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7.女王の奏でるラプソディー
67.遺跡とユイの実力
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岩山の陰にある小さな神殿らしき小さな建物。その祭壇あとにぽっかりと空いた暗闇へと続く階段の前で、僕たちアレキサンドライトの面々が陣形を組んでいます。
「では、アレキサンドライトの面々が先発しますが、途中に遭遇した魔物は討伐、宝箱などは放置、罠などのトラップも極力放置ということでよろしいですね?」
パトリシアさんが確認するように僕に言います。発見者の冒険者パーティーのリーダーも、それに同意してくれます。
「……できればダンジョンのマップを提供して頂きたいのですが……」
「当然の要求ですわね……だが、断る。こちらは全てのお宝に手をつけないんですもの、本来のダンジョン探索で得る物は無いに等しいのですからね」
パトリシアさんの言葉をイリスさんが速攻で却下する。というか、イリスさん。そのネタどこで知ったんです?
「マップがあったんじゃ、探索の楽しみも減っちゃうでしょうしね。僕たちは皆さんの楽しみを奪うことはしませんよ」
マップをギルドに提供すれば報酬がいただけるのですが、それも発見者パーティーの利益の一つですし、マッピングの楽しみを奪ってしまっては申し訳ありませんしね。
「では、そろそろ参りましょうか。三十分ほど経過したら、後続のパーティーさんも突入してかまいませんので……」
ユイの合図で、エマを先頭に僕、イリスさん、ユイ、ジェシーの順に暗い遺跡へと僕たちは突入しました。
◇◆◇◆◇◆
「……一層には特に魔物はいないようですね。感知魔法にも特に反応はありませんし、時間も押してますから先に進みましょうか」
地下に降り立った僕たちは風魔法により遺跡全域を探索し、早々にマッピングを完了させると地下に降りる階段へと進みます。
「簡単にすすんでいるけど、良いんですの? 隠し扉とかあるんじゃないかしら」
「そうですね。普通に探索できる場所には少しの宝物とそれほど重要じゃないものを配置して、本当に大切なものは隠すのが普通だと思いますし……」
イリスさんの意見をユイが補足しますが、その場合はもっと深い層に分岐を作るんじゃないかな? それか、神殿自体とは別に隠し通路なんかを使うというのも効果的ですね。
壁に触れてみると、外壁は石灰岩を穿って整形している感じですね。小さな島ですし、付近に島は見当たらない絶海の孤島ですから、素材はこの島から調達して作るしかありません。
「おそらく、元々は自然にできた洞窟に元に手を加えて作った人工物ですね。地下三層までは通路と小部屋がありますが、大したものは無いようです。
ですが、三層にある地底湖の湖底から行った先に、別な空間があるようですね……」
僕がそういうと、イリスさんが振り向いて僕を指さしました。
「じゃあ、さっそくそこまで移動するわよ。どうせ、他の連中は部屋を調べながら来るでしょうから、足跡を気にしても仕方ないわ」
ユイも同意したので、僕たちは真っ直ぐ地下二層、三層を迷いなく突破します。途中、数か所に罠がありましたが、致死性のものではないので作動させないように移動しましたので、後続の人にも楽しんでもらえるでしょう。
三層から地底湖に続く入り口は、部屋の四方を水路が囲む部屋でした。光源の魔法では深さが見通せないほど深い水路ですが、深さにして四メートルほど下に横穴があり、その先は天然の洞窟になるようです。
「巧妙に入り口を隠していますので、何かあるとは思うのですが……」
天然洞窟になった先には、無数の小魚の反応があります。あまり考えたくないですが、シー・カンディルという肉食魚ですね。
小さいながらもなかなか凶悪な魔物で、皮膚を食い破り体の中に侵入したり、口や鼻などの人体の穴からも体内に侵入し、体内から臓器を食い破る恐ろしい生物です。
