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4.アレキサンドライトの輝き
16.依頼と報酬③
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途中から、視点がクロエ → エリーゼ に変わります。
*****
一週間後、僕達は再び北都のクラウディウス侯爵邸を訪れました。エリーゼさん達に今回の依頼の実行方法を説明する為です。
いつもの客間にいつものメンバーといった感じになりつつありますね。
「私達は、今回の依頼を全て受けることは致しません」
イリスさんが、金色の髪を揺らしながら答えます。その目は真っ直ぐにエリーゼさんを見つめています。
「私達が行うのは、1つ目は北部属領から最初の拠点となる町までの、街道付近からのネズミと蚤の駆逐と、その後の安全確保の為にネズミや蚤を寄せ付けにくくする対策を行います。
2つ目は、最初の街でのネズミと蚤の駆逐と、街道と同様にネズミ、蚤を寄せ付けにくくする対策といった所ですわ。
3つ目は、ネズミ捕り器の技術供与を行います。設計書と使用方法などの詳細に、試作器を10器ほど。これで、私達の作業後のネズミの駆逐は継続的に行って下さい。
4つ目は、蚤除けとして、ヒバ油の生成方法と生成機材の提供を行います。ヒバ油は希釈液を地面から30cm以下の部位、大人でしたら膝下にスプレーすることで、蚤を寄せ付けにくくできます。
5つ目は、これはご提案ですが、各家に猫を飼っていただくことをお勧めしますわ。猫がいればネズミは寄りにくくなるのはご存知でしょう? あと、先程のヒバ油の希釈液で猫を毎日拭いてあげれば、猫にも蚤が移りにくくなりますので、より安全と思われます」
エリーゼさん達は顔を見合わせながらこちらの提案内容を吟味しているようですね。
「1番目、2番目の対策は具体策を示しておりませんが、どの様にするつもりですの? 最初の街以外は自力でというのであれば、方法を教えていただかねばなりませんの」
そこで僕達は説明しました。街道や街の周り約50mを焼き、そこに街路樹とペパーミントを植えます。ただし、境界線には地中30cm程まで、石壁を埋め込みます。
ペパーミントは繁殖性が高い為、草原や森に進出して植生を変えてしまう恐れがあります。そうなると、装飾野生動物の餌場が変わったりすることで、生態系が変わってしまう恐れが高い事も説明します。
街や街道脇の焼却は、僕達であれば魔法で一変に対応できますが、魔法がなくても蚤除けのアンクレットやサークレットなどを装備した人が人海戦術で行えばできない事では有りません。
まあ、街中の蚤の駆除は難しいでしょうけど、魔法使いを雇って上手く遣ればできなくはありませんしね。毎回僕達がくるわけにも行かないのですから。
「今回の対応策は、基本的にはエリクシアの一般の人々でも出来る方法を考えてあります。この知識を他の貴族家に売るか、どうするかはエリーゼさん達次第で結構です。
僕としては、他家から教えてくれというまでは教えないほうが良いと思いますが……」
僕はエリーゼさんにそう追加で、伝えました。
理由は簡単ですね。今回の復興政策は、早期に国力を回復させるために、各貴族で競争形式を採っています。エリーゼさんがこの話を広めてしまえば、全てエリーゼさんの、ひいてはクラウディウス侯爵家の成果となってしまいますので、他家の恨みを買う可能性も高いのです。
もちろん、最初から教えていれば、黒死病による死者は減らせるかもしれませんが、どちらを採るかは僕達が決める事ではないと考えたのです。僕達は、エリーゼさんを見つめて答えを待ちました。
*****
「ふぅ、思ったようには動いてはくれない方々ですわね。」
私は、一時回答を保留して戻った執務室で呟きます。
「あら、彼女達の答えが不満だったんですか? ある意味、こちらの状況を精確に把握されての手法だと思いますが?」
ヘルガがそういうのも、最もな事なのです。
自領内の復興を行う東都のウェスパシア公爵家と西都のユリアヌス公爵家は別として、我がクラウディウス公爵家と南都のレピドゥス公爵家は、今月中に復興計画を立てて、領内からの移民を募り復興に着手せよとの王命を受けております。
復興といっても『黒死病』が蔓延し、死霊や食屍鬼、生ける死体の跋扈する『死の領域』に、誰が移民するというのでしょう。まずは、人が住む事が出来る可住領域を作る手法を、4大公爵家で見つけ実践せよというのが、本来の王命でしょうね。
クラウディウス公爵家が王より指示を受けた復興地域は、北部属州に隣接するかつての3つの伯爵領を纏めた広大な領域です。彼女達(実際には、アレキサンドリア共和国の上層部でしょうが)の提案の通り進めば、死霊等を力ある聖職者や魔法使いを動員し討伐し、街道と街の確保ができるでしょう。
