今夜、泊めて

陽紫葵

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今夜、泊めて

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朝、将史さんはいつもの時間に起きてきて、
「今日は充枝ちゃんも一緒にモーニングしに行こう」
「え、私、もう朝食べちゃいましたけど」
「コーヒーだけでも付き合って」
「はい」
将史さんがいつも行く喫茶店は、歩いて5分程のところにある『レモン』とゆう名だった。
将史さんは、ホットコーヒーと、トーストとゆで卵が付いたモーニングサービスを注文した。私はホットのカフェオレにした。
「明日からはさ、充枝ちゃんももっとゆっくり寝ててさ、一緒にモーニングしようよ」
「じゃあ、私ももっと夜、」
と言いかけたら、
「ダメだよ、女の子は夜更かししちゃ」
「女の子?」
「だろ?」
「まぁ」
そうゆういい方されると、何だか照れる。
帰ってから、また仕事場に入った。
将史さんは殆どデスクに向かっている。
構想を立てて、ボーとしてる時もあるが。
私は、指示された事だけをする。打ち込み、書類の整理など。
時間がある時は、本を読んでもいいと言われた。
何だか、私には快適だった。
次の日の午後、
「出版社に行ってくるから、留守番頼む」
と言われた。
出版社の人って、家に来るんじゃないんだ?出向かなきゃいけないの?
少しだけ、頼まれた作業があって、終わってからは本を読んで過ごした。
夕方になり、買い物に行きたいけど、将史さんが帰ってこなきゃ出かけられない。
そうだ、私、鍵預かってないんだった。
あり合わせで作ろうかなと、冷蔵庫を覗いていたら、将史さんが帰ってきた。
「鯛焼き買ってきた。温かいうちに食べよう」
「はい」
すぐにお茶を入れた。
「美味しい」
「そんなに喜んでくれたら嬉しいよ。
今日は休みにするから、夕飯は出前取ろう」
「いいんですか?」
「たまにはな」
そうだ、休みって言った?もしかして、夜も?
「どうした?」
「いえ」
少ししてから、お寿司を取って、食べた。
いつものようにお風呂に入ってから、
「今日、いいかなぁ?」
「はい」
そう思って、下着も考えた。
まだ、寝るには早い時間だったけど、将史さんと一緒に私の部屋に入った。
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