした。

「ぁん」

(やだっ!声、でちゃった!他の人に、聞かれてないよね)

桃香はできるだけ阪部から体を離そうと、体をくねくねと動かす。するとあまり長さのない検査着の裾が捲りあがった。
そして阪部の片足に軽く体を乗り上げる形になってしまった。阪部の足がショーツ越しに桃香の性器に刺激を与えてしまっている。


ひくん……ひくん……
じゅん……

(あぁ、どうしよう、奥から……)


膣内がひくひくと蠢く。蠢くことで膣内の測定器の存在をより感じる。密着して立つ阪部の息遣いもこそばゆく、桃香は体を小さく震わせる。

この混雑さで誰も桃香の状態には気づいていないが、裾が完全に捲れ上がり、太腿の際どいところまでが露出している。



ポーン


5階に到着した音が鳴り、桃香が体を預けていたドアが開く。

「きゃっ!」

急に開いたドアに対応できず、桃香が前方向に倒れかける。後ろにいた阪部がとっさに腕を回して手前に引く。

ぐいっ!

「アァン!」

身体をぐっと引かれた衝撃と、挟まっていた阪部の足による刺激が桃香の股間を襲った。甲高い嬌声をエレベーターに居合わせた研究員たち全員が聞いた。



一瞬の沈黙の後、エレベーターから人が下りて桃香に「大丈夫ですか」と声を掛ける。桃香は慌てて検査着の裾を直して「大丈夫ですっ」と視線を合わせずにエレベーターから離れた。



◆◆◆◆



二人が尾嵜の待つ動作測定室に戻る。

「挿れたまま過ごしてもらい有難うございました。後で測定器を取り出して、データを検証します」

「……はぃ」

「昼食と、仮眠をとってもらってこの部屋に戻ってくるまで、何か膣内の状態が変わることはありましたか?」

「……?ちつ、ないの状態……ですか?」

「ええ。例えば……少し分かりやすく言えば愛液が出るような刺激があったりとかです」

質問の意味が分かり桃香が俯く。
「……無い、です」

(うう、本当はエレベーターでちょっと……だけ、ちょっとだけ感じちゃったけど、そんなこと言えないよ)


尾嵜は淡々と「分かりました」と返事をし、後は昼食を取った時間や仮眠の時間帯を確認した。


「ではリラックスした状態のデータは取れていると思うので、あとは最も興奮した状態の膣内のデータを測定します」

「興奮……ですか」

(興奮、って何だろう、すごく怒ったときとかかな。でもそんなのアソコに関係するのかな)

「具体的にはオーガズムに達したときの状態です」

「オ…………っ!」

驚く桃香のことは気にも留めていない尾嵜が説明を続ける。

「オーガズムに達するためには、寺方さんご自身で高めてもらってもいいですし、我々がお手伝いするのでもどちらでもいいです」

「……え、ちょっ……わ、わたし自身って」

「オナニーのことです」

尾嵜は真っすぐに寺方を見ながら答える。近くにいる阪部は少し斜めに視線を外しながら聞いている。
驚き困惑する桃香が、色々と尾嵜から説明を受ける。

迷った桃香は、昨日気持ちヨクされたことを思い出しながら、尾嵜と阪部にオーガズムに達するために手伝ってもらうことを選んだ。







「ああぁ、んぁ、んぅっ」

動作測定室の大きなベッドに桃香が腰掛けた。
検査着もブラジャーもショーツも脱ぎ、惜しげもなく恵体を二人に晒す。

尾嵜と阪部は白衣姿のままで桃香の手伝いをする。

桃香の後ろから抱っこするように阪部が抱きしめる。阪部の足の間に桃香の体がすっぽりと入り、阪部の下腹部が桃香の生尻に押し当てられている。

尾嵜はというと、測定器を挿入したときと同じく、床に膝をつき桃香の大きく開脚させた足と足の間にいる。


「すごく濡れていますね、まだそんなに触っていないのに」


膣の入口を尾嵜の指がねっとりと弄る。

ヌリン、ヌリン、ヌリン

「んひぁ、あぁぁ、あぁぁ」

「測定器を挿れたときも潤滑油不要でしたね。寺方さんは愛液の分泌量が多い」

「あぁん、あぁぁ、あぅぁ、あぁっ、、あぁ~ん」


桃香はこれ以上ないほど開脚し、尾嵜にもっと刺激が欲しいと言わんばかりに腰をくい、くいっと前後させる。尾嵜の目にはそれがいたく官能的で、息を荒くし始めた。


桃香に刺激を与えるのは尾嵜だけではない。

ぐにゅん、ぐにゅうん
ぐにゅん、ぐにゅうん

「ぁあんぅ、んんふぁ、ぁあっぅ、ぁああぅぅ」


桃香の背後から前に回された阪部の手が、その手に収まりきらないほどの巨乳を揉みしだく。


「いひぃっ、あぁ~ん、いいぃ、いいっ、いいのぉ」

阪部の手が乳房がぐにゅん、ぐにゅんと形を変えるほど強く揉んでいる。その力強さに桃香が全身で悦ぶ。だらしなく開いた口からは、唾液が少し溢れた。

阪部は手だけではなく、桃香の耳に口を近づけ、耳たぶをぺろりと舐めた。

「きゃぁぁっ、あああぁぅ」
ビクンと桃香の体が大きく揺れる。

「もうっぅ、あああっん、おねがぁあ、んんぅっぅ」


尾嵜は測定器が出てこないように注意しながら、桃香の膨れたクリトリスに指をそっと当てる。同時に阪部も乳首を摘まみ上げた。


「ぁ…ぁああッ、きちゃう…きちゃう、ぁ…ああ、ほしいっ」

ひくんひくんと膣内が収縮し始め、愛液がどんどん膣内から溢れ出す。

「アア、あぁ、あぁ、いくぅ、ああっぅ、だめぇ、イクっぅ、イッちゃうっ」

「いつでもどうぞ」

尾嵜はそういうとクリトリスを愛撫する指を速めた。

「ひゃあん!アアン、アアぁ、ンンん、アアアっ~ぅ」

膣内が収縮し、桃香の全身がぶるぶる震える。

「アァ~ンっ、イッちゃう、ンンぁん、イクっ、イクっっ……っぅあァアアアアアァァ!!」






ドクン……ドクン……ドクン……

オーガズムに達した桃香は、膣がまだ痙攣のように収縮を続けている。

収縮が収まる頃合いを見極めるために、尾嵜が膣の入り口に指を添える。

「ンンァ……」

収縮が収まって尾嵜が測定器を取り出すために指を挿入する。イッた後の膣内は何の抵抗もなく指を受け入れる。

そしてトロットロの膣内から測定器を取り出した。



愛液で濡れきった測定器を手に持ち「本日の予定はこれで終了です」と告げた。
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