当面は、北領から食料などの支援は必要でしょうが、街から徐々に畑を広げ、可住領域を広げることが出来ます。半ば、新規の開拓に近い状態となりますが、それでも復興に着手できるのです。
そして、アレキサンドリア側の目論みは此処にあるのでしょう。エリクシアが国内の復興にかかれば、多くの兵も動員しなければ、魔物などの脅威から民を守れません。
死の領域になど出向く依頼を受けるような冒険者などいないでしょう。蚤除けの腕輪、足環、首輪を兵に支給し、街の警備につかせねばならず、他国を侵略する余裕は無くなるのです。
こう考えると、アレキサンドリア共和国は、なかなか強かな相手ですわね。敵にすると厄介な相手は、素直に味方とするほうが得策ですわ。Let sleeping dogs lieという先人の知恵もあるのですから。
「しかし、各貴族家のお嬢様方が計画の立案や指揮など出来るわけないでしょうし、まして現地に出向く方はいらっしゃらないでしょう。后候補の能力を見ることにはならないので七位でしょうか?」
フローラ嬢が白銀の髪を揺らしながら話しますが、おそらく簡単なことではないでしょうね。
「恐らく、王家は自領と割り当てられた復興領の両方を見るのだと思いますわ。」
「なるほど、割り当てられた領の復興に入れ込めば、自領の運営が怪しくなりるということですね」
私の言葉を受けて、フローラ嬢も考えが至ったようですわね。
自領を普段どおり運営さしつつ、復興領の運営を行うには人や物の伝手などがその貴族家にあるか否かも問われているということでしょう。受け継いだ物を守っているだけの貴族領など、直ぐに振るい落とされるでしょうね。
「では、彼女達アレキサンドリア側の提案を受け入れるとして、報酬はいかがしますか? 以前の提案は、あちらに丸投げした場合ですので、条件が変わってしまいましたが……」
私は少し考えて、決断を下しました。
「よろしいですわ。領内の通行に探索権も含めた許可を致しましょう。
その代わり、地図と発見した品の1割をクラウディウス家の取り分としましょう。ハンターギルド側が不当な利益を得ないように、監視もしなければなりませんね」
この後、彼女達『アレキサンドライト』側に条件を通達し、とりあえず復興が開始される事になったのです。
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一週間後、僕達は再び北都のクラウディウス侯爵邸を訪れました。エリーゼさん達に今回の依頼の実行方法を説明する為です。
いつもの客間にいつものメンバーといった感じになりつつありますね。
「私達は、今回の依頼を全て受けることは致しません」
イリスさんが、金色の髪を揺らしながら答えます。その目は真っ直ぐにエリーゼさんを見つめています。
「私達が行うのは、1つ目は北部属領から最初の拠点となる町までの、街道付近からのネズミと蚤の駆逐と、その後の安全確保の為にネズミや蚤を寄せ付けにくくする対策を行います。
2つ目は、最初の街でのネズミと蚤の駆逐と、街道と同様にネズミ、蚤を寄せ付けにくくする対策といった所ですわ。
3つ目は、ネズミ捕り器の技術供与を行います。設計書と使用方法などの詳細に、試作器を10器ほど。これで、私達の作業後のネズミの駆逐は継続的に行って下さい。
4つ目は、蚤除けとして、ヒバ油の生成方法と生成機材の提供を行います。ヒバ油は希釈液を地面から30cm以下の部位、大人でしたら膝下にスプレーすることで、蚤を寄せ付けにくくできます。
5つ目は、これはご提案ですが、各家に猫を飼っていただくことをお勧めしますわ。猫がいればネズミは寄りにくくなるのはご存知でしょう? あと、先程のヒバ油の希釈液で猫を毎日拭いてあげれば、猫にも蚤が移りにくくなりますので、より安全と思われます」
エリーゼさん達は顔を見合わせながらこちらの提案内容を吟味しているようですね。
「1番目、2番目の対策は具体策を示しておりませんが、どの様にするつもりですの? 最初の街以外は自力でというのであれば、方法を教えていただかねばなりませんの」
そこで僕達は説明しました。街道や街の周り約50mを焼き、そこに街路樹とペパーミントを植えます。ただし、境界線には地中30cm程まで、石壁を埋め込みます。
ペパーミントは繁殖性が高い為、草原や森に進出して植生を変えてしまう恐れがあります。そうなると、装飾野生動物の餌場が変わったりすることで、生態系が変わってしまう恐れが高い事も説明します。