「ここから先は、攻撃に対して反応できるようにした方がいいわね」
「では、道は私が作りますね」
そういうと、ユイは固有魔道具である『太極六十四卦球』を取り出し、早速術を展開しました。
「四十一卦水在鬼、この地に現れ我が意思に従え……」
ユイの詠唱と共に、周囲の水路から水滴が空中へと湧き上がり、目の前で人の形をとりました。その人形は、僕たちに向かって優雅に一礼するとユイの前で片膝を着き、指示を待つ様子ですね。
「……これってかなり上位の水の精霊だよね? 意思を持っている?!」
思わずつぶやいてしまった僕に対して、イリスさんは無反応ですし、ユイも当然のようにしています。ユイと水在鬼が数秒見つめあった気がしましたが、やがて水在鬼が立ち上がると、水路の脇へと歩きだし、その片足を水につけます。
次の瞬間、水で作られた階段が現れ、まっすぐ横穴へと通路が伸ばされました。呆然としている僕に向かって、水在鬼は親指を上に突き出すジェスチャーをすると、そのまま階段を下に降りていきます。
「えっ、えっ……」
さらにその後をユイが何も考えていないかのように階段に足をかけて、沈みもせずに水在鬼の後に続きます。その後にエマが続き、呆然としている僕をイリスさんがつつきます。
「何してるのよ。早くいくわよ」
そういって僕の手を引き水の階段に足をかけ、ずんずん前えと突き進みます。その後をエマが続き、十分な余裕をもって水の階段は跡形もなく消滅しますが、通路が水に満たされることはありません。
「いつの間にこんな事が? ユイは僕やイリスさんに比べれば魔力量は多いとは言えないのに……」
驚かされてばかりの僕がつぶやくと、横穴にはいっていたユイがこちらを向いてはにかむ様に微笑みます。
「上位の水の精霊である水在鬼は、私の意を組んで魔法を行使してくれますので、私に負担はないんですよ。水在鬼を呼ぶのに少し魔力は使いますが、『太極六十四卦球』の影響でもう魔力は回復しています」
……ユイの言葉に僕は黙り込みます。自分の意思を持つ高位精霊を、あっさりと符術で召喚している手並みもそうですが、自分の意思を誤りなく精霊に伝えて行動をさせる。しかも、今の話では魔力消費もほぼ無い状況ですよね。
ユイは最大四体まで精霊を召喚できるはずです。全ての精霊が個別の意識をもって自立して動くのであれば、事実上ユイ一人で五人分の戦力として計算できるはずで、実戦では僕より使い勝手が良いんじゃないかという気がしますね。さすがに四体召喚すれば、魔力の消費量は多くなるでしょうが、そこは運用次第ですね。
水在鬼の作った水の階段は、横穴に入ると壁ギリギリまで拡張されています。足元は水のはずなのに、先ほどの階段同様に靴底を濡らす事もありません。
水平に百メートルほど移動したところで広い地底湖にでましたが、ここはシー・カンディルの巣の様ですね。水在鬼の作るトンネルの外には、獰猛な小魚の姿が見えています。
「これって、水壁を突き破って来ないのかしら?」
イリスさんがユイに質問します。確かに、水面上に跳躍する感じで通路内に来られると、さすがに面倒です。
「大丈夫ですよ。水在鬼の作る通路は、内側の水は固定されていて私たちを濡らすこともない代わりに、強固な水壁でもあるんです。その外側には、細く高速で対向して動く水流の壁がありますから、触れた者は一瞬で……」
ユイの言葉と同時に、比較的大きな魚が水壁にぶつかりましたが、あっという間に引き裂かれてしまい、シー・カンディルが群がり黒い塊となっています。
「うわぁ……なかなか、グロイ……」
「……今気づいたけど、水底に白く細長いモノがあるわね。どう見ても魚の骨だけじゃないみたいですわ……」
イリスさんの言葉で、僕たちが水底に注意を向けると、どう見ても人の大腿骨や、胸骨などが沈んでいますね。さすがに見てて楽しいモノでもないので、水上へと上がりましょうか。
