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第4章:新しい幸せの形――それぞれの未来へ
4-3.夜の舞踏会――新しい縁と壊れゆく者たち
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3.夜の舞踏会――新しい縁と壊れゆく者たち
日中の展示と商談は大盛況だった。珍しい特産品や美しい工芸品に、多くの貴族や国外の特使たちが興味を示し、マイラたちは引っ切りなしに訪れる客の対応に追われていた。まるで侯爵家の名誉が復活したことを証明するかのように、ブースの前には絶え間なく人が集まる。
そして夜。王宮の大広間で盛大に始まった舞踏会には、さらに華やかな客が集い、音楽と歓声が入り混じる。マイラは社交界での習わしにのっとり、主だった貴族に挨拶を済ませた後、ルシアンの隣に佇んでいた。二人は展示ブースから一部の品を試飲・試食コーナーへ移動させるなど、最後まで事業アピールを怠らない。
「今日の昼間だけで、相当数の引き合いがありました。地方の領主たちも『自分の領地で扱わせてほしい』と言ってくれて……これは予想以上の成果ですね」
ルシアンが興奮気味に伝えると、マイラもまた頬を緩める。
「ええ、本当に……。こんなに好反応を得られるなんて、私も嬉しいです。ルシアン様のお力添えがあったからこそ、ここまで準備を整えられました」
「いえ、私だけの力ではありません。マイラ様が、そしてグランシェル侯爵家が本気で動いたからこそ、これだけの結果を出せたんですよ」
二人は見つめ合いながら微笑みを交わす。そのやり取りに、周囲の人々も「最近、あの二人はいつも一緒ね」「お似合いのパートナーだわ」などと、好意的なささやきを交わしている。
そこへ、突然聞き慣れた声が響いた。
「……マイラ。ちょっといいか」
振り向くと、そこには伯爵令嬢のセレナ・フォルトが立っていた。彼女は少し険しい表情で、周囲を気にしながらマイラを促す。
「セレナ……どうしたの? 何かあった?」
「ちょっと……端のほうへ来てもらえる? 大広間の隅に、ラウル殿下とリリアがいるのだけれど……どうも様子がおかしいの」
セレナの言葉に、マイラの胸がざわめく。先ほどチラリと見かけたラウルが、こんな大勢の中にいるとは思えなかったが……。何があったのだろう。
マイラはルシアンに「少し失礼します」と告げ、セレナとともに大広間の端へ足を運んだ。そこでは、ラウルとリリアが複数の貴族らしき人物に囲まれ、厳しい口調で何かを責められている。
「……王族の恥をさらしたくせに、よくものこのこ出てきたな」
「こんな場に平民の女を連れてくるとは、礼儀をわきまえぬにもほどがある」
そんな陰湿な言葉が飛び交い、リリアは怯えながら俯いている。ラウルが彼女を守ろうとしているようだが、一人ではどうにもならない状況だ。周囲には取り巻きがいて、まるで獲物をいたぶるように二人を追い詰めていた。
「な……なんだ、お前たち……! 僕たちは正々堂々とこの場に来ているだけだ。そもそも、この祝賀式典に出席する資格がないだなんて、誰が決めたんだ!」
ラウルの抗議は空回りしている。周囲の貴族たちは嘲笑を浮かべ、遠巻きに眺めるだけ。王家がラウルを切り捨てる方向に動いているのを知っているため、誰も真剣に取り合おうとしないのだ。
見かねたマイラは、セレナと目を合わせる。セレナは「放っておけ」と言いたげに小さく首を振るが、マイラは意を決してその場に割って入った。
「……あなた方、やりすぎではありませんか?」
静かでありながら鋭い声が、周囲の貴族たちを一瞬怯ませる。マイラが険しい表情でラウルらの前に立ちはだかると、取り囲んでいた連中も「これはグランシェル侯爵令嬢……」と動揺を見せた。
「ラウル殿下はたとえ立場を失いつつあるとはいえ、れっきとした王族です。無礼な言動は慎むべきではありませんか? それとも、王家に歯向かうおつもりですか?」
マイラの言い分に明らかに理がある。相手の貴族たちは舌打ちしながら、嫌々ながら退いていった。
「……ちっ、これ以上厄介ごとを起こす気はないが、覚えておけよ。ラウル殿下はもう王家からも見放された身だ」
