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5.南海の秘宝
6.僕が教える事ができるもの
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「むぅ、一体何を講義すればいいんだろう……」
明日は僕が講義をする日になりますが、何を講義すればいいのかを決めかねて、ベッドの上を唸りながら転がっています。
イリスさん、ユイ、カタリナさんとユーリアちゃんの4人の講義内容や、その進め方はそれぞれ目的があって、それを達成するにはどうすればよいかということを考えられたものだと思います。
では、僕の講義の目的ってなんなんでしょう? 結局それが見えないというか、定まらないので、何をどうすればよいかが判らないのです。
「実際僕は何かの分野の第一人者でもないし、研究者でもないですからね~。未成年者の言う事をありがたがる人は居るとは思えませんし……」
ひたすら転がっている僕をみて、エマが首を傾げています。
「クロエは強い。それを示せば、皆クロエの話を聞くのではないですか?」
「え~、なんか俺様は強いんだから、言う事を聞けって感じはジャイ○ンみたいで好きじゃないんだよぉ」
僕の答えには不適切な比喩が入っていましたね。理解出来ずに更に首をかしげているエマですが、ジャイア○? とか首を傾げているのは妙に可愛いですね。
いやいや、それどころじゃないんだってばぁ……
転がりを継続して暫く経つと、ドアが開きアレクシアさんが呆れた顔で僕を見ています。
「なによ、まだ明日の講義に何を話すのか決めてないの?」
「そうは言っても、未成年の僕の話をちゃんと聞いてくれる内容ってのは、無理難題じゃないですかぁ」
そういう僕に、アレクシアさんはエマと同じ事を言います。
「話を聞いてもらうには実力を示すしかないでしょ。だったら、貴女が実力を示せて他国に影響がない事といえば、冒険者の戦闘力を強化する方向でいいんじゃないの? 戦闘でも魔法でも、戦ってみればいいじゃない」
むぅ、一度ならまだしも何度も見せるんじゃ疲れますよぉ。でも、冒険者の強化は悪い案ではありませんね。本番前の予行演習とか、突発遭遇した際も相手を知っているのと知らないのとでは、心構えが違います。
「ありがとうございます、アレクシアさん。良いヒントになりました」
「そう? そう言ってもらえると、私も嬉しいわ。お礼は美味しい夜食でいいわよ?」
また食い気ですか。太っても知りませんよと言いたくなりますが、今回は助かりましたのでなにか考慮してあげるとしましょう。
*****
「実戦訓練? そんな事を講義でやろうっていうの?」
『チッタ・アペルタ』中央区へ向う地下鉄の中、僕は講義内容をイリスさんに話しました。イリスさんは週に2枠の講義がありますからね。今日は時間が被っているので、往復の護衛となりますが、問題はないでしょう。
「うん、魔物や魔獣との実戦訓練をしておけば、怪我人も減るだろうし、討伐依頼を受けても安心できるんじゃないかな? 学内なら、怪我をしてもすぐ治療できるし、危険なら障壁も張ってあげられるし。翌週の討伐対象を決めて、順番に挑んでもらうのも悪くないと思って」
僕の意見に、イリスさんも異論はないようですね。
「いいわね。怪我をした人の治療もうちの班ですれば、うちも実戦訓練になるしね」
「対人訓練がしたい場合は、エマやジェシーに僕もいるし、何とかなると思うよ」
そんな話をしながら中央区で地下鉄を降り、いつも通り校内に入ります。今日は僕も講義があるので、イリスさんと別れて僕は演習場へと向いました。
演習場は、魔術技術学院【スクオラ・ディ・テクノロジア】の地下で、2層吹き抜けになった、50m四方の空間です。環境シミュレート機構という大掛かりな魔道具を使用していますので、洞窟内から雪山まで、大抵の環境を再現できます。
この機構を見るだけでも、僕の講義を受ける価値があるとアレキサンドリア側ではいってくれる人が多いのですが、『チッタ・アペルタ』では僕は無名ですからね。
講義前に集まっているのは、20人位の冒険者風の人ばかりです。ヒーラーさんも含めて、パーティーで参加している人もいますし、いかにも新人さんといった人も居ますね。
挨拶をして、講義内容を説明しますが、やはり僕がいかにも子供子供している所為か、疑問視している人も多いですね。
「では、アンケートをとります。来週の講義からは魔獣や魔物との実戦訓練を行いますが、どんな魔物と戦いたいかを記入して下さい。その際に、パーティー戦で挑みたいかソロで挑むかも合わせて記入して下さい。
とりあえず、来週はランク3までの魔物・魔獣とします」
ランク3だと、スケルトンやオーク・グール辺りまでになりますね。一応1:1であれば冒険者側が勝てるといわれているランクです。1:多数では話になりませんが。
「なんだよ、ドラゴンとかはないのかぁ?」
そんな冷やかしが聞こえますが、あえて無視をしておきましょう。アンケートの結果ではオークが一番多いようですね。週末に数頭確保しておけば良いかな?
