22 / 501
第1章 始まり
第5話ー① 夢
しおりを挟む
俺は食堂に向かう廊下で先日、奏多から言われたデートのことを考えていた。
「デートか……。こういうときって、やっぱり男がエスコートしないとな……まずは奏多がどこへ行きたいのか聞いてみるか……いや。俺が奏多の喜びそうな場所をピックアップすべきか……ああああああ! もうどうしたら!」
そんなことをぶつぶつとつぶやきながら、俺はてくてくと歩き、食堂を目指した。
「う……」
「ん?」
何かに躓いたような感触があった。
足元に目をやってみると、そこには倒れている結衣の姿があった。
その顔はとても苦しそうで、結衣の身に何かあったのではと思った俺は、急に顔が青ざめる。
「ゆ、結衣!? どうしたんだ!? 大丈夫か!!」
俺は倒れた結衣を抱き上げ、肩を揺らしながら声を掛ける。
そして結衣はゆっくりと目を開き、俺に告げた。
「せ、先生……私はもう、ダメです……あとは、頼みました……」
結衣は静かに目を閉じた。
「お、おい! 結衣!! 結衣!!」
どうしたんだ……。いったい、結衣の身に何があったって言うんだ。
俺が結衣に声をかけていると後ろから、声がした。
大声で叫んでいる俺のことを心配に思ったのか、剛が俺たちの様子を覗き見ていた。
「先生、どうしたんだ?」
「結衣が! 結衣が!!」
俺は抱えた結衣を剛にも見せる。そしてそれを見た剛は呆れた顔をしていた。
「ああ。いつものことだから放っておいていいよ」
「え!? でも、こんなに辛そうに……」
そして剛は結衣に向かって言った。
「おい結衣! 先生が本気で心配してるから、そろそろやめてやれよ」
すると、結衣はいきなりぱっと目を開く。
「ゆ、結衣!??」
「……はあ。せっかく面白かったのに」
それから結衣は何事もなかったかのように立ち上がる。
しかし俺はそんな結衣が心配だった。
「結衣、本当に大丈夫か?」
「はい! 大丈夫ですよ! 昨日の夜に観たアニメのワンシーンをどうしても再現してみたくて、先生を利用させてもらっちゃいました! ごめんなさい!」
「ア、 アニメのワンシーン?」
「そうです! ふわああああ」
目をこすりながら、大きなあくびをする結衣。
じゃ、じゃあ今のは演技ってことか?本当に驚いたよ……。でも何もなくて、本当に良かった。
それにしても、今日の結衣は眠たげだな……。
俺はあくびをしていた結衣を見て、そう思ったのである。
「なんか眠そうだな」
「ああ徹夜だったから、ちょっと寝不足気味で……廊下を見ると寝転がりたくなっちゃいますよね!」
「ならないだろ、普通!」
間髪入れずにツッコミを入れる剛。
「ははは……まあ何もないならよかったよ。じゃあそろそろ食堂に行こうか」
そして俺たちは3人で食堂へ向かった。
食堂にはほとんどの生徒が集まっていた。
そしてその中には奏多もいる。
デートのこと、どうするかな……。行きたくないわけじゃないんだよ。ただどうしたらいいのかわからないだけで……。
俺はそのことに本気で悩んでいた。
「はあ」
大きな溜息をつく俺の顔を結衣が覗き込む。
「先生、でっかい溜息ですな!」
「まあ、いろいろとあるんだよ」
「へえ。そうなんですか」
結衣は俺の話を聞いてくれるかなと期待したが、そういうわけでもなく、いつものようにウインナーを頬張っていた。
この問題は、俺が自分で解決しろと神様が言っているのかもしれないな。
「はあ」
そして俺は再び大きなため息をついた。
食事を済ませた俺たちは、いつものように授業を始めた。
午後の授業中、結衣は退屈だったのか好きなアニメの情報ページを見ているようだった。
「こら、結衣! それは授業に関係ないだろう?」
「あーあ。ばれちゃいましたか! ……以後気をつけますー」
しかしそれほどまでに何か一つのことを好きでいることができるって、すごいことかもな。
俺はそんなことを思いつつ、結衣のことを見守った。
それからの結衣は真面目に授業をこなし、今日のノルマ分を終えてから教室を出て行った。
そして最後に教室に残ったのは、いつも通りまゆおだけだった。
「まゆお、進捗状況を聞いてもいいか?」
困った様子で、まゆおは答える。
