余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています

つゆり 花燈

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web版あらすじ 書籍に無いシーン✽がつきます。

WEB版あらすじ3. ✽王弟殿下とアリシティアのお茶会 (前半のみ✽)

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第三話
(✽前世の回想シーンは書籍版にはありません᛭)

~アリシティアの前世の記憶~

アリシティアは前世の記憶の中の、友人との会話を思い出す。
余命宣告されていた前世のアリシティアは、死んだら今流行りの【異世界転生】すると唐突に宣言した。
すると友人は、一緒に転生する気満々に、転生先を考え始めた。

彼女は、とても景色の奇麗なゲームの世界はどうかという。ただ、バッドエンドではヒロインが串刺しにされるというと、それを聞いたアリシティアは自分の死亡フラグが立ったと苦笑する。

アリシティアは、ラストシーンに出てきて、あっさりラスボスを倒して去っていくキャラを希望。
だが、それは絶対隠しキャラだからだめだと友人に言われる。
友人は、「あなたもまさか前世の記憶持ち?」「まさかあなたも?」というのをやりたいからと、出会えない可能性が高い隠しキャラは却下した。
前世のアリシティアとしては、超絶スタイルの良いモブな悪女になりたい。魔王の片腕で、自由すぎて魔王に放置されている悪女。

その他色々、従来のヨーロッパ中世近世ではありえない、上下水道シャワー水洗トイレ、長距離移動は魔法…など条件を並べる。

もしくは、日本が舞台の大正ロマンな世界で、もののけ相手に式神を操り戦いたいと話す。
最終的には異世界で美形の主要人物を眺められるモブ希望におさまる。
結果的に、前世の希望はすべてめちゃくちゃに詰め込んだ状態で叶えられ、アリシティアは転生した。女神様の大盤振る舞いだが、一番の希望の“自重でたれない巨乳”は、希望ほどに大きくならなかった。(垂れない巨乳の限界値にはなっている)

アリシティアが転生したのは前世で読んだ「青い蝶が見る夢」という小説の世界。
物語の舞台は、湖と森の王国と呼ばれる、リトリアン王国。
三人の少年と一人の少女の出会いから物語は始まる。
この小説ではとにかく人が死ぬ。
アリシティアは悲劇が起こることは知っていても、いつどこで起こるかはわからない。はっきり覚えているのはクライマックスの夏至祭の王太子暗殺事件くらい。

王太子アルフレードは暗殺され、第二王子エリアスは王太子暗殺の冤罪をかけられ、塔に幽閉され毒杯を賜る。
エリアスが主役の番外編は、毒杯を飲む寸前に新聞記事で幼馴染であるアリシティアの死亡記事を読み、毒杯を飲む。そして、死の直前光の園でのアリシティアの姿を思いだしていく。

物語本編の三人のヒーローたちは、それぞれ重い過去を持っているが、ルイスの場合は彼が11歳のとき、彼の邸でルイスの母が夫を惨殺し、自殺する惨劇が起こる。
だが、その詳細な日時がわからない。そのためアリシティアは王弟に頼ることにした。




~王弟とアリシティアの出会い~
(書籍版に、ほとんど同じシーンがあります)

9歳のアリシティアは王弟の庭でうさぎのぬいぐるみとのお茶会を開いていた。
そこに王弟が来て、アリシティアがお茶会に王弟を誘う。

アリシティアは王弟の好きなコーヒーを出し、王弟に自分に興味をもたせる。
お茶会の噂話のように、リーベンデイルの生きた人形の話をする。
そしてルイスの父親のところに生きた人形がいることを示唆する。王弟に知っていることを教えてほしいと言われ、先にアリシティアは褒美がほしいという。王弟は承諾する。
そして、ルイスの父が愛玩奴隷として少年や少女の人身売買をしている事を遠回しに伝える。

アリシティアの離しを訝しむ王弟の前で、アリシティアは自分の手のひらにふっと息を吹きかけて、青い蝶を出して見せる。
王弟はそのアリシティアの力が、女神の祝福の技だと知っていた。
アリシティアの言葉に半信半疑でいる王弟に、アリシティアは適当な話をそれっぽく意味深にして、王弟を丸め込む。
王弟はアリシティアに、この話の対価に何を望むかを聞く。

アリシティアは王弟率いる、王国と王家の、影の騎士団に入れてほしいという。王弟はアリシティアが影の騎士団について知っていることに驚く。
アリシティアはその時、最も初期にリーベンデイルの生きた人形として売買された、少年と少女の双子の足取りを自由に追う許可。それに伴い、今後手に入るであろうリーベンデイルの生きた人形の情報を、余すことなく私に頂きたいという。
そしてルイスの未来に禍根を残さないようにと願う。それはルイスの父がしていることをもみ消すようにと、暗に示唆している。
(※双子とリーベンデイルの生きた人形の情報を渡すようにという交渉は、書籍版にはありません)

小説内でのルイスの邸での事件は、関係者も、ただ事件を目撃しただけの使用人も消えていた。
だから、アリシティアは事件が起こる前に、王弟が事件を未然に防ぐことを望んだ。
けれど、事件は起こった。





────────────
第四話あらすじに続きます

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