僕がそう思っていると、アンケートに不穏な文字を見つけて僕の顔が引くつきます。え~と、記入者は『ホセ・イグナシオ・バルベア』さんね……
「ホセ・イグナシオ・バルベアさんはいますか?」
僕の声に、やたらと背の高い(180cm位)、太目の男性がのっそり現われます。片手剣に中型の盾をもっていますね。
「おう、わてがホセやで、可愛いお嬢ちゃん」
僕の背中にザワつきを感じます。なんだろう? 生理的に受け付けない気がしますが、今は話を進めましょう。僕は笑顔を貼り付けて、ホセと話を続けます。
「え~と、あなたが戦いたいっていうのは、『殺人兎』で間違いありませんか?」
僕の声を聞いた周囲の人が、彼に賞賛の声をあげていますね。
「おぉ、あの有名なアレキサンドリア1凶悪な兎に挑みたいって兵かぁ。俺、先輩に聞いたんだよね。絶対勝てないとか」
「うんうん、私も先輩から聞いたわ。全てのものを蹂躙する情け容赦ない魔物だって」
笑顔を貼り付けた僕のこめかみがピクピクしているのが自分でもわかります。視界の端のほうで、魔法医療学の学生に来週からの予定を説明していたイリスさんが、笑うのを必死に堪えているのが見えていますよ。
「そうなんやで。アレキサンドリアの諸々な先輩方を恐れさせるばかりか、エルフの町のギルドも壊滅に近い打撃を受けたってきいたで~。まあ、わてなら軽く捻って兎鍋にしてやろう思ってな。」
へぇ~、何方がそんな噂を流しているんでしょうね? イリスさんの呼び出しを受けた方々はそんな恐ろしい事をする訳はありませんし。僕達が国外で活動するようになってから2年。他の冒険者さんや魔術学院の生徒も、許可を受ければ国外での活動が可能になりましたからね。まあ、都度報告書の提出があるので、それを苦にしない方々が主ですけど。
「そうなんですね。『殺人兎』であれば、比較的簡単にご用意できますが、今日挑みますか? きっと、みなさんも雄姿を見てみたいと思いますし」
「おぉ、凶悪な兎を直ぐ用意できるんなら、いつでもええで。どうせなら、ゴーレムの出来損ないの『なんちゃらキル・ドール』も相手したるわ」
うん、墓穴を掘りましたね、こいつ。視界の端でゆらりと立ち上がったイリスさんが見えました。さっきまで、僕の事を笑っていたのに、自分が言われると直ぐ切れますね、イリスさんは。
「お一人ではなんですから、お話のあった先輩方もいらっしゃれば、一緒に参加してもらうのも良いのじゃないですか? 他にも討伐希望する方は前に出てくださいね」
貼り付けた笑顔とはいえ、少女に微笑まれればうれしいのでしょうか? 数人の男性冒険者がやってきます。必死に参加しようとしている女性冒険者さんを引き止めてるベテランさんがいますね。憶えておきましょう。
僕の隣にイリスさんが近づいているのを感じます。ええ、真っ黒いオーラが溢れている気がしますよ……
「では、参加の方はこちらの『ホセ』さんを筆頭とした5名の冒険者さんでよろしいですね。では、危険ですので防御シールドを展開しますので、見学の皆さんは白線の外側まで御下がりくださいね」
