見習いサキュバス学院の転入生【R18】

【R18】ただただ主人公が性的に襲われるだけの小説【R18】
21話以降かなりシナリオ重視になっていきます。

《以下本文抜粋》第2話。登校中のバス


進行方向と逆を向いて乗ってしまっているので、何となく進行方向に体の向きを変えたくなり、後ろを向いた。

すると、目の前にはゆかがいた。

ゆかは『え?』という驚いた表情で僕を見たが、確かになんで対面にしたのかゆかからしたら不明だろう。

ちょうど信号でブレーキが掛かり、ゆかが体勢を崩し、寄りかかってくる。

ゆかのIカップが、もろに自分の胸に押し付けられる。

むにゅっとした感触。柔らかすぎる。しかも髪はさらさらで、甘い香りがした。

体勢を崩していたので、支えるために腰を抱いたのだが、ゆかの腰の抱き心地が良すぎてそのまま抱きしめてしまった。

制服の布越しに彼女の体温を感じる。胸が大きいのにくびれがしっかりあって、まるで抱きしめられるための体型なのではないのかと錯覚するほどの触り心地だった。

「ご、ごめんなさい。ありがとうございます。受け止めてくれて」

「いや、急ブレーキって怖いよね」

何がありがとうございますだ。それはこっちの台詞だった。

「あの……、もう、大丈夫ですよ?」

「そ、そうだよね、ちょっと待ってね」

「え? ちょっと?」

確かに、何がちょっとなんだろう。正確には、もうちょっと抱きしめたいという意味なのだが、そんなこと言えるわけもなく。

ゆかが上目遣いで僕を見る。切れ長で眠たげな目が少しうるんでキラキラしているように見える。



【説明文】

※趣味全開の作品。若干Mの方むけの内容。主人公はノーマル。

両親の都合により、なぜか聖天使女学院へ転入することになった玉元精史(たまもとせいし)は、のちにその学院がただの学校ではなく、普段は世に隠れている見習いサキュバスたちが集められた特殊な学校だということを知る。

しかし、精史がなぜ転入することになったのかには理由があった。
もともと玉元の家系は精力が絶倫であり、しかも性質が大人しいため、この学院の生徒にとっては都合が良かった。
ただ、見習いということもあり、まだサキュバスとしての自覚がない子が大半のため、通常の男の生徒として迎え入れ、徐々に慣れさせる必要があった。

注)見習いサキュバス(正式:未成熟な淫魔)とは、普通家庭で唐突に産まれ、自分がサキュバスと知らないまま育った子が多く、自分は通常の人間だと思っている。

入学する理由は、あまりにも性欲が強すぎるため、カウンセラーに相談した結果、この学院を紹介されるというケースが主である。
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