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第1章 17歳 〜思春期少年少女と狂気の社会人〜
第24話 餓鬼道 病地獄
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餓鬼道を描いた「餓鬼草子」の食糞餓鬼の場面を再現したであろう状況に、ゆかりは驚きを隠せない。目の前に餓鬼が現れたのだから。ゆかりは腹痛と下痢で立ち上がれず、杖を支えにして排便し続けていた。
「あぁ…。まさか、この餓鬼は私の糞を…。」
餓鬼はゆかりの下痢便を掴み、ガツガツと食べ始めた。ゆかりは餓鬼に慄きながら、中腰になって杖代わりの板で尻を拭く。
「木がチクチクして痛い…。昔の人は、これでお尻拭いてたんやな…。」
餓鬼にも種類があり、全く食べられない者・特定のものしか食べられない者・贅沢は出来るが満たされない者と分かれている。
1 無財餓鬼
食べることが全く出来ないもの。飲食しようとしても炎になるなど、常に貪欲に飢えている。
2 少財餓鬼
膿・血・糞などの不浄なものを飲食することが出来る。
3 多財餓鬼
人の残したものや人の施したものを食べることが出来るが、決して満たされない。
まだ腹痛が残るゆかり。餓鬼道を彷徨う中、食料を求める餓鬼がゆかりの後をつけてくる。夢の中でも胃腸炎による腹痛と発熱が続き、地獄の熱気と死臭にむせ返り、吐き気を催す。
「うぅっ!!オェェェェェェ!!!!!!」
跪いて嘔吐するゆかり。餓鬼が吐瀉物を貪ろうとする。他の餓鬼もゆかりに纏わりつき、豊満な乳房や尻を触り出す。
「触るな!!!バケモノ!!!」
立ち上がろうとするが発熱に苦しみ、仰向けに倒され、数体の餓鬼に噛まれ、身体を食い千切られ、内臓や骨ごと食べられる。
「あぁぁぁぉ!!!!!」
目覚めたゆかり。多量の汗をかき、夢と同様に吐き気に見舞われる。下の階へ降り、トイレへ駆け込んで吐いた。
「うぇぇぇぇぇ!!!!ゲホッ!!ゲホッ!!オゲェェェェェ!!!!!!!!!」
少し血が混じった吐瀉物。口をすすいで、トイレを流して布団に入る。地獄草紙と餓鬼草紙の悪夢を見ているようだ。六道輪廻の世界は、天界・人間・地獄・餓鬼・畜生・修羅とある。地獄は八大地獄と呼ばれ、等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・無間と8つある。それぞれの地獄に墜ちる罪は、殺人・窃盗・姦淫・不孝などがあるが、恐らく姦淫をしたからではないか、と考える。高熱と脱水で頭が朦朧としかけるゆかり。
(ハァハァ…。)
部屋の襖に、先程の地獄と餓鬼の様子が映し出される。地獄が映ったかと思いきや、今度は蓮の池が見える。
(芥川龍之介の『蜘蛛の糸』?)
極楽浄土のような美しい光景、四国のお遍路のような道、菩薩・如来などが見守る。もしかして自分は死期が近づいているのかと感じる。
(もう私は死ぬの?)
