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1章 欲望の宴
第14話 体育館裏の花蜜
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裸になる?
体育館裏で?
僕はさすがのゆかも、そこまでは求めないと思っていたために、驚いた。
だが、それが彼女の要求であれば呑むしかない。
そもそもが、さも当然というように僕の目の前でおっぱいと下半身丸出しで、仁王立ちしている美少女がいるのだ。
この状況であれば、むしろ自分が下半身だけの露出であることに違和感さえ覚えてもおかしくは無い。
……というのは、無理やり自分を納得させる方便ではあるのだが。
「ほら、早く脱いで!」
「はい」
渋々、膝のところで引っかかっているスラックスを脱ぎ、ワイシャツのボタンを外す。
肌着も脱ぎ捨てると、残るは靴下だけになった。
こうなると、やっぱり靴下も脱いでしまいたいので、裸足になる。
芝生は手入れが行き届いているので砂利などもほぼ無く、足裏に心地良い刺激を与えてくれた。
外で裸になったのは、いつぶりだろう。
幼稚園児くらいの頃に、家庭用の簡易プールで泳いだ時くらいかもしれない。
その時と違うのは、身体が一人前の大人に成長していることと、目の前の美少女の股間を見て勃起していることだ。
風が素肌に当たるが、陽の光も同時に浴びているので、ちょうど良い気温だった。
少し目を閉じて、体育館裏に植えてある並木の葉が揺れる音を聴いてみる。
そよそよと風が流れる。草木がなびく音。
とても良い気持ちだ。
「セイシくん、何だか気持ち良さそうね。そんな情け無い格好してるのに」
ゆかが茶々を入れてくるが、どうせなら、今の環境を楽しんだ方が得だろう。
「そうだね、素肌に直接風が当たって良い感じなんだ」
「へぇー、そうなんだ。じゃあ私もなろっかな」
「え? ちょ、それはまずいよ」
ゆかが半脱げのブラウスを脱ぎ、産まれたままの姿になる。
これは、まさかの、ヘアヌード。
「へ? 何でまずいの? ここまでくれば、何にも着なくても一緒でしょ、うーんしょ、ハイ! 素っ裸、完成っ」
ゆかの裸。白い肌に、揺れる黒髪のボブヘアー。
陽の光で身体の曲線が強調され、まるで天使のようだった。
性格的には、天使とはとても呼べない気はするが、別の見方をすれば純粋無垢な少女とも言えないことはない。
ゆかが、大きく伸びをする。
「ふぅーっ、すっごい開放感。これ、体育館裏じゃなかったら、絶対不可能な体験よね」
「う、うん、そうだね。時間も、朝イチじゃなかったら、清掃してるし、今だけだよ」
「だねー!お得お得、いぇーい」
素っ裸で芝生の上を小走りして一回りする美少女。
視覚的に強烈過ぎて、鼻血が出そうになった。
僕の背後に回っているゆかが声を掛けてくる。
「ねぇねぇ、芝生の上で、ブリッジするから、見てて」
「え? ブリッジって、体育の時間にやってる、寝転がって足と手でやる、あのブリッジ?」
「そうそう、風と太陽が最高だから」
すごく楽しそうなゆか。
僕は彼女の正面に立つと、たわわな胸に目を奪われる。
「ふふっ、私の美しさに見惚れているのか! そんなにびんびんのカッチカッチにしちゃって」
僕は『待て』の指示を守って触れていないが、今なら触らなくても風に当たるだけで出せそうな気分だった。
「じゃあ、ゆか様の、華麗なるブリッジをお見せしますよ! はいっ」
ゆかは、立ったままで、ゆっくりガニ股になり、膝を曲げながら、地面に両手を着けて、腰を高く突き出す。
僕はその光景を見て射精しそうになった。
それはその筈だ、目の前でガニ股になったゆかのまんこが限界まで左右に拡がり、大陰唇と小陰唇がぱっくり開いているのだ。
力を入れているからか、まん肉のひだが出たり入ったりと、ヒクついているので、それが余計に性器の生々しさを強調しているようで胸が高鳴った。
こんなに動悸がするのは、初めてのことだ。
こんなに明るい陽射しに照らされている健康的な女性器を見ることは、人生で初めてだ。
僕の肉棒は脈打って、今にも暴発しそうだった。
ここで握れば、一瞬で果てる自信がある。
そんな自信があっても仕方ないのだが。
「ど、どう? 私のブリッジ。綺麗な曲線美でしょ?」
ブリッジしてまんこをピクピクさせながら元気に話すゆか。
「へ? あ、あぁ、確かに、まさか立ったままで、ブリッジするなんて思わなかったから、びっくりしちゃったよ」
「でしょー、私って新体操の才能あると思うのよね、意外じゃない?」
「え、ま、まぁ、そう言われると意外かも、めちゃくちゃ身体が柔らかいんだね、近くで見てもいい?」
「うん良いよー、私って安定性があるから、あんまり疲れないんだよね。30分でも余裕って感じ」
開かれてる膣口に近付いて中を覗いてみる。
「複雑だなー」
「なにが? 安定してるから、複雑とかじゃないよ」
「あ、だよね、むしろ明確って感じだよね」