「あとは、最後の、チェックだけ、です……」
「そうか。わかった。がんばれ、もう少しだ!」
「は、はい…」
そして再びタブレットに目をやるまゆお。
そういえばあの日から特にまゆおとの距離が縮まることもなかったな。
俺と会話するときは相変わらず、おどおどとした雰囲気のままだ。
いつかいろはみたいに、まゆおと楽しく会話ができたらいいなと俺はまゆおを見て思ったのだった。
そしてまゆおは時間内にノルマ分の学習を終え、教室から出て行った。
午後の授業を終えた俺は職員室へ戻る準備をしていると、そこに奏多がやってきた。
「先生! お疲れ様です。」
そう言って、奏多は笑顔で教室に入ってくる。
「か、奏多!?」
俺の驚いた顔を見た奏多は少し意地悪な顔をしながら、笑って告げる。
「あら、私じゃだめでした?」
「いや、その……」
俺はそんな奏多から目をそらすように、窓の方を向く。
そして目をそらした俺を覗き込むようにして顔を近づけて、奏多はニコッと微笑んだ。
「先生がなかなかデートの話をしてくれないから、わざわざ私から提案しにきたんですよ?」
「す、すまん……」
俺は面目ないと思いつつ、顔をかきながら、謝罪した。
「じゃあとりあえず、今度の日曜日にいきましょう。場所は私が決めておきますね!」
「え!? 今度の日曜日!?」
「何かご予定でも?」
「予定も何も、唐突すぎて……」
奏多は意外と強引なんだということを知った俺だった。
「では、日曜日。よろしくお願いいたしますね」
「あ、ああ。俺も外出許可を申請しておくよ」
「ええ。楽しみにしておりますので」
それから奏多は嬉しそうに教室を出て行った。
「今週か……緊張するな……」
その後、俺は職員室に戻り、今日の報告書を作成していた。そしてそれとついでに外出許可の申請書も提出する。
俺は能力持ちだが特別に申請を出せば、外出できることになっている。政府管轄の職場万歳という感じだ。
外出の許可が出るとは言っても、行動に制限はあるし、外出後は報告書の提出も義務付けられている。
しかし昔に比べたら、自由になったほうだと思う。あの時は、外出できるようになるなんて、思いもしなかったからな。
「これでよしっと」
外出申請と報告書を終えた俺は、自室に戻った。
そして寝支度を済ませ、俺は布団に潜る。
「外の世界か……高校ぶりかな……」
俺はデートという名目ではあるが、外に出られることに楽しみを感じていた。
しかし、奏多は俺をどこへ連れて行くつもりなんだろうか。
大企業のご令嬢の奏多だし、おしゃれなレストランとかだったらどうしような。
「……テーブルマナーの本でも読んでおこうかな」
そして俺は眠りに落ちた。
「デートか……。こういうときって、やっぱり男がエスコートしないとな……まずは奏多がどこへ行きたいのか聞いてみるか……いや。俺が奏多の喜びそうな場所をピックアップすべきか……ああああああ! もうどうしたら!」
そんなことをぶつぶつとつぶやきながら、俺はてくてくと歩き、食堂を目指した。
「う……」
「ん?」
何かに躓いたような感触があった。
足元に目をやってみると、そこには倒れている結衣の姿があった。
その顔はとても苦しそうで、結衣の身に何かあったのではと思った俺は、急に顔が青ざめる。
「ゆ、結衣!? どうしたんだ!? 大丈夫か!!」
俺は倒れた結衣を抱き上げ、肩を揺らしながら声を掛ける。
そして結衣はゆっくりと目を開き、俺に告げた。
「せ、先生……私はもう、ダメです……あとは、頼みました……」
結衣は静かに目を閉じた。
「お、おい! 結衣!! 結衣!!」
どうしたんだ……。いったい、結衣の身に何があったって言うんだ。
俺が結衣に声をかけていると後ろから、声がした。
大声で叫んでいる俺のことを心配に思ったのか、剛が俺たちの様子を覗き見ていた。
「先生、どうしたんだ?」
「結衣が! 結衣が!!」
俺は抱えた結衣を剛にも見せる。そしてそれを見た剛は呆れた顔をしていた。
「ああ。いつものことだから放っておいていいよ」
「え!? でも、こんなに辛そうに……」
そして剛は結衣に向かって言った。
「おい結衣! 先生が本気で心配してるから、そろそろやめてやれよ」
すると、結衣はいきなりぱっと目を開く。
