水城先生は手を出したい（水城先生と麻都２）

１２、愛しすぎるから激しくなるんだ(終わり)

麻都の両手をベッドに押さえつけたまま、腰を入れてグッと押さえ込んだ。
アナルが痙攣したように硬く拒み、押し返すのを構わず押し入れる。

「ひいっ！ひいいっ！！まっ……イイイイイ！！」

言葉も途切れてハアハア息を付く。
ピタリと２人の身体が密着して、ヒイヒイ喉が鳴る麻都の首を舐めるとそのまま口元を舐めた。

「ひど……いよ、ひど……うむ、ん」

言葉を遮るように、口を塞ぎ舌を絡める。
ポロポロ涙がこぼれ、ヒックヒックとしゃくり上げた。
泣かせてしまった。俺は時々凶暴になる。悪いクセだ。

「痛かった？」

「だって、いきなり……ひっく、ひっく、だもん。
でも、いいの。そう言うとこも好きだから」

押さえた両腕をずらして手を繋ぐ。
ギュウッと手を握りしめ、また口づけする。
ビクビクッビクビクッとアナルが反応する。

「していい？」

「待って、ちょっと、待って……僕の、お尻の、ビクビクが止まってから。
あなたの挿入で、凄いの。なんか、する予定じゃなかったかな？
凄く感じてる。また失神しちゃう」

ハア、ハア、ハア、

激しい息遣いに上下する薄い胸と、ビクビク感じてヒクつくお尻と内股に、うるんだ目で見る麻都の顔を見てると、たまらなくなる。
ヒイヒイ言わせたくなる。

「……ああ、君が好きすぎて、泣かせたくなっちゃうんだ」

手を離し、彼の両足をグッと折り曲げながら、クチュックチュッと小さく出し入れする。

「は、アッ！！ひっ！！ああっ！
ど、どうしよう、どうしよう、凄い。うっ！！」

麻都の感度に、僕のペニスが反応していく。

「あ、やだあ、中で大っきくなったぁ！もう、やだよぉ！」

「１回だから、１回」

少し抜いてローション足してグッと腰を上げ、上から突き入れるように、いきなり激しく抽挿する。
もう、どうしようもなく突き入れたい。
ローション使うと滑りがいいので、時々意地悪したくなる。

パンパンパンパンッ！

「あっ！あっ！あっ！あああーーーーーーっ！！早っ、早いっよ、おお！
ああっ、ヒイッヒイッヒイッ！そんな、はげしっ！あああーーーーーっ！！」

ブンブン首を振って、アゴが上がる。
うるんだ目に涙が浮かんで、被虐心をそそる。

パンパンパンッ！ビチンッビチンッ！ビチンッ！

足を押さえ込んで突き入れて、そのまま片足下ろしてもう一方を抱いて横から突く。
麻都のペニスを玉ごとグチャグチャに揉みしだき、しごくと言いようのない悲鳴を上げて射精した。
ヒイヒイ喉で息つきながら、ギュッと目を閉じ大きく口を開けて舌を出す。

はあ、はあ、はあ、ああ、ウッウッ

「もう、もう、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、」

片足離して両足を大きく広げて押さえつけ、何度か打ち付けたあと、グッグッと突き入れキスをした。

「うぐウッ、チュッ！んぐっ！はあはあはあはあうっあっ！あっ！」

ギュウッと締まって、僕はたまらず麻都の中に射精する。
舌を絡め、吸って、口中を奥まで犯し尽くす。

「んぐ、うぐぅ、み、水……好き、好き……はあはあはあ」

「知ってる」

駄目だ、１回で終わるわけがない。
身を起こし、膝を立てて麻都の両足を大きく広げ、太腿を持ちバンバン打ち付ける。
麻都の前立腺が激しく打ち付けられ、彼がのけぞりながら両手で口を塞いだ。

バンバンバンバン！！

「ぐううっ！ひいいいいい！！イイッ！ひいいいいぃぃぃっ！！」

ブンブン首を振り、両足がガクガク震える。
内股がブルブル痙攣して僕の身体を挟み込み、麻都のペニスからビュウビュウと精液が自分の胸に飛ぶ。

「んぐううううううっっ！！」

麻都の身体が突っ張って大きく沿ってねじれる。
やばいやばいやばい、もうやめなきゃ麻都がヤバい。でも止まらない。
上半身がねじれてガクガク痙攣し、僕のペニスを激しく締めつける。

「うああ、凄い締まる。たまんない」

麻都が思わず、チョロッとおしっこ漏らした。

「あ、マズッ！あーーーーマズぅいーーー、ウッ、ウッ！」

極まって、グッグッと押し付け射精した。
マジ、やりすぎた。
と思うけど、僕もビュウビュウ中に流し込みながら、足がブルブル痙攣する。
止まらない、止まらない、マジ、メチャクチャ締まって気持ちいいよ～

横からタオル取って麻都のおしっこ拭き取る。
ガクンと麻都の身体が脱力して重さが来る。
俺もようやく脱力して終わった。

「はあああ…………」

息を付き、力が抜けて座り込む。

「あーヤッバ、めっちゃ怒られる。やりすぎた」

麻都がおしっこ漏らす時は失神した時だ。
そこまでやるのは厳禁って言うけど、わかんないじゃん。
俺も突き進むと止まんないし。

麻都は中学の時からアナル開発しちゃったからなのか、メッチャ感度が高い。
初めての時はメチャクチャやったわりにどうもなかったのに、2度目からベッドで落ち着いてセックスするようになって、ちょっとやり過ぎるとイキまくって失神する。
失神するとおしっこ漏らすので、ベッドは防水シーツ下に敷いてる。
お風呂でセックスは少し怖いらしい。反省。

俺が思うに、俺のペニスが長デカくて、麻都の身体が華奢で年齢のわりに小さいからだと思う。
いまだに親子に間違えられる。ヒドイ……

と、言うわけで気がついた麻都にやっぱり怒られた。

腰が抜けて立てないって言うので、抱えて風呂場に直行する。
いや、おしっこ漏らしたら流すしかない。

「水城やり過ぎだってば、やり過ぎー
あんな激しくするなんてさっ、バンバンバンだもん！
もっと優しくしてよ！もう！もう！
きっと明日足が立たない。僕明日学校休む。リモートにする」

「寝れば大丈夫だって、ね？」

「もう、もう、1回って言ったのにー、おしっこ漏らすのやだ、恥ずかしいもん！
恥ずかしい！おしっこして寝たのに！水城がヒドイから！わーーーん！！」

「ごめんごめん」

「ラザニア食べさせてくれなきゃ、許さない～」

「わかった明日材料買ってくるから」

お湯を流しながら、クスンクスン泣く麻都にチュッとキスをする。
すると、両手で僕の首に手を回し、ベロチューしてきた。

「んチュ、チュッ、クチュクチュッ、チュッ」

顔を離すと、僕のよだれが糸を引いて落ちる。
麻都は何の抵抗も無く口を開けて舐め取る。

ああ、もう全敗です。
きっと僕は、年を取っても一生好きに違いないと思う。

「優しくしてよ水城。もっと僕に優しく」

「わかってる、ごめん。優しくするから」

「僕、あなたの為にエステに行くの」

「わかってるよ、行っておいで」

「僕は、あなたの為に綺麗でいたい」

「綺麗じゃなくても、僕は麻都が好きだよ」

「じゃあ、お風呂に入らなくても好きでいてくれる？」

「フフッ、お風呂には入らなきゃ。でも、それでも好きだよ」

「ねえ、水城、ごめんね。僕が好きになったばかりに」

「何言ってんの。僕はこんなに幸せで、家に帰るのがこんなに楽しみなことはないよ」

「水城、大好き、愛してる」

「愛してるよ、麻都」

お風呂で口づけを交わす。
僕らの、お風呂で始まった恋は、いつもお風呂で愛を語る。

愛してる、麻都。

僕は心からそう思うよ。