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外伝)娘が貴方を追いかけて
1.どうしよう?とりあえず行ってみる?
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私は砂恵二十歳。
この春から憧れだった服の販売員をしている。
短大から付き合っている6才上の翔さんからプロポーズされた。
「海外転勤になったんだ。一緒に行かないか?結婚しよう。」
「えっ!海外って。そんな急に、、」
「3年は海外生活になるんだ。1カ月後に先に飛ぶから結婚後に後から追いかけて来てくれたらいいよ。」
「ちょっと、ちょっと待って。
だって私、春に就職したばっかだよ。
今の仕事が好きだし。」
頭の整理が追いつかず、そう言うのがやっとだった。
「うん。辞めて、あっちではゆっくり好きな事をして過ごしてくれたらいいから。」
と、翔そんは高揚した顔でチュとキスをした。
翔さん、違う違う。そうじゃなくって。
「お願い。返事、、少し待って。」
「俺は砂恵を連れて行きたい。
、、、俺じゃダメだって事?」
「だって、結婚だよ?
私、まだ二十歳になったばっかだよ。
やりたかった仕事を始めたばかりだよ。」
その後、お互いの主張のやり取りで気まずい雰囲気のまま帰って来た。
突然のプロポーズ!なんて憧れだったけど、実際には結構、迷惑なもんだな。
今、とても充実している。
恋愛も仕事も。
このまじゃダメなの?
このまま3年、日本で待つ事は選択にないの?
こんな時、お母さんがいたら相談出来るのに。
母は、私が高校生の時に失踪した。
失踪前にひどく落込みよく泣いていたのを覚えている。色んな所を探したけど、未だに見つからない。
写真の母は、何も答えてくれないなぁ。と指先でピンとこずく。
すると、写真縦が倒れ後ろに置いてあったイヌの置物が弾みで机から落ちた。
ガチャン
「あ~!割れちゃた!」
それは、父から「失踪中の母からだ。」と渡されたプレゼントだった。
「あれ?これ何?」
カケラに混じって黄色く変色した小さく折り畳まれた紙が入っていた。
そう言えば、置物と一緒に
「人生最大の相談があれば、これを割ってみて。」
って、変てこなメッセージが付いていたのを思い出した。
「何だろう?」
今、人生最大に悩んでいるし見ていいよね?
紙を開いてみる。
~~~~~
砂恵へ
ごめんね。側に居れなくって。
お母さんは常識外の場所にいます。
人生最大に悩んでいるなら会いに来る?
命の保証も出来ない所なので本当に必要かよーく考えてね。
くれぐれも絶対に持ち物を忘れないでね。
死んでしまうわよ。
追伸
必ずこっそり1人で来るのよ。
(くれぐれもお父さんを連れて来ないようにね。)
(持ち物)
懐中電灯、電池、4日分の飲物と日持ちする食べ物、寝袋、カッパ、防水のリュクサック
~~~~~
手紙の2枚目は「入口」の場所の地図、
3枚目は「出口」から町までの地図、
4枚目は、自宅がマークしてある地図だった。
「お母さん?!」
何とも変テコで奇妙な内容だった。
母は精神を病んでいて妄想の世界にいたのかもしれない。
だけど、、
2枚目の入口の地図は実際にある地名が載っていた。
ピロン ピロン ピロン
彼からLINEが入る。
「返事して」
「ねー」
「うんと言って」
「お願い!」
待ってと言ったのに1日しか待ってないじゃん!
妙にイラっとしてしまった。
ハァー
ベッドに寝転び2枚目の地図を見る。
ここからだと30分あれば行けそう。
ウーン
ピロン ピロン
また彼からだ。
だ、か、ら、待ってって言ってるじゃん!!
あぁ~、ムシャクシャする!
いいや。
決めた!
気分転換に地図の場所へ行って見よう!
この春から憧れだった服の販売員をしている。
短大から付き合っている6才上の翔さんからプロポーズされた。
「海外転勤になったんだ。一緒に行かないか?結婚しよう。」
「えっ!海外って。そんな急に、、」
「3年は海外生活になるんだ。1カ月後に先に飛ぶから結婚後に後から追いかけて来てくれたらいいよ。」
「ちょっと、ちょっと待って。
だって私、春に就職したばっかだよ。
今の仕事が好きだし。」
頭の整理が追いつかず、そう言うのがやっとだった。
「うん。辞めて、あっちではゆっくり好きな事をして過ごしてくれたらいいから。」
と、翔そんは高揚した顔でチュとキスをした。
翔さん、違う違う。そうじゃなくって。
「お願い。返事、、少し待って。」
「俺は砂恵を連れて行きたい。
、、、俺じゃダメだって事?」
「だって、結婚だよ?
私、まだ二十歳になったばっかだよ。
やりたかった仕事を始めたばかりだよ。」
その後、お互いの主張のやり取りで気まずい雰囲気のまま帰って来た。
突然のプロポーズ!なんて憧れだったけど、実際には結構、迷惑なもんだな。
今、とても充実している。
恋愛も仕事も。
このまじゃダメなの?
このまま3年、日本で待つ事は選択にないの?
こんな時、お母さんがいたら相談出来るのに。
母は、私が高校生の時に失踪した。
失踪前にひどく落込みよく泣いていたのを覚えている。色んな所を探したけど、未だに見つからない。
写真の母は、何も答えてくれないなぁ。と指先でピンとこずく。
すると、写真縦が倒れ後ろに置いてあったイヌの置物が弾みで机から落ちた。
ガチャン
「あ~!割れちゃた!」
それは、父から「失踪中の母からだ。」と渡されたプレゼントだった。
「あれ?これ何?」
カケラに混じって黄色く変色した小さく折り畳まれた紙が入っていた。
そう言えば、置物と一緒に
「人生最大の相談があれば、これを割ってみて。」
って、変てこなメッセージが付いていたのを思い出した。
「何だろう?」
今、人生最大に悩んでいるし見ていいよね?
紙を開いてみる。
~~~~~
砂恵へ
ごめんね。側に居れなくって。
お母さんは常識外の場所にいます。
人生最大に悩んでいるなら会いに来る?
命の保証も出来ない所なので本当に必要かよーく考えてね。
くれぐれも絶対に持ち物を忘れないでね。
死んでしまうわよ。
追伸
必ずこっそり1人で来るのよ。
(くれぐれもお父さんを連れて来ないようにね。)
(持ち物)
懐中電灯、電池、4日分の飲物と日持ちする食べ物、寝袋、カッパ、防水のリュクサック
~~~~~
手紙の2枚目は「入口」の場所の地図、
3枚目は「出口」から町までの地図、
4枚目は、自宅がマークしてある地図だった。
「お母さん?!」
何とも変テコで奇妙な内容だった。
母は精神を病んでいて妄想の世界にいたのかもしれない。
だけど、、
2枚目の入口の地図は実際にある地名が載っていた。
ピロン ピロン ピロン
彼からLINEが入る。
「返事して」
「ねー」
「うんと言って」
「お願い!」
待ってと言ったのに1日しか待ってないじゃん!
妙にイラっとしてしまった。
ハァー
ベッドに寝転び2枚目の地図を見る。
ここからだと30分あれば行けそう。
ウーン
ピロン ピロン
また彼からだ。
だ、か、ら、待ってって言ってるじゃん!!
あぁ~、ムシャクシャする!
いいや。
決めた!
気分転換に地図の場所へ行って見よう!
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