17 / 28
①
お返しはいらない‼
しおりを挟む
2日の夜、占詠さんから電話がかかってきた。
「パンちゃん、お久しぶり」
「うん」
「何、俺の声聞きたくなかった?」
「別に」
別にじゃない。聞きたいに決まってる。
「明日帰るの?」
「うん」
「何時頃?」
「午後かな。明日中に着けばいい感じだけど」
「そっか。じゃあ、戸津のショッピングモールまで出てこれない?」
戸津は、ここと占詠さんの家の中間くらいにあって、ショッピングモールは駅からも近い。
「いいけど、占詠さん、体調大丈夫?」
「あぁ、身体鈍ってきたし、徐々に慣らさなきゃな。車もな」
「車で来るの?」
「あぁ。あまり遠出は無理だけど」
昼頃、会う約束をした。
翌日、帰る荷物を持って、家を出た。
ただ、出かけるわけじゃないので、怪しまれなかった。
私は、戸津駅に11時頃に着き、ショッピングモールに向かって歩いていたら、占詠さんの車が停まって、助手席の窓を開け、
「パンちゃん、乗って」
私は、助手席に乗り込んだ。
考えてみたら、占詠さんの車を見るのも初めてで、もちろん乗せてもらったこともない。
青のワゴンタイプの車だった。
「身体、大丈夫?」
「気にすることないよ。心配性だな、パンちゃんは」
「だってさ」
「でも、ありがとう」
「ううん」
ショッピングモールの立体駐車場に車を停め、
「これ、治さんから」
パンや総菜など色々入ってた。
「帰ったら食べて、って。実家帰りなのに色々貰ってくんじゃない?って言ったんだけどね」
「ううん、うちはそうゆうのないの。嬉しい」
「そっか、じゃ、よかったよ」
「治さんにお礼言っといてね」
「あぁ」
車を降り、店の中に入った。
店内のベンチに座り、
「この前より、顔色良くなったみたい」
「そう?」
「うん」
「お腹空いたな。何食べる?」
「食事制限はないの?」
「特には言われてないけど。まぁ、刺激物とかは避けてるけど」
「そっか」
レストラン街に行き、あれこれ見て、蕎麦屋さんに入った。
2人とも、暖かい蕎麦のランチセットを注文した。
「パンちゃんとさ、こうやって外食するの初めてだっけ?」
「うん、そうだよね」
そうだった。会社の忘年会くらいで、外で食事したことはない。
占詠家で、家族のような感覚を味わったから、もうすっかり忘れてた。
私たちの関係って、何?
まだ、付き合うとかも言われていない。
食事をして、少しだけ店内を歩いた。
駐車場に戻り、
「駅まで送ってくよ」
「うん、ありがとう」
もう帰らなくちゃいけない。
寂しいけど、しょうがない。
駅のロータリーに着け、
「じゃ、また連絡する」
「うん、ありがとう」
車を降りてから、占詠さんの車が見えなくなるまで見送ってから、駅に向かった。
家に着いてから、占詠さんにメールすると、電話がかかってきた。
「色々ありがとな」
「なんか、そればっか」
「だってさ」
「いいけど」
「仕事、頑張れよ」
「うん」
仕事は、5日からだった。
4日はゆっくり過ごした。
「パンちゃん、お久しぶり」
「うん」
「何、俺の声聞きたくなかった?」
「別に」
別にじゃない。聞きたいに決まってる。
「明日帰るの?」
「うん」
「何時頃?」
「午後かな。明日中に着けばいい感じだけど」
「そっか。じゃあ、戸津のショッピングモールまで出てこれない?」
戸津は、ここと占詠さんの家の中間くらいにあって、ショッピングモールは駅からも近い。
「いいけど、占詠さん、体調大丈夫?」
「あぁ、身体鈍ってきたし、徐々に慣らさなきゃな。車もな」
「車で来るの?」
「あぁ。あまり遠出は無理だけど」
昼頃、会う約束をした。
翌日、帰る荷物を持って、家を出た。
ただ、出かけるわけじゃないので、怪しまれなかった。
私は、戸津駅に11時頃に着き、ショッピングモールに向かって歩いていたら、占詠さんの車が停まって、助手席の窓を開け、
「パンちゃん、乗って」
私は、助手席に乗り込んだ。
考えてみたら、占詠さんの車を見るのも初めてで、もちろん乗せてもらったこともない。
青のワゴンタイプの車だった。
「身体、大丈夫?」
「気にすることないよ。心配性だな、パンちゃんは」
「だってさ」
「でも、ありがとう」
「ううん」
ショッピングモールの立体駐車場に車を停め、
「これ、治さんから」
パンや総菜など色々入ってた。
「帰ったら食べて、って。実家帰りなのに色々貰ってくんじゃない?って言ったんだけどね」
「ううん、うちはそうゆうのないの。嬉しい」
「そっか、じゃ、よかったよ」
「治さんにお礼言っといてね」
「あぁ」
車を降り、店の中に入った。
店内のベンチに座り、
「この前より、顔色良くなったみたい」
「そう?」
「うん」
「お腹空いたな。何食べる?」
「食事制限はないの?」
「特には言われてないけど。まぁ、刺激物とかは避けてるけど」
「そっか」
レストラン街に行き、あれこれ見て、蕎麦屋さんに入った。
2人とも、暖かい蕎麦のランチセットを注文した。
「パンちゃんとさ、こうやって外食するの初めてだっけ?」
「うん、そうだよね」
そうだった。会社の忘年会くらいで、外で食事したことはない。
占詠家で、家族のような感覚を味わったから、もうすっかり忘れてた。
私たちの関係って、何?
まだ、付き合うとかも言われていない。
食事をして、少しだけ店内を歩いた。
駐車場に戻り、
「駅まで送ってくよ」
「うん、ありがとう」
もう帰らなくちゃいけない。
寂しいけど、しょうがない。
駅のロータリーに着け、
「じゃ、また連絡する」
「うん、ありがとう」
車を降りてから、占詠さんの車が見えなくなるまで見送ってから、駅に向かった。
家に着いてから、占詠さんにメールすると、電話がかかってきた。
「色々ありがとな」
「なんか、そればっか」
「だってさ」
「いいけど」
「仕事、頑張れよ」
「うん」
仕事は、5日からだった。
4日はゆっくり過ごした。
0
あなたにおすすめの小説
嘘をつく唇に優しいキスを
松本ユミ
恋愛
いつだって私は本音を隠して嘘をつくーーー。
桜井麻里奈は優しい同期の新庄湊に恋をした。
だけど、湊には学生時代から付き合っている彼女がいることを知りショックを受ける。
麻里奈はこの恋心が叶わないなら自分の気持ちに嘘をつくからせめて同期として隣で笑い合うことだけは許してほしいと密かに思っていた。
そんなある日、湊が『結婚する』という話を聞いてしまい……。
隣の夫婦 ~離婚する、離婚しない、身近な夫婦の話
紫さゆり
恋愛
オムニバス形式です。
理解し合って結婚したはずの梓、同級生との再会が思わぬことになる雅美、年下の夫のかつての妻に引け目を感じる千晴、昔の恋の後悔から前向きになれない志織。
大人の女性のストーリーです。
俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木廉也との出会いである。
廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる