見習いサキュバス学院の転入生【R18】

悠々天使

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1章 欲望の宴

第6話 保健室での初体験 Aパート

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「もう、我慢できないよ…… 入れて」




 三神知由みつかみちゆは、上気した顔で囁いた。

 僕の亀頭を掴む手が強くなる。

 身体が気持ちよさで震える、でも体育の授業中だ。

 ここは我慢。僕はちゆのショーツから手を抜く。

「ちゆちゃん、また後にしよう。もし放課後とかで空いてれば」

「今がいいの、ちゆって呼び捨てでいいよ。さっき呼んでくれたよね」

 そういや、ちゆが可愛くてつい忘れてしまった。

「いや、そういうわけには、ほら、ちょっとじらした方が気持ちよくなることもあるじゃん」

「いやだ。今が一番気持ちいいと思うよ。ちゆのおまんこ」

 ちゆの右手が竿を握り、上下にしこる。

 きもちいいが、ちゆの手を掴んでパンツから出した。

「あぁあー」

 不満そうな顔になるちゆ。

「ね、我慢しよ?」

 ちゆはちょっと怒っているようだ。

「ここじゃなければ良いんでしょ?」

「あ、いや、そういうことじゃなくて」

「せんせー! ちゆ、お腹いたくなっちゃった」

 組体操の指導に集中していた佐藤先生が、こっちを向いた。

「そうかー、じゃあ保健室に行きなさい」

 先生が答える。ちなみに佐藤先生も女性だ。サバサバしていて、いかにもスポーツをやっていた人という雰囲気がある。僕のことについてもそれほど気にしていない様子で、サキュバスなのか謎な人だ。ただ、美人ではある。

「付き添ってもらう人頼んでもいいですかー?」

「ああ、近くの人に付き添ってもらいなさい。ひどくなったら言うんだぞ」

「はーい」

 楽しそうに僕の方を向くちゆ。なんて簡単なんだ。いいのかそれで。

「じゃあ、一番近くの人ってことで、玉元くんだね。お願いします。ちゆのお腹、治してねっ!」

「ちょっ、ちゆちゃん!」

 ちゆは僕の手を引っ張り、堂々と歩く。さすがに、もうちょっとお腹痛いふりをしろよと思った。

 周囲で見ていた何人かの女子は何をしようとしているか気付いている。

 あやか、よもぎ、ゆかの3人は、察して顔を赤らめていた。

 僕はアカリを探す。でもアカリの顔は見つけられないまま体育館を出てしまった。

 なぜかちょっとアカリを気にしてしまう。もしかして僕は……。


「ふふっ 抜け出しちゃったね、ちゆ達!」


 気恥ずかしい雰囲気で可愛く微笑むちゆ。

 可愛い。それにドキドキした。掴んでいるちゆの手の感触。もちもちして汗ばんでいる小さい手。

 明らかに好意を向けてくれる女の子。そしてここは学校で、授業を抜け出している。

 このシチュエーションで、ドキドキするなと言われても困る。

 ハーフツインの少し癖のある髪が僕の隣でふぁさふぁさ揺れている。

 髪から甘酸っぱい香りがする。

 今日バスの中で感じた香りと似ている。そういや、あやかからは、あまり感じなかった気がする。いい匂いはしたが、ちょっと種類が違うように思う。

 そうか、もし、サキュバスとそうじゃない子を見分けるとしたら、この独特の香りなのかもしれない。

 今のところ、アカリ、よもぎ、ゆか、ピンクの制服の子、そしてちゆが、似たタイプの香りだ。それぞれ違うところもあるが、傾向が似ている。

 見分けるというか、嗅ぎ分けるということだが、かなりヒントになるのではないだろうか。

 一度嗅ぐと、ふわふわした気持ちになり、もっと嗅ぎたくなる香り。

 サキュバスの香り? なのか?


「ちゆは、本当にサキュバスなのかい?」

「んんー? さっさも聞いたよねそれ。何でそんなに気になるの?」

「いや、なんというか、あんまり馴染みがないから、一応気になっちゃって」

 正直に言うと、学院長の言葉が気になっている。

 見習いサキュバスは、力の制御ができないから、むやみに射精しない方が良いってことだ。

 暴走を止めるため、みんなに慣れてもらうために、僕がいるのだ。

 そういう意味では、色々やらかしてしまっているが……。

 ちゆは少し間を開けて答える。

「ふーん。そーなんだー。じゃあ、ちゆといっぱいイチャイチャしてから考えてみてよ」

 明言はしないのか。でも、この甘酸っぱい気持ちいい香り。

 嗅げば嗅ぐほど胸が高鳴る。媚薬効果があるみたいだ。

 こんなことで、僕はこの先大丈夫なのだろうか。

 サキュバスに期待なんてしちゃったら、たぶん、僕は精力を吸い取られてそのまま……。


 保健室に着く。


 部屋のドアを閉め、鍵を掛けるちゆ。入り口が玄関の様になっており、上靴を脱ぐ仕様になっている。保健室のため、治療できるように部屋自体は明るいのだが、大きな手や足の形をした椅子のインテリアが置いてあったりして凝っている。内装だけを見るとラブホテルみたいだなと思った。

 保健室の中はシンプルで、入口右手側に棚と机、椅子があり、左手側には真っ白のシーツと枕のシングルベッドが3つ、カーテンで仕切られて置いてあり、奥にはセミダブルサイズっぽい大き目のベッドもあった。

 中は暖かく、例にもれず、絨毯がしっかりと敷いてある。


 ちゆは入って早々に僕を手前のベッドへ押し倒してきた。

 小さいちゆが、僕の上に乗り、キスをしてくる。強引に舌を口に入れてきた。

 ちゆの柔らかい舌の感触と、彼女の全身から漂う甘酸っぱい香り。

 唾液が熱く、口の中がお風呂にでも入っているような感覚で気持ちよかった。舌でゆっくり絡めあっている時、僕は世界でちゆと2人だけなんじゃないかと思うくらい、ちゆ以外のことが何も考えられなくなる。さっきまでのサキュバスがどうとか、そんなことじゃなく、ちゆを味わうことで頭がいっぱいになった。

「んんー、ちゅっ、れろれろれろ、んふっ れろれろ、ちゅぱちゅぱ。おにいちゃん好き、おにいちゃんのお口も大好き。もっと奥まで、ちゅーっ、れろれろ、ちゅっちゅっちゅ。あーんっ もっとお口開けて、うんっ、そうそ、舌動かして、うん、じょうず、れろれろ。ん? きもちいい? お口しあわせ? ちゆの唾液もっとあげるね。口開けてー、舌だしてー」

 僕は、ちゆの声や音を聞いていると、脳自体を舐められているような錯覚を覚える。

 ちゆの唾液を上から垂らしてもらうために、口を開けて舌を出す僕。

「ふふっ いい子 いい子、おりこうさんだねぇー おにいちゃんは。いい子にはご褒美だよぉー、あー、んっ」

 上気して頬が赤くなり、汗ばんだ表情のちゆが、頬を膨らませ、『くちゅくちゅ』と唾液を口内に溜めている。

「まっへね(待ってね)、ひっはいはらひてはへるから(いっぱい垂らしてあげるから)んー、くちゅくちゅ」

 頬が、どんぐりを頬張るリスのように膨れてくる。ハーフツインの丸顔で幼い雰囲気があるちゆ。本当に小動物のようだった。目が潤んでいて眠そうにしていて更にエロさが際立つ。

 それにしても凄い溜めている。頬がパンパンになって、ちょっと多すぎるんじゃないかと思ったが、やめる気配もなく口を膨らませるちゆ。

「ひふよ(いくよ)!」

 僕は口を開けて受け止める準備をした。すごい来そう。

「んべれぇああぁーあー、あー」

 ちゆの口から大量の唾液がねっとりと粘り気を纏いつつ、溢れだした。思ったより広範囲で落ちてきて、開けた口の中、舌の上はもちろん、鼻や頬、あごにもべっちょり掛かった。

 顔に掛かる唾液はねっとり温かくて、唾特有の変な独特のニオイも有り、その量も相まって、本当にちゆの『体液』を味わっている気持ちになった。

 ちゆ自身も、思いきり口を開けて舌を出しながら、目を大きくさせて驚いている。

 本人が思ったよりいっぱい掛かったのかもしれない。

「んふふーっ、すっごいちゆの唾かかってる。べっちゃべっちゃだね。えっろー、ちょーえろいよおにいちゃん。そのままごっくんしていいよ。ちゆの唾液、いっぱいごっくんして。あははっ、すっごい硬くなってる、ちゆのでこすったげるねー」

 ハーフパンツの中で勃起したペニスに、ちゆが自分の股を擦りつける。

 裏筋に感じるハーフパンツ越しのちゆの股間。熱くて気持ちいい。

 僕はちゆの唾液を飲む。すると、ちゆが僕の顔に近づき、顔を舐めまわす。

「いっぱいちゆの唾液付いちゃってるから、舐めてあげるねー、でも、舐めてたらもっと垂らしたくなってきちゃった。もう一回あげるから口開いて、ベロだしてー」

 僕は口を開け、舌を出す。今度はかなり近距離で口の中でくちゅくちゅ唾液を溜めるちゆ。

 目線が僕の目をガン見していて、くちゅくちゅしながら僕の表情を見て楽しんでいるようだ。

 ちゆは股を開いてぐりぐりと勃起したちんちんに押し付けている。下半身も気持ちいいが、ちゆの綺麗な顔を間近に見て、その可愛さだけでもイけそうな気がした。

「はい、ひふよー(いくよー)んれぁーあああー」

 今度は口の中にピンポイントで唾液を垂らしこんでくる。目線はかっちり合わせたままだ。

 舌の上に乗る出来立て?の唾液。ねっとりしていて、ちゆの体温を感じる。唇から唾液の糸がつーっと粘り気を持って垂れている。半開きで濡れて光る柔らかそうな唇。胸が熱くなり、興奮した。

 ちゆは微笑む。

「えへへー、おにいちゃんそんなに嬉しいんだー、わかりやすーい。おちんちんも、ちゆのおまんこで楽しませてあげるよー」

 ぐりぐりと8の字に回すように腰を前後左右に押し付けるちゆ。

「ベロもっかいだして―、ん、そう、いい子。ベロフェラしてあげる。んちゅーっ、ちゅっちゅ、ちゅぱちゅぱ、きもちいいでしょ? ふふっ だらしないんだぁー、そんなとろけた顔して、ふふっ」

 ちゆに僕の舌を咥えられ、吸い上げられる。こんな濃厚な唾液交換など、しても許されるのかと思う。

「んん、おちんぽくん、あったまってきたでしょ? そろそろ自由になっちゃおうよ!」

 ちゆが僕の足元へ移動し、勃起でテントが張っているハーフパンツとボクサーパンツを一緒に脱がせた。

 突然、男性器にくん付けをする美少女。

「えい!」

 テントで引っ掛かったが、勢いよく脱がせるちゆ。ハーフパンツを足元へ置く。

「あははっ ピロローンってなったね。ゲームセンターのスティックみたい。ちゆ、あのスティック好きだったんだー。握ってるとおまんこがキュンキュンするから」

「スティックでキュンキュンしてる子なんて珍しいよたぶん」

「そっかなー、女の子はみんな、あの握り心地好きだと思うけどねー。倒しても元に戻るとことか、きゅーんってなる」

 ちゆが僕の股の間に入ってくると、左右の太ももを両手で押す。股を開けということだろう。

 僕の思いっきり勃起したモノが、美少女の目と鼻に引っ付く寸前だ。

「おっきい、すごい。すてき。あぁあー、いい匂い」

 間近で嗅がれて、ぴくんっと反応する肉棒。

「ああ! 今ぴくんってした。かわいい! 生きてるんだね」

「そ、そりゃ、当たり前でしょ」

「おちんぽくーん、げんきですかー?」

 裏筋のカリの部分を見つめながら声を掛けるちゆ。どうしていいか分からないが、一応返事をしてみる

「げ、げんきー、……かも」

 ちゆは少し演技がかったように悲しむ声を出す。

「そっかー、おちんぽくん、学校でイヤなことでもあったのかなー、ちゆ姉さんに話していいよー」

 さっきまでお兄ちゃんって呼んでいたのに、僕のペニスよりはお姉さんなんだな。でも、確かにペニスのことを息子って呼んだりするし、精子を受精して女の子は母親になるから、ある意味、ちゆは僕のペニスの母でもありお姉さんでもあると、そういうことなのか。……ってどういうことだ?

 僕は竿をピクピクさせながら、反応する。

「う、うん、がっこうでね、女の子が、ぼくをいじめてくるのー」

「え!? ひどーい、どんなことされるの?」

「えっとねー、むりやり踏まれたりー、あたまを強くにぎられたりー、舐めてきたり、乱暴にされるのー」


 ……何をやっているんだと、自分で自分をツッコミたくてたまらないが、ちゆは自分の世界にどっぷりと入り込んでいるので、どうしようもない。

 始めてしまった遊びは途中で終われないのだ。


 とはいえ、実際に無理やり踏まれて見世物にされていたので、あれはあれで問題ある気はする。よもぎじゃなかったら許せなかったかもしれない。結果的に偶然だし、よもぎはそんな悪い奴ではないので良いのだが……気持ちよかったし。

 ちゆは本当にびっくりして心配しているような声を出す。

「ええーっ! むりやりー!? なんてひどい女なの? お姉ちゃんだったら、そんなひどいことしないのにー」

 ピクっと竿を動かす。

「そうだよねー。ちゆお姉ちゃんは優しいから、そんなこと、ぜったいしないもんねっ」

 いたずら心が働き、少しあおってみる。なんて言うんだろう。

 ちゆは少し黙る。

 ちゆが左手で竿の根本を握った。ビクっとなる僕。あ、ここで握るのかと思った。

「え!? ちゆお姉ちゃんどうしたの!? こわいよ!」

 にっこり笑うちゆ。見たことのない笑顔だ。作ってる?

「だいじょうぶ、こわくないよー、どんな感じでされたのか知っておくのも大切でしょ? お姉ちゃんだったら、やさしく握ってあげるのにね。やさしく舐めてあげるし、やさしく踏んであげるよ。ほら、頭も、やさしくいい子いい子してあげるね」

 ちゆは左手で竿を握って、右手で亀頭を撫でてきた。がまん汁が溢れて、くちゅくちゅと音が響く。

「お、お姉ちゃん、ダメだよ、そんなに撫でたら、ぼく、おかしくなっちゃう。お姉ちゃんは、がっこうの女の子とはちがうよね」

「……ちがうに決まってるじゃん。ほら、おねえちゃんの手はもちもちして気持ちいいでしょ? お姉ちゃんとすることはぜんぶ気持ちいいことだから、ぜんぜんちがうんだよ」

 ピクピクっと、竿に力を入れて動かした。

「そうなんだ。じゃあ、お姉ちゃんは、ぼくのことをいじめたりしないんだね」

「ねぇ、おちんぽくん」

 少しトーンが低くなるちゆ。

「な、なに?」

 変な緊張感が走る。

「お姉ちゃんだったら、いじめられても良いって、おもう?」

「え!? そんなっ! お姉ちゃんはぼくの相談に乗ってくれる大切な家族でしょ、いじめたりしないよね」

「おちんぽくん、ずっと黙ってたけど、ちゆお姉ちゃん、血がつながってないの」

「ええ!? そうだったの!」

 役に入り込み過ぎて普通に驚いた声を出してしまう僕。いや、当たり前だろう。これは演技。演技なのだ。

「だからね、お姉ちゃん、おちんぽくんのこと、ほんとは……」

「……ほんとは……、ま、まさか、お姉ちゃん、ぼくのことを……」


「ああん! 言えないよ! どうしたらいいの玉元くん!!」
 急にちゆが喚いた。

 それ僕に聞くのか!!!?

 とりあえず冷静に返答してみる。


「あ、そうだね。やっぱり、弟としては、急に血がつながってないって言われても、すぐには受け入れられないよね」

「そっかー、じゃあ、もし、おちんぽくんに好きって言ったら、避けられちゃうのかなちゆ」

 何て質問をしているんだ。ここで茶化しても機嫌を損ねるかもしれないので、真剣に返す。

「えっと、一応、考えてくれるんじゃないかな?」

「もう、一緒にお風呂入ってくれなくなるのかな、どうしよう、もし、告白してからも入って欲しいなんて言ったら、おちんぽくんのこと、性的な目で見てたってバレちゃうよ」

 一緒に入っていたのか。知らなかった。いや知らないのは当たり前だけど。

「おちんぽくんだって、お姉ちゃんのこと好きだよきっと」

「ほんとにそう思う?」

「いや、どうだろう」

「やだああああああああ、嫌われてたらどうしよおおおおおおおおおお」

 叫びながら亀頭をぐりぐり動かすちゆ。急に刺激が強くてイきそうになる。落ち着けおちんぽくん。

「ちょっ、とりあえず落ち着いて、大丈夫だから」

「ほんとに?」

 亀頭をこねくり回していた右手が止まる。正直危なかった。

「まずは、正直な気持ちを話してみなよ。きっと伝わるさ」

「うん。そうしてみるね。ありがとう玉元くん、玉元くんって、実は頼りになるんだね!」

「うん?」

 どういう意味だ? 僕は二重人格者だったのかと勘違いしそうになる。

 亀頭から右手を離し、裏筋に顔をかなり接近させて話始める。そこがおちんぽくんの顔なのか。

「さっきはごめんね、おちんぽくん。お姉ちゃんね、実は、初めて会った時から、ずっと好きだったんだ」

「うん」ピクっと動かす

「お姉ちゃんが、おちんぽくんのこと好きでも、おちんぽくんは許してくれる?」

「……」

「お、おちんぽくん、いや、だった?」

「ちがうよ。お姉ちゃんのことを許すとか許さないとか、そんなのあるわけないじゃないか、ぼくはちゆお姉ちゃんのことが今も大好きだし、これからも変わらないよ。だから、これからも、ぼくといっしょにいることを許してくれる? ちゆお姉ちゃん」

「お! おちんぽくううううううううううううん! ちゅううううううううう」

 ちゆがおちんぽくん、いや、僕のモノの先にキスすると、そのまま思いっきり咥えてしゃぶってきた。

 気持ちよすぎて一瞬何がなんだか分からなかったが、とにかくフェラをしているちゆ。

「おちんぽくん! おちんぽくん! おちんぽくん! おちんぽくん、れろれろ、あーんっ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぷちゅぷ」

 ちゆが竿の付け根の部分から亀頭までを丁寧に舐め上げる。

 亀頭を咥え、カリの部分を一周するように口内で刺激する。

 カリを舐められ、吸われると、気持ちよくてたまらない。耐えなくては果ててしまいそうだった。

 まだ、もうちょっと堪能していたいと思った。

 ちゆの舌が裏筋から竿の部分を上下する。

 右手は睾丸を転がしながら刺激する。気持ちいい。

 どうにかなりそうだった。

 ちゅぱっ、と口から離すと、右手で竿を握り、上下にシコシコする。

「ふぅんっ、おちんぽくん、シコシコ気持ちいい? ちゆお姉ちゃんの手、気持ちいいでしょ? お姉ちゃんがいじめてあげるね。いっぱいいじめて、いじめて、もうお姉ちゃんのこと以外考えられないようにしてあげるね。おちんぽくんは、お姉ちゃんが守ってあげる。だから、お姉ちゃんと一緒に毎日お風呂に入ってね!」

「う、うん、いっしょに、……入ろうね」

 気持ちよくて、もうどうしようもなくなってきた。

 これは、一回イクのも有りかもしれないと思った。

 すると、動きを止めるちゆ。

 どうしたのかと思ったら、一度立ち上がり、体操着を脱ぎ、ハーフパンツとショーツを脱いだ。

 全裸だ。

 ベッドの上で、僕の腰に跨って立つ素っ裸の彼女。

 白い肌が輝いて見える。ちゆは綺麗だ。

 シルエットは小さいが、程よい肉付きで、柔らかそうだ。控えめに膨らんだ胸。子どもっぽい体型とはいえ、しっかり女性としての魅力を持っているちゆ。それでいてこんなに可愛い顔をしている。