地底湖から水面上へと上がると、そこはホールのような天然の洞窟でした。水在鬼はひとまずここでお役御免のようで、帰還させたユイが軽く深呼吸をしています。
魔力の消費はそれほどでもないようですが、高位の精霊を使役し続けるには精神的に負担があるようですね。
既に遺跡への侵入から三十分は経過していますし、歩き続けているのですから少し疲労も出るころです。
「少し休憩をとりましょうか?」
「この程度で休憩なんて必要ありませんわよ」
僕の言葉はあっさりとイリスさんに却下されます。思わずイリスさんの顔を見直した僕に対して、いたずらっ子のような笑顔を浮かべたイリスさんは、アスクレビオスを取り出すと地面とコツンと突きました。
「聖なる加護にて、癒しの力を!『Holy restoration』」
イリスさんの短い詠唱で、淡い光がアスクレビオスの先端から広がり僕たちを包むと、それまで感じていた肉体的な疲労だけじゃなく、先ほどの人骨をみた影響で落ち込んだテンションすら感じなくなりました。それだけではなく、淡い燐光が僕たちを包んでいます。
「イリスさん、これは?」
「単なる継続回復魔法ですわよ。アスクレビオスを中心とした半径五メートル以内の味方にたいして、疲労回復や精神状態、特にSAN値(正気度)を保つんですの。
こういった遺跡なんかの探索では、罠や魔獣などによって肉体的にも精神的にも疲労しますわ。この魔法は魔力消費量も少ないですし、アスクレビオスを持っているだけで継続されるから、結構有効ですわよ?」
確かに、精神的な落ち込みから、ミスや見落としがでますからね。ダンジョンで休憩しても、精神的に休まることができないのは、常に緊張状態を求められるからですが、この魔法は精神的疲労すら回復させてしまうようですね。
「……二人とも、僕と肩を並べるとか言ってましたが、逆に僕の方が頑張らないといけないんじゃないでしょうか?」
思わず口にした言葉に、ユイとイリスさんはにっこり微笑み、エマとジェシーは僕の左右の袖をつんつんひっぱります。どうやら、二人も成長した処を見てほしいようですね。
「では、アレキサンドライトの面々が先発しますが、途中に遭遇した魔物は討伐、宝箱などは放置、罠などのトラップも極力放置ということでよろしいですね?」
パトリシアさんが確認するように僕に言います。発見者の冒険者パーティーのリーダーも、それに同意してくれます。
「……できればダンジョンのマップを提供して頂きたいのですが……」
「当然の要求ですわね……だが、断る。こちらは全てのお宝に手をつけないんですもの、本来のダンジョン探索で得る物は無いに等しいのですからね」
パトリシアさんの言葉をイリスさんが速攻で却下する。というか、イリスさん。そのネタどこで知ったんです?
「マップがあったんじゃ、探索の楽しみも減っちゃうでしょうしね。僕たちは皆さんの楽しみを奪うことはしませんよ」
マップをギルドに提供すれば報酬がいただけるのですが、それも発見者パーティーの利益の一つですし、マッピングの楽しみを奪ってしまっては申し訳ありませんしね。
「では、そろそろ参りましょうか。三十分ほど経過したら、後続のパーティーさんも突入してかまいませんので……」
ユイの合図で、エマを先頭に僕、イリスさん、ユイ、ジェシーの順に暗い遺跡へと僕たちは突入しました。
◇◆◇◆◇◆
「……一層には特に魔物はいないようですね。感知魔法にも特に反応はありませんし、時間も押してますから先に進みましょうか」
地下に降り立った僕たちは風魔法により遺跡全域を探索し、早々にマッピングを完了させると地下に降りる階段へと進みます。
「簡単にすすんでいるけど、良いんですの? 隠し扉とかあるんじゃないかしら」
「そうですね。普通に探索できる場所には少しの宝物とそれほど重要じゃないものを配置して、本当に大切なものは隠すのが普通だと思いますし……」
