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2度目
王弟殿下
「アレクか!まだリーナを、お前達に正式に紹介していなかったな。」
「ええ!ぜひ紹介して頂きたいですね。」
「リーナ、私の弟のアレクシスだ。戦地で指揮を取り、戦後処理もしてもらっている。背後に控えているのが、弟の側近のライズ卿とスーリー卿、ヒルトン卿だ。」
何だろう…。この人達の目が気になる。そして、隙のなさそうな人達。敵に回すと怖そう。
カーティス!助けてー!…と叫びたくなる気持ちを我慢する。
「リーナと申します。王弟殿下、毒殺未遂の犯人を捕まえて下さり、ありがとうございました。」
何だか怖い人達だし、身分も高い人達だろうから、カーテシーをして丁寧に挨拶をする私。
「アレクシスと申します。聖女様の命を狙う者は、私達共通の敵。当然のことをしたまでです。それより、兄の呪いを解いてくれただけでなく、この国や私達の命まで救ってくださったこと、深く感謝しております。」
これだけなら感じの良い貴公子にしか見えない。でも、何か怖いのー!
「いえ、私も当然のことをしただけですから、お気になさらず。」
「リーナ?緊張しているのか?珍しいな。」
「そ、そうですね。とても優秀な方々だとお聞きしてますので。私のような者が軽々しく話をするなんて、恐れ多いです…わ。」
「聖女様、そんな風に考えないでください。私は聖女様と親しい友人になりたいと思っているのです。どうか、私の事をアレクと呼んで下さいますか?」
親しい友人だって?無理だよ、無理!なんか怖いもん。
「こんな高貴な方を名前でお呼びする訳には…。」
「私も聖女様を名前でお呼びしても?」
笑顔でスルーしたよね?
「…はい。リーナとお呼び下さい。」
「陛下、そろそろお席にお戻り下さい。貴族達が挨拶したがっております。」
宰相様が陛下を呼びに来たようだ。
「陛下、リーナは私達が付いていますから大丈夫です。他の貴族令息達は近づけさせませんから、安心して下さい。」
はぁ?王弟殿下は何を言っているの?
「アレク達がいれば大丈夫だろう。あっ!バーナード卿には気を付けろ。あの男は、リーナにしつこく花を送りつけた前科があるからな。」
えっ、私はそんな事すっかり忘れていたのに。陛下はまだ覚えていたのか。
「バーナード卿ですか…。分かりました。」
あれ?一瞬、空気が冷えたような…。気のせいか。
「アレク、リーナを頼んだ。ワインを飲み過ぎないように注意してやってくれ。」
それを言った後、陛下は行ってしまった。
「………。」
行かないでー!という言葉を飲み込んだ私。
「リーナ、良かったら私と踊って頂けますか?」
眩しい笑顔だわ。断らせないって圧を感じるのは気のせいかな。
「は、はい。喜んで…。」
「ええ!ぜひ紹介して頂きたいですね。」
「リーナ、私の弟のアレクシスだ。戦地で指揮を取り、戦後処理もしてもらっている。背後に控えているのが、弟の側近のライズ卿とスーリー卿、ヒルトン卿だ。」
何だろう…。この人達の目が気になる。そして、隙のなさそうな人達。敵に回すと怖そう。
カーティス!助けてー!…と叫びたくなる気持ちを我慢する。
「リーナと申します。王弟殿下、毒殺未遂の犯人を捕まえて下さり、ありがとうございました。」
何だか怖い人達だし、身分も高い人達だろうから、カーテシーをして丁寧に挨拶をする私。
「アレクシスと申します。聖女様の命を狙う者は、私達共通の敵。当然のことをしたまでです。それより、兄の呪いを解いてくれただけでなく、この国や私達の命まで救ってくださったこと、深く感謝しております。」
これだけなら感じの良い貴公子にしか見えない。でも、何か怖いのー!
「いえ、私も当然のことをしただけですから、お気になさらず。」
「リーナ?緊張しているのか?珍しいな。」
「そ、そうですね。とても優秀な方々だとお聞きしてますので。私のような者が軽々しく話をするなんて、恐れ多いです…わ。」
「聖女様、そんな風に考えないでください。私は聖女様と親しい友人になりたいと思っているのです。どうか、私の事をアレクと呼んで下さいますか?」
親しい友人だって?無理だよ、無理!なんか怖いもん。
「こんな高貴な方を名前でお呼びする訳には…。」
「私も聖女様を名前でお呼びしても?」
笑顔でスルーしたよね?
「…はい。リーナとお呼び下さい。」
「陛下、そろそろお席にお戻り下さい。貴族達が挨拶したがっております。」
宰相様が陛下を呼びに来たようだ。
「陛下、リーナは私達が付いていますから大丈夫です。他の貴族令息達は近づけさせませんから、安心して下さい。」
はぁ?王弟殿下は何を言っているの?
「アレク達がいれば大丈夫だろう。あっ!バーナード卿には気を付けろ。あの男は、リーナにしつこく花を送りつけた前科があるからな。」
えっ、私はそんな事すっかり忘れていたのに。陛下はまだ覚えていたのか。
「バーナード卿ですか…。分かりました。」
あれ?一瞬、空気が冷えたような…。気のせいか。
「アレク、リーナを頼んだ。ワインを飲み過ぎないように注意してやってくれ。」
それを言った後、陛下は行ってしまった。
「………。」
行かないでー!という言葉を飲み込んだ私。
「リーナ、良かったら私と踊って頂けますか?」
眩しい笑顔だわ。断らせないって圧を感じるのは気のせいかな。
「は、はい。喜んで…。」
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