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第1章 ここから始まるDIY
九日目② うねうね、ぐねぐね、プ~~~~ン。
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スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
はぁ……はぁ……はぁ……
くそ!!思わずスキル連発してしまった……
おかげでSPが枯渇しましたよ……
つか、ほんとこの依頼って不人気なんだな。
まさかここまで汚れがひどいとは思わなかった。
助かったことに【クリーン 】は俺を中心として半径1mの球体範囲の指定だったから、上下左右前後と一気に清掃作業ができたので、かなり助かった。
これ対象が平面だったらまじしんどかった。
それに最初から道具で掃除していたら、ほとんど進まずに日が暮れる可能性が高かった。
さて、SPも切れたことだし、借りてきた道具で作業しますかね……
俺は借りてきたデッキブラシを使い、床面の床掃除を始めた。
ただこれが意外と……ってことでもないか、あまりにも頑固過ぎて、ブロックが損傷してしまうのではないかとさえ思えてしまった。
そして思ったことがあるんだ。
確かに渡されたんだ掃除道具。
デッキブラシとバケツ。
水は?
これって魔法とかで水流しながらとかじゃないとムリゲーじゃないの?
バケツをもって外の井戸まで行くの?
下水は……うん、みなかったことにしよう。
確かにこれは不人気になるはずだよ。
ピコーン
『スキル:清掃(仮)を取得しました。』
はいキタコレ。
ここにきてスキル取得とか、ご都合主義万歳過ぎるでしょ?
——————
技能:清掃 レベル(仮)……綺麗に掃除ができる。掃除効率の上昇。レベル×5%。消費なし。
——————
これどうよ。
リアルタイムすぎるでしょ。
しかも俺の清掃技能を向上させる代物。
だがしかし!!
問題は解決していない……
水汲みに行ってくるか……
はぁ、頑張って掃除しますよ。
俺がとぼとぼとした足取りで何往復も移動しながらブラシを使って掃除していると、前方に何かが見える……
動いて……る?
うねうね、ぐねぐね……
うねうね、ぐねぐね……
何だあれ?
生き物……なのか?
俺が恐る恐る近づくと、それは唐突にやってきた。
プ~~~~ン。
くっさ!!!!!!
マジくっさ!!!!!!
え?何?!何なの?!
もしかしてあのうねうねから?!
軟体動物的な何かよりもさらにうねってるしぐねってる。
そして何より近づいてそのヤバさが分かった。
匂いがマジでやばい。
これってあれか、あれがにおいの元なのか?
もしかして掃除対象?!
そりゃ人気なくなるわな……
とりあえず片付けよう……
え?
うわ!!なんかかけてきた!!
くっさ!!
俺はその飛んできた液体を何とか回避することに成功したんだけど、その液体が落ちたところから強烈な悪臭が漂ってきた。
これって攻撃か?
ということは……まさかこいつ……
スライムかよ!!
おもってたんとちがう!!
スライムってあの青いポヨンとした可愛らしいのじゃないのかよ!!
どう見てもどす黒い茶色のヘドロにしか見えないんだけど。
しかも数増えてるし!!
くっさ!!くっさ!!
まじくっさ!!
1,2,3,4,5……5匹……どうしよう……とりあえず斬るか。
「これで!!どうだ!!」
俺はなにも考えずにゴブリンを切った時の感覚で、そのスライムに切りかかった。
スライムは特に反撃をしようとすることはなく、その場でうねうねぐにょぐにょと動いているだけだった。
俺の剣はスライムの身体にするりと入り込んだ。
ブシャ~~~~!!
くっさ!!
するとスライムははじけるよに割れると、中からさっきの液体を大量にばらまきやがった。
おかげだあたり一面は液体の水たまり……
悪臭がさらにひどくなったのは言うまでもなかった。
あと4匹……
マジやるのこれ?
心折れるよこれ……
……
…………
………………
やってやるよ!!
それから数分後……
俺は何とかスライムの処理を終えることが出来た。
返り血ならぬ、帰り液体を浴びながら。
途中からもうあきらめたさ。
躊躇うと漏れ出る液体の量が半端ないことになった。
おかげで匂いもきつくなるし、増援も来るしで踏んだり蹴ったりだった。
結局切り倒したのは7匹にもなってしまった。
……はぁ……
くっさ……
頑張ったよ俺。
誰か慰めてくれないかな?
とりあえずなんか落ちてるから回収しよう……
魔石(極小)が1つと、ゼリー状の何かが3つね。
つまり3匹は倒し損じゃないか。
そりゃみんなやらないよな。
割に合わないって。
でもなんでだろうな、あんな汚いのからこんなきれいなゼリー状のものが落ちるなんて。
さすがファンタジーだ。
よし、気を取り直して清掃再開しよう。
SPも回復したから、またクリーン繰り返してのエンドレス作業ですかね……
スキル【クリーン】!!×21!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
スキル【クリーン】!!
はぁ……はぁ……はぁ……
くそ!!思わずスキル連発してしまった……
おかげでSPが枯渇しましたよ……
つか、ほんとこの依頼って不人気なんだな。
まさかここまで汚れがひどいとは思わなかった。
助かったことに【クリーン 】は俺を中心として半径1mの球体範囲の指定だったから、上下左右前後と一気に清掃作業ができたので、かなり助かった。
これ対象が平面だったらまじしんどかった。
それに最初から道具で掃除していたら、ほとんど進まずに日が暮れる可能性が高かった。
さて、SPも切れたことだし、借りてきた道具で作業しますかね……
俺は借りてきたデッキブラシを使い、床面の床掃除を始めた。
ただこれが意外と……ってことでもないか、あまりにも頑固過ぎて、ブロックが損傷してしまうのではないかとさえ思えてしまった。
そして思ったことがあるんだ。
確かに渡されたんだ掃除道具。
デッキブラシとバケツ。
水は?
これって魔法とかで水流しながらとかじゃないとムリゲーじゃないの?
バケツをもって外の井戸まで行くの?
下水は……うん、みなかったことにしよう。
確かにこれは不人気になるはずだよ。
ピコーン
『スキル:清掃(仮)を取得しました。』
はいキタコレ。
ここにきてスキル取得とか、ご都合主義万歳過ぎるでしょ?
——————
技能:清掃 レベル(仮)……綺麗に掃除ができる。掃除効率の上昇。レベル×5%。消費なし。
——————
これどうよ。
リアルタイムすぎるでしょ。
しかも俺の清掃技能を向上させる代物。
だがしかし!!
問題は解決していない……
水汲みに行ってくるか……
はぁ、頑張って掃除しますよ。
俺がとぼとぼとした足取りで何往復も移動しながらブラシを使って掃除していると、前方に何かが見える……
動いて……る?
うねうね、ぐねぐね……
うねうね、ぐねぐね……
何だあれ?
生き物……なのか?
俺が恐る恐る近づくと、それは唐突にやってきた。
プ~~~~ン。
くっさ!!!!!!
マジくっさ!!!!!!
え?何?!何なの?!
もしかしてあのうねうねから?!
軟体動物的な何かよりもさらにうねってるしぐねってる。
そして何より近づいてそのヤバさが分かった。
匂いがマジでやばい。
これってあれか、あれがにおいの元なのか?
もしかして掃除対象?!
そりゃ人気なくなるわな……
とりあえず片付けよう……
え?
うわ!!なんかかけてきた!!
くっさ!!
俺はその飛んできた液体を何とか回避することに成功したんだけど、その液体が落ちたところから強烈な悪臭が漂ってきた。
これって攻撃か?
ということは……まさかこいつ……
スライムかよ!!
おもってたんとちがう!!
スライムってあの青いポヨンとした可愛らしいのじゃないのかよ!!
どう見てもどす黒い茶色のヘドロにしか見えないんだけど。
しかも数増えてるし!!
くっさ!!くっさ!!
まじくっさ!!
1,2,3,4,5……5匹……どうしよう……とりあえず斬るか。
「これで!!どうだ!!」
俺はなにも考えずにゴブリンを切った時の感覚で、そのスライムに切りかかった。
スライムは特に反撃をしようとすることはなく、その場でうねうねぐにょぐにょと動いているだけだった。
俺の剣はスライムの身体にするりと入り込んだ。
ブシャ~~~~!!
くっさ!!
するとスライムははじけるよに割れると、中からさっきの液体を大量にばらまきやがった。
おかげだあたり一面は液体の水たまり……
悪臭がさらにひどくなったのは言うまでもなかった。
あと4匹……
マジやるのこれ?
心折れるよこれ……
……
…………
………………
やってやるよ!!
それから数分後……
俺は何とかスライムの処理を終えることが出来た。
返り血ならぬ、帰り液体を浴びながら。
途中からもうあきらめたさ。
躊躇うと漏れ出る液体の量が半端ないことになった。
おかげで匂いもきつくなるし、増援も来るしで踏んだり蹴ったりだった。
結局切り倒したのは7匹にもなってしまった。
……はぁ……
くっさ……
頑張ったよ俺。
誰か慰めてくれないかな?
とりあえずなんか落ちてるから回収しよう……
魔石(極小)が1つと、ゼリー状の何かが3つね。
つまり3匹は倒し損じゃないか。
そりゃみんなやらないよな。
割に合わないって。
でもなんでだろうな、あんな汚いのからこんなきれいなゼリー状のものが落ちるなんて。
さすがファンタジーだ。
よし、気を取り直して清掃再開しよう。
SPも回復したから、またクリーン繰り返してのエンドレス作業ですかね……
スキル【クリーン】!!×21!!
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