街や街道脇の焼却は、僕達であれば魔法で一変に対応できますが、魔法がなくても蚤除けのアンクレットやサークレットなどを装備した人が人海戦術で行えばできない事では有りません。
まあ、街中の蚤の駆除は難しいでしょうけど、魔法使いを雇って上手く遣ればできなくはありませんしね。毎回僕達がくるわけにも行かないのですから。
「今回の対応策は、基本的にはエリクシアの一般の人々でも出来る方法を考えてあります。この知識を他の貴族家に売るか、どうするかはエリーゼさん達次第で結構です。
僕としては、他家から教えてくれというまでは教えないほうが良いと思いますが……」
僕はエリーゼさんにそう追加で、伝えました。
理由は簡単ですね。今回の復興政策は、早期に国力を回復させるために、各貴族で競争形式を採っています。エリーゼさんがこの話を広めてしまえば、全てエリーゼさんの、ひいてはクラウディウス侯爵家の成果となってしまいますので、他家の恨みを買う可能性も高いのです。
もちろん、最初から教えていれば、黒死病による死者は減らせるかもしれませんが、どちらを採るかは僕達が決める事ではないと考えたのです。僕達は、エリーゼさんを見つめて答えを待ちました。
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「ふぅ、思ったようには動いてはくれない方々ですわね。」
私は、一時回答を保留して戻った執務室で呟きます。
「あら、彼女達の答えが不満だったんですか? ある意味、こちらの状況を精確に把握されての手法だと思いますが?」
ヘルガがそういうのも、最もな事なのです。
自領内の復興を行う東都のウェスパシア公爵家と西都のユリアヌス公爵家は別として、我がクラウディウス公爵家と南都のレピドゥス公爵家は、今月中に復興計画を立てて、領内からの移民を募り復興に着手せよとの王命を受けております。
復興といっても『黒死病』が蔓延し、死霊や食屍鬼、生ける死体の跋扈する『死の領域』に、誰が移民するというのでしょう。まずは、人が住む事が出来る可住領域を作る手法を、4大公爵家で見つけ実践せよというのが、本来の王命でしょうね。
クラウディウス公爵家が王より指示を受けた復興地域は、北部属州に隣接するかつての3つの伯爵領を纏めた広大な領域です。彼女達(実際には、アレキサンドリア共和国の上層部でしょうが)の提案の通り進めば、死霊等を力ある聖職者や魔法使いを動員し討伐し、街道と街の確保ができるでしょう。
当面は、北領から食料などの支援は必要でしょうが、街から徐々に畑を広げ、可住領域を広げることが出来ます。半ば、新規の開拓に近い状態となりますが、それでも復興に着手できるのです。
そして、アレキサンドリア側の目論みは此処にあるのでしょう。エリクシアが国内の復興にかかれば、多くの兵も動員しなければ、魔物などの脅威から民を守れません。
死の領域になど出向く依頼を受けるような冒険者などいないでしょう。蚤除けの腕輪、足環、首輪を兵に支給し、街の警備につかせねばならず、他国を侵略する余裕は無くなるのです。
こう考えると、アレキサンドリア共和国は、なかなか強かな相手ですわね。敵にすると厄介な相手は、素直に味方とするほうが得策ですわ。Let sleeping dogs lieという先人の知恵もあるのですから。
「しかし、各貴族家のお嬢様方が計画の立案や指揮など出来るわけないでしょうし、まして現地に出向く方はいらっしゃらないでしょう。后候補の能力を見ることにはならないので七位でしょうか?」
フローラ嬢が白銀の髪を揺らしながら話しますが、おそらく簡単なことではないでしょうね。
「恐らく、王家は自領と割り当てられた復興領の両方を見るのだと思いますわ。」
「なるほど、割り当てられた領の復興に入れ込めば、自領の運営が怪しくなりるということですね」
私の言葉を受けて、フローラ嬢も考えが至ったようですわね。
自領を普段どおり運営さしつつ、復興領の運営を行うには人や物の伝手などがその貴族家にあるか否かも問われているということでしょう。受け継いだ物を守っているだけの貴族領など、直ぐに振るい落とされるでしょうね。
「では、彼女達アレキサンドリア側の提案を受け入れるとして、報酬はいかがしますか? 以前の提案は、あちらに丸投げした場合ですので、条件が変わってしまいましたが……」
私は少し考えて、決断を下しました。
「よろしいですわ。領内の通行に探索権も含めた許可を致しましょう。
その代わり、地図と発見した品の1割をクラウディウス家の取り分としましょう。ハンターギルド側が不当な利益を得ないように、監視もしなければなりませんね」
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