 僕は徐々に目線を下ろし、薄い陰毛の下の膣口を見つめた。

「あぁー、おにいちゃんイヤらしいんだ! ちゆのおまんこすっごい見てるじゃん」

 おにいちゃん再び。ちゆの中の登場人物が多い。

 視線が股間にいってるのを指摘するちゆ。

「ふふーん、そんなに見たいんだったら、もっと見せちゃうねー」

 ちゆは自分の股間に両手を持っていく。

 指先で小陰唇を左右に広げ、膣の中を見せつけてきた。

「ちゆちゃん、すっごい、綺麗だよ」

「んんー? ちゆが綺麗なの? それとも、ちゆのおまんこが綺麗なの?」

「ど、どっちも綺麗だよ」

 これは本音だ。

「へー、そうなんだ。じゃあ、どっちの方が綺麗?」

「そんな質問、答えられるわけないだろー」

「そう? 答えないと、気持ちよくしてあげないよー?」

「そ、そんな……」

 生殺しはさすがにキツイと思った。ここまできたらイきたい。

「えっと、ちゆちゃんが、綺麗、かな?」

 すると、ちゆが自分のまんこを更に広げながら、僕の目の前に股間を近づけてきた。

 薄めの陰毛、恥丘、クリトリス、大陰唇、小陰唇、膣の穴を広げる可愛い指先が迫ってくる。

 膣の中は濡れていて、キラキラと輝いている。時折、膣口を閉じたり広げたりするちゆ。

 クチュクチュと音が鳴り、内部の肉が擦りつけられる様を見せつけられた。

 僕の首を挟むように膝をつくちゆ。

 両太ももに挟まれ、目の前に膣が現れる。

 僕は興奮で胸が高鳴り、頭が沸騰しそうだった。

「ねぇ、わたし、おまんこちゃんって言うの、よろしくねっ!」

 ちゆが、開いたり閉じたりしながら、まるで膣が喋っているように演出した。

 逆パターンだ。そんなことできるのかと思った。

「よ、よろしく、おまんこさん、僕は、玉元、セイシって言います」

「えー、堅苦しいよー。私、そういうのってないかなー、おまんこって呼びなよ、私もセイシって呼ぶから。てかセイシって名前ウケんだけど」

「バカにするなよ! おまんこ」

「キャー、犯されちゃううう」

「僕に何の用だよ」

「え? そりゃ、私のことどう思ってるのかなってさ」

「なんとも思ってないよ」

「ひどい、泣いちゃうかも」

 クチュクチュと音を鳴らすちゆ。湿っていて、ほんとに泣いているようにも見える。

「ご、ごめん、おまんこちゃん、君のこと、とっても可愛いと思っているよ」

「ちゆよりも?」

「え?」

 僕は見下ろしているちゆと目が合った。ちゆは何食わぬ顔でニコっと笑う。

 すごい、完全に別人格に見える。……なんでなんだろう?