「そう!体幹が大事だからね。今は裸だから、普段のブリッジより服の抵抗がないから、長くこの体勢を保てそう」
「そう、なんだ。じゃあ、何分くらい持つか、計ってみる?」
「うん、いいよー、スマホでストップウォッチやってみて」
「あぁ」
脱ぎ捨てたスラックスからスマホを取り出してタイムを計る。
よく見たら、もう2時間目の授業に入っている時間だった。
だが、ここで終わるのはツラいので、先生にメッセージを入れた。
内容は、足の痛みがあるため、午前中は様子を見るという内容だ。ついでに、ゆかは、体調不良で家に帰ったとも報告しておいた。友人なので、直接連絡が来たことにする。
「どぉー、ストップウォッチしたー? もう5分は持ったと思うんだけど、余裕なんだよねー、やっぱ才能かなぁ」
「したよ。でもこれからだよ腕が疲れてくるのはね」
「そっかぁ、急に来るもんね、ガクッてなって落ちちゃうの」
「だね」
僕は勃起したモノで、ゆかのまんこに触れたかったが、それはルール違反だ。
待てをされてる限り、今は冷静にならなくてはと思った。
ピクピク動いているゆかのまんこ。限界まで拡げられているだろう、ゆかのまんこ。
こんな目の前にあるのに、何もできないのがもどかしくて仕方がない。
最終手段として、見ない、という選択肢もあるが、今後見ることができるかどうかでいうとかなり怪しい。
ならば、ここで充分に目の保養とさせて貰うしかない。
勃起したちんぽをギリギリまでまんこに近付ける。
何となく、熱い湯気のような体温や蒸気を微妙とはいえ感じる。
しかし、芝生で裸の男女が、接触するかスレスレの状況でイチャついているのは、変な光景だろう。
なんせ、女の子はブリッジをしていて、男の方はガチガチに勃起しているのだ。
恥ずかしい気持ちもあるが、ゆかも一緒だと思うとまだ紛れる。
だけど、そろそろ射精はしたい。
どうすれば、と思っていると、ゆかの方からアクションがあった。
「ねぇセイシ、ちょっと妨害してみない?」
「妨害って?」
「私のブリッジの妨害なんだけど」
「え? 邪魔していいの?」
「ほんとはダメだけど、たぶんセイシくん、暇でしょ?」
「そう言われたらまぁ、暇かも」
「だよね。でも、私的には、ブリッジを鍛えたいわけ」
「それは、何となく」
「ね、だから、私の身体、触っても良いよ」
「ほんとに?」
「うん、おっぱい揉んだり、吸ったり、おまんこ舐めたり、舌入れたり」
「他には?」
「えっと、あっ、おちんぽはダメ。絶対腰落ちちゃうから。あと、オナニーもダメね。どうせすぐイっちゃうから」
「そっか、ダメなんだ」
「元気だして! あとでオナニーさせてあげるから」
「分かったよ」
「じゃあ、妨害どーぞ」
とりあえず、ブリッジしているゆかのお腹にまたがると、Iカップのおっぱいに手を伸ばす。
「ひぁあん! コレ、ヤバいかも」
横乳を両サイドから両手で優しく揉み、その柔らかさに感動する。
これが本物の感触なのかと、手に吸い付く肌の感触を楽しむ。
一通り撫で回すと、今度は乳首の方へ両手を移動させる。
コリコリと勃起した乳首を刺激する。
「ひぃあーん、そこはぁ」
可愛い反応。やはり乳首はみんな弱いのだろうか?
「ゆか、気持ちいい?」
「気持ちいいけど、負けられないよ」
「そうだね、これくらいで落ちちゃだめだよ」
「私の気のせいじゃないとおもうんだけど」
「なに?」
「お腹にたぶん、おちんちん、当たってるよね」
「え? そういや、そうだね、お腹に跨ると、ブリッジだから、イヤでもくっついちゃってさ、ハハっ」
「私のお腹で気持ち良くなりたい?」
「なりたい」
「素直じゃん」
「多少は」
「じゃあ、乳首コリコリしてる間だけだよ」
「分かった」
裏筋をピタッとゆかのヘソのあたりに押し付ける。
それだけで、かなり気持ちよかったが、前後に動かすと、ツルツルのゆかの肌の感触がダイレクトに伝わり、気持ち良さで震えた。
「あ、コラ、おへそにおちんぽの先グリグリしちゃダメ!くすぐったい」
お腹を上下するだけでも快感は凄かったが、へその引っ掛かりがそれを更に増幅させる。
今まで耐えた分が、波のように押し寄せてくる。
ブリッジを支える彼女の両腕がビクビクしている。
これは落ちそうだ。
僕はそのまま覆い被さるように右乳首に吸い付いた。
ゆかが可愛い喘ぎ声を上げる。
構わず舐める。吸う。甘噛みする。左乳首は、唾液で湿らせた右手の人差し指と中指で素早く左右にスライドしながら刺激を与えた。
「はぁーんっ、あっ、あっ、ダメ、おっぱい気持ちいいよ」
上下にちんぽを動かしていると、当然ながらゆかの薄い濡れた陰毛に触れる。
ふわふわした毛の感触に思わず息を漏らす。
自制しなくてはと思うが、一度裏筋がまんこに触れてしまうと腰が勝手に動いてしまう。
膣口の温かい愛液に竿が触れた瞬間に、射精感がドッと押し寄せてきたため、一旦離れることにした。
「あれ?やめるの?」
「ちょっと体勢を変えるんだ。このままじゃルール無視になっちゃうから」
「そ、偉いじゃん。さすがは私の犬ね」
もう完全にただの犬扱いになっている。
またまんこの正面に立つ。さっきの乳首責めが効いたのか、まんこは愛液で濡れて太陽光に照らされてキラキラと輝いていた。
ピクピクと出入りを繰り返す彼女のまん肉。
食事以外でこんなに食欲をそそる肉はあまり無い。
花の蜜を吸うように、ゆかのまんこという肉壺から蜜を吸うのだ。
そう考えると、ある意味では食事とも言えるかもしれない。
M字開脚ではなく、ほとんどΩ字開脚になっているが、舐める側としては、Ω字はむしろ吸いやすくて助かる。
Ωの頂上にフワフワとした毛が風に揺られていて、妙に興奮した。
ゆかの鼠径部に両手を軽く添えて、テカテカと光り輝く膣口を舐める。
「あぅんっ」と嬉しさと恥ずかしさが混じった彼女の喘ぎ声に背中を押されるように、上下左右に舐め回した。
時折り、上のクリトリスを吸いながら、尿道を下って膣口へ舌を突き入れる。
くねくねと腰を動かすゆか。
熱くなり、白い肌が火照ってほんのり赤くなる。
汗ばむ肌。さらに垂れる愛液。
「くぅ~ん、くぅ~ん」と、どっちが犬なのか分からないような喘ぎ声を出す彼女。
どうも限界が近付いている様子だ。
さすがにまんこを舐めまわされて、この体勢を続けることは難しい筈だ。
「あっ、あっ、あっ、だめ、もう、落ちる、落ちる、はぅー」
ふぁさっと、芝生に落ちる音が聞こえ、確認すると、上半身が芝生に落ちている彼女と目が合った。
「それはさすがにむりぃー」
下半身はΩ字開脚のままだが、腕は完全にギブアップしている。
一応、スマホのストップウォッチを確認して、記録を告げた。
「すごい、21分39秒」
汗ばむゆかが、悔しそうな表情で僕を見る。
「21分かー、最初の5分くらいを足しても、30分には届いてないね」
「妨害ありで、こんなに持つのは凄いよ。こんなに華奢な腕で、よく耐えたね」
「そりゃ、体操って、バランスだから、みんなムキムキってわけじゃないからね。もちろん筋肉も必要だけど」
下半身が裸のΩのままで、日常会話をしていると思うと、余計に興奮してくる。
「乳首責めとか、膣責めはどうだった?」
「マジでよかった。ていうか、落ちちゃダメってとこで、舐められて無理やり落とされる感じがすっごい興奮した」
息は荒いが、かなりの満足感があるようだった。
意外とドSに見えて、そういうマゾっぽい部分も持ち合わせているようだ。
すると、急にゆかが、パンッ! と両手を叩いた。
僕はビクっ、と身体を震わせる。
「なに!? なにどうしたの?」
「だ、か、ら! オナニー再開しても良いって合図でしょ、忘れたの?」
そっか、そうだった。手を叩くと、待ては解除なのだ。
「そっか、ありがとうございますご主人様、わん」
「よろしい」
ふふっ、と微笑むゆか。
その表情が優しく綺麗で、僕はその表情でイけると思った。
膝立ちになり、彼女の顔とまんこを見ながら、右手で上下にちんぽを扱いた。
ゆかは、Ω字開脚のまま、自分の両手で大陰唇を更に拡げ、僕に膣口の内部を見せつける。
手で開いたり閉じたりすると、くちゅくちゅと卑猥な音が響いた。
「どう? こんなに深い所まで見れるなんて、そうそう無いよ。ゆかの身体の中を1番知ってる人になっちゃうかもね」
シゴく手が止まらない。
いつでもイけるが、もっと見て興奮したいと、欲求が次々と溢れる。
僕が扱いていると、ゆかが立ち上がり、僕を押し倒してきた。
そのまま、自分のまんこを僕の顔に押し付けてくる。
全く抵抗できず、そのまま馬乗りになって倒れた。
顔面騎乗位だった。
むわっとしたゆかのまんこに、彼女の体温を感じる。
その香りに包まれて、安心感と、幸福感を同時に感じた。
竿を扱いていると、亀頭に柔らかい手の平の感触がした。
少し目線を上げると、ゆかが右手を伸ばして、僕の亀頭を撫でていた。
気持ちいい。
しばらく撫でると、次は亀頭を握り込んで、揉み揉みと揉んでいる。
カリ首にゆかの指先が引っ掛かり、気持ち良さで腰が跳ねた。
「ふふっ、おちんぽ可愛い」
まるで歳上のお姉さんのような声色でそんなことを言うゆか。
興奮が最高潮に達し、彼女の柔らかい手と指の感触で遂に暴発した。
射精だ。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ
ゆかの握っている亀頭から、精液が大量に噴出する。
「あっ!でてる、でてる、凄い勢い。手の平が熱い。何コレ、出過ぎなんだけど、ふふっ、やばっ、まだ出てるじゃん。びくんびくんしてるし、てかさ、受け止める時の感触すごっ! この射精の勢いめっちゃ気持ちいいんだけど、やっば」
顔面騎乗位で口が覆われているため、出る瞬間に何も言えなかったが、代わりに射精した瞬間に、彼女の股間がそれに反応して熱くなって愛液が増えた。
精液を受け止めたゆか自身も興奮したのだ。
射精を受け止めようと、ぎゅーっと亀頭を掴まれたので、彼女の手の平へ精液が発射される度に腰を振った。
ドクッ、と出る度にゆかの手に亀頭を押し付ける。
そのタイミングで、ゆかの股間の体温が上昇するのを感じた。
竿をゆっくり扱き、彼女の手に全て受け止めさせた。
ゆかは、一度立ち上がり、僕の足元で座り直すと、ジッと右手に溜まった精液を眺めている。
僕はスラックスから自分のハンカチを取り出した。愛液でベトベトの自分の顔を拭く。
ふと隣を見ると、ゆかはまだ手の平を凝視している。
「ゆか、ありがとう、凄い気持ち良かったよ」
僕のお礼には無反応だ。
ゆかは自分の手の中の精液を舐め始めた。
一度舐め始めると勢い付いたのか、くちゅくちゅと音を立てて全て舐め取ってしまった。
「ふぅ、ごちそうさま。美味しかったよ」
ゆかは僕の顔を見て言った。
「そう、それなら良かった。ゆかって、やっぱりサキュバスなのかな」
「ふふっ、どうかな?精液が美味しいって、サキュバスだからだと思う?」
「分からないけど。人間でも、精液が好きな人はいるって言うし」
「あ、ちんぽ拭こうとしてる?」
ゆかが僕のハンカチを指さして言った。
「あ、あぁ、今拭こうとしてた」
「じゃあ、私が綺麗にしてあげる」
そういうと、僕の股の間に来て座るゆか。
左手でちんぽの付け根を持って固定すると、ベトベトになった亀頭を咥え込んだ。
「んんっ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゃぽ、ん、ぅうん、れろれろ、あむあむ、ちゅぽちゅぽちゅぽ」
温かいゆかの口内の感触と、舌が裏筋を舐め回る感触で、また勃起してくる。
カリ首を器用に舌先で舐められ、気持ちよさが凄かった。
それより、自分の股の間でちんぽをフェラしているゆかを見れたことに感動した。
ずっと女王様みたいな状態だと、こんな奉仕はお願いしてもやってくれないと思ったからだ。
僕は嬉しさを感じると同時に、あまり期待し過ぎないように自制も掛けた。
また同じようなことがあったら、ゆかとの関係は危ういかもしれないからだ。
気をつけなければ。
「ハイ、綺麗に舐め取ってあげたよ。気持ち良かった?」
「うん、すっごく気持ち良かったよゆか」
「そ、当然だけどね、ふふっ」
「どうする? まだ続ける?」
「そうね、そろそろ戻った方が良いかも。……ってか、今何時? ヤバくない?」
「今はね、11時36分だね」
「ほんとだ! もう4時間目じゃん、てことは、ここに3時間くらいいたって事?」
「そうなるね」
「あ、連絡しなきゃ、先生心配してるよね」
「大丈夫だよ、僕もゆかも、部屋に帰ってることになってるから」
「うそ、いつ連絡したの?」
「10時過ぎ、くらいかな。ゆかも体調不良で帰ったってメッセージを入れておいたから」
「なんだー、早く言ってよ。心配したじゃん。でも、あんなに私がプレッシャー与えてたのに、よく連絡まで気が回ったわね」
「そうだよね、僕は、そう、なんて言うか、すぐに切り上げたくなかったから」
「ふーん、初めは帰ろうとしてた癖に?」
「アレは、ゆかが、僕を嫌いだって言うから、ショックで」
「嫌いなんて言った?」
「言った、……と、思う」
「私は、あなたが私のことをどれくらい大事に思っているかを知りたいって言ったの」
「ぇえー、そんな分かりやすい言葉だったっけ」
具体的には言うつもりはないが、遊園地へ、好きじゃない人と行きたくないと彼女が言ったことが原因だ。
本人が覚えていないならそのまま無かったことにして貰おうと思った。
その方が、これからの関係修復には有利だろう。
「でもま、もし私と、どうしてもデートしたいってお願いするなら、考えてあげてもいいよ」
「本当に!?」
「マジマジ」
「良かった、でも、遊園地、2人分だよね。友達って誰なのさ」
「そんなの、よもぎちゃんに決まってるでしょ」
よもぎちゃんだったのか。当然みたいに言うが、正直ホッとした。
もし、男の友達とかだったら、嫉妬していたに違いない。
「じゃあ、デートはまた、別の場所ってことだね」
「なんで? 遊園地にくればいいじゃん」
「よもぎちゃんがいるんでしょ」
「良いじゃん、よもぎちゃん、セイシくんのこと多分けっこう好きだよ。喜ぶんじゃないかな」
「そっか、それで良いなら、もう一枚チケット代用意しないと」
「だね、3枚分よろ」
「くぅー」
「くぅーって?犬みたい。この舐め犬~ ふふっ」
クスクス笑うゆか。
しかし、よもぎちゃんも入れて3人で遊園地の予定が出来てしまった。
個人的には嬉しいことだが、ゆかの本心があまり見えない。
よもぎちゃんと僕の関係が濃くなっても、彼女は気にしないのだろうか。
正直なところ、ゆかとの2人デートの方が気楽かもしれないと少し思った。
「セイシくん、早く制服着て、学校入るよ! ご飯食べる時間も欲しいし」
「そうだね、急ごう」
一応、ゆかの機嫌は直ったということで大丈夫なのだろうか。
結局、彼女の本心はまだ闇の中だ。
これから分かるとも思えないが、気長に考えて、地道に探ってみるしかなさそうだ。
僕らは脱ぎ捨ててある制服を急いで着ると、体育館裏から校舎へと向かった。
体育館裏で?