彼らが去った後、ラウルは苦しそうに息をつく。リリアは目に涙を浮かべており、マイラを見るなり深々と頭を下げた。
「マイラ様……ごめんなさい。私たち、本当はこんな場に出てくるべきじゃないのかもしれません。でも、ラウル殿下が“最後だからこそ堂々と顔を出したい”と仰って……」
「最後……? どういうこと?」
思わず問いかけたマイラに、ラウルは苦しげな表情で答える。
「……近いうちに、僕は正式に王都を離れることになった。いや、ほぼ強制的にだ。『地方の視察』と称して実質的に追放される。リリアも一緒に行くことになるだろう。……だから、今日の新春祝賀が、実質的に僕たちがここにいる最後の機会なんだ」
ああ、やはり。マイラは心の中でそう呟く。この新春祝賀は一年の幕開けであり、多くの人が一堂に会する。ラウルにとっては、王族として最後に顔を出すにふさわしい場かもしれない。しかし、その結果がこの仕打ちである。
「あなたがどう選ぼうと、それは私には関係ありません。ただ、リリアさんが傷つくのは見ていられませんね」
そう言うマイラの言葉に、リリアは唇を震わせながら、「本当にすみません」と繰り返す。ラウルはうなだれつつも、悔しそうに拳を握る。
「……わかってる。全部僕の責任だ。最初から、こうなるってわかってたのかもしれない。でも、君と一緒にいる道を選んだのは僕自身だから……」
最後のほうはリリアに向けて呟いている。まるで、自分に言い聞かせるような口調だった。
マイラはしばし黙っていたが、やがて落ち着いた声で口を開く。
「ここであなたを助けようとは思いません。でも、これだけは言わせてください。――あなたが捨てたものは、もう二度と戻ってきません。あのとき、自分が下した選択の重さを、しっかり最後まで背負ってください」
冷厳な言葉だが、マイラとしては最大限の誠意でもあった。ラウルが改心しようがしまいが、もはやマイラの人生に関わることはない。それでも、過去の婚約者として、あるいは貴族社会の一員として、ほんの少しだけ「これ以上、リリアを苦しめないでほしい」という願いを込めた言葉だった。
ラウルは震える声で「……ああ、わかってる」と返す。そこにはかつての尊大な王子の面影はまるでない。無残に打ちひしがれた青年の姿だけが残されていた。
日中の展示と商談は大盛況だった。珍しい特産品や美しい工芸品に、多くの貴族や国外の特使たちが興味を示し、マイラたちは引っ切りなしに訪れる客の対応に追われていた。まるで侯爵家の名誉が復活したことを証明するかのように、ブースの前には絶え間なく人が集まる。
そして夜。王宮の大広間で盛大に始まった舞踏会には、さらに華やかな客が集い、音楽と歓声が入り混じる。マイラは社交界での習わしにのっとり、主だった貴族に挨拶を済ませた後、ルシアンの隣に佇んでいた。二人は展示ブースから一部の品を試飲・試食コーナーへ移動させるなど、最後まで事業アピールを怠らない。
「今日の昼間だけで、相当数の引き合いがありました。地方の領主たちも『自分の領地で扱わせてほしい』と言ってくれて……これは予想以上の成果ですね」
ルシアンが興奮気味に伝えると、マイラもまた頬を緩める。
「ええ、本当に……。こんなに好反応を得られるなんて、私も嬉しいです。ルシアン様のお力添えがあったからこそ、ここまで準備を整えられました」
「いえ、私だけの力ではありません。マイラ様が、そしてグランシェル侯爵家が本気で動いたからこそ、これだけの結果を出せたんですよ」
二人は見つめ合いながら微笑みを交わす。そのやり取りに、周囲の人々も「最近、あの二人はいつも一緒ね」「お似合いのパートナーだわ」などと、好意的なささやきを交わしている。
そこへ、突然聞き慣れた声が響いた。
「……マイラ。ちょっといいか」
振り向くと、そこには伯爵令嬢のセレナ・フォルトが立っていた。彼女は少し険しい表情で、周囲を気にしながらマイラを促す。
「セレナ……どうしたの? 何かあった?」
「ちょっと……端のほうへ来てもらえる? 大広間の隅に、ラウル殿下とリリアがいるのだけれど……どうも様子がおかしいの」
セレナの言葉に、マイラの胸がざわめく。先ほどチラリと見かけたラウルが、こんな大勢の中にいるとは思えなかったが……。何があったのだろう。
マイラはルシアンに「少し失礼します」と告げ、セレナとともに大広間の端へ足を運んだ。そこでは、ラウルとリリアが複数の貴族らしき人物に囲まれ、厳しい口調で何かを責められている。
「……王族の恥をさらしたくせに、よくものこのこ出てきたな」
「こんな場に平民の女を連れてくるとは、礼儀をわきまえぬにもほどがある」
そんな陰湿な言葉が飛び交い、リリアは怯えながら俯いている。ラウルが彼女を守ろうとしているようだが、一人ではどうにもならない状況だ。周囲には取り巻きがいて、まるで獲物をいたぶるように二人を追い詰めていた。
「な……なんだ、お前たち……! 僕たちは正々堂々とこの場に来ているだけだ。そもそも、この祝賀式典に出席する資格がないだなんて、誰が決めたんだ!」
ラウルの抗議は空回りしている。周囲の貴族たちは嘲笑を浮かべ、遠巻きに眺めるだけ。王家がラウルを切り捨てる方向に動いているのを知っているため、誰も真剣に取り合おうとしないのだ。
見かねたマイラは、セレナと目を合わせる。セレナは「放っておけ」と言いたげに小さく首を振るが、マイラは意を決してその場に割って入った。
「……あなた方、やりすぎではありませんか?」
静かでありながら鋭い声が、周囲の貴族たちを一瞬怯ませる。マイラが険しい表情でラウルらの前に立ちはだかると、取り囲んでいた連中も「これはグランシェル侯爵令嬢……」と動揺を見せた。
「ラウル殿下はたとえ立場を失いつつあるとはいえ、れっきとした王族です。無礼な言動は慎むべきではありませんか? それとも、王家に歯向かうおつもりですか?」
マイラの言い分に明らかに理がある。相手の貴族たちは舌打ちしながら、嫌々ながら退いていった。
「……ちっ、これ以上厄介ごとを起こす気はないが、覚えておけよ。ラウル殿下はもう王家からも見放された身だ」
彼らが去った後、ラウルは苦しそうに息をつく。リリアは目に涙を浮かべており、マイラを見るなり深々と頭を下げた。
「マイラ様……ごめんなさい。私たち、本当はこんな場に出てくるべきじゃないのかもしれません。でも、ラウル殿下が“最後だからこそ堂々と顔を出したい”と仰って……」
「最後……? どういうこと?」
思わず問いかけたマイラに、ラウルは苦しげな表情で答える。
「……近いうちに、僕は正式に王都を離れることになった。いや、ほぼ強制的にだ。『地方の視察』と称して実質的に追放される。リリアも一緒に行くことになるだろう。……だから、今日の新春祝賀が、実質的に僕たちがここにいる最後の機会なんだ」
ああ、やはり。マイラは心の中でそう呟く。この新春祝賀は一年の幕開けであり、多くの人が一堂に会する。ラウルにとっては、王族として最後に顔を出すにふさわしい場かもしれない。しかし、その結果がこの仕打ちである。
「あなたがどう選ぼうと、それは私には関係ありません。ただ、リリアさんが傷つくのは見ていられませんね」
そう言うマイラの言葉に、リリアは唇を震わせながら、「本当にすみません」と繰り返す。ラウルはうなだれつつも、悔しそうに拳を握る。
「……わかってる。全部僕の責任だ。最初から、こうなるってわかってたのかもしれない。でも、君と一緒にいる道を選んだのは僕自身だから……」
最後のほうはリリアに向けて呟いている。まるで、自分に言い聞かせるような口調だった。
マイラはしばし黙っていたが、やがて落ち着いた声で口を開く。
「ここであなたを助けようとは思いません。でも、これだけは言わせてください。――あなたが捨てたものは、もう二度と戻ってきません。あのとき、自分が下した選択の重さを、しっかり最後まで背負ってください」
冷厳な言葉だが、マイラとしては最大限の誠意でもあった。ラウルが改心しようがしまいが、もはやマイラの人生に関わることはない。それでも、過去の婚約者として、あるいは貴族社会の一員として、ほんの少しだけ「これ以上、リリアを苦しめないでほしい」という願いを込めた言葉だった。
ラウルは震える声で「……ああ、わかってる」と返す。そこにはかつての尊大な王子の面影はまるでない。無残に打ちひしがれた青年の姿だけが残されていた。
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