僕の言葉に、皆さんしたがってくれましたよ? 勘の良い人は既に気がついているようですが、目の前の5人の冒険者さんは、危険察知能力も低いようです。
「では、兎と人形を用意しますので、冒険者さんは準備してくださいね」
それぞれ抜刀したり、魔法を詠唱していますね。詠唱後ホールドしておくのでしょうけど。
僕は収納から真紅のリボンを取り出して、指をパチンと鳴らします。リボンは僕の髪を勝手にポニーテールにまとめて、纏めた髪が広がらないように、テールの外側をリボンで括りました。左右の手には、指先の出る手袋が装着されています。
イリスさんは、僕の後方でスタンバイしているようですね。
「では、これより戦闘訓練を開始しますね。僕の名前は、クロエ・ウィンター。アレキサンドリアの殺人兎と一部の人は呼んでいます。僕の前でその名を二度出した人は居ませんけどね?」
「私はイリス・エアリーですわ。あなたの言う『なんちゃらキル・ドール』と呼ぶ人も居ますわね。あなた方5名には、後ほど私の名前で指名依頼をお出ししますね」
僕とイリスさんはにっこり笑います。目の前の5人の男性冒険者は呆然としていますが、貼り付けた笑顔を僕達がはがすと、恐怖に怯えた顔になりましたね。
「では、『口は災いの元』というのを、思い知っていただきましょうか? お・に・い・さ・ま・が・た?」
この後の彼らの運命は推して知るべし、見学者の皆さんも誰も語らなかったそうです。
明日は僕が講義をする日になりますが、何を講義すればいいのかを決めかねて、ベッドの上を唸りながら転がっています。
イリスさん、ユイ、カタリナさんとユーリアちゃんの4人の講義内容や、その進め方はそれぞれ目的があって、それを達成するにはどうすればよいかということを考えられたものだと思います。
では、僕の講義の目的ってなんなんでしょう? 結局それが見えないというか、定まらないので、何をどうすればよいかが判らないのです。
「実際僕は何かの分野の第一人者でもないし、研究者でもないですからね~。未成年者の言う事をありがたがる人は居るとは思えませんし……」
ひたすら転がっている僕をみて、エマが首を傾げています。
「クロエは強い。それを示せば、皆クロエの話を聞くのではないですか?」
「え~、なんか俺様は強いんだから、言う事を聞けって感じはジャイ○ンみたいで好きじゃないんだよぉ」
僕の答えには不適切な比喩が入っていましたね。理解出来ずに更に首をかしげているエマですが、ジャイア○? とか首を傾げているのは妙に可愛いですね。
いやいや、それどころじゃないんだってばぁ……
転がりを継続して暫く経つと、ドアが開きアレクシアさんが呆れた顔で僕を見ています。
「なによ、まだ明日の講義に何を話すのか決めてないの?」
「そうは言っても、未成年の僕の話をちゃんと聞いてくれる内容ってのは、無理難題じゃないですかぁ」
そういう僕に、アレクシアさんはエマと同じ事を言います。
「話を聞いてもらうには実力を示すしかないでしょ。だったら、貴女が実力を示せて他国に影響がない事といえば、冒険者の戦闘力を強化する方向でいいんじゃないの? 戦闘でも魔法でも、戦ってみればいいじゃない」
