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7.女王の奏でるラプソディー
74.お披露目第一号は……
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「はぁ、仕方ないですね。それじゃあ、僕は作業にかかりますので、明日の夕方まではこのまま停泊状態でお願いします。非常時には、クイーンを通して呼んでください」
そして、僕はアーシャの右手をしっかりと握ります。もちろん、アーシャを逃がさない為で他意はありませんよ?
「えっ、ちょ、ちょっとクロエ艦長なにをするんですか?!」
うふふふふふふ、僕をこんな目に合わせるのに片棒を担いだんですから逃がしませんよ?
「さぁ、早速工房にこもりますからね? アーシャは魔導機関砲をお願いしますよ。僕は二人の魔道具の再構築をしなければなりませんからね。
いや~、リアンやエリックさんのように寝食を忘れるくらい制作にのめりこんでくれる女の子は大歓迎ですよ~」
「へっ、嘘でしょう? 冗談ですよね? ね?」
アーシャが冗談ですよね? と言いたげな視線で僕を見ますが、当然僕は黒い笑みを浮かべてそれに答えます。
「何を言っているんです、アーシャ。 君と僕は、この艦の防衛力強化の人柱となると確定してんですよ。
そう、君も一緒にクリエイト・ハイを味わってもらいますよ~」
僕の言葉で逃げようと振り向いたアーシャですが、残念ですね。強制連行させてもらいますよっ
「エマ、ジェシー!」
「「Yes, ma’am」」
アーシャの背後に突如現れたエマとジェシーがアーシャを強制連行、QA特殊区画へ転移します。
「いや~、リアン様~……!!」
アーシャの声が響き、リアンが立ち上がろうとした瞬間、イリスさんがリアンの脛を蹴とばし悶絶させてくれました。
イリスさん、自分たちのためならほんと容赦ないですね…… まあ、治療はすぐにできるから気にしてないのもありますが……
こうして、貴重な助手を一名確保した僕は、魔道具づくりに精を出すことになりました……
◇◆◇◆◇◆
「艦長~ひどいですよ。一体ここはどこなんですか~」
アーシャの声を無視して、僕は目の前の水密扉の左側にあるパネルを操作します。そして、水密扉に手をかざすと、航空隊の格納庫程度の工房が出現しました。
「うふふ、ここはですね。QA特殊区画、いわば閉ざされた区画ですので、外部に通じる出入口は存在しないんですよ~?
大丈夫ですよ~、ここには魔導炉もありますし、素材も十分でしょう? 先ほども言ったように、寝食を忘れてさぁ働きましょう~♪」
なにせ、ここは僕の秘密鍛冶工房ですからね。ここに人を招き入れるのは、イリスさんやユイ、エマ・ジェシーの四人以外はアーシャが初めてとなりますからね。
正直な話、アーシャは生粋の生産者ではありません。まあ、リアンと個室に押し込められるのは避けたいので、これが一番なのでしょう。
「エマ&ジェシー、しばらくアーシャについてあげて。必要な機材の使い方を教えてあげてください。
アーシャ、力仕事はエマとジェシーを使ってください。必要な素材や機材も同様に、2人に言えば用意してくれますから」
「ふええぇ~、クロエの馬鹿、いけず~」
「……そんなこと言ってると、トイレの場所とか教えませんからね?」
半泣きのアーシャですが、諦めたのでしょ。ぶちぶち独り言ちながらも作業を開始してくれます。あっ、そういえば二人から魔道具を預かっていませんでしたね。
僕はタブレットを取り出すと、イリスさんとユイにメッセージを送付して、二人の許可を取ると、まずはユイの太極六十四卦球、そしてイリスさんのアスクレビオスを収納空間から取り出しました。続けて、僕のガンブレードも左右を召喚します。
「むぅ、今回の改造ではユイの太極六十四卦球のほうが手間がかかりますね~。今の魔力伝達回路では、増えた魔力に絶えられず焼き切れてしまいますし……
基本的には二人は攻撃能力の付与が二人の依頼でしたが、今回の戦い方を見てても、あまりそこからそれるのは良くないんですよね」
ぶつぶつと僕も独り言ちながら考えをまとめます。うん、魔力譲渡の機構と合わせて、機能拡張用スロットをつくればいいかな。必要に応じて、スロットに入れるモノを変えればよいでしょう。
太極六十四卦球の魔力伝達回路はリメイクしてと…… あぁ、今回の『這い寄る混沌』さんとのバトルでのドロップ品に、ミスリルやオリハルコンもありましたし、大きめの魔力結晶もありましたからね。あれも使っちゃってと……
そういえば、魔力譲渡をカレンさんにやった際に、散々お説教を喰らったんですよね。本人たちの意思で譲渡量を変調させる安全機構を組み込みことは必須として、なんで強制魔力循環用医療ポッドなんか必要なんでしょうね?
