37 / 75
Trash Land
indestructible III
しおりを挟む
何事かと思い顔を上げた彼女のその双眸に、複雑で不可解な紋章が刺繍されたマントを纏ったダークグレーの髪と藍色の瞳の〝魔導士〟が映る。
「人質を取りたくないのだったら、止めれば良い」
女を易々と持ち上げ、呪文を呟く。男を掴んでいる腕が引き千切れ、噴き出した血とオイルが廊下を汚した。
だがその染みは、数秒で消失する。この「世界の館」を物理的に汚すことは、誰にも出来ない。なにしろ別名『掃除要らず』とすら呼ばれているから。
そして〝魔導士〟は、往々にして掃除が出来ない集団である。ハズラットは病的なくらいに綺麗好きだが。
「暫く前から入りたそうに莫迦以下どもに紛れてうろついていたから招待したのに気付かなかったか。それとも、莫迦以下が感染して理解出来なかったのか? まあいい、恨まれる覚えの有無など訊かん。貴様は私の大切な同士に手を出した。死ね」
そう言うと、廊下の壁に叩き付ける。咄嗟に女は衝撃に備えて身を硬くした。
だが、いつまで経ってもその衝撃はない。
代わりに、何故か空中に自分と自分を投げ付けた〝魔導士〟ハズラット・ムーンがいる。
どういうことだ?
不思議に思いつつ、だが女は即座に身を捻って体勢を整え、庭に音もなく着地した。そしてハズラットもゆっくりと庭の芝生に降り立つ。
彼は、芝の上に立っていた。
芝生の上ではなく、芝の葉の上に。
それは、身体の質量と物理法則を全く無視した現象。
一体どうやって外に出た? それに、何故草葉の上に立てる!?
常識の埒外の現象に戦慄する女の方へと、ハズラットは眼を閉じたまま無防備に近付いて来る。
その足音すら、無い。
その行動が不気味だが、此処で何もしないわけにはいかない。なにしろ、相手は「魔導士ギルド」の副長ハズラット・ムーンだから。
音もなく近付いて来るハズラットの胸目掛けて、女は集中して創り出した精神エネルギーの槍を投げ付ける。
それは狙い違わず、ハズラットの胸を貫いた。
鮮血が飛び散り、芝生を濡らす。
その貫かれ、明らかに致命傷である胸から止めどなく血が滴り落ち、堪らず血を吐いて膝を折った。
攻撃した女が。
「詰まらん」
胸を貫いている槍を無造作に引き抜き、短く溜息をついて上を見上げ、ハズラットが呟いた。
その身体に、無数の槍が突き刺さる。
だがやはり、血を吐き流して倒れるのは女の方だった。
「詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん!」
苛立たしげに言い捨て、付いた埃をそうするように、突き刺さっている槍を掃い退け、その手を懐に突っ込んだ。
槍が突き刺さっていた筈の胸には、傷一つない。
「詰まらん、弱い」
そう言って再び手を出す。その手には直径3センチメートルほどの珠が握られている。
「私を狙って来たのだったら、もう少し頑張って見せろ。せめてこの簡単な〝結界〟に傷を付けるだけの努力をするのだな」
女は続けて電撃を放つ。眩い光が周囲を照らした。だがそれすら、ハズラットには届かない。そして全て自分に返って来る。このままでは只悪戯に自身を傷付けるだけだ。
それに――女はあることに気が付いた。これだけ派手に騒いでいるのに、周囲を取り囲んでいるマスメディアは全く気付いていない。
「だから〝結界〟を張ったんだよ。この程度のことも気付かないのか?」
怪訝に外へと視線を泳がせる女の心理を読み取ったのか、ハズラットが詰まらなさそうに言い、そして持っている珠を女の目の前に放り投げた。
すると突然、夥しい煙が発生する。
咄嗟にそれを吸い込まないように口を抑えたが、その煙は女を包むことなく、まるで生物のように一つにまとまって行く。
「出でよ〝煙魔〟」
ハズラットが言うと、その煙は獣の――三つ首の獅子の姿になってゆっくりとその背を伸ばした。
それは〝魔導士〟だけが使役可能なもの――〝使魔〟。
呪文を唱え、効果を発揮するまでのタイムラグを埋めるために存在する生命無きモノ。
厄介なことになった……。
傷付いた自身を〝ヒーリング〟で癒しながら呟き、女は再び電撃を放つ。
「無駄だというのが解らんのか。学習能力のない奴だな」
放たれた電撃は、ハズラットのマントを滑ってそのまま女に返って行く。そしてその瞬間、マントに施してある刺繍が蠢く様を、女は確かに見た。
そういうことか。女はそう思い、自身が放ち跳ね返された電撃を躱した。
どうやらあのマントをなんとかしなければならないようだ。それが、どれほど困難なことかは理解出来る。
だが自分の弾き出せる最高速度で動けば、マントくらいはなんとか出来るだろう。
――傷付いているこの身体で、出来るだろうか。
「出来るか――じゃなくて、やらなきゃいけないんだけどね……所詮、勝てないと解っているし。それに……」
両足のモーターが唸りをあげる。そして女は大地を蹴り、高速でハズラットに突進した。
「私の役目は、それだから……!」
突進しつつ、精神エネルギーでナイフを創り出して構える。
この体ごと突っ込み、マントに傷を付けることが出来れば効果は消える筈。
〝魔導士〟のマントは、それほどまでに脆い。
「……莫迦が……」
呟いたハズラットの傍らで、〝煙魔〟が咆哮をあげ、その姿が煙となる。そして女の胴体を包み込んだ。だがその程度で止まる筈もなく、女はそれを振り払って突進を続けた。
あと一歩でハズラットに手が届く。
そう思った瞬間、胴体の力が抜けて女は地面に倒れ込んだ。それはまるで、胴体そのものの筋力が全て無くなったかのような脱力だった。
「人質を取りたくないのだったら、止めれば良い」
女を易々と持ち上げ、呪文を呟く。男を掴んでいる腕が引き千切れ、噴き出した血とオイルが廊下を汚した。
だがその染みは、数秒で消失する。この「世界の館」を物理的に汚すことは、誰にも出来ない。なにしろ別名『掃除要らず』とすら呼ばれているから。
そして〝魔導士〟は、往々にして掃除が出来ない集団である。ハズラットは病的なくらいに綺麗好きだが。
「暫く前から入りたそうに莫迦以下どもに紛れてうろついていたから招待したのに気付かなかったか。それとも、莫迦以下が感染して理解出来なかったのか? まあいい、恨まれる覚えの有無など訊かん。貴様は私の大切な同士に手を出した。死ね」
そう言うと、廊下の壁に叩き付ける。咄嗟に女は衝撃に備えて身を硬くした。
だが、いつまで経ってもその衝撃はない。
代わりに、何故か空中に自分と自分を投げ付けた〝魔導士〟ハズラット・ムーンがいる。
どういうことだ?
不思議に思いつつ、だが女は即座に身を捻って体勢を整え、庭に音もなく着地した。そしてハズラットもゆっくりと庭の芝生に降り立つ。
彼は、芝の上に立っていた。
芝生の上ではなく、芝の葉の上に。
それは、身体の質量と物理法則を全く無視した現象。
一体どうやって外に出た? それに、何故草葉の上に立てる!?
常識の埒外の現象に戦慄する女の方へと、ハズラットは眼を閉じたまま無防備に近付いて来る。
その足音すら、無い。
その行動が不気味だが、此処で何もしないわけにはいかない。なにしろ、相手は「魔導士ギルド」の副長ハズラット・ムーンだから。
音もなく近付いて来るハズラットの胸目掛けて、女は集中して創り出した精神エネルギーの槍を投げ付ける。
それは狙い違わず、ハズラットの胸を貫いた。
鮮血が飛び散り、芝生を濡らす。
その貫かれ、明らかに致命傷である胸から止めどなく血が滴り落ち、堪らず血を吐いて膝を折った。
攻撃した女が。
「詰まらん」
胸を貫いている槍を無造作に引き抜き、短く溜息をついて上を見上げ、ハズラットが呟いた。
その身体に、無数の槍が突き刺さる。
だがやはり、血を吐き流して倒れるのは女の方だった。
「詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん詰まらん!」
苛立たしげに言い捨て、付いた埃をそうするように、突き刺さっている槍を掃い退け、その手を懐に突っ込んだ。
槍が突き刺さっていた筈の胸には、傷一つない。
「詰まらん、弱い」
そう言って再び手を出す。その手には直径3センチメートルほどの珠が握られている。
「私を狙って来たのだったら、もう少し頑張って見せろ。せめてこの簡単な〝結界〟に傷を付けるだけの努力をするのだな」
女は続けて電撃を放つ。眩い光が周囲を照らした。だがそれすら、ハズラットには届かない。そして全て自分に返って来る。このままでは只悪戯に自身を傷付けるだけだ。
それに――女はあることに気が付いた。これだけ派手に騒いでいるのに、周囲を取り囲んでいるマスメディアは全く気付いていない。
「だから〝結界〟を張ったんだよ。この程度のことも気付かないのか?」
怪訝に外へと視線を泳がせる女の心理を読み取ったのか、ハズラットが詰まらなさそうに言い、そして持っている珠を女の目の前に放り投げた。
すると突然、夥しい煙が発生する。
咄嗟にそれを吸い込まないように口を抑えたが、その煙は女を包むことなく、まるで生物のように一つにまとまって行く。
「出でよ〝煙魔〟」
ハズラットが言うと、その煙は獣の――三つ首の獅子の姿になってゆっくりとその背を伸ばした。
それは〝魔導士〟だけが使役可能なもの――〝使魔〟。
呪文を唱え、効果を発揮するまでのタイムラグを埋めるために存在する生命無きモノ。
厄介なことになった……。
傷付いた自身を〝ヒーリング〟で癒しながら呟き、女は再び電撃を放つ。
「無駄だというのが解らんのか。学習能力のない奴だな」
放たれた電撃は、ハズラットのマントを滑ってそのまま女に返って行く。そしてその瞬間、マントに施してある刺繍が蠢く様を、女は確かに見た。
そういうことか。女はそう思い、自身が放ち跳ね返された電撃を躱した。
どうやらあのマントをなんとかしなければならないようだ。それが、どれほど困難なことかは理解出来る。
だが自分の弾き出せる最高速度で動けば、マントくらいはなんとか出来るだろう。
――傷付いているこの身体で、出来るだろうか。
「出来るか――じゃなくて、やらなきゃいけないんだけどね……所詮、勝てないと解っているし。それに……」
両足のモーターが唸りをあげる。そして女は大地を蹴り、高速でハズラットに突進した。
「私の役目は、それだから……!」
突進しつつ、精神エネルギーでナイフを創り出して構える。
この体ごと突っ込み、マントに傷を付けることが出来れば効果は消える筈。
〝魔導士〟のマントは、それほどまでに脆い。
「……莫迦が……」
呟いたハズラットの傍らで、〝煙魔〟が咆哮をあげ、その姿が煙となる。そして女の胴体を包み込んだ。だがその程度で止まる筈もなく、女はそれを振り払って突進を続けた。
あと一歩でハズラットに手が届く。
そう思った瞬間、胴体の力が抜けて女は地面に倒れ込んだ。それはまるで、胴体そのものの筋力が全て無くなったかのような脱力だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる