普通違うよね

莉艶

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ありきたり…なのか?

2 1日目(売られた喧嘩は 買いまっせ)

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暗かった部屋がいつの間にか、松明のような光がポンポンと
こちらにおいでというように 扉に向かって 光っていった。
「ありがとう。光苔。僕たちが出たら誰も来ないように 見張っていてね。」
ねぇ 光苔って 聞いたことあるけど 光苔って …いや、植物全体に意思の疎通
できたっけ?これって、あるあるの 妖精とか精霊とかって事?
いや、そう引っ張られると質問とかもできないだけど……

その重そうな扉の向こうは、想像していたものと違っていた。
予想では、白く明るい廊下なはず…が薄暗く空気が重かった。

「ねぇ少年。」
「少年じゃないって!」
「いや、名前知らないし。」
「…??だっけ」
「だよ。」
「僕も 名前知らなよ。」
「…だっけ。」
「だよ。」

 お互いに 顔を見合わせて 名乗りあおうとした時 
少し低めのテノールのいい声が響いた。
「ほぅそれが、お前の召喚したものか?」
 
完璧に ものは物よね。
「あっ父上。…そうです。」
 また すごいでしょとばかりに むねをはる少年の尻尾は 
褒めてとばかりに 大きく揺れていた。
その質感と質量は 犬系だよね

「貴方が お父上。そう… 子が子なら 親も親ね。
人のこと物と表現しておいて気づかないとでも思っていたわけ。
そこいらの女子高校生、今はJKだっけ?…なら 世間知らずで気づかいかも
しれないけど こちらと 腹黒狸と何年も付き合ってきとんじゃ!
そのくらい 声のトーンと表情でわかるに決まってるでしょうが!!」

 ※主人公は、大工の親方を祖父にもち 父は、トラックの運転手で、
兄は鳶職と消防隊員という 男臭い家で育った為 
言葉使いが たまに汚くなります。因みに 母親は、
男勝りな料理人です。母も口悪し…お婆さんのみお嬢様(笑)

「それに 勝手に 呼び出しておいて 説明は意味不明。
暗くて長い廊下歩かせて、しまいには 立ち話って 
あんた達には、礼儀ってもんがないのか!」

「…そ そうか。すまなかった。中に入って 飲み物でもどうだ。」
「ついでに 日向ぼっこ 希望。」


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