むぅ、一度ならまだしも何度も見せるんじゃ疲れますよぉ。でも、冒険者の強化は悪い案ではありませんね。本番前の予行演習とか、突発遭遇した際も相手を知っているのと知らないのとでは、心構えが違います。
「ありがとうございます、アレクシアさん。良いヒントになりました」
「そう? そう言ってもらえると、私も嬉しいわ。お礼は美味しい夜食でいいわよ?」
また食い気ですか。太っても知りませんよと言いたくなりますが、今回は助かりましたのでなにか考慮してあげるとしましょう。
*****
「実戦訓練? そんな事を講義でやろうっていうの?」
『チッタ・アペルタ』中央区へ向う地下鉄の中、僕は講義内容をイリスさんに話しました。イリスさんは週に2枠の講義がありますからね。今日は時間が被っているので、往復の護衛となりますが、問題はないでしょう。
「うん、魔物や魔獣との実戦訓練をしておけば、怪我人も減るだろうし、討伐依頼を受けても安心できるんじゃないかな? 学内なら、怪我をしてもすぐ治療できるし、危険なら障壁も張ってあげられるし。翌週の討伐対象を決めて、順番に挑んでもらうのも悪くないと思って」
僕の意見に、イリスさんも異論はないようですね。
「いいわね。怪我をした人の治療もうちの班ですれば、うちも実戦訓練になるしね」
「対人訓練がしたい場合は、エマやジェシーに僕もいるし、何とかなると思うよ」
そんな話をしながら中央区で地下鉄を降り、いつも通り校内に入ります。今日は僕も講義があるので、イリスさんと別れて僕は演習場へと向いました。
演習場は、魔術技術学院【スクオラ・ディ・テクノロジア】の地下で、2層吹き抜けになった、50m四方の空間です。環境シミュレート機構という大掛かりな魔道具を使用していますので、洞窟内から雪山まで、大抵の環境を再現できます。
この機構を見るだけでも、僕の講義を受ける価値があるとアレキサンドリア側ではいってくれる人が多いのですが、『チッタ・アペルタ』では僕は無名ですからね。
講義前に集まっているのは、20人位の冒険者風の人ばかりです。ヒーラーさんも含めて、パーティーで参加している人もいますし、いかにも新人さんといった人も居ますね。
挨拶をして、講義内容を説明しますが、やはり僕がいかにも子供子供している所為か、疑問視している人も多いですね。
「では、アンケートをとります。来週の講義からは魔獣や魔物との実戦訓練を行いますが、どんな魔物と戦いたいかを記入して下さい。その際に、パーティー戦で挑みたいかソロで挑むかも合わせて記入して下さい。
とりあえず、来週はランク3までの魔物・魔獣とします」
ランク3だと、スケルトンやオーク・グール辺りまでになりますね。一応1:1であれば冒険者側が勝てるといわれているランクです。1:多数では話になりませんが。
「なんだよ、ドラゴンとかはないのかぁ?」
そんな冷やかしが聞こえますが、あえて無視をしておきましょう。アンケートの結果ではオークが一番多いようですね。週末に数頭確保しておけば良いかな?
