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第1章 17歳 〜思春期少年少女と狂気の社会人〜
第16話 海物語
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部活に励むゆかり。文学を極めようと、自宅の小説を読み漁ったり、同級生と文学について語り合う。
「ゆかりは、漫画とか読む?」
「私は、漫画より小説の方やね。情景イメージ出来るし。」
小説好きなゆかりは、様々なジャンルの小説を読む。明治から昭和の文豪の作品で、好きなものはこれだ。
夏目漱石「坊っちゃん」「吾輩は猫である」
芥川龍之介「蜘蛛の糸」「羅生門」「地獄変」
森鴎外「舞姫」
太宰治「走れメロス」「人間失格」
夢野久作「少女地獄」「ドグラ・マグラ」
ボードレール「惡の華」
複雑怪奇な世界観にはまり込むゆかり、官能小説も読みたいが、18歳未満なので購入は出来ない。電子書籍でフランス書院の官能小説を読んでいる。
「私の思考実験のような文学を書いてみたい。それには、私自身の精神的な実験がいる。」
夏の昼下がり、入道雲が浮かぶ青空を見る。その目の奥には、何かが蠢く…。
一方、その頃、ゆかりの友人となった玲は秘書検定に合格。晴れて社長秘書になった。
「7月28日から、伊倉玲を社長秘書に命ずる。」
「今日から、よろしく頼むよ。玲君。」
「はい、社長!!」
社長秘書になれて喜ぶ玲。中之島の街中を歩いていると、ある1人の女性に会った。茶髪ショートでグレーのスカートスーツの女性。
「あ、玲さん!お久しぶりです!」
その女性が駆け寄ってくると、玲も反応する。
「あ、玲奈ちゃん!?久しぶりやな!」
立ち話も何だと言うことで、2人は大阪駅前ビルの居酒屋に行き、乾杯して料理をつまむ。
「玲奈ちゃん、今、探偵やってるん?」
「はい。神戸でやってますよ。」
夕方の大阪駅前ビルは多くの人で賑わっている。この茶髪ショートの女性は、音無玲奈と言う名前で、玲の前に社長秘書をしていた。1997年生まれの27歳で、関西大学卒のインテリ女子。神戸の探偵事務所に転職し、探偵として勤務。インテリな女性という実績と経歴とは裏腹に、一人称は自分の名前であるのと、社長秘書の副業として梅田の女性限定のSMクラブで女王様をしていた、というギャップがある。翌日も仕事ということで2人は、炭酸飲料(玲奈がコーラ、玲がジンジャーエール)を飲んでいる。
「探偵?金田一耕助みたいな感じの?」
「まぁ。謎解きもありますし、基本的には浮気やストーカーの調査とかですね。」
玲は好物のきゅうりの一本漬けを齧りながら、ジンジャーエールをグビグビ飲む。
「そうなんや。まぁ、楽しそうやな。」
「はい。玲さんは何かいい出会いとかあったんですか?」
「いい出会い、そうやね。ちょっとセクシーな感じの女子高生に会うたわ。」
ここで、ゆかりの話をする。玲奈も注文した料理を食べ進める。
「へぇ、笹川ゆかり。何かそそられます。調教してみたい…。」
「調教?玲奈ちゃん、女王様してたん?」
「はい。玲奈が女王様で、緊縛とか蝋責めとかしました。」
思わぬ告白に、玲はおでんの茹で卵を吐き出した。
「嘘やろ?ホンマに?」
「はい。せやから女子高生とHしたこともありますよ。ゆかりちゃんとLINEして、会える日を教えてください。一緒に行きましょう。」
「分かった。大胆やな、玲奈ちゃん。ええで。」
玲奈はゆかりに会いたがっている。どんな展開になるのやら。
8月になり、ゆかりは順調に夏休みの宿