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第3章:王太子妃となる日はあっさりと、しかし盛大に訪れましたわ
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その合間にも「誰がわたくしを狙っているのだろう」と気を張っていたが、なかなか怪しい人物は見当たらない。皆それなりに社交辞令や常套句を口にするだけで、陰湿な謀りごとを悟らせるような気配は感じない。
とはいえ、暗躍するならこちらにわざわざ近づいてくるとは限らない。むしろ、舞台を整えてから“わたくしが恥をかくような仕掛け”を発動する可能性もある。たとえばワイングラスに仕込みをしてドレスを汚す、トラブルを誘発して公衆の面前で騒ぎを起こす等々……。想像すればキリがない。
そうやってしばらく会場を回っていると、ソフィアが慌ただしく駆け寄ってきた。彼女は目配せしながら「あちらに問題が起きているようです」と耳打ちする。どうやら会場の中央あたりで、数人が口論しているらしい。
わたくしが駆けつけてみると、そこには見覚えのある貴婦人たちが数名いた。隣国からの外交使節の奥方たちと、こちらの国内の若い令嬢が、何やら言い争いをしている。詳しく聞くと、どうやら「あちらのテーブルに並べられた飲み物がおかしい」という話らしい。
「これは一体どういうことなの! こんなに香りの強い酒を、うっかり口にしてしまったら……」
「いえ、それは香辛料を用いた国特有のお酒でして、悪意はありませんわ……」
令嬢のほうは慌てて弁解しているが、相手の貴婦人たちは激昂している様子。どうやら、全員が一斉に“妙な香り”の酒を飲まされたと騒いでいるらしい。
わたくしは心当たりがなかったが、これは何か仕掛けられたのではないか、と直感的に思った。わざわざ“香りの強い酒”をテーブルに混ぜ、その場にいた人々が騒ぎ出すよう誘導した……。もしもこれが単なる“異文化の酒”なら、そこまで大事にはならないだろう。だが、こうして複数人が不快感を示し、大声で抗議し始めると、周囲にいる来賓も注目せずにはいられない。そこから一気にトラブルが拡大することもあり得る。
まさに一触即発の空気だ。わたくしは急いで仲裁に入り、持ち前の“王太子妃の威厳”を前面に出して対応することにした。
「皆さま、どうか落ち着いてくださいませ。こちらは王家主催の祝宴ですので、なにか不手際があったなら、まずは運営側にお知らせをいただきたいのです。香りの強いお酒というのは、特定の地域で嗜まれているものかもしれませんし、そもそも体調に合わない方には無理して勧められるようなものではありませんね」
「で、ですが……わたくしが口にしたところ、あまりにも刺激が強くて咳き込んでしまい……こんな場で恥をかいたわ!」
海外の貴婦人の一人が涙目になりながら訴える。それに対して、こちらの若い令嬢は真っ青になって縮こまっていた。どうやら彼女自身は善意で「珍しいお酒ですよ」と紹介しただけで、悪気はなかったようだ。だが、結果的に騒ぎを招いてしまったのは事実。
「まあ……それは大変でしたね。さぞおつらかったことでしょう。ですが、お怪我や体調不良につながるような事態でないのなら、どうか今しばらくご容赦くださいませんか? 本来、こうした場ではお口に合わないものを無理に飲まなくてもよろしいのです。もしご不安な点がありましたら、こちらから医師を呼ぶこともできますし、必要なら別室で休まれるのもよろしいかと思います」
わたくしが丁寧かつ毅然とした調子で言うと、周囲の人々が少しざわつきながらも、「王太子妃殿下の仰るとおりですわね」「医師を呼んでもらいましょうか」と収束に向かおうとする気配が生まれる。ここでさらに刺激的な対応を取れば、余計に騒ぎが拡大してしまうから、まずは相手の感情をおさめるのが大事だ。
だが、その瞬間、別の方向から聞こえてきた声が場の空気を変えた。
「……おやおや。騒ぎが収まる前に終わらせるなんて、さすが王太子妃殿下は冷たいものですわね。もう少し海外のお客様に寄り添って差し上げたらいかが?」
言葉に込められた嫌味な響き。わたくしはそちらを振り返り、その声の主と視線が交差した。
彼女は、クラリッサ・ドレイヴン子爵令嬢——確かそう名乗る人物だったと思う。金髪に青い瞳、華やかなドレスをまとっているが、その目は挑発的にこちらを射すくめている。そばには数名の取り巻きらしき若い女性たちもいる。みな口元に薄く笑みを浮かべて、わたくしの様子を探っているようだった。
わたくしは内心で「なるほど。これは“わたくしを貶めよう”としている勢力の一人なのかもしれない」と瞬時に察した。ドレイヴン子爵家は、それなりに由緒はあるが、決して公爵家や侯爵家ほどの権力を持つわけではない。にもかかわらず、こうした大宴会で大きな顔をしているとなると、何か裏で画策している可能性は高い。
「ごきげんよう、クラリッサ令嬢。確かに海外の方々のお気持ちを考えるのは大事ですわ。わたくしもそうしたつもりなのですが、まだ至らぬ点があったでしょうか?」
「おほほ、恐れ多いですわ。わたくしなど、国王陛下主催の宴席にお呼ばれするだけで光栄なのですから。ただ、ちょっと気になったものですからね。結婚されたばかりの王太子妃殿下は、平民を慈しむ優しいお方だという噂を耳にしましたものですから」
ドレイヴン子爵令嬢は意味深な笑みを浮かべ、周囲を巻き込むような大きな声で言葉を続ける。
「まあ、平民の方々にも手を差し伸べてくださる寛大さをお持ちなのだとか。実に尊いことですわね。人によっては“そんなものは表向きだ”と仰る方もおりますが、わたくしは信じておりますわ。ねえ、皆さんもそう思いません?」
「ええ、そうよねえ。さすが王太子妃殿下!」
「殿下が平民の方にご関心をお持ちなのだとか、いろいろ噂はあるわよねえ……」
取り巻きたちの冷笑にも似た囁きが場に広がる。どうやら、ここで“殿下が平民女性を愛している”という噂を、あからさまに匂わせようとしているようだ。もっと踏み込んで言えば、「ルチアーナは見せかけだけの王太子妃」であるとほのめかし、わたくしの評判を落とそうとしている。
わたくしはなるべく表情を変えずに受け流そうとするが、周囲の人々が一気に興味を示し始めているのがわかる。ここで変に慌てたり、怒ったりしたら相手の思うつぼだろう。
(さて……どう動くのが得策かしら。あまり騒ぎを起こしたくはないけれど、ここで曖昧に笑っているだけでは「図星なのか」と思われる可能性がある。そもそもリリア様が平民出身だという噂が、どこまで広がっているかわからないし……)
迷った末、わたくしはゆっくりと息を吐いてから、クラリッサ令嬢に向き直った。なるべくソフトな声を意識しながらも、きっぱりと言葉を放つ。
「確かに“平民の方にも優しく”というのは、王太子妃となった今、わたくしの務めの一つだと思っております。どんな出自の方でも、この国の民である限りは大切に扱うのが当然ではございませんか?」
「あら、それは立派ですわ。では、殿下が“特定の平民女性”にご関心をお持ちだという話も、当然お認めになるのでしょうね? ああ、いえいえ、失礼。これはただの噂話ですわよ。わたくし自身はよく存じ上げませんけれども。おほほほ!」
わざとらしく口元を押さえて笑うクラリッサ令嬢。それを煽るように、取り巻きの令嬢たちもくすくす笑いを漏らしている。周囲の他の来賓たちも「どうしたのだろう」と耳をそばだて始めており、やや物々しい雰囲気になってきた。