「そ、それは、きみも素敵だけど、やっぱり、僕の本命はちゆちゃんっていうか」

「私は2番目なの?」

 なんて意地の悪い質問をするんだ。お互い様なんだけど。

「ううん、同じくらいだよ」

 急におまんこちゃんが、僕の顔に乗ってくる。鼻と口元をちゆの股間が上下に往復した。

 柔らかくてムニムニしてて熱い。そしてヌルヌルでしょっぱかった。

 また腰を上げるちゆ。初めての顔面騎乗位だった。シチュエーションは置いといて、とりあえず気持ちは良かった。

 顔が愛液でべとべとになった。

「これでも、そんなこと言える?」

「これでもったって、どういうことなんだよ」

 ほんとにどういうことなんだろう。

「私のこと一番にしてくれないなら、もう、こうやって愛してあげないんだから」

「え!!? そんな!! なんでそんなこと言うのおまんこちゃん」

 僕が悲壮な声を上げると、ちゆがプッと、耐えきれずに笑った。

「あっはっは、ごめんっ、おにいちゃん真剣過ぎ! ぜったい演技じゃないでしょ今の」

 急激に恥ずかしくなる。

 確かに演技ではなかった。ほんとに悲しかったのだ。だって、おまんこちゃんって、ちゆのおまんこなのだから。

「ひどいだろ、笑うなんて。僕がどんだけ真剣に悩んだと思ってるんだよ」

 ちゆは笑いがしばらく収まらなかったが、徐々に落ち着いた。でもこんなに楽しそうに笑うんだなと思って、少し嬉しかった。

「素直になりなよ、ほんとはおまんこちゃんのことが好きなんでしょ?」

 その質問はズルい。答えられない。

「そりゃ、好きだよ、おまんこちゃんのことが」

「ちゆより?」

「そういうことじゃないけど」

「ええー? ほんとーは、おまんこちゃんなんじゃないのー?」
 意地悪そうに聞いてくるちゆ。

「おまんこちゃんとも上手くやっていきたいと思ってるんだ」

「ほんとにちゆのこと好きなのかなー?」

「好きだよ」

「え? 誰がだれのこと好きだって?」

「僕が、ちゆのこと……はっ!」

 危ない。変な告白の仕方をするとこだった。もうしてしまった気もするが。

「あー、もうちょっとだったのに」

「そういうトラップみたいなのはどうかと思うよ」

「べつに嘘じゃないんだからいいと思うけどなー」

 そういう話ではなく、告白するなら、やっぱり真剣にというかなんというか。

「ほら、じゃあ、許してあげるから、おまんこちゃんにキミが一番だって、言ってあげなよ」

「それでいいのか? ちゆは」

「いいよ、それが本音なんでしょ?」

「そんなことは。だって、まだ、おまんこちゃんとそういう関係になってないし。気持ちよかったのも含めて、ちゆが一番だよ」

「あ、ありがとう」

「うん。だから、おまんこちゃんには」

「仕方ないわね、特別だよ、この、二股男!」

「股は一つだけどね」

「ほんとだね」

 クスっと笑うちゆ。目の前の膣が少し潤った気がした。もしかして感じているのだろうか。

「そういう意味じゃ、おちんぽくんがいるからお互い様だよ」

「ふふっ、そうかも。じゃあ、おまんこちゃんに告白タイムだよ」

 膣を広げるちゆ。

「なに? 今さら私のこと好きって言うつもり?」

「あぁ、そうだ。僕はおまんこちゃんが一番好きだ!」

「ほんとう!!!?」

「本当さ! 僕はおまんこちゃんとえっちなことがしたいんだ」

「私も! セイシくんの精子、いっぱい飲みたいの!!!」

 ぐりぐりとおまんこちゃんを押し付けるちゆ。

「あっ、あんっ、ダメ、おまんこちゃん感じる」

「ん、んむむむ」

「おまんこちゃんとキスして、ほらっ、広げるから」

 小陰唇から恥丘に掛けて舐め上げる。

 身体がピクピクするちゆ。

 しょっぱくて苦い。舐めても舐めても溢れ出る愛液。

「ああ、ちゆのおまんこちゃんが、感じてる。良かったね、おまんこちゃん、恋が実ったね」

 顔面騎乗位で腰を振るちゆ。

 ちゆのクリトリスを舐めて攻める。ちゆの弱点はここだ。

「あっ、ダメ、そこ、クリちゃん感じるの、ちゆ、そこ、だめなの」

 気にせず舐め続ける僕。

「あー、だめ、飛んじゃう、飛んじゃうよ」

「ちゆ、飛んでいいよ。イっちゃいなよ」

「あ、だめ、あっ、あっ、あっ、だめっ、きもちいい、うんっ あんっ ふぅんっ」

 ちゆが身体を後ろへ大きく逸らし、全身が震えた。

「またイっちゃった」

 嬉しそうなちゆ。楽しそうで何よりだ。

 また僕はイけなかったが、何となく、いかなくてもいいような気がした。

 ちゆが満足してくれれば、それで。


「んっしょ、んっしょ」


 ちゆが僕の下半身に戻っていく。

 さすがに、ちゆも充分だろうと思ったら、裏筋に気持ちいい肌の感触を感じる。


「久しぶりだねおちんぽくん、じゃあ、一緒にお風呂タイムしよっか」


 何を言ってるのかわからないと思ったら、ちゆが、僕の胸に両手をつき、

 騎乗位の体勢で股間を擦りつけ始めた。



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