余命一年の転生モブ令嬢のはずが、美貌の侯爵様の執愛に捕らわれています

つゆり 花燈

文字の大きさ
22 / 204
web版あらすじ 書籍に無いシーン✽がつきます。

WEB版あらすじ5. 王太子殿下と可憐なお姫様

しおりを挟む
第五話
(書籍版にもアルフレードの登場シーンとして、類似シーンがあります。書籍版もよろしくお願いします)


~闇オークションの翌日、午前~ 




王太子の使いが来て、アリシティアは美しい庭園に案内される。
庭園には食事が用意され、無駄にキラキラしている王太子、アルフレード・フォルトゥーナ・グワルディアーノ・ディ=クレッシェンティウス23歳が、お茶を飲んでいる。

アリシティアは、この場におしゃべりな使用人が集められている事に気がつく。

「一緒にお茶をしようと約束していたけれど、どうせなら一緒に朝食をとろう」と、アリシティアはアルフレードから記憶にない約束を口にされる。
昨夜の口裏合わせのために用意された席だと気づく。(昨夜アリシティアが誘拐されたと噂が立っても、翌日の早朝には王太子との朝食で、まったりのほほんと食事していたとなると、誘拐の噂は真実味がなくなる)

使用人が下がったことを確認し、アリシティアはアルフレードに、エヴァンジェリンに仮面舞踏会に誘われたときは、誘拐されるとは思わなかったという。


アルフレードに、「君は酔って、子爵令嬢と一緒に帰った」といわれる。
(アリシティアが誘拐された事件も競売にかけられたことも、なかったことにしたという意味)



その時、突然王女エヴァンジェリンが二人の護衛を連れて、王太子とアリシティアのところへ走ってくる。
第一王女、エヴァンジェリン・クレメンティア・ディ=クレッシェンティウス 18歳 


王女の護衛は、レオナルド・ベルトランド・デル・オルシーニと、伯爵家の次男のリカルド・アウトーリ。
レオナルドは小説の三人のヒーローの中の一人。(メインヒーロー)

エヴァンジェリンは昨夜アリシティアが誘拐された事を、よく通る声で口にしようとして、アルフレードに配慮のなさを怒られる。
エヴァンジェリンがそんなつもりはなかったと泣き出したところに、王太子に呼ばれていたルイスが来る。

王太子はルイスに話があったが、邪魔者がいるという。
王女は言い訳しつつ、アリシティアではなくルイスに謝罪する。



小説の逆ハーヒロインと三人のヒーローたちは、現実には逆ハーどころか、レオナルドとエヴァンジェリンはただの幼馴染で、三人目のヒーローで宰相の養子ウィルキウスは、何故かこの世界には存在すらしていない。
何より小説と違いエヴァンジェリンはルイスだけに恋していた。


アルフレードは、エヴァンジェリンに謹慎するように言い、部屋に追い返す。
ルイスとアルフレードは、後で話すことにして、ルイスは庭園から去っていく。
アリシティアは相変わらず自分がルイスから完全に無視されていることに、ため息をつく

 
静かになった後、アルフレードは三週間後の王宮の舞踏会で社交界デビューするようにアリシティアに命令した。
そしてエヴァンジェリンが何を言っても、エスコートはルイスがするという。
実はアルフレードは、この話を広めるため、周囲におしゃべりな使用人を呼んでいた。
さらに、さっきエヴァンジェリンが来たのは、アリシティアのデビュタントのエスコート役について文句を言いに来たのだと、メイド達に勘違いさせようとしている。
(もし昨夜の噂が出ても、こちらのほうがインパクトが強いので、皆こちらの噂をする)


そんな事をされたら、名無しの婚約者ではなく、愛する恋人同士を引き裂く悪役令嬢になると、アリシティアは危機感を持つ。
アリシティアはエスコートを変えてくれと頼むが、王弟が決めたことだから文句は王弟に言うようにと告げられる。

────────────
第6話あらすじに続きます

しおりを挟む
感想 111

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

お飾り王妃の死後~王の後悔~

ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。 王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。 ウィルベルト王国では周知の事実だった。 しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。 最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。 小説家になろう様にも投稿しています。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。