ここで“バレバレな動揺”を見せれば、まさに格好の餌食だ。“ああ、やはり王太子妃は形だけなのだ。王太子殿下は別の平民女性を愛している”と広まってしまうかもしれない。だが、わたくしはそれこそ相手の狙いだと見抜いていた。
とはいえ、暗躍するならこちらにわざわざ近づいてくるとは限らない。むしろ、舞台を整えてから“わたくしが恥をかくような仕掛け”を発動する可能性もある。たとえばワイングラスに仕込みをしてドレスを汚す、トラブルを誘発して公衆の面前で騒ぎを起こす等々……。想像すればキリがない。
そうやってしばらく会場を回っていると、ソフィアが慌ただしく駆け寄ってきた。彼女は目配せしながら「あちらに問題が起きているようです」と耳打ちする。どうやら会場の中央あたりで、数人が口論しているらしい。
わたくしが駆けつけてみると、そこには見覚えのある貴婦人たちが数名いた。隣国からの外交使節の奥方たちと、こちらの国内の若い令嬢が、何やら言い争いをしている。詳しく聞くと、どうやら「あちらのテーブルに並べられた飲み物がおかしい」という話らしい。
「これは一体どういうことなの! こんなに香りの強い酒を、うっかり口にしてしまったら……」
「いえ、それは香辛料を用いた国特有のお酒でして、悪意はありませんわ……」
令嬢のほうは慌てて弁解しているが、相手の貴婦人たちは激昂している様子。どうやら、全員が一斉に“妙な香り”の酒を飲まされたと騒いでいるらしい。
わたくしは心当たりがなかったが、これは何か仕掛けられたのではないか、と直感的に思った。わざわざ“香りの強い酒”をテーブルに混ぜ、その場にいた人々が騒ぎ出すよう誘導した……。もしもこれが単なる“異文化の酒”なら、そこまで大事にはならないだろう。だが、こうして複数人が不快感を示し、大声で抗議し始めると、周囲にいる来賓も注目せずにはいられない。そこから一気にトラブルが拡大することもあり得る。
まさに一触即発の空気だ。わたくしは急いで仲裁に入り、持ち前の“王太子妃の威厳”を前面に出して対応することにした。
「皆さま、どうか落ち着いてくださいませ。こちらは王家主催の祝宴ですので、なにか不手際があったなら、まずは運営側にお知らせをいただきたいのです。香りの強いお酒というのは、特定の地域で嗜まれているものかもしれませんし、そもそも体調に合わない方には無理して勧められるようなものではありませんね」
「で、ですが……わたくしが口にしたところ、あまりにも刺激が強くて咳き込んでしまい……こんな場で恥をかいたわ!」
海外の貴婦人の一人が涙目になりながら訴える。それに対して、こちらの若い令嬢は真っ青になって縮こまっていた。どうやら彼女自身は善意で「珍しいお酒ですよ」と紹介しただけで、悪気はなかったようだ。だが、結果的に騒ぎを招いてしまったのは事実。
「まあ……それは大変でしたね。さぞおつらかったことでしょう。ですが、お怪我や体調不良につながるような事態でないのなら、どうか今しばらくご容赦くださいませんか? 本来、こうした場ではお口に合わないものを無理に飲まなくてもよろしいのです。もしご不安な点がありましたら、こちらから医師を呼ぶこともできますし、必要なら別室で休まれるのもよろしいかと思います」
わたくしが丁寧かつ毅然とした調子で言うと、周囲の人々が少しざわつきながらも、「王太子妃殿下の仰るとおりですわね」「医師を呼んでもらいましょうか」と収束に向かおうとする気配が生まれる。ここでさらに刺激的な対応を取れば、余計に騒ぎが拡大してしまうから、まずは相手の感情をおさめるのが大事だ。
だが、その瞬間、別の方向から聞こえてきた声が場の空気を変えた。
「……おやおや。騒ぎが収まる前に終わらせるなんて、さすが王太子妃殿下は冷たいものですわね。もう少し海外のお客様に寄り添って差し上げたらいかが?」