蓮の池から彼岸花が咲き乱れる墓地の光景。死装束を着てたおれている女性、それは紛れもなく、ゆかり自身であった。ここから活動写真の如く、光景は動き、倒れた女性は徐々に腐敗していき、虫や烏にたかられ、朽ち果てていき、最後は骨になって、それも風化して何も残らなくなった。
「私の九相図、何て恐ろしく、汚らわしく、美しいの…。」
朦朧とした頭と虚ろな目で、地獄の悪夢を見たゆかり。ここが地獄か、今いる世界が夢なのか、そもそもここが現世なのか、分からなくなっているうちにゆかりは布団に倒れこんだ。
翌朝、熱は下がり、腹痛も治まった。大事をとって休むことにした。悪夢を見た影響と発熱・嘔吐・下痢が続いたことによる脱水症状もあり、中々布団から起き上がれない。
「ハァハァ…。迎えに来るのは釈迦か閻魔か、地蔵様はどこにいる?」
母親が来て、身体を起こしてもらい、経口補水液を飲み、歯を磨いた。芋粥と白湯を一匙一匙味わい、ゆかりは現実世界に帰って来れたという実感がわいた。落ち着いた所で、母親が絞ったタオルと換えの寝巻とふんどしを持ってきた。
「汗かいてたし、風呂も入られへんかったやろ?」
「うん。」
「身体拭くさかい、脱がしたるから。」
ゆかりは汗でべたついた寝巻きとふんどしを脱がしてもらい、仰向けに寝転がる。お湯で濡らしたタオルで顔から順に乳房、脇、腕と拭いてもらう。
「あぁ…。」
「お腹下してたやろ?お尻も拭くからな。」
四つん這いになり、背中やお尻を拭いてもらう。蒸れて不快だった秘部や肛門部分を拭いてもらい、気持ち良くて声が出た。
「あぁ…。」
(気持ちいい…。)
全部拭いてもらったところで、新しい寝間着とふんどしに着替える。
「お母さん、ありがとう…。」
「どういたしまして。」
しばらく寝て回復したゆかりは、夕方にシャワーを浴びる。汗でべたついた髪を洗い、石鹸で入念に身体を洗う。
「ふぅ…。お尻も洗わんとな。」
悦に入るゆかり。寝間着に着替え、夕食をいただいた。翌日、ゆかりは学校に行き、湯月と再会した。
「ゆかり、大丈夫やった?」
「うん。」
「もしかしてさ、浣腸した飴玉を食べたんがアカンかったんちゃう?」
ゆかりは赤面した。
「多分…。肛門に入れたものは食べたらアカンかったんや…。あれは本来入れる器官やなくて、出す器官やから…。」
「またレズSEXしよな。」
ゆかりはニッコリ微笑んでうなずいた。
「うん!その時は、私のことをめちゃくちゃに抱いて🖤」
(あぁ、妄想しただけでもアソコが熱くなって、あん🖤。パンティがジワってしてきたぁ…。)
「あぁ…。まさか、この餓鬼は私の糞を…。」
餓鬼はゆかりの下痢便を掴み、ガツガツと食べ始めた。ゆかりは餓鬼に慄きながら、中腰になって杖代わりの板で尻を拭く。
「木がチクチクして痛い…。昔の人は、これでお尻拭いてたんやな…。」
餓鬼にも種類があり、全く食べられない者・特定のものしか食べられない者・贅沢は出来るが満たされない者と分かれている。
1 無財餓鬼
食べることが全く出来ないもの。飲食しようとしても炎になるなど、常に貪欲に飢えている。
2 少財餓鬼
膿・血・糞などの不浄なものを飲食することが出来る。
3 多財餓鬼
人の残したものや人の施したものを食べることが出来るが、決して満たされない。
まだ腹痛が残るゆかり。餓鬼道を彷徨う中、食料を求める餓鬼がゆかりの後をつけてくる。夢の中でも胃腸炎による腹痛と発熱が続き、地獄の熱気と死臭にむせ返り、吐き気を催す。
「うぅっ!!オェェェェェェ!!!!!!」
跪いて嘔吐するゆかり。餓鬼が吐瀉物を貪ろうとする。他の餓鬼もゆかりに纏わりつき、豊満な乳房や尻を触り出す。
「触るな!!!バケモノ!!!」
立ち上がろうとするが発熱に苦しみ、仰向けに倒され、数体の餓鬼に噛まれ、身体を食い千切られ、内臓や骨ごと食べられる。
「あぁぁぁぉ!!!!!」
目覚めたゆかり。多量の汗をかき、夢と同様に吐き気に見舞われる。下の階へ降り、トイレへ駆け込んで吐いた。
「うぇぇぇぇぇ!!!!ゲホッ!!ゲホッ!!オゲェェェェェ!!!!!!!!!」
少し血が混じった吐瀉物。口をすすいで、トイレを流して布団に入る。地獄草紙と餓鬼草紙の悪夢を見ているようだ。六道輪廻の世界は、天界・人間・地獄・餓鬼・畜生・修羅とある。地獄は八大地獄と呼ばれ、等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・無間と8つある。それぞれの地獄に墜ちる罪は、殺人・窃盗・姦淫・不孝などがあるが、恐らく姦淫をしたからではないか、と考える。高熱と脱水で頭が朦朧としかけるゆかり。
(ハァハァ…。)
部屋の襖に、先程の地獄と餓鬼の様子が映し出される。地獄が映ったかと思いきや、今度は蓮の池が見える。
(芥川龍之介の『蜘蛛の糸』?)
極楽浄土のような美しい光景、四国のお遍路のような道、菩薩・如来などが見守る。もしかして自分は死期が近づいているのかと感じる。
(もう私は死ぬの?)
蓮の池から彼岸花が咲き乱れる墓地の光景。死装束を着てたおれている女性、それは紛れもなく、ゆかり自身であった。ここから活動写真の如く、光景は動き、倒れた女性は徐々に腐敗していき、虫や烏にたかられ、朽ち果てていき、最後は骨になって、それも風化して何も残らなくなった。
「私の九相図、何て恐ろしく、汚らわしく、美しいの…。」
朦朧とした頭と虚ろな目で、地獄の悪夢を見たゆかり。ここが地獄か、今いる世界が夢なのか、そもそもここが現世なのか、分からなくなっているうちにゆかりは布団に倒れこんだ。
翌朝、熱は下がり、腹痛も治まった。大事をとって休むことにした。悪夢を見た影響と発熱・嘔吐・下痢が続いたことによる脱水症状もあり、中々布団から起き上がれない。
「ハァハァ…。迎えに来るのは釈迦か閻魔か、地蔵様はどこにいる?」
母親が来て、身体を起こしてもらい、経口補水液を飲み、歯を磨いた。芋粥と白湯を一匙一匙味わい、ゆかりは現実世界に帰って来れたという実感がわいた。落ち着いた所で、母親が絞ったタオルと換えの寝巻とふんどしを持ってきた。
「汗かいてたし、風呂も入られへんかったやろ?」
「うん。」
「身体拭くさかい、脱がしたるから。」
ゆかりは汗でべたついた寝巻きとふんどしを脱がしてもらい、仰向けに寝転がる。お湯で濡らしたタオルで顔から順に乳房、脇、腕と拭いてもらう。
「あぁ…。」
「お腹下してたやろ?お尻も拭くからな。」
四つん這いになり、背中やお尻を拭いてもらう。蒸れて不快だった秘部や肛門部分を拭いてもらい、気持ち良くて声が出た。
「あぁ…。」
(気持ちいい…。)
全部拭いてもらったところで、新しい寝間着とふんどしに着替える。
「お母さん、ありがとう…。」
「どういたしまして。」
しばらく寝て回復したゆかりは、夕方にシャワーを浴びる。汗でべたついた髪を洗い、石鹸で入念に身体を洗う。
「ふぅ…。お尻も洗わんとな。」
悦に入るゆかり。寝間着に着替え、夕食をいただいた。翌日、ゆかりは学校に行き、湯月と再会した。
「ゆかり、大丈夫やった?」
「うん。」
「もしかしてさ、浣腸した飴玉を食べたんがアカンかったんちゃう?」
ゆかりは赤面した。
「多分…。肛門に入れたものは食べたらアカンかったんや…。あれは本来入れる器官やなくて、出す器官やから…。」
「またレズSEXしよな。」
ゆかりはニッコリ微笑んでうなずいた。
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