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第10章
第47話 思いついた事を
しおりを挟むグレンに王子をどう思っているのか?と、問われた………。だけど正直分からないのよ。
殿下は好い人だとは思う。
けれど……殿下の中身が分からないのよ。
あの方の本心が……。
でも、それはお互い様かしら?
私の、警戒心が拭えないから……彼方も出方を伺ってる様ですもの。
でも油断してると足を救われそう。
前の第二王子様は好い人だったけれど、執事が曲者だったし。お付きの側近も厄介な人が居たし。
あら!
そう考えると今回の王子様は、……良いのかしら?
だけど……未だルクス達を紹介してないわね……。
なら、ルクス達と会って貰おうかしら?その反応を見てから考えても、遅くないのかしら。
それは面白いわね、フフフ。思わずにやけてしまう。
伯爵の息子、あれは駄目だから早々にお引き取り頂く様にお兄様にお願いしたし。
後はあの王子様の、反応とルクス達の対応で考える。それで行きましょう!フフフ。
そんなことを考えていると。グレンが話し掛けてくる。
「お嬢様……なにか?思い付いた様子ですね?お顔が悪い事を企んでいる顔をしてますよ?」
「い、嫌だわ!グレン。なにも考えてないわよ?さぁ、そろそろ私達もお部屋に戻りまょうか」
「えぇ、ですがお嬢様……余り過ぎた事は為さらないでくださいよ」
「大丈夫よ、なにもしないわ。フフフ」
グレンと二人で食堂を出て部屋に戻ると、エルサが部屋で待ち構えてました。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
「た、ただいま。エルサ、チビッ子達の面倒見てくれてありがとう」
「いえ、皆良い子ですから」
「フフフ。エルサありがとう」
「さあ、お嬢様お戻りなら、湯殿のご用意が出来てます。お入りくださいね?」
「え!今日はクリーンで……」
「はい!分かっております。さあ綺麗に成りましょうね?さぁさぁ!」
「エルサさん?もう少しゆっくりさせてくれない?グレン助けて!」
「駄目ですよ!私も疲れましたからこれで失礼します。エルサ後は頼みました。あ!お嬢様明日の朝は、早く起きてくださいね?それではお休みなさいませ」
「グレン!そんな、ゆっくりさせてぇ~!」
叫ぶ私の意見を、全く聞き入れてくれないエルサは、私の背中をぐいぐい押して湯殿に押し込まれた。
「では、お嬢様。湯殿でごゆっくり、なさって下さいませ」
「はぁ~仕方ないわ、綺麗にして寝ましょうか」
「はい!お部屋でお待ちしております」
そして、一人お風呂に入りゆっくりしてから上がり。チビッ子達にクリーンを掛けて………おやすみなさい。
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