言葉に込められた嫌味な響き。わたくしはそちらを振り返り、その声の主と視線が交差した。
彼女は、クラリッサ・ドレイヴン子爵令嬢——確かそう名乗る人物だったと思う。金髪に青い瞳、華やかなドレスをまとっているが、その目は挑発的にこちらを射すくめている。そばには数名の取り巻きらしき若い女性たちもいる。みな口元に薄く笑みを浮かべて、わたくしの様子を探っているようだった。
わたくしは内心で「なるほど。これは“わたくしを貶めよう”としている勢力の一人なのかもしれない」と瞬時に察した。ドレイヴン子爵家は、それなりに由緒はあるが、決して公爵家や侯爵家ほどの権力を持つわけではない。にもかかわらず、こうした大宴会で大きな顔をしているとなると、何か裏で画策している可能性は高い。
「ごきげんよう、クラリッサ令嬢。確かに海外の方々のお気持ちを考えるのは大事ですわ。わたくしもそうしたつもりなのですが、まだ至らぬ点があったでしょうか?」
「おほほ、恐れ多いですわ。わたくしなど、国王陛下主催の宴席にお呼ばれするだけで光栄なのですから。ただ、ちょっと気になったものですからね。結婚されたばかりの王太子妃殿下は、平民を慈しむ優しいお方だという噂を耳にしましたものですから」
ドレイヴン子爵令嬢は意味深な笑みを浮かべ、周囲を巻き込むような大きな声で言葉を続ける。
「まあ、平民の方々にも手を差し伸べてくださる寛大さをお持ちなのだとか。実に尊いことですわね。人によっては“そんなものは表向きだ”と仰る方もおりますが、わたくしは信じておりますわ。ねえ、皆さんもそう思いません?」
「ええ、そうよねえ。さすが王太子妃殿下!」
「殿下が平民の方にご関心をお持ちなのだとか、いろいろ噂はあるわよねえ……」
取り巻きたちの冷笑にも似た囁きが場に広がる。どうやら、ここで“殿下が平民女性を愛している”という噂を、あからさまに匂わせようとしているようだ。もっと踏み込んで言えば、「ルチアーナは見せかけだけの王太子妃」であるとほのめかし、わたくしの評判を落とそうとしている。
わたくしはなるべく表情を変えずに受け流そうとするが、周囲の人々が一気に興味を示し始めているのがわかる。ここで変に慌てたり、怒ったりしたら相手の思うつぼだろう。
(さて……どう動くのが得策かしら。あまり騒ぎを起こしたくはないけれど、ここで曖昧に笑っているだけでは「図星なのか」と思われる可能性がある。そもそもリリア様が平民出身だという噂が、どこまで広がっているかわからないし……)
迷った末、わたくしはゆっくりと息を吐いてから、クラリッサ令嬢に向き直った。なるべくソフトな声を意識しながらも、きっぱりと言葉を放つ。
「確かに“平民の方にも優しく”というのは、王太子妃となった今、わたくしの務めの一つだと思っております。どんな出自の方でも、この国の民である限りは大切に扱うのが当然ではございませんか?」
「あら、それは立派ですわ。では、殿下が“特定の平民女性”にご関心をお持ちだという話も、当然お認めになるのでしょうね? ああ、いえいえ、失礼。これはただの噂話ですわよ。わたくし自身はよく存じ上げませんけれども。おほほほ!」
わざとらしく口元を押さえて笑うクラリッサ令嬢。それを煽るように、取り巻きの令嬢たちもくすくす笑いを漏らしている。周囲の他の来賓たちも「どうしたのだろう」と耳をそばだて始めており、やや物々しい雰囲気になってきた。
ここで“バレバレな動揺”を見せれば、まさに格好の餌食だ。“ああ、やはり王太子妃は形だけなのだ。王太子殿下は別の平民女性を愛している”と広まってしまうかもしれない。だが、わたくしはそれこそ相手の狙いだと見抜いていた。
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