イリスさんの意見をユイが補足しますが、その場合はもっと深い層に分岐を作るんじゃないかな? それか、神殿自体とは別に隠し通路なんかを使うというのも効果的ですね。
壁に触れてみると、外壁は石灰岩を穿って整形している感じですね。小さな島ですし、付近に島は見当たらない絶海の孤島ですから、素材はこの島から調達して作るしかありません。
「おそらく、元々は自然にできた洞窟に元に手を加えて作った人工物ですね。地下三層までは通路と小部屋がありますが、大したものは無いようです。
ですが、三層にある地底湖の湖底から行った先に、別な空間があるようですね……」
僕がそういうと、イリスさんが振り向いて僕を指さしました。
「じゃあ、さっそくそこまで移動するわよ。どうせ、他の連中は部屋を調べながら来るでしょうから、足跡を気にしても仕方ないわ」
ユイも同意したので、僕たちは真っ直ぐ地下二層、三層を迷いなく突破します。途中、数か所に罠がありましたが、致死性のものではないので作動させないように移動しましたので、後続の人にも楽しんでもらえるでしょう。
三層から地底湖に続く入り口は、部屋の四方を水路が囲む部屋でした。光源の魔法では深さが見通せないほど深い水路ですが、深さにして四メートルほど下に横穴があり、その先は天然の洞窟になるようです。
「巧妙に入り口を隠していますので、何かあるとは思うのですが……」
天然洞窟になった先には、無数の小魚の反応があります。あまり考えたくないですが、シー・カンディルという肉食魚ですね。
小さいながらもなかなか凶悪な魔物で、皮膚を食い破り体の中に侵入したり、口や鼻などの人体の穴からも体内に侵入し、体内から臓器を食い破る恐ろしい生物です。
「ここから先は、攻撃に対して反応できるようにした方がいいわね」
「では、道は私が作りますね」
そういうと、ユイは固有魔道具である『太極六十四卦球』を取り出し、早速術を展開しました。
「四十一卦水在鬼、この地に現れ我が意思に従え……」
ユイの詠唱と共に、周囲の水路から水滴が空中へと湧き上がり、目の前で人の形をとりました。その人形は、僕たちに向かって優雅に一礼するとユイの前で片膝を着き、指示を待つ様子ですね。
「……これってかなり上位の水の精霊だよね? 意思を持っている?!」
思わずつぶやいてしまった僕に対して、イリスさんは無反応ですし、ユイも当然のようにしています。ユイと水在鬼が数秒見つめあった気がしましたが、やがて水在鬼が立ち上がると、水路の脇へと歩きだし、その片足を水につけます。
次の瞬間、水で作られた階段が現れ、まっすぐ横穴へと通路が伸ばされました。呆然としている僕に向かって、水在鬼は親指を上に突き出すジェスチャーをすると、そのまま階段を下に降りていきます。
「えっ、えっ……」
さらにその後をユイが何も考えていないかのように階段に足をかけて、沈みもせずに水在鬼の後に続きます。その後にエマが続き、呆然としている僕をイリスさんがつつきます。
「何してるのよ。早くいくわよ」
そういって僕の手を引き水の階段に足をかけ、ずんずん前えと突き進みます。その後をエマが続き、十分な余裕をもって水の階段は跡形もなく消滅しますが、通路が水に満たされることはありません。
「いつの間にこんな事が? ユイは僕やイリスさんに比べれば魔力量は多いとは言えないのに……」
驚かされてばかりの僕がつぶやくと、横穴にはいっていたユイがこちらを向いてはにかむ様に微笑みます。
「上位の水の精霊である水在鬼は、私の意を組んで魔法を行使してくれますので、私に負担はないんですよ。水在鬼を呼ぶのに少し魔力は使いますが、『太極六十四卦球』の影響でもう魔力は回復しています」
……ユイの言葉に僕は黙り込みます。自分の意思を持つ高位精霊を、あっさりと符術で召喚している手並みもそうですが、自分の意思を誤りなく精霊に伝えて行動をさせる。しかも、今の話では魔力消費もほぼ無い状況ですよね。
ユイは最大四体まで精霊を召喚できるはずです。全ての精霊が個別の意識をもって自立して動くのであれば、事実上ユイ一人で五人分の戦力として計算できるはずで、実戦では僕より使い勝手が良いんじゃないかという気がしますね。さすがに四体召喚すれば、魔力の消費量は多くなるでしょうが、そこは運用次第ですね。
水在鬼の作った水の階段は、横穴に入ると壁ギリギリまで拡張されています。足元は水のはずなのに、先ほどの階段同様に靴底を濡らす事もありません。
水平に百メートルほど移動したところで広い地底湖にでましたが、ここはシー・カンディルの巣の様ですね。水在鬼の作るトンネルの外には、獰猛な小魚の姿が見えています。
「これって、水壁を突き破って来ないのかしら?」
イリスさんがユイに質問します。確かに、水面上に跳躍する感じで通路内に来られると、さすがに面倒です。
「大丈夫ですよ。水在鬼の作る通路は、内側の水は固定されていて私たちを濡らすこともない代わりに、強固な水壁でもあるんです。その外側には、細く高速で対向して動く水流の壁がありますから、触れた者は一瞬で……」
ユイの言葉と同時に、比較的大きな魚が水壁にぶつかりましたが、あっという間に引き裂かれてしまい、シー・カンディルが群がり黒い塊となっています。
「うわぁ……なかなか、グロイ……」
「……今気づいたけど、水底に白く細長いモノがあるわね。どう見ても魚の骨だけじゃないみたいですわ……」
イリスさんの言葉で、僕たちが水底に注意を向けると、どう見ても人の大腿骨や、胸骨などが沈んでいますね。さすがに見てて楽しいモノでもないので、水上へと上がりましょうか。
地底湖から水面上へと上がると、そこはホールのような天然の洞窟でした。水在鬼はひとまずここでお役御免のようで、帰還させたユイが軽く深呼吸をしています。
魔力の消費はそれほどでもないようですが、高位の精霊を使役し続けるには精神的に負担があるようですね。
既に遺跡への侵入から三十分は経過していますし、歩き続けているのですから少し疲労も出るころです。
「少し休憩をとりましょうか?」
「この程度で休憩なんて必要ありませんわよ」
僕の言葉はあっさりとイリスさんに却下されます。思わずイリスさんの顔を見直した僕に対して、いたずらっ子のような笑顔を浮かべたイリスさんは、アスクレビオスを取り出すと地面とコツンと突きました。
「聖なる加護にて、癒しの力を!『Holy restoration』」
イリスさんの短い詠唱で、淡い光がアスクレビオスの先端から広がり僕たちを包むと、それまで感じていた肉体的な疲労だけじゃなく、先ほどの人骨をみた影響で落ち込んだテンションすら感じなくなりました。それだけではなく、淡い燐光が僕たちを包んでいます。
「イリスさん、これは?」
「単なる継続回復魔法ですわよ。アスクレビオスを中心とした半径五メートル以内の味方にたいして、疲労回復や精神状態、特にSAN値(正気度)を保つんですの。
こういった遺跡なんかの探索では、罠や魔獣などによって肉体的にも精神的にも疲労しますわ。この魔法は魔力消費量も少ないですし、アスクレビオスを持っているだけで継続されるから、結構有効ですわよ?」
確かに、精神的な落ち込みから、ミスや見落としがでますからね。ダンジョンで休憩しても、精神的に休まることができないのは、常に緊張状態を求められるからですが、この魔法は精神的疲労すら回復させてしまうようですね。
「……二人とも、僕と肩を並べるとか言ってましたが、逆に僕の方が頑張らないといけないんじゃないでしょうか?」
思わず口にした言葉に、ユイとイリスさんはにっこり微笑み、エマとジェシーは僕の左右の袖をつんつんひっぱります。どうやら、二人も成長した処を見てほしいようですね。
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