「ゆ、結衣!??」
「……はあ。せっかく面白かったのに」
それから結衣は何事もなかったかのように立ち上がる。
しかし俺はそんな結衣が心配だった。
「結衣、本当に大丈夫か?」
「はい! 大丈夫ですよ! 昨日の夜に観たアニメのワンシーンをどうしても再現してみたくて、先生を利用させてもらっちゃいました! ごめんなさい!」
「ア、 アニメのワンシーン?」
「そうです! ふわああああ」
目をこすりながら、大きなあくびをする結衣。
じゃ、じゃあ今のは演技ってことか?本当に驚いたよ……。でも何もなくて、本当に良かった。
それにしても、今日の結衣は眠たげだな……。
俺はあくびをしていた結衣を見て、そう思ったのである。
「なんか眠そうだな」
「ああ徹夜だったから、ちょっと寝不足気味で……廊下を見ると寝転がりたくなっちゃいますよね!」
「ならないだろ、普通!」
間髪入れずにツッコミを入れる剛。
「ははは……まあ何もないならよかったよ。じゃあそろそろ食堂に行こうか」
そして俺たちは3人で食堂へ向かった。
食堂にはほとんどの生徒が集まっていた。
そしてその中には奏多もいる。
デートのこと、どうするかな……。行きたくないわけじゃないんだよ。ただどうしたらいいのかわからないだけで……。
俺はそのことに本気で悩んでいた。
「はあ」
大きな溜息をつく俺の顔を結衣が覗き込む。
「先生、でっかい溜息ですな!」
「まあ、いろいろとあるんだよ」
「へえ。そうなんですか」
結衣は俺の話を聞いてくれるかなと期待したが、そういうわけでもなく、いつものようにウインナーを頬張っていた。
この問題は、俺が自分で解決しろと神様が言っているのかもしれないな。
「はあ」
そして俺は再び大きなため息をついた。
食事を済ませた俺たちは、いつものように授業を始めた。
午後の授業中、結衣は退屈だったのか好きなアニメの情報ページを見ているようだった。
「こら、結衣! それは授業に関係ないだろう?」
「あーあ。ばれちゃいましたか! ……以後気をつけますー」
しかしそれほどまでに何か一つのことを好きでいることができるって、すごいことかもな。
俺はそんなことを思いつつ、結衣のことを見守った。
それからの結衣は真面目に授業をこなし、今日のノルマ分を終えてから教室を出て行った。
そして最後に教室に残ったのは、いつも通りまゆおだけだった。
「まゆお、進捗状況を聞いてもいいか?」
困った様子で、まゆおは答える。
「あとは、最後の、チェックだけ、です……」
「そうか。わかった。がんばれ、もう少しだ!」
「は、はい…」
そして再びタブレットに目をやるまゆお。
そういえばあの日から特にまゆおとの距離が縮まることもなかったな。
俺と会話するときは相変わらず、おどおどとした雰囲気のままだ。
いつかいろはみたいに、まゆおと楽しく会話ができたらいいなと俺はまゆおを見て思ったのだった。
そしてまゆおは時間内にノルマ分の学習を終え、教室から出て行った。
午後の授業を終えた俺は職員室へ戻る準備をしていると、そこに奏多がやってきた。
「先生! お疲れ様です。」
そう言って、奏多は笑顔で教室に入ってくる。
「か、奏多!?」
俺の驚いた顔を見た奏多は少し意地悪な顔をしながら、笑って告げる。
「あら、私じゃだめでした?」
「いや、その……」
俺はそんな奏多から目をそらすように、窓の方を向く。
そして目をそらした俺を覗き込むようにして顔を近づけて、奏多はニコッと微笑んだ。
「先生がなかなかデートの話をしてくれないから、わざわざ私から提案しにきたんですよ?」
「す、すまん……」
俺は面目ないと思いつつ、顔をかきながら、謝罪した。
「じゃあとりあえず、今度の日曜日にいきましょう。場所は私が決めておきますね!」
「え!? 今度の日曜日!?」
「何かご予定でも?」
「予定も何も、唐突すぎて……」
奏多は意外と強引なんだということを知った俺だった。
「では、日曜日。よろしくお願いいたしますね」
「あ、ああ。俺も外出許可を申請しておくよ」
「ええ。楽しみにしておりますので」
それから奏多は嬉しそうに教室を出て行った。
「今週か……緊張するな……」
その後、俺は職員室に戻り、今日の報告書を作成していた。そしてそれとついでに外出許可の申請書も提出する。
俺は能力持ちだが特別に申請を出せば、外出できることになっている。政府管轄の職場万歳という感じだ。
外出の許可が出るとは言っても、行動に制限はあるし、外出後は報告書の提出も義務付けられている。
しかし昔に比べたら、自由になったほうだと思う。あの時は、外出できるようになるなんて、思いもしなかったからな。
「これでよしっと」
外出申請と報告書を終えた俺は、自室に戻った。
そして寝支度を済ませ、俺は布団に潜る。
「外の世界か……高校ぶりかな……」
俺はデートという名目ではあるが、外に出られることに楽しみを感じていた。
しかし、奏多は俺をどこへ連れて行くつもりなんだろうか。
大企業のご令嬢の奏多だし、おしゃれなレストランとかだったらどうしような。
「……テーブルマナーの本でも読んでおこうかな」
そして俺は眠りに落ちた。
0
あなたにおすすめの小説
ストーカー婚約者でしたが、転生者だったので経歴を身綺麗にしておく
犬野きらり
恋愛
リディア・ガルドニ(14)、本日誕生日で転生者として気付きました。私がつい先程までやっていた行動…それは、自分の婚約者に対して重い愛ではなく、ストーカー行為。
「絶対駄目ーー」
と前世の私が気づかせてくれ、そもそも何故こんな男にこだわっていたのかと目が覚めました。
何の物語かも乙女ゲームの中の人になったのかもわかりませんが、私の黒歴史は証拠隠滅、慰謝料ガッポリ、新たな出会い新たな人生に進みます。
募集 婿入り希望者
対象外は、嫡男、後継者、王族
目指せハッピーエンド(?)!!
全23話で完結です。
この作品を気に留めて下さりありがとうございます。感謝を込めて、その後(直後)2話追加しました。25話になりました。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行「婚約破棄ですか? それなら昨日成立しましたよ、ご存知ありませんでしたか?」完結
まほりろ
恋愛
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行中。
コミカライズ化がスタートしましたらこちらの作品は非公開にします。
「アリシア・フィルタ貴様との婚約を破棄する!」
イエーガー公爵家の令息レイモンド様が言い放った。レイモンド様の腕には男爵家の令嬢ミランダ様がいた。ミランダ様はピンクのふわふわした髪に赤い大きな瞳、小柄な体躯で庇護欲をそそる美少女。
対する私は銀色の髪に紫の瞳、表情が表に出にくく能面姫と呼ばれています。
レイモンド様がミランダ様に惹かれても仕方ありませんね……ですが。
「貴様は俺が心優しく美しいミランダに好意を抱いたことに嫉妬し、ミランダの教科書を破いたり、階段から突き落とすなどの狼藉を……」
「あの、ちょっとよろしいですか?」
「なんだ!」
レイモンド様が眉間にしわを寄せ私を睨む。
「婚約破棄ですか? 婚約破棄なら昨日成立しましたが、ご存知ありませんでしたか?」
私の言葉にレイモンド様とミランダ様は顔を見合わせ絶句した。
全31話、約43,000文字、完結済み。
他サイトにもアップしています。
小説家になろう、日間ランキング異世界恋愛2位!総合2位!
pixivウィークリーランキング2位に入った作品です。
アルファポリス、恋愛2位、総合2位、HOTランキング2位に入った作品です。
2021/10/23アルファポリス完結ランキング4位に入ってました。ありがとうございます。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
俺たちYOEEEEEEE?のに異世界転移したっぽい?
くまの香
ファンタジー
いつもの朝、だったはずが突然地球を襲う謎の現象。27歳引きニートと27歳サラリーマンが貰ったスキル。これ、チートじゃないよね?頑張りたくないニートとどうでもいいサラリーマンが流されながら生きていく話。現実って厳しいね。
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる