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第8章 宣言
第9話 鑑定できた。
只今絶賛困り中ですよ!なんだよ名付けってさ!
しかもリッチにだぞ!もう魔物じゃないかよ!
魔獣なら未だしも……一番厄介な死霊じゃねぇかよ!
あ~なんだろうかこの面白体質は……。
上の神さん達、俺の事見て笑って酒の摘まみにしてんだろうなぁ……はぁ~。
(皆で楽しんでるよ。ククク)
ん?
まあ、いいけど。
それでもリッチは無理だろう?
どう考えてもさっ!
早々にお帰り頂こう!
「ナルス、お前そのリッチ!元に戻して来い。そしたら飯を食わせてやる」
「ぬ!なんと!それは酷いではないか!」
「なんで」
「こやつは犬猫ではないぞ?」
なんでそんな事を知ってるのかな?よく分からんが……。
取りあえず駄目な物は駄目だよな。
「ふん!酷いとか、ほざくな!いいから捨てて来い!」
「しくしく……ナルス殿。やはり人間は冷たい生き物よのぉ。しくしく。かつて私も人間だった頃があるのだろう。その頃は私も酷い人間だったのかもしれん。そしてリッチとなり人を恨み妬みそしてこの姿に為ったのであろう。しくしく。ナルス殿、私はまた元の場所に戻り深い眠りに着く事にしよう。しくしく。」
「ほら、本人もそう言ってるから。早く戻して来いよ!」
「主!どうしてそんなに意固地になる?」
「お前こそ、しつこい」
「しくしく。ナルス殿私は此にて失礼するよ」
泣きなから歩いてその場を離れる。
リッチの癖になんで歩いてる?
消えて居なくなれよ!魔力ねえのか?
だが鑑定弾いたのは確かだよな?
試しにもう一度鑑定……。
リッチ……。
名前 メルグランド・デモーズド 心霊
年齢 約 3580才 詳しくは不明。
Lv 1546
HP 55460
MP 57580
闇魔法
死の伊吹、デスペル、デッドエンド、豪華の炎、
ポイズンブレス、ワープ、フライ、魅了。
知識の探求者。
生前人から蔑まれながらも、知識を知るべく王宮私書官を務めたが。その時代の王族に切り捨てられ、恨みをもって死んだ為心霊となる。
な、なんと言うか……雑な……鑑定出来ちゃったけどさぁ~。
でもレベルは凄いのかな?
微妙だよなぁ~。
それに魔法……殆んど即死系魔法と他は魅了ねぇ……やべぇもん持ってるなぁ。
ってかさっき鑑定できなかったよな?
なんで今できたの?
しかも名前あるじゃんかよ!
「おい、そこの泣いてるリッチ!」
歩いて出て行こうとるするのを一旦止めて、今鑑定して知った名を告げてみた。
まあ、名前を思い出せば、消えてくれるかな?
何て軽い気持ちで声をかけたんだが……。
それが不味かったらしい。
「しくしく。はい、なんでしょうか?」
「あんた、名前あるじゃんかよ!」
「おや?私の名前でしょうか?何か分かったのですか?」
「分かったぞ、あんたの名前は、メルグランド・デモーズドだそうだぞ?」
「メルグランド……メルグランド……私の名は……メルグランド!そうです私はメルグランドでしたね?人間さんありがとうございました……。な、なんだか、名を思い出したら力も出てきましたよ!それに魔力も、復活したようですねぇ。フフ」
なんか光ってるぞ!ヤバくない?
それに、あいつ泣かなくなった代わりに怪しい雰囲気を出して来たよこいつ!
「ナルス!お前何てもんも連れて来てるんだよ!ちっとも従者に、なんで為らんじゃないかよ!この詐欺師!」
「そんなこと知るか!主が本当の名を探るのが悪い!」
「ええ!俺の所為かよ!」
「フフフフフ、ワハハハハ!私は!そうメルグランド!ワハハハハ!」
なんかメルグランドが笑って光ってるし!どうすんだ?
そして、暫くして光と笑い声が消えると。
目の前に男の人が立っていた。
誰ですか?ってか服着てくれ!目のやり場に困る。立派なもんを御持ちですね?
「フフフ!私はメルグランド!主殿!これら宜しく頼むフフフ!」
「はぁーーー?」
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