僕がそう思っていると、アンケートに不穏な文字を見つけて僕の顔が引くつきます。え~と、記入者は『ホセ・イグナシオ・バルベア』さんね……
「ホセ・イグナシオ・バルベアさんはいますか?」
僕の声に、やたらと背の高い(180cm位)、太目の男性がのっそり現われます。片手剣に中型の盾をもっていますね。
「おう、わてがホセやで、可愛いお嬢ちゃん」
僕の背中にザワつきを感じます。なんだろう? 生理的に受け付けない気がしますが、今は話を進めましょう。僕は笑顔を貼り付けて、ホセと話を続けます。
「え~と、あなたが戦いたいっていうのは、『殺人兎』で間違いありませんか?」
僕の声を聞いた周囲の人が、彼に賞賛の声をあげていますね。
「おぉ、あの有名なアレキサンドリア1凶悪な兎に挑みたいって兵かぁ。俺、先輩に聞いたんだよね。絶対勝てないとか」
「うんうん、私も先輩から聞いたわ。全てのものを蹂躙する情け容赦ない魔物だって」
笑顔を貼り付けた僕のこめかみがピクピクしているのが自分でもわかります。視界の端のほうで、魔法医療学の学生に来週からの予定を説明していたイリスさんが、笑うのを必死に堪えているのが見えていますよ。
「そうなんやで。アレキサンドリアの諸々な先輩方を恐れさせるばかりか、エルフの町のギルドも壊滅に近い打撃を受けたってきいたで~。まあ、わてなら軽く捻って兎鍋にしてやろう思ってな。」
へぇ~、何方がそんな噂を流しているんでしょうね? イリスさんの呼び出しを受けた方々はそんな恐ろしい事をする訳はありませんし。僕達が国外で活動するようになってから2年。他の冒険者さんや魔術学院の生徒も、許可を受ければ国外での活動が可能になりましたからね。まあ、都度報告書の提出があるので、それを苦にしない方々が主ですけど。
「そうなんですね。『殺人兎』であれば、比較的簡単にご用意できますが、今日挑みますか? きっと、みなさんも雄姿を見てみたいと思いますし」
「おぉ、凶悪な兎を直ぐ用意できるんなら、いつでもええで。どうせなら、ゴーレムの出来損ないの『なんちゃらキル・ドール』も相手したるわ」
うん、墓穴を掘りましたね、こいつ。視界の端でゆらりと立ち上がったイリスさんが見えました。さっきまで、僕の事を笑っていたのに、自分が言われると直ぐ切れますね、イリスさんは。
「お一人ではなんですから、お話のあった先輩方もいらっしゃれば、一緒に参加してもらうのも良いのじゃないですか? 他にも討伐希望する方は前に出てくださいね」
貼り付けた笑顔とはいえ、少女に微笑まれればうれしいのでしょうか? 数人の男性冒険者がやってきます。必死に参加しようとしている女性冒険者さんを引き止めてるベテランさんがいますね。憶えておきましょう。
僕の隣にイリスさんが近づいているのを感じます。ええ、真っ黒いオーラが溢れている気がしますよ……
「では、参加の方はこちらの『ホセ』さんを筆頭とした5名の冒険者さんでよろしいですね。では、危険ですので防御シールドを展開しますので、見学の皆さんは白線の外側まで御下がりくださいね」
僕の言葉に、皆さんしたがってくれましたよ? 勘の良い人は既に気がついているようですが、目の前の5人の冒険者さんは、危険察知能力も低いようです。
「では、兎と人形を用意しますので、冒険者さんは準備してくださいね」
それぞれ抜刀したり、魔法を詠唱していますね。詠唱後ホールドしておくのでしょうけど。
僕は収納から真紅のリボンを取り出して、指をパチンと鳴らします。リボンは僕の髪を勝手にポニーテールにまとめて、纏めた髪が広がらないように、テールの外側をリボンで括りました。左右の手には、指先の出る手袋が装着されています。
イリスさんは、僕の後方でスタンバイしているようですね。
「では、これより戦闘訓練を開始しますね。僕の名前は、クロエ・ウィンター。アレキサンドリアの殺人兎と一部の人は呼んでいます。僕の前でその名を二度出した人は居ませんけどね?」
「私はイリス・エアリーですわ。あなたの言う『なんちゃらキル・ドール』と呼ぶ人も居ますわね。あなた方5名には、後ほど私の名前で指名依頼をお出ししますね」
僕とイリスさんはにっこり笑います。目の前の5人の男性冒険者は呆然としていますが、貼り付けた笑顔を僕達がはがすと、恐怖に怯えた顔になりましたね。
「では、『口は災いの元』というのを、思い知っていただきましょうか? お・に・い・さ・ま・が・た?」
この後の彼らの運命は推して知るべし、見学者の皆さんも誰も語らなかったそうです。
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