実験体は居るとかいってたので、例の脳筋姫が使われるんでしょうかど…… まあ、深く気にしないようにしましょう。僕は脳筋姫の冥福を祈りつつ、依頼のあったすべての魔道具の制作に入るのでした……
◇◆◇◆◇◆
二日後の朝、僕とアーシャはよれよれになりながらも、なんとか全ての魔道具と機体、医療用ポッド二機をつくりあげました。そして、最初のお披露目が医療用強制魔力循環ポッドなのですが……
「なんで医療用ポッドが最初にお披露目されるのよ」
「こら~、出せ、ここから出すのじゃ~」
イリスさんの質問と、脳筋姫の罵声が続きます。
ちなみに、ポッドには脳筋姫とヨレヨレのアーシャが放り込まれています。うん、アーシャは睡眠不足と魔力の枯渇状態で、お肌もひどい状態ですが、脳筋姫もかなり肌荒れなどがきついですね。
この場にいるのは、僕とイリスさん、ユイに医療班の正規メンバーと、非検体の脳筋姫によれよれアーシャだけです。
「これは、クロエ艦長が非常識な魔力譲渡なんてもんをやってくれたんで思いついた魔力循環を強制循環する医療用ポッドなんだ。
女の子の体はデリケートなんで、いろいろ問題がでたときにこのポッドは役に立つと思う」
ん~? これって女性専用の機材なんですかね? 僕が首をひねっていると、魔力譲渡を思い出したのか、イリスさんとユイが顔を赤らめています。
「なんで、魔力譲渡が関係するのよ! これが最初のお披露目なんて納得いきませんわ、カレン!」
イリスさんが吠えますが、カレンさんは平気のようです。
「まぁまぁ、ここに実験……被験者が二人そろってるんですから、その結果をみればわかりますよ」
カレンさんの不穏な言葉に、ポッドの中のアーシャは引きつった顔をしますし、脳筋姫の顔色は青ざめていますね……
ほかの医療メンバーも僕も、何が起きるかわからずに疑問を浮かべます。
「じゃあ、まずは煩い脳筋姫からおとなしくさせましょうか。まあ、最初はこんなもんかな……」
カレンさんが循環量の調整を行った後、スイッチを入れました……
その直後、僕たちは全員悟ります…… あ、これはやばいやつだと……
スイッチを入れたとたん、脳筋姫の体がびくりと跳ね上がります。そう、動かない四肢も含めて……
その後は未成年にはお見せできない光景がしばらく続き、アーシャはポッドから出ようと内側から奮戦していましたが、悪魔となったカレンさんがスイッチを入れるのをみて、絶望したようですね……
そして、僕たちはそれを見なかったことにしてあげます。
「……まあ、見てわかったように、魔力循環はかなり放送禁止的な感覚を身体に与えるみたいでね。アーシャ嬢のように短時間であれば、全身の活性化と美肌効果や痩身効果も期待できるみたいだ。効果もアーシャ嬢を見ればわかるだろ?」
……確かに先ほどまでのアーシャは疲れ切った状態なのに、いわゆるハイの状態になっていて、精神的にかなり来ていましたが、今は顔を少し赤らめているくらいでぐっすり眠っています。
というか、見てた僕たちもかなり恥ずかしいのと、アーシャがこの後を思い出して不憫になりますね……
「……アーシャ嬢は、艦長と副班長の犠牲者ということで、今回私が偽りの記憶を入れ替えておきましょう」
そういって、クリスティーナがアーシャを病室へと搬送していきます。そして、カレンさんが僕を見てにこやかな笑顔を向けます。
「さて、艦長? 私や班長、専務長に何をしたのかがご理解いただけたところで、艦長も味わってみますか? 効果はアーシャ嬢で十分ご理解できたでしょうし……」
「ひっ」
僕は悲鳴を上げて、その場で回れ右して逃げ出そうとしましたが…… イリスさんとユイに回り込まれてしまいます。
「うふふ、クロエ? なぜ殴られたかわかったみたいね?」
「……あれは恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしい……」
あははは、イリスさんもユイも瞳から光が失われていますよ?
「ちょ、やめてください! あれは緊急避難で…… それに、イリスさんとカレンさんは自分からやってと……」
「「「問答無用!!」」」
「きゃぁ~」
……この後、僕は逃げ回りましたが、あえなく捕まりポッドに放り込まれることになりました。幸いスイッチが入る前に、クイーンが現れてくれたので助かりましたが……
「クロエをそんなとこに入れたら艦が沈む……」
……僕は一体何だと思われているんでしょうね? まあ、助かったのでよしとします。
そうそう、この間忘れられていた脳筋姫は、人様にお見せできる状態ではなかったので(一時間くらい放置されてましたしね~)、元の状態に戻るのに二日くらいかかったのは、医療班と僕たちだけの秘密となりました。
彼女にとって幸いだったのは、さすがにイリスさんを含めた医療班の皆さんも悪いと思ったのか、この事件の後はみんな優しい目で見て、扱ってくれるようになったことですね。
あと、アーシャはなぜか僕の顔を見ると、しばらく逃げ出していましたよ…… クリスティーナは一体彼女にどんな偽りの記憶を与えたのでしょう。恐ろしくてとても聞けないのですが……
そして、僕はアーシャの右手をしっかりと握ります。もちろん、アーシャを逃がさない為で他意はありませんよ?
「えっ、ちょ、ちょっとクロエ艦長なにをするんですか?!」
うふふふふふふ、僕をこんな目に合わせるのに片棒を担いだんですから逃がしませんよ?
「さぁ、早速工房にこもりますからね? アーシャは魔導機関砲をお願いしますよ。僕は二人の魔道具の再構築をしなければなりませんからね。
いや~、リアンやエリックさんのように寝食を忘れるくらい制作にのめりこんでくれる女の子は大歓迎ですよ~」
「へっ、嘘でしょう? 冗談ですよね? ね?」
アーシャが冗談ですよね? と言いたげな視線で僕を見ますが、当然僕は黒い笑みを浮かべてそれに答えます。
「何を言っているんです、アーシャ。 君と僕は、この艦の防衛力強化の人柱となると確定してんですよ。
そう、君も一緒にクリエイト・ハイを味わってもらいますよ~」
僕の言葉で逃げようと振り向いたアーシャですが、残念ですね。強制連行させてもらいますよっ
「エマ、ジェシー!」
「「Yes, ma’am」」
アーシャの背後に突如現れたエマとジェシーがアーシャを強制連行、QA特殊区画へ転移します。
「いや~、リアン様~……!!」
アーシャの声が響き、リアンが立ち上がろうとした瞬間、イリスさんがリアンの脛を蹴とばし悶絶させてくれました。
イリスさん、自分たちのためならほんと容赦ないですね…… まあ、治療はすぐにできるから気にしてないのもありますが……
こうして、貴重な助手を一名確保した僕は、魔道具づくりに精を出すことになりました……
◇◆◇◆◇◆
「艦長~ひどいですよ。一体ここはどこなんですか~」
アーシャの声を無視して、僕は目の前の水密扉の左側にあるパネルを操作します。そして、水密扉に手をかざすと、航空隊の格納庫程度の工房が出現しました。
「うふふ、ここはですね。QA特殊区画、いわば閉ざされた区画ですので、外部に通じる出入口は存在しないんですよ~?
大丈夫ですよ~、ここには魔導炉もありますし、素材も十分でしょう? 先ほども言ったように、寝食を忘れてさぁ働きましょう~♪」
なにせ、ここは僕の秘密鍛冶工房ですからね。ここに人を招き入れるのは、イリスさんやユイ、エマ・ジェシーの四人以外はアーシャが初めてとなりますからね。
正直な話、アーシャは生粋の生産者ではありません。まあ、リアンと個室に押し込められるのは避けたいので、これが一番なのでしょう。
「エマ&ジェシー、しばらくアーシャについてあげて。必要な機材の使い方を教えてあげてください。
アーシャ、力仕事はエマとジェシーを使ってください。必要な素材や機材も同様に、2人に言えば用意してくれますから」
「ふええぇ~、クロエの馬鹿、いけず~」
「……そんなこと言ってると、トイレの場所とか教えませんからね?」
半泣きのアーシャですが、諦めたのでしょ。ぶちぶち独り言ちながらも作業を開始してくれます。あっ、そういえば二人から魔道具を預かっていませんでしたね。
僕はタブレットを取り出すと、イリスさんとユイにメッセージを送付して、二人の許可を取ると、まずはユイの太極六十四卦球、そしてイリスさんのアスクレビオスを収納空間から取り出しました。続けて、僕のガンブレードも左右を召喚します。
「むぅ、今回の改造ではユイの太極六十四卦球のほうが手間がかかりますね~。今の魔力伝達回路では、増えた魔力に絶えられず焼き切れてしまいますし……
基本的には二人は攻撃能力の付与が二人の依頼でしたが、今回の戦い方を見てても、あまりそこからそれるのは良くないんですよね」
ぶつぶつと僕も独り言ちながら考えをまとめます。うん、魔力譲渡の機構と合わせて、機能拡張用スロットをつくればいいかな。必要に応じて、スロットに入れるモノを変えればよいでしょう。
太極六十四卦球の魔力伝達回路はリメイクしてと…… あぁ、今回の『這い寄る混沌』さんとのバトルでのドロップ品に、ミスリルやオリハルコンもありましたし、大きめの魔力結晶もありましたからね。あれも使っちゃってと……
そういえば、魔力譲渡をカレンさんにやった際に、散々お説教を喰らったんですよね。本人たちの意思で譲渡量を変調させる安全機構を組み込みことは必須として、なんで強制魔力循環用医療ポッドなんか必要なんでしょうね?
実験体は居るとかいってたので、例の脳筋姫が使われるんでしょうかど…… まあ、深く気にしないようにしましょう。僕は脳筋姫の冥福を祈りつつ、依頼のあったすべての魔道具の制作に入るのでした……
◇◆◇◆◇◆
二日後の朝、僕とアーシャはよれよれになりながらも、なんとか全ての魔道具と機体、医療用ポッド二機をつくりあげました。そして、最初のお披露目が医療用強制魔力循環ポッドなのですが……
「なんで医療用ポッドが最初にお披露目されるのよ」
「こら~、出せ、ここから出すのじゃ~」
イリスさんの質問と、脳筋姫の罵声が続きます。
ちなみに、ポッドには脳筋姫とヨレヨレのアーシャが放り込まれています。うん、アーシャは睡眠不足と魔力の枯渇状態で、お肌もひどい状態ですが、脳筋姫もかなり肌荒れなどがきついですね。
この場にいるのは、僕とイリスさん、ユイに医療班の正規メンバーと、非検体の脳筋姫によれよれアーシャだけです。
「これは、クロエ艦長が非常識な魔力譲渡なんてもんをやってくれたんで思いついた魔力循環を強制循環する医療用ポッドなんだ。
女の子の体はデリケートなんで、いろいろ問題がでたときにこのポッドは役に立つと思う」
ん~? これって女性専用の機材なんですかね? 僕が首をひねっていると、魔力譲渡を思い出したのか、イリスさんとユイが顔を赤らめています。
「なんで、魔力譲渡が関係するのよ! これが最初のお披露目なんて納得いきませんわ、カレン!」
イリスさんが吠えますが、カレンさんは平気のようです。
「まぁまぁ、ここに実験……被験者が二人そろってるんですから、その結果をみればわかりますよ」
カレンさんの不穏な言葉に、ポッドの中のアーシャは引きつった顔をしますし、脳筋姫の顔色は青ざめていますね……
ほかの医療メンバーも僕も、何が起きるかわからずに疑問を浮かべます。
「じゃあ、まずは煩い脳筋姫からおとなしくさせましょうか。まあ、最初はこんなもんかな……」
カレンさんが循環量の調整を行った後、スイッチを入れました……
その直後、僕たちは全員悟ります…… あ、これはやばいやつだと……
スイッチを入れたとたん、脳筋姫の体がびくりと跳ね上がります。そう、動かない四肢も含めて……
その後は未成年にはお見せできない光景がしばらく続き、アーシャはポッドから出ようと内側から奮戦していましたが、悪魔となったカレンさんがスイッチを入れるのをみて、絶望したようですね……
そして、僕たちはそれを見なかったことにしてあげます。
「……まあ、見てわかったように、魔力循環はかなり放送禁止的な感覚を身体に与えるみたいでね。アーシャ嬢のように短時間であれば、全身の活性化と美肌効果や痩身効果も期待できるみたいだ。効果もアーシャ嬢を見ればわかるだろ?」
……確かに先ほどまでのアーシャは疲れ切った状態なのに、いわゆるハイの状態になっていて、精神的にかなり来ていましたが、今は顔を少し赤らめているくらいでぐっすり眠っています。
というか、見てた僕たちもかなり恥ずかしいのと、アーシャがこの後を思い出して不憫になりますね……
「……アーシャ嬢は、艦長と副班長の犠牲者ということで、今回私が偽りの記憶を入れ替えておきましょう」
そういって、クリスティーナがアーシャを病室へと搬送していきます。そして、カレンさんが僕を見てにこやかな笑顔を向けます。
「さて、艦長? 私や班長、専務長に何をしたのかがご理解いただけたところで、艦長も味わってみますか? 効果はアーシャ嬢で十分ご理解できたでしょうし……」
「ひっ」
僕は悲鳴を上げて、その場で回れ右して逃げ出そうとしましたが…… イリスさんとユイに回り込まれてしまいます。
「うふふ、クロエ? なぜ殴られたかわかったみたいね?」
「……あれは恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしい……」
あははは、イリスさんもユイも瞳から光が失われていますよ?
「ちょ、やめてください! あれは緊急避難で…… それに、イリスさんとカレンさんは自分からやってと……」
「「「問答無用!!」」」
「きゃぁ~」
……この後、僕は逃げ回りましたが、あえなく捕まりポッドに放り込まれることになりました。幸いスイッチが入る前に、クイーンが現れてくれたので助かりましたが……
「クロエをそんなとこに入れたら艦が沈む……」
……僕は一体何だと思われているんでしょうね? まあ、助かったのでよしとします。
そうそう、この間忘れられていた脳筋姫は、人様にお見せできる状態ではなかったので(一時間くらい放置されてましたしね~)、元の状態に戻るのに二日くらいかかったのは、医療班と僕たちだけの秘密となりました。
彼女にとって幸いだったのは、さすがにイリスさんを含めた医療班の皆さんも悪いと思ったのか、この事件の後はみんな優しい目で見て、扱ってくれるようになったことですね。
あと、アーシャはなぜか僕の顔を見ると、しばらく逃げ出していましたよ…… クリスティーナは一体彼女にどんな偽りの記憶を与えたのでしょう。恐ろしくてとても聞けないのですが……
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