僕はさすがのゆかも、そこまでは求めないと思っていたために、驚いた。
だが、それが彼女の要求であれば呑むしかない。
そもそもが、さも当然というように僕の目の前でおっぱいと下半身丸出しで、仁王立ちしている美少女がいるのだ。
この状況であれば、むしろ自分が下半身だけの露出であることに違和感さえ覚えてもおかしくは無い。
……というのは、無理やり自分を納得させる方便ではあるのだが。
「ほら、早く脱いで!」
「はい」
渋々、膝のところで引っかかっているスラックスを脱ぎ、ワイシャツのボタンを外す。
肌着も脱ぎ捨てると、残るは靴下だけになった。
こうなると、やっぱり靴下も脱いでしまいたいので、裸足になる。
芝生は手入れが行き届いているので砂利などもほぼ無く、足裏に心地良い刺激を与えてくれた。
外で裸になったのは、いつぶりだろう。
幼稚園児くらいの頃に、家庭用の簡易プールで泳いだ時くらいかもしれない。
その時と違うのは、身体が一人前の大人に成長していることと、目の前の美少女の股間を見て勃起していることだ。
風が素肌に当たるが、陽の光も同時に浴びているので、ちょうど良い気温だった。
少し目を閉じて、体育館裏に植えてある並木の葉が揺れる音を聴いてみる。
そよそよと風が流れる。草木がなびく音。
とても良い気持ちだ。
「セイシくん、何だか気持ち良さそうね。そんな情け無い格好してるのに」
ゆかが茶々を入れてくるが、どうせなら、今の環境を楽しんだ方が得だろう。
「そうだね、素肌に直接風が当たって良い感じなんだ」
「へぇー、そうなんだ。じゃあ私もなろっかな」
「え? ちょ、それはまずいよ」
ゆかが半脱げのブラウスを脱ぎ、産まれたままの姿になる。
これは、まさかの、ヘアヌード。
「へ? 何でまずいの? ここまでくれば、何にも着なくても一緒でしょ、うーんしょ、ハイ! 素っ裸、完成っ」
ゆかの裸。白い肌に、揺れる黒髪のボブヘアー。
陽の光で身体の曲線が強調され、まるで天使のようだった。
性格的には、天使とはとても呼べない気はするが、別の見方をすれば純粋無垢な少女とも言えないことはない。
ゆかが、大きく伸びをする。
「ふぅーっ、すっごい開放感。これ、体育館裏じゃなかったら、絶対不可能な体験よね」
「う、うん、そうだね。時間も、朝イチじゃなかったら、清掃してるし、今だけだよ」
「だねー!お得お得、いぇーい」
素っ裸で芝生の上を小走りして一回りする美少女。
視覚的に強烈過ぎて、鼻血が出そうになった。
僕の背後に回っているゆかが声を掛けてくる。
「ねぇねぇ、芝生の上で、ブリッジするから、見てて」
「え? ブリッジって、体育の時間にやってる、寝転がって足と手でやる、あのブリッジ?」
「そうそう、風と太陽が最高だから」
すごく楽しそうなゆか。
僕は彼女の正面に立つと、たわわな胸に目を奪われる。
「ふふっ、私の美しさに見惚れているのか! そんなにびんびんのカッチカッチにしちゃって」
僕は『待て』の指示を守って触れていないが、今なら触らなくても風に当たるだけで出せそうな気分だった。
「じゃあ、ゆか様の、華麗なるブリッジをお見せしますよ! はいっ」
ゆかは、立ったままで、ゆっくりガニ股になり、膝を曲げながら、地面に両手を着けて、腰を高く突き出す。
僕はその光景を見て射精しそうになった。
それはその筈だ、目の前でガニ股になったゆかのまんこが限界まで左右に拡がり、大陰唇と小陰唇がぱっくり開いているのだ。
力を入れているからか、まん肉のひだが出たり入ったりと、ヒクついているので、それが余計に性器の生々しさを強調しているようで胸が高鳴った。
こんなに動悸がするのは、初めてのことだ。
こんなに明るい陽射しに照らされている健康的な女性器を見ることは、人生で初めてだ。
僕の肉棒は脈打って、今にも暴発しそうだった。
ここで握れば、一瞬で果てる自信がある。
そんな自信があっても仕方ないのだが。
「ど、どう? 私のブリッジ。綺麗な曲線美でしょ?」
ブリッジしてまんこをピクピクさせながら元気に話すゆか。
「へ? あ、あぁ、確かに、まさか立ったままで、ブリッジするなんて思わなかったから、びっくりしちゃったよ」
「でしょー、私って新体操の才能あると思うのよね、意外じゃない?」
「え、ま、まぁ、そう言われると意外かも、めちゃくちゃ身体が柔らかいんだね、近くで見てもいい?」
「うん良いよー、私って安定性があるから、あんまり疲れないんだよね。30分でも余裕って感じ」
開かれてる膣口に近付いて中を覗いてみる。
「複雑だなー」
「なにが? 安定してるから、複雑とかじゃないよ」
「あ、だよね、むしろ明確って感じだよね」
「そう!体幹が大事だからね。今は裸だから、普段のブリッジより服の抵抗がないから、長くこの体勢を保てそう」
「そう、なんだ。じゃあ、何分くらい持つか、計ってみる?」
「うん、いいよー、スマホでストップウォッチやってみて」
「あぁ」
脱ぎ捨てたスラックスからスマホを取り出してタイムを計る。
よく見たら、もう2時間目の授業に入っている時間だった。
だが、ここで終わるのはツラいので、先生にメッセージを入れた。
内容は、足の痛みがあるため、午前中は様子を見るという内容だ。ついでに、ゆかは、体調不良で家に帰ったとも報告しておいた。友人なので、直接連絡が来たことにする。
「どぉー、ストップウォッチしたー? もう5分は持ったと思うんだけど、余裕なんだよねー、やっぱ才能かなぁ」
「したよ。でもこれからだよ腕が疲れてくるのはね」
「そっかぁ、急に来るもんね、ガクッてなって落ちちゃうの」
「だね」
僕は勃起したモノで、ゆかのまんこに触れたかったが、それはルール違反だ。
待てをされてる限り、今は冷静にならなくてはと思った。
ピクピク動いているゆかのまんこ。限界まで拡げられているだろう、ゆかのまんこ。
こんな目の前にあるのに、何もできないのがもどかしくて仕方がない。
最終手段として、見ない、という選択肢もあるが、今後見ることができるかどうかでいうとかなり怪しい。
ならば、ここで充分に目の保養とさせて貰うしかない。
勃起したちんぽをギリギリまでまんこに近付ける。
何となく、熱い湯気のような体温や蒸気を微妙とはいえ感じる。
しかし、芝生で裸の男女が、接触するかスレスレの状況でイチャついているのは、変な光景だろう。
なんせ、女の子はブリッジをしていて、男の方はガチガチに勃起しているのだ。
恥ずかしい気持ちもあるが、ゆかも一緒だと思うとまだ紛れる。
だけど、そろそろ射精はしたい。
どうすれば、と思っていると、ゆかの方からアクションがあった。
「ねぇセイシ、ちょっと妨害してみない?」
「妨害って?」
「私のブリッジの妨害なんだけど」
「え? 邪魔していいの?」
「ほんとはダメだけど、たぶんセイシくん、暇でしょ?」
「そう言われたらまぁ、暇かも」
「だよね。でも、私的には、ブリッジを鍛えたいわけ」
「それは、何となく」
「ね、だから、私の身体、触っても良いよ」
「ほんとに?」
「うん、おっぱい揉んだり、吸ったり、おまんこ舐めたり、舌入れたり」
「他には?」
「えっと、あっ、おちんぽはダメ。絶対腰落ちちゃうから。あと、オナニーもダメね。どうせすぐイっちゃうから」
「そっか、ダメなんだ」
「元気だして! あとでオナニーさせてあげるから」
「分かったよ」
「じゃあ、妨害どーぞ」
とりあえず、ブリッジしているゆかのお腹にまたがると、Iカップのおっぱいに手を伸ばす。
「ひぁあん! コレ、ヤバいかも」
横乳を両サイドから両手で優しく揉み、その柔らかさに感動する。
これが本物の感触なのかと、手に吸い付く肌の感触を楽しむ。
一通り撫で回すと、今度は乳首の方へ両手を移動させる。
コリコリと勃起した乳首を刺激する。
「ひぃあーん、そこはぁ」
可愛い反応。やはり乳首はみんな弱いのだろうか?
「ゆか、気持ちいい?」
「気持ちいいけど、負けられないよ」
「そうだね、これくらいで落ちちゃだめだよ」
「私の気のせいじゃないとおもうんだけど」
「なに?」
「お腹にたぶん、おちんちん、当たってるよね」
「え? そういや、そうだね、お腹に跨ると、ブリッジだから、イヤでもくっついちゃってさ、ハハっ」
「私のお腹で気持ち良くなりたい?」
「なりたい」
「素直じゃん」
「多少は」
「じゃあ、乳首コリコリしてる間だけだよ」
「分かった」
裏筋をピタッとゆかのヘソのあたりに押し付ける。
それだけで、かなり気持ちよかったが、前後に動かすと、ツルツルのゆかの肌の感触がダイレクトに伝わり、気持ち良さで震えた。
「あ、コラ、おへそにおちんぽの先グリグリしちゃダメ!くすぐったい」
お腹を上下するだけでも快感は凄かったが、へその引っ掛かりがそれを更に増幅させる。
今まで耐えた分が、波のように押し寄せてくる。
ブリッジを支える彼女の両腕がビクビクしている。
これは落ちそうだ。
僕はそのまま覆い被さるように右乳首に吸い付いた。
ゆかが可愛い喘ぎ声を上げる。
構わず舐める。吸う。甘噛みする。左乳首は、唾液で湿らせた右手の人差し指と中指で素早く左右にスライドしながら刺激を与えた。
「はぁーんっ、あっ、あっ、ダメ、おっぱい気持ちいいよ」
上下にちんぽを動かしていると、当然ながらゆかの薄い濡れた陰毛に触れる。
ふわふわした毛の感触に思わず息を漏らす。
自制しなくてはと思うが、一度裏筋がまんこに触れてしまうと腰が勝手に動いてしまう。
膣口の温かい愛液に竿が触れた瞬間に、射精感がドッと押し寄せてきたため、一旦離れることにした。
「あれ?やめるの?」
「ちょっと体勢を変えるんだ。このままじゃルール無視になっちゃうから」
「そ、偉いじゃん。さすがは私の犬ね」
もう完全にただの犬扱いになっている。
またまんこの正面に立つ。さっきの乳首責めが効いたのか、まんこは愛液で濡れて太陽光に照らされてキラキラと輝いていた。
ピクピクと出入りを繰り返す彼女のまん肉。
食事以外でこんなに食欲をそそる肉はあまり無い。
花の蜜を吸うように、ゆかのまんこという肉壺から蜜を吸うのだ。
そう考えると、ある意味では食事とも言えるかもしれない。
M字開脚ではなく、ほとんどΩ字開脚になっているが、舐める側としては、Ω字はむしろ吸いやすくて助かる。
Ωの頂上にフワフワとした毛が風に揺られていて、妙に興奮した。
ゆかの鼠径部に両手を軽く添えて、テカテカと光り輝く膣口を舐める。
「あぅんっ」と嬉しさと恥ずかしさが混じった彼女の喘ぎ声に背中を押されるように、上下左右に舐め回した。
時折り、上のクリトリスを吸いながら、尿道を下って膣口へ舌を突き入れる。
くねくねと腰を動かすゆか。
熱くなり、白い肌が火照ってほんのり赤くなる。
汗ばむ肌。さらに垂れる愛液。
「くぅ~ん、くぅ~ん」と、どっちが犬なのか分からないような喘ぎ声を出す彼女。
どうも限界が近付いている様子だ。
さすがにまんこを舐めまわされて、この体勢を続けることは難しい筈だ。
「あっ、あっ、あっ、だめ、もう、落ちる、落ちる、はぅー」
ふぁさっと、芝生に落ちる音が聞こえ、確認すると、上半身が芝生に落ちている彼女と目が合った。
「それはさすがにむりぃー」
下半身はΩ字開脚のままだが、腕は完全にギブアップしている。
一応、スマホのストップウォッチを確認して、記録を告げた。
「すごい、21分39秒」
汗ばむゆかが、悔しそうな表情で僕を見る。
「21分かー、最初の5分くらいを足しても、30分には届いてないね」
「妨害ありで、こんなに持つのは凄いよ。こんなに華奢な腕で、よく耐えたね」
「そりゃ、体操って、バランスだから、みんなムキムキってわけじゃないからね。もちろん筋肉も必要だけど」
下半身が裸のΩのままで、日常会話をしていると思うと、余計に興奮してくる。
「乳首責めとか、膣責めはどうだった?」
「マジでよかった。ていうか、落ちちゃダメってとこで、舐められて無理やり落とされる感じがすっごい興奮した」
息は荒いが、かなりの満足感があるようだった。
意外とドSに見えて、そういうマゾっぽい部分も持ち合わせているようだ。
すると、急にゆかが、パンッ! と両手を叩いた。
僕はビクっ、と身体を震わせる。
「なに!? なにどうしたの?」
「だ、か、ら! オナニー再開しても良いって合図でしょ、忘れたの?」
そっか、そうだった。手を叩くと、待ては解除なのだ。
「そっか、ありがとうございますご主人様、わん」
「よろしい」
ふふっ、と微笑むゆか。
その表情が優しく綺麗で、僕はその表情でイけると思った。
膝立ちになり、彼女の顔とまんこを見ながら、右手で上下にちんぽを扱いた。
ゆかは、Ω字開脚のまま、自分の両手で大陰唇を更に拡げ、僕に膣口の内部を見せつける。
手で開いたり閉じたりすると、くちゅくちゅと卑猥な音が響いた。
「どう? こんなに深い所まで見れるなんて、そうそう無いよ。ゆかの身体の中を1番知ってる人になっちゃうかもね」
シゴく手が止まらない。
いつでもイけるが、もっと見て興奮したいと、欲求が次々と溢れる。
僕が扱いていると、ゆかが立ち上がり、僕を押し倒してきた。
そのまま、自分のまんこを僕の顔に押し付けてくる。
全く抵抗できず、そのまま馬乗りになって倒れた。
顔面騎乗位だった。
むわっとしたゆかのまんこに、彼女の体温を感じる。
その香りに包まれて、安心感と、幸福感を同時に感じた。
竿を扱いていると、亀頭に柔らかい手の平の感触がした。
少し目線を上げると、ゆかが右手を伸ばして、僕の亀頭を撫でていた。
気持ちいい。
しばらく撫でると、次は亀頭を握り込んで、揉み揉みと揉んでいる。
カリ首にゆかの指先が引っ掛かり、気持ち良さで腰が跳ねた。
「ふふっ、おちんぽ可愛い」
まるで歳上のお姉さんのような声色でそんなことを言うゆか。
興奮が最高潮に達し、彼女の柔らかい手と指の感触で遂に暴発した。
射精だ。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ
ゆかの握っている亀頭から、精液が大量に噴出する。
「あっ!でてる、でてる、凄い勢い。手の平が熱い。何コレ、出過ぎなんだけど、ふふっ、やばっ、まだ出てるじゃん。びくんびくんしてるし、てかさ、受け止める時の感触すごっ! この射精の勢いめっちゃ気持ちいいんだけど、やっば」
顔面騎乗位で口が覆われているため、出る瞬間に何も言えなかったが、代わりに射精した瞬間に、彼女の股間がそれに反応して熱くなって愛液が増えた。
精液を受け止めたゆか自身も興奮したのだ。
射精を受け止めようと、ぎゅーっと亀頭を掴まれたので、彼女の手の平へ精液が発射される度に腰を振った。
ドクッ、と出る度にゆかの手に亀頭を押し付ける。
そのタイミングで、ゆかの股間の体温が上昇するのを感じた。
竿をゆっくり扱き、彼女の手に全て受け止めさせた。
ゆかは、一度立ち上がり、僕の足元で座り直すと、ジッと右手に溜まった精液を眺めている。
僕はスラックスから自分のハンカチを取り出した。愛液でベトベトの自分の顔を拭く。
ふと隣を見ると、ゆかはまだ手の平を凝視している。
「ゆか、ありがとう、凄い気持ち良かったよ」
僕のお礼には無反応だ。
ゆかは自分の手の中の精液を舐め始めた。
一度舐め始めると勢い付いたのか、くちゅくちゅと音を立てて全て舐め取ってしまった。
「ふぅ、ごちそうさま。美味しかったよ」
ゆかは僕の顔を見て言った。
「そう、それなら良かった。ゆかって、やっぱりサキュバスなのかな」
「ふふっ、どうかな?精液が美味しいって、サキュバスだからだと思う?」
「分からないけど。人間でも、精液が好きな人はいるって言うし」
「あ、ちんぽ拭こうとしてる?」
ゆかが僕のハンカチを指さして言った。
「あ、あぁ、今拭こうとしてた」
「じゃあ、私が綺麗にしてあげる」
そういうと、僕の股の間に来て座るゆか。
左手でちんぽの付け根を持って固定すると、ベトベトになった亀頭を咥え込んだ。
「んんっ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅぽ、ちゃぽ、ん、ぅうん、れろれろ、あむあむ、ちゅぽちゅぽちゅぽ」
温かいゆかの口内の感触と、舌が裏筋を舐め回る感触で、また勃起してくる。
カリ首を器用に舌先で舐められ、気持ちよさが凄かった。
それより、自分の股の間でちんぽをフェラしているゆかを見れたことに感動した。
ずっと女王様みたいな状態だと、こんな奉仕はお願いしてもやってくれないと思ったからだ。
僕は嬉しさを感じると同時に、あまり期待し過ぎないように自制も掛けた。
また同じようなことがあったら、ゆかとの関係は危ういかもしれないからだ。
気をつけなければ。
「ハイ、綺麗に舐め取ってあげたよ。気持ち良かった?」
「うん、すっごく気持ち良かったよゆか」
「そ、当然だけどね、ふふっ」
「どうする? まだ続ける?」
「そうね、そろそろ戻った方が良いかも。……ってか、今何時? ヤバくない?」
「今はね、11時36分だね」
「ほんとだ! もう4時間目じゃん、てことは、ここに3時間くらいいたって事?」
「そうなるね」
「あ、連絡しなきゃ、先生心配してるよね」
「大丈夫だよ、僕もゆかも、部屋に帰ってることになってるから」
「うそ、いつ連絡したの?」
「10時過ぎ、くらいかな。ゆかも体調不良で帰ったってメッセージを入れておいたから」
「なんだー、早く言ってよ。心配したじゃん。でも、あんなに私がプレッシャー与えてたのに、よく連絡まで気が回ったわね」
「そうだよね、僕は、そう、なんて言うか、すぐに切り上げたくなかったから」
「ふーん、初めは帰ろうとしてた癖に?」
「アレは、ゆかが、僕を嫌いだって言うから、ショックで」
「嫌いなんて言った?」
「言った、……と、思う」
「私は、あなたが私のことをどれくらい大事に思っているかを知りたいって言ったの」
「ぇえー、そんな分かりやすい言葉だったっけ」
具体的には言うつもりはないが、遊園地へ、好きじゃない人と行きたくないと彼女が言ったことが原因だ。
本人が覚えていないならそのまま無かったことにして貰おうと思った。
その方が、これからの関係修復には有利だろう。
「でもま、もし私と、どうしてもデートしたいってお願いするなら、考えてあげてもいいよ」
「本当に!?」
「マジマジ」
「良かった、でも、遊園地、2人分だよね。友達って誰なのさ」
「そんなの、よもぎちゃんに決まってるでしょ」
よもぎちゃんだったのか。当然みたいに言うが、正直ホッとした。
もし、男の友達とかだったら、嫉妬していたに違いない。
「じゃあ、デートはまた、別の場所ってことだね」
「なんで? 遊園地にくればいいじゃん」
「よもぎちゃんがいるんでしょ」
「良いじゃん、よもぎちゃん、セイシくんのこと多分けっこう好きだよ。喜ぶんじゃないかな」
「そっか、それで良いなら、もう一枚チケット代用意しないと」
「だね、3枚分よろ」
「くぅー」
「くぅーって?犬みたい。この舐め犬~ ふふっ」
クスクス笑うゆか。
しかし、よもぎちゃんも入れて3人で遊園地の予定が出来てしまった。
個人的には嬉しいことだが、ゆかの本心があまり見えない。
よもぎちゃんと僕の関係が濃くなっても、彼女は気にしないのだろうか。
正直なところ、ゆかとの2人デートの方が気楽かもしれないと少し思った。
「セイシくん、早く制服着て、学校入るよ! ご飯食べる時間も欲しいし」
「そうだね、急ごう」
一応、ゆかの機嫌は直ったということで大丈夫なのだろうか。
結局、彼女の本心はまだ闇の中だ。
これから分かるとも思えないが、気長に考えて、地道に探ってみるしかなさそうだ。
僕らは脱ぎ捨ててある制服を急いで着ると、体育館裏から校舎へと向かった。
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