2 / 31
①
アオに染まる💙
しおりを挟む
中学入学前に、初めて美容院で髪をカットしてもらった。
それまでは、近くの床屋さんに行ったり、お母さんに切ってもらったりしていた。
お母さんに、
「莉楽も一緒に行く?」
と、お母さんがいつも行っていた美容院に行ったのだ。
バスに乗って、10分程先にに行ったところにあった。
美容師さんはマリさんとゆう、お母さんより少し年上の人で、自宅兼用の店だった。
ちなみに、お母さんは当時は35歳だった。
小さい頃に1度だけお母さんに連れられて来たことがあるらしいが、覚えてはいなかった。
「莉楽ちゃん、少し待っててね」
お母さんは、パーマをかけるので、先にカットして、パーマに取り掛かった。
私はその間、本棚にあった本を見ていた。
雑誌や、漫画本がたくさんあった。
その中で、ファッション誌に目が留まった。
夢中になって読んでいると、母屋の方のドアが開き、
「ただいま~」
とゆう声がした。
「お帰り」
と、マリさんが言って、
「礼子さんいらっしゃい」
と、その彼はお母さんに言った。馴染みの客だから知っているようだ。
「赳央、この子、礼子さんのお嬢さん。覚えてる?」
「え、あぁ、あの時の、確か、莉楽だ」
「え、私の事、知ってるの?」
「小さい頃に連れて来た時にね、遊んでもらったのよねぇ」
と、お母さんが言った。
「覚えてない」
「こ~んな小っちゃかったもんな」
「ふ~ん・・・」
私の見てた雑誌を見て、
「ファッション興味あるの?」
と言った。
「まだよくわかんないけど、いいなぁって。洋服作るのは好きだけど」
「作るの?あ、もしかして、このスカートも?」
「ううん、これはお母さんが」
そう、お母さんは縫製の仕事をしていて、教えてもらって作るようになった。
「ちょっと待っててな」
と言って、母屋に入っていき、戻って来た時にはファッションの本を持っていて、
「これ、莉楽にあげる」
「え?」
「じゃあな」
と言って、赳央くんは行ってしまった。
赳央くんはマリさんの息子さんで、高校2年生だった。
家に帰ってからも、ぼ~っと考えてた。
赳央くん、かっこよかったなぁ。
私が赳央くんに貰った本を広げていたら、お母さんが、
「赳央くん、子供の頃から、ファッションの事とか興味あったみたいよ。高校卒業したら、美容関係の学校に行くらしいけど。将来はあの店継ぐのかしらねぇ」
と言った。
それからも、お母さんと一緒にマリさんの店に行くようになった。
赳央くんにまた会いたいなぁって思ったけど、会えなかった。
それまでは、近くの床屋さんに行ったり、お母さんに切ってもらったりしていた。
お母さんに、
「莉楽も一緒に行く?」
と、お母さんがいつも行っていた美容院に行ったのだ。
バスに乗って、10分程先にに行ったところにあった。
美容師さんはマリさんとゆう、お母さんより少し年上の人で、自宅兼用の店だった。
ちなみに、お母さんは当時は35歳だった。
小さい頃に1度だけお母さんに連れられて来たことがあるらしいが、覚えてはいなかった。
「莉楽ちゃん、少し待っててね」
お母さんは、パーマをかけるので、先にカットして、パーマに取り掛かった。
私はその間、本棚にあった本を見ていた。
雑誌や、漫画本がたくさんあった。
その中で、ファッション誌に目が留まった。
夢中になって読んでいると、母屋の方のドアが開き、
「ただいま~」
とゆう声がした。
「お帰り」
と、マリさんが言って、
「礼子さんいらっしゃい」
と、その彼はお母さんに言った。馴染みの客だから知っているようだ。
「赳央、この子、礼子さんのお嬢さん。覚えてる?」
「え、あぁ、あの時の、確か、莉楽だ」
「え、私の事、知ってるの?」
「小さい頃に連れて来た時にね、遊んでもらったのよねぇ」
と、お母さんが言った。
「覚えてない」
「こ~んな小っちゃかったもんな」
「ふ~ん・・・」
私の見てた雑誌を見て、
「ファッション興味あるの?」
と言った。
「まだよくわかんないけど、いいなぁって。洋服作るのは好きだけど」
「作るの?あ、もしかして、このスカートも?」
「ううん、これはお母さんが」
そう、お母さんは縫製の仕事をしていて、教えてもらって作るようになった。
「ちょっと待っててな」
と言って、母屋に入っていき、戻って来た時にはファッションの本を持っていて、
「これ、莉楽にあげる」
「え?」
「じゃあな」
と言って、赳央くんは行ってしまった。
赳央くんはマリさんの息子さんで、高校2年生だった。
家に帰ってからも、ぼ~っと考えてた。
赳央くん、かっこよかったなぁ。
私が赳央くんに貰った本を広げていたら、お母さんが、
「赳央くん、子供の頃から、ファッションの事とか興味あったみたいよ。高校卒業したら、美容関係の学校に行くらしいけど。将来はあの店継ぐのかしらねぇ」
と言った。
それからも、お母さんと一緒にマリさんの店に行くようになった。
赳央くんにまた会いたいなぁって思ったけど、会えなかった。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる