神のbet

洸31

文字の大きさ
13 / 17

最終章 時間は明日へ続く

しおりを挟む
「あーぁ疲れたー遅くまでしちゃったなー」神社を抜け家に向かって居ると鳥居の所に人影が見えた。不思議に思い茜は近づいてみた。通り魔の話を思い出し怖かったが、今から背を向け逃げる方が怖かった

「すいません。そこで何を、、、」
茜はその人を見て驚いた
「猪狩君じゃ、、どしたの?学校来てないし」
猪狩君の様子が何かなおかしい。服は泥だらけでボロボロだ。すると猪狩君は口を開いた
「姉ヶ崎、助け、てく、れ、、」
そう話すと倒れ込んだ

「え?大丈夫?」
茜は猪狩君をみて動揺する。好きな人の分体に触れる事が出来ない

猪狩君の体が動き出した
「クフフ、お久しぶりですね」
聞き覚えのある話し方だ。茜は覚えていた
「まさか、デリット」

「覚えて頂けましたか光栄ですね」
ニヤつきながらデリットは話し出し、ポケットから折りたたみナイフを取り出し刃先を茜に向ける

「もしかして、通り魔ってあなた!」
「その通りですよ。人が苦しむ姿、苦しむ声は心地いいですよ。何より刺す感覚がたまらなく気持ちいい、クフフ」

「あなたは人間じゃない!」
茜は激怒する

「そうですよ私は党の昔に死んでますよクフフ」
そしてデリットは聞いてもないことを話し出す
「私は元々殺人犯だったのですよ、そして警察に捕まって自殺をしたのです。そして無理やり神の下で働きそして、貴方の祖父に取り付いて撃たれ、妊婦に取り付いて眠りにつきこの体で最近目覚めたのですよクフフ」

「サイッテーだよ!」
「最低ですかクフフ。しかし貴方に私は止められませんよ。そして、ここで貴方は死ぬのですよ。その後を貴方の両親を追わせましょうクフフ」
デリットは茜にナイフで切りかかった。茜はギリギリ避ける事が出来た。

茜は竹ボウキを持ち無意識に攻撃霊派で強化し、 デリットの握るナイフを飛ばした。そして、茜はそのホウキでデリットを叩き猪狩君の体から追い出そうとした。
「猪狩君ごめんね!ゆるして」

"バキッ"ホウキが折れてしまった
「え?強化してたのに」
考えてみると猪狩君の体は普通の人より頑丈で強い事を思い出した。
「クフフ、この体は良いですね」

「どうしよ」
茜は頭をフル回転させ、これしか無いと思い走り出す。向かったのはお札やお守りを売っている売店だった

「私にそんなお守り何かな聞きませんよクフフ」
余裕な表情をするデリット。だが茜は効かない事は予想はしていた

「ではこれで死んでくださいよ」
デリットは拳を握り駆け寄ってくる。茜は手に力を溜める。

「この距離で溜めますかクフフ。間に合うはずがあるまい」
デリットはもう茜のそばに来ている

茜はニッと笑い溜めた力を投げずに手で持ち、デリットの心臓部にぶつける。デリットは猪狩君の体から放り出される。

デリットは逃げようとする。茜はすかさず売店のお札を霊派をまとわせ、投げつけ封じ込めた。
「これでよしっ」
茜は服の袖で汗をぬぐった

デリットの入ったお札を手に取り、攻撃霊派でしっかり封印を施した

そして茜は猪狩君の側に行き声をかけた。しかし猪狩君は反応をしない。デリットを出す為に放った力で心臓を止めてしまったのだ

「どうしよ。私のせいだ」
茜はためらいながらも呼吸の確保をし、口を近づけ人工呼吸をした。胸を押しても、打つ叩いても猪狩君の心臓には届かない。

「ダメだ。どんな体をしてるのよ」
茜は両手に力を溜めショックを与えてみる。何度やっても猪狩君は目覚めない

茜は涙を流し、"猪狩君の事を好きだったんだよ?"と想いを込め最大の力でショックを与えた

「くっふぁーはぁはぁはぁ」
猪狩君は目覚めた
「良かったー」
茜はホッと安心した。

「ありがとう。姉ヶ崎」
「なんもだよ!前に助けてくれた恩返しかな」
茜は照れながら答えた

「なぁ、姉ヶ崎。オレの勘違いかも知れないけど、好きって言わなかったか」
猪狩君の質問にどうしようする茜
「な、なんで?だったら?」

「ん?そうだったら嬉しいな。」
「なんで?」
茜は顔を赤くしながら聞いた

「だって俺、お前の事が好きだからさ」ますます茜は赤くなった。そして、こう言った
「私もずっと前から好きだった」

そして2人は付き合うことになったのであった。

そして、デリットは神様にも見捨てられ、地獄に落とされたのであった。



~END~
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

レオナルド先生創世記

ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!

大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ

鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。 それが約50年前。 聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。 英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。 俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。 でも…英雄は5人もいらないな。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?

Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。 簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。 一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。 ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。 そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。 オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。 オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。 「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」 「はい?」 ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。 *--*--* 覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾ ★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。 ★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓ このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。 第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」 第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」 第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」 どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ もしよかったら宜しくお願いしますね!

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

処理中です...