23 / 29
第1章 17歳 〜思春期少年少女と狂気の社会人〜
第23話 熱病の悪夢
しおりを挟む
湯月とレズSEXを楽しんだゆかり。ただ、浴尿や飲尿プレイ、浣腸ごっこで肛門に入れて噴射させた飴玉を食べたりしたことによって、1週間後の月曜日。朝起きると、身体が猛烈に熱く、倦怠感に見舞われた。
「ん、んん…。何、身体が熱い…。」
身体を起こし、這う這うの体でトイレに行き、それから歯を磨く。体温を測ると38℃代の熱が出ていた。
「えっ?嘘やろ?」
「ゆかり、今日は休みなさい。」
学校に電話し、この日は病欠した。一応、食欲はあるので粥を食べる。2杯は食べ、昨日の残り物も平らげ、部屋に戻って眠りにつく。
発熱していることもあり、夢の中では、地獄草紙の世界にいた。死装束に身を包み、ふらふらとこの世とあの世の境目を彷徨う。親より先に命を落とした子どもが、自身の供養のために、石の塔を積む賽の河原を進むと、三途の川があった。
「あれ?花畑?」
川に入り、進んで行こうとすると、強面の厳つい老婆の鬼がいた。
「服をよこしな!!」
奪衣婆という三途の川にいる鬼で、亡者の衣服を剥ぎ取り、剥ぎ取った衣服は懸衣爺という老爺の鬼によって川の畔に立つ衣領樹という大樹に掛けられる。死装束を剥ぎ取られるゆかりだが、ふんどしだけは取られまいと抵抗する。
「放せ!!ふんどしだけは渡さないから!」
抵抗するゆかりだが、奪衣婆の力は強く、逆に持ち上げられてしまい、ふんどしを掴まれて尻に食い込んだ。
「あぁ!尻がぁ!」
「観念しな!」
ふんどしを剥ぎ取られ、ゆかりは全裸で閻魔大王の審判を受けることになった。
「淫らなことに走り、甘いものばかり貪り食らう。貴様は地獄へ落とそう。」
「は!?閻魔大王様、正気ですか?この私を地獄に!?」
有無を言わさず、ゆかりは地獄へ落とされた。
業火が燃え広がり、血と腐敗臭が漂う。この熱気と臭気に、ゆかりは吐き気を催す。
「うぅ…。オエェェェェ!!」
血の池に放り込まれ、熱く腐った血の中で苦しむ。次には、八大地獄の3番目の衆合地獄へ落とされる。針の山を歩かされ、ゆかりの身体は血だらけになる。
「痛い…。痛い…。」
鉄の重しで圧し潰され、圧死した所で目が覚めた。
「ハァハァ…。ハァハァ…。」
発熱で朦朧とし、地獄の悪夢を見たゆかり。水を飲んで落ち着くが、その後、猛烈な腹痛に見舞われた。
「うぅ…。」
ギュルギュルと痛む腹を押さえ、這う這うの身体で1階に下りる。トイレは和式で、ゆかりはふんどしを外し、寝間着の和服をめくりあげてしゃがみ込む。高熱と腹痛で苦しむゆかり。勢い良く下痢便が噴き出し、思わず前の壁によろける。和服はめくりあげているが、ほぼ四つんばいの状態で踏ん張り、尻を突き出した状態になる。冷や汗が噴き出し、気張ると再び下痢便が汚らしい音を立てて排出される。グルグルと鳴る腹、高熱で朦朧とする頭、ゆかりはむせ返りそうな熱と悪臭に耐え、体勢を維持する。
「ハァハァ…。やっと止まった。めっちゃ臭い…。」
トイレットペーパーをちぎり、尻に手を回して拭く。
「あぁ…。ネチャネチャする…。」
下痢便の噴射で、ヒリヒリと痛む肛門を慎重に拭き、丁寧に拭き取る。
「ハァハァ…。こんな腹痛が、あとどれくらい続くの?」
水を流し、ふらつきながら部屋に戻る。
店の昼休みに母親が来て、体温を測る。
(39.5℃)
「39.5℃?とろけそうな日に、炎天下でバットを持って走り出したん?」
1999年のセンチメンタル・バス「Sunny day Sunday」にちなんだボケをかます母親だが、ゆかりはその曲を知らないのと、発熱と腹痛でツッコむ余裕が無い。
「分からん…。」
念の為に発熱外来を予約して、店の閉店時に大阪市内の病院に行くことにした。昼食で、塩昆布を乗せた冷やし茶漬けをかきこみ、好物のあんぱん(生クリーム入り)をかじり、キュウリの浅漬けをポリポリつまむ。
「ふぅ…。正岡子規の『仰臥漫録』みたい。あの方、寝たきりで粥4杯とか、菓子パン10個も食いよるやん…。」
俳人 正岡子規(1867~1902)は、大食いの一面があり、結核にかかって、その後に脊椎カリエスで寝たきりになっても、病床で粥4杯や菓子パン10個も食べたほどである。発熱と下痢で脱水症状にならないように、スポーツ飲料を飲む。
「ハァハァ…。熱い…。水かけて冷やしてほしい。」
寝間着の和服の胸元をはだけさせ、下敷きで扇ぐ。水をかけられても、一瞬で蒸発しそうな程、身体が熱くなっている。
「平清盛も熱病で、水かけて冷やしてもらってたな。せやけど、一瞬でお湯になっとったな。」
再び眠りにつくゆかり。もう地獄草紙のような夢は見ないように祈る。
その日の夕方、発熱外来に行き、診断してもらうと、感染性胃腸炎と診断された。あのレズSEXが原因だと、ゆかりは猛省した。薬を受け取り、帰宅する。38℃以上の発熱と下痢をしているので、風呂には入れない。消化器系の病気なので、「仰臥漫録」のように粥や菓子パンを爆食いすることも出来ない。
「ハァハァ…。あんぱん食べられへん…。」
母が作ってくれた芋粥と、水分補給のためのスイカを食べ、薬を飲む。歯を磨き、布団に入って、眠りにつく。
「もう地獄の夢は、見ませんように。」
眠りについたゆかり。三途の川を経て、今度は餓鬼道をさまよっていた。餓鬼道とは、六道輪廻の一つで、ここに落ちた亡者を餓鬼と呼び、常に飢えと渇きに苦しむ。ゆかりは先ほどと同様、裸でさまよい、今度は猛烈な腹痛に見舞われていた。
「痛い…。」
「餓鬼草子」に出てくる「食糞餓鬼」のような光景が、目の前に広がる。ゆかりは田下駄を履き、杖を支えにしてしゃがんで用を足す。
「あぁ…。」
現実世界と同様、下痢で苦しむ。そこに頭髪が禿げ、手足が細く、腹が異様に大きな餓鬼が現れた。
「まさか、食糞餓鬼?ここは、餓鬼道?!」
「ん、んん…。何、身体が熱い…。」
身体を起こし、這う這うの体でトイレに行き、それから歯を磨く。体温を測ると38℃代の熱が出ていた。
「えっ?嘘やろ?」
「ゆかり、今日は休みなさい。」
学校に電話し、この日は病欠した。一応、食欲はあるので粥を食べる。2杯は食べ、昨日の残り物も平らげ、部屋に戻って眠りにつく。
発熱していることもあり、夢の中では、地獄草紙の世界にいた。死装束に身を包み、ふらふらとこの世とあの世の境目を彷徨う。親より先に命を落とした子どもが、自身の供養のために、石の塔を積む賽の河原を進むと、三途の川があった。
「あれ?花畑?」
川に入り、進んで行こうとすると、強面の厳つい老婆の鬼がいた。
「服をよこしな!!」
奪衣婆という三途の川にいる鬼で、亡者の衣服を剥ぎ取り、剥ぎ取った衣服は懸衣爺という老爺の鬼によって川の畔に立つ衣領樹という大樹に掛けられる。死装束を剥ぎ取られるゆかりだが、ふんどしだけは取られまいと抵抗する。
「放せ!!ふんどしだけは渡さないから!」
抵抗するゆかりだが、奪衣婆の力は強く、逆に持ち上げられてしまい、ふんどしを掴まれて尻に食い込んだ。
「あぁ!尻がぁ!」
「観念しな!」
ふんどしを剥ぎ取られ、ゆかりは全裸で閻魔大王の審判を受けることになった。
「淫らなことに走り、甘いものばかり貪り食らう。貴様は地獄へ落とそう。」
「は!?閻魔大王様、正気ですか?この私を地獄に!?」
有無を言わさず、ゆかりは地獄へ落とされた。
業火が燃え広がり、血と腐敗臭が漂う。この熱気と臭気に、ゆかりは吐き気を催す。
「うぅ…。オエェェェェ!!」
血の池に放り込まれ、熱く腐った血の中で苦しむ。次には、八大地獄の3番目の衆合地獄へ落とされる。針の山を歩かされ、ゆかりの身体は血だらけになる。
「痛い…。痛い…。」
鉄の重しで圧し潰され、圧死した所で目が覚めた。
「ハァハァ…。ハァハァ…。」
発熱で朦朧とし、地獄の悪夢を見たゆかり。水を飲んで落ち着くが、その後、猛烈な腹痛に見舞われた。
「うぅ…。」
ギュルギュルと痛む腹を押さえ、這う這うの身体で1階に下りる。トイレは和式で、ゆかりはふんどしを外し、寝間着の和服をめくりあげてしゃがみ込む。高熱と腹痛で苦しむゆかり。勢い良く下痢便が噴き出し、思わず前の壁によろける。和服はめくりあげているが、ほぼ四つんばいの状態で踏ん張り、尻を突き出した状態になる。冷や汗が噴き出し、気張ると再び下痢便が汚らしい音を立てて排出される。グルグルと鳴る腹、高熱で朦朧とする頭、ゆかりはむせ返りそうな熱と悪臭に耐え、体勢を維持する。
「ハァハァ…。やっと止まった。めっちゃ臭い…。」
トイレットペーパーをちぎり、尻に手を回して拭く。
「あぁ…。ネチャネチャする…。」
下痢便の噴射で、ヒリヒリと痛む肛門を慎重に拭き、丁寧に拭き取る。
「ハァハァ…。こんな腹痛が、あとどれくらい続くの?」
水を流し、ふらつきながら部屋に戻る。
店の昼休みに母親が来て、体温を測る。
(39.5℃)
「39.5℃?とろけそうな日に、炎天下でバットを持って走り出したん?」
1999年のセンチメンタル・バス「Sunny day Sunday」にちなんだボケをかます母親だが、ゆかりはその曲を知らないのと、発熱と腹痛でツッコむ余裕が無い。
「分からん…。」
念の為に発熱外来を予約して、店の閉店時に大阪市内の病院に行くことにした。昼食で、塩昆布を乗せた冷やし茶漬けをかきこみ、好物のあんぱん(生クリーム入り)をかじり、キュウリの浅漬けをポリポリつまむ。
「ふぅ…。正岡子規の『仰臥漫録』みたい。あの方、寝たきりで粥4杯とか、菓子パン10個も食いよるやん…。」
俳人 正岡子規(1867~1902)は、大食いの一面があり、結核にかかって、その後に脊椎カリエスで寝たきりになっても、病床で粥4杯や菓子パン10個も食べたほどである。発熱と下痢で脱水症状にならないように、スポーツ飲料を飲む。
「ハァハァ…。熱い…。水かけて冷やしてほしい。」
寝間着の和服の胸元をはだけさせ、下敷きで扇ぐ。水をかけられても、一瞬で蒸発しそうな程、身体が熱くなっている。
「平清盛も熱病で、水かけて冷やしてもらってたな。せやけど、一瞬でお湯になっとったな。」
再び眠りにつくゆかり。もう地獄草紙のような夢は見ないように祈る。
その日の夕方、発熱外来に行き、診断してもらうと、感染性胃腸炎と診断された。あのレズSEXが原因だと、ゆかりは猛省した。薬を受け取り、帰宅する。38℃以上の発熱と下痢をしているので、風呂には入れない。消化器系の病気なので、「仰臥漫録」のように粥や菓子パンを爆食いすることも出来ない。
「ハァハァ…。あんぱん食べられへん…。」
母が作ってくれた芋粥と、水分補給のためのスイカを食べ、薬を飲む。歯を磨き、布団に入って、眠りにつく。
「もう地獄の夢は、見ませんように。」
眠りについたゆかり。三途の川を経て、今度は餓鬼道をさまよっていた。餓鬼道とは、六道輪廻の一つで、ここに落ちた亡者を餓鬼と呼び、常に飢えと渇きに苦しむ。ゆかりは先ほどと同様、裸でさまよい、今度は猛烈な腹痛に見舞われていた。
「痛い…。」
「餓鬼草子」に出てくる「食糞餓鬼」のような光景が、目の前に広がる。ゆかりは田下駄を履き、杖を支えにしてしゃがんで用を足す。
「あぁ…。」
現実世界と同様、下痢で苦しむ。そこに頭髪が禿げ、手足が細く、腹が異様に大きな餓鬼が現れた。
「まさか、食糞餓鬼?ここは、餓鬼道?!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる