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「たーきー」
リビングでスマホをいじっていると、キッチンからヒューの声がする。
のろのろと瀧は起き上がると声のする方へ向かった。今までほぼ使われることが無かったピカピカの最新機能付きのシステムキッチンでヒューはお味噌汁を作っている。
瀧に気づくと嬉しそうにお玉で少量の味噌汁を掬い、小皿に取ったそれを渡してくる。
「味どうかな?薄い?」
「‥おいしい」
瀧が実家の母の手料理を食べたいと言ったことを真に受けたヒューはあれから茗子と連絡を取り続け色んなレシピを聞いては、仕事から早く帰った夜や、今日のような休日に腕を振るっていた。
器用で飲み込みの早いヒューは何度かの調理でコツを掴み、二人で囲む食卓は彩りもよく華やかなものになった。
正直、あの言葉はヒューから離れるための言い訳に過ぎず、そこまで家庭の味に飢えているわけではなかったが、やはり外食とは違う優しい味付けに瀧は満足していた。
しかし自分が上手くいかずに投げ出した炊事をそつなくこなすヒューに瀧はまた少し面白くない感情を持ってもいた。ヒューの料理は5点満点のチャートを全て4点で満たすようなバランスが良く抜かりのない美味しさで、瀧が失敗したカルボナーラもハンバーグもとても上手に仕上がっていた。
瀧はヒューの向かい側のカウンターに身体を持たせかけると右脚を伸ばし、ヒューのふくらはぎを下から上へ足先で撫でた。
「くすぐったいよ、瀧」
構わず瀧は今度は反対の脚に指先を向け同じように撫でると、ヒューはお玉を置いて振り返る。
瀧はセクシャルな笑みを浮かべヒューを誘う。
「ヒューも味見して」
「瀧が美味しいのはもう知ってる」
ヒューはくすくす笑って嬉しそうに瀧の顔に唇を落とす。
ヒューの腕を掴んでいた瀧の手が下に向かうよう導けば素直にヒューはそのまま膝をつき、瀧の履いていたスエットを足下まで下げ股間にしゃぶりついた。
瀧は満ち足りた高慢な微笑みでヒューを見下ろし、まるで飼い犬の毛並みをそうするようにヒューのやんわりと後ろに流すようにセットされた髪を撫でた。
程なくして瀧の興奮が頂点に達しようする時に、キッチンのカウンターに置いておいたスマホが震えた。
瀧は口淫を受けたままスマホを手繰り寄せるとスワイプをし出す。
スマホをいじる瀧の気を惹きたくてヒューは口淫の熱を上げ、瀧の高まる一点を舌で責めた。
瀧は堪らず白濁を吐き出すと、息を整え足下のスエットを引き上げ履き直し、さらりと告げる。
「ヒュー、俺出かけてくる」
瀧の放った精液を飲み込みながら、ヒューは悲愴な顔を向けた。
「出かけるって、今日はせっかくの休みなのに‥」
一日中、一緒に過ごせると思っていたヒューはがっくりと肩を落とす。
このところ瀧は飲み会に参加することが多くなった。最初のうちは飲酒が出来る歳になったことや、友達同士の付き合いもあるだろうと口を噤んでいたが、さらにその飲み代を稼ぐために、バイトを増やし、ヒューよりも帰りが遅くなることが多々あった。
ヒューはやんわりと寂しさを訴えてはいたが、ヒューも最近忙しく遅くなる日がたびたびあり、瀧にそっちこそ仕事で遅くなるだろ、と返されるとそれ以上強く要求することはしなかった。
瀧はさっさと着替えると玄関に向かう。
「瀧‥、晩御飯は?」
「先に食べてて」
そっけなく瀧は返すとばたん、と扉は閉じた。
リビングでスマホをいじっていると、キッチンからヒューの声がする。
のろのろと瀧は起き上がると声のする方へ向かった。今までほぼ使われることが無かったピカピカの最新機能付きのシステムキッチンでヒューはお味噌汁を作っている。
瀧に気づくと嬉しそうにお玉で少量の味噌汁を掬い、小皿に取ったそれを渡してくる。
「味どうかな?薄い?」
「‥おいしい」
瀧が実家の母の手料理を食べたいと言ったことを真に受けたヒューはあれから茗子と連絡を取り続け色んなレシピを聞いては、仕事から早く帰った夜や、今日のような休日に腕を振るっていた。
器用で飲み込みの早いヒューは何度かの調理でコツを掴み、二人で囲む食卓は彩りもよく華やかなものになった。
正直、あの言葉はヒューから離れるための言い訳に過ぎず、そこまで家庭の味に飢えているわけではなかったが、やはり外食とは違う優しい味付けに瀧は満足していた。
しかし自分が上手くいかずに投げ出した炊事をそつなくこなすヒューに瀧はまた少し面白くない感情を持ってもいた。ヒューの料理は5点満点のチャートを全て4点で満たすようなバランスが良く抜かりのない美味しさで、瀧が失敗したカルボナーラもハンバーグもとても上手に仕上がっていた。
瀧はヒューの向かい側のカウンターに身体を持たせかけると右脚を伸ばし、ヒューのふくらはぎを下から上へ足先で撫でた。
「くすぐったいよ、瀧」
構わず瀧は今度は反対の脚に指先を向け同じように撫でると、ヒューはお玉を置いて振り返る。
瀧はセクシャルな笑みを浮かべヒューを誘う。
「ヒューも味見して」
「瀧が美味しいのはもう知ってる」
ヒューはくすくす笑って嬉しそうに瀧の顔に唇を落とす。
ヒューの腕を掴んでいた瀧の手が下に向かうよう導けば素直にヒューはそのまま膝をつき、瀧の履いていたスエットを足下まで下げ股間にしゃぶりついた。
瀧は満ち足りた高慢な微笑みでヒューを見下ろし、まるで飼い犬の毛並みをそうするようにヒューのやんわりと後ろに流すようにセットされた髪を撫でた。
程なくして瀧の興奮が頂点に達しようする時に、キッチンのカウンターに置いておいたスマホが震えた。
瀧は口淫を受けたままスマホを手繰り寄せるとスワイプをし出す。
スマホをいじる瀧の気を惹きたくてヒューは口淫の熱を上げ、瀧の高まる一点を舌で責めた。
瀧は堪らず白濁を吐き出すと、息を整え足下のスエットを引き上げ履き直し、さらりと告げる。
「ヒュー、俺出かけてくる」
瀧の放った精液を飲み込みながら、ヒューは悲愴な顔を向けた。
「出かけるって、今日はせっかくの休みなのに‥」
一日中、一緒に過ごせると思っていたヒューはがっくりと肩を落とす。
このところ瀧は飲み会に参加することが多くなった。最初のうちは飲酒が出来る歳になったことや、友達同士の付き合いもあるだろうと口を噤んでいたが、さらにその飲み代を稼ぐために、バイトを増やし、ヒューよりも帰りが遅くなることが多々あった。
ヒューはやんわりと寂しさを訴えてはいたが、ヒューも最近忙しく遅くなる日がたびたびあり、瀧にそっちこそ仕事で遅くなるだろ、と返されるとそれ以上強く要求することはしなかった。
瀧はさっさと着替えると玄関に向かう。
「瀧‥、晩御飯は?」
「先に食べてて」
そっけなく瀧は返すとばたん、と扉は閉じた。
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