異世界帰りの僕が100人斬りの勇者だなんてまだ誰にも知られていない ~帰還した元勇者の爛れたラブコメディ~

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 カラオケ屋からタクシーに乗り、愛香達は朋花の家に向かった。途中コンビニでお菓子やジュース、それとコンドーム。愛香は保険として買っていた。

 美月と真綾を安心させるためだった。

 マンションに着くと、朋花と真綾が京介の肩を担ぎ、運んでいった。京介は寝ながらもしっかりと歩いていた。





 愛香と朋花はベッドに寝かせる前に、京介の制服を脱がしにかかった。あっという間にパンツ一枚の姿に剥かれ、ベッドに寝かされた。


「え、なに? うわっ、うわ」

「……まじ、あんたらすごいわね…」


 美月はチラチラと指の隙間から眺めながら。真綾はドキドキする気持ちを気付かれないように、真っ直ぐ見据え、強がりながらそう言った。

 二人とも、細マッチョな京介の身体に見惚れ、真っ赤に頬を染めつつも、なんだかんだで黒のボクサーパンツのもっこりに視線は釘付けだった。


「制服皺になるからね。脱がさないと」

「そうね。私達も脱ぎましょ」


 愛香と朋花はすぐにでもそれと対面したかったが、まずは打ち上げからだと自重し、制服を脱ぎだした。


「朋花何か貸してよ」

「下着でいいんじゃないかな?」

「え~そんな可愛いのじゃないし…それに…藤堂くんも居るし…うわっ! 愛ちゃん何その下着! 超可愛い!」


 愛香は肌に近い薄いベージュ色の上下の下着だった。ブラジャーはノンワイヤーのプリーツデザイン。動く度にぷるんと揺れ、胸元が大きく開いていて、黒のリボンが谷間にある。ショーツはレース柄。まるで妖精の姫のように儚い雰囲気で。


「なんかテストも終わって解放感あるわね」

「朋花ちゃんも! 大人だし!」


 朋花は、ブラジャーとショーツの両方とも上半分が透けレースの黒の下着だった。気怠げな朋花の雰囲気にとても似合っていた。

 ただ、京介に一番に見せるつもりだったが寝ているため、少しがっかりしていた。


 美月と真綾はこの大人な雰囲気が匂ってくる二人を見て、負けた気になりながらもそそくさと下着姿になっていった。

 まだギャル化して三ヶ月。下着までは手が回せず、一緒に買ったギャルっぽいスポブラとセットのショーツ姿だった。

 今日は真綾が黒。美月はグレーをチョイスした事を呪っていた。すぐ横には大きくもっこりとした山がチラチラ見えていて、濡れるかもしれない。真綾も同様で、落ち着かなかった。


「あ、風邪ひくといけない。京ちゃん、布団掛けとくね」


 生娘二人はホッとした。


「カンパーイ。テストお疲れ様ー」





 テストの事や、クラスの事など話したあと、愛香と朋花は恒例の鑑賞会を始めた。朋花の装備、思い出共演ビデオだった。

 美月と真綾は最初は戸惑っていたが、徐々に前のりになって釘付けになっていった。


「…すごい…藤堂くんの…おちんちん、おっきい…うわ、え、うわー! 朋花ちゃんに入ってく! え…あんなの入るのあれ!」

「なんで…コレ初めてなんでしょ…痛くないの? あんなの…」

「むふふー。京ちゃんすっごく上手なんだよ」

「そ、そうね。すごかったわ」


 女の子四人の鑑賞会はまだまだ続いていた。

 話題の中心である京介は死んだように眠っていた。まさか主演男優扱いされているとは夢にも思っていなかった。

 しかもあまり知らない女子に自分の逸物を曝け出されているとは夢にも思っていなかった。





 鑑賞会が終わり、いろいろとお話しする四人。お腹の奥に火がついた愛香は徐に立ち上がり、みんなに断ってから掛け布団の中に頭から突っ込んで形の良い美尻だけ出た格好でブツブツと何かを言っていた。

 ベージュのショーツのお尻側は上半分が透けていて、色白で形の良い愛香のお尻に良く似合っていた。


「京ちゃ~ん。お勉強終わったし、ペロペロしてあげるね。すー、はー、すー、はー、ん~~、良い匂い…むふふ~さー出ておいで~テスト勉強で溜まってる、で…し…ょ………この…キス…マーク……聖…瑠璃……詩乃……純ちゃんは違う。もー! 京ちゃんのアホー! なんかテスト勉強頑張ってたから控えてたのに! 絶対口に出さないと許さないんだから! ぱくー!」


 嫉妬に駆られた愛香は京介の寝ている京介に唇で噛みついた。何故キスマークで判別可能かは愛香だからとしか言いようがなかった。


「愛ちゃん何してんの?!」

「あー、愛香の火が点いたみたい。ちょっとほっときましょ」

「いや、気になって全然話入ってこないんだけど! 何かめっちゃ縦揺れしてんだけど!」


 それから十分ほどしてホカホカした顔で布団からボクサーパンツとともに出てきた愛香は、タッチして朋花と替わった。


 だが朋花はまだ位階が足りていなかった。





 真綾は先程からチラチラとベッドとスマホに視線を行き来させていた。というかスマホは見ていなかった。さっきから無性にお股が疼く。それを見抜いた愛香は、真綾を立たせてベッドに誘導した。

 ちょっと本物見てみない? 

 そんな誘惑で。


「布団をめくって、とー。パタリ」


 そして掛け布団をめくり、真綾の背中を押し出し、それを閉じた。


「あっ、愛香、何すんの?! あ、え、ひん、やだ、ひぁ、あ、と、う、どう、ぃやあああ、ん、あ、ひぃう、ひぁ、ひゃぅ、え、嘘、いやいやいや! あ、あ"!   ダメッ!! っはーっ、っはーっ、え、嘘また?! ひあぁん!」


 朋花によってびんびんにされていた京介は、寝ながらも良い匂いのするやわ肌を捕まえ、本能で愛撫しだした。


「え……ビクンビクンしなかった? 今…イッた? 私オナニーでもなかなかイかないんだよね~とか言ってたマーヤが…」

「んふふ~。こっからだよ。ほらすぐ脱がされた」


「早っ! 下着出てきた! やっぱり忍者……あ、止めないと!!」


 夢の中、無意識化では自重しない京介は自身の持てる力全てを目の前に居るであろう相手にぶつけていた。


「ひぁ、ひぁ、ひ、ひゃう、あ、しゅごい藤堂、しゅごいよお! ひゃん、ひぅ、何こ、れ! マ、ジこれにんにん! ひぁ、ぁぁ、あ、あひ、んぁ、ぁ、ぁ、ぁ、いくいくいくいくいく!! っはー、はーっ、はーっ…あ、また! ああああぁぁぁっ、いっく────、っはー、っはー、っはー」


「あれ? これ、もしかして…もう入ってない? …あんなにエッチ嫌がってたのに……」


 掛け布団の中は見えない。が、どうも入っちゃってる。

 真綾は横抱きの体勢から京介の挿入を既に許していた。マシュマロみたいなEカップおっぱいは優しくも強く揉みしだかれ、思考がトロトロに溶けていた最中だったからか、気付かず最奥まで許していた。

 もちろん京介の剛直は回復の魔法によるノーペインバージョンであった。


「藤堂、ん、んちゅ、ちゅ、藤堂ちゅー、あ、ちゅ、あひ、んむ、あ、ひあ、ひゃぁぁぁらめぇ!」

 
 真綾は口元がとても寂しくなり、キスを求めた。それを聞いた愛香は、ギリギリと拳に力を込めて握っていた。解放の瞬間までじっと我慢していた。


 数多くの処女を蝶にしてきた京介はすぐさま真綾のこなれていない秘部の硬さを見抜いていた。本能と経験、そして魔法。この三つが一つになって位階1の真綾に襲いかかっていた。

 京介は、夢の中でアレフガルドの娼館で処女を相手にしていた。

 だから快感の最高値を維持しつつ、翌朝まで失神せずに待つ、言うなれば、持続可能な開発目標、SDGsバージョンを真綾に施していた。


「あ… もしかして…マーヤ彼氏居る?」

「う、うん…けど…なんだろ、愚痴聞いてたから…彼氏が強引で何度かトライさせられたけどもう痛くていやだって…それが…こんなに…」


「あひん、いいよぉ、 藤堂! そこいい、あひ、あひ、あん! そこもいいよぉ! とんとんいいよぉ! ぅっく!」


 布団に包まれた二人の体勢はうっすらしかわからないが、いつの間にか横バックになっていた。

 京介は嬢達の初めてを出来るだけ優しく痛みなく、素晴らしい体験にしてあげるべく、手加減と労わりとで浅く、深くと抽送を繰り返していた。


「あはは、やっちゃった…ごめん京ちゃん!」

「愛香…そっち? マーヤにじゃない、謝るの…もう、手遅れだけど…」


「だね~どーしよか…」

「あひ、あひ、ひや、ふぁ、や、らめらめらめ! いく! っはー、っはー、え、あ、まだするの~も~ぃやあん~エッチぃダメだってぇ…あ、ぁん」


 真綾の全っ然嫌がっていない媚びっ媚びの楽しそうな声を聞いた美月は、真綾が良いならいっかなと流すことにした。


「わたし…黙っておくよ。…でも何で目を開けなくても…そんな的確に…やっぱり忍者…」


 最後の止めとばかりに寝バックの姿勢になり、やっと二人の顔が出てきた。が、相変わらず京介は寝ていた。何だったらイビキまで少ししている。だが、下半身は別物だった。

 掛け布団が滑らかに波打っていた。


「ああ! しゅごいよお! にんにんしゅごいよお!」


 真綾のプリンとしたお尻には腰をタパんタパんとリズム良く押し付けられ、両手は片手で押さえられ、もう片手でびんびんの乳首をなぞり上げられながらグニグニされていた。


「藤堂好きー! 好きー! ちゅーしよ、ちゅー! あ、あ、あ、あ、しゅきー、しゅきー」


 そしてついに真綾は堕ちた。


「あー、言っちゃったわね、マーヤ」

「ならいっかー京ちゃんも気持ち良かったかな? あ、そろそろ真綾ちゃん助けよっか。美月ちゃん手伝って~」

「うん……マーヤ…こんな幸せアヘ顔…わたしは、ちょ…」


「よし。とー、スィッチィ!」


 真綾を引き抜いた瞬間、愛香は美月をベッドに押し出し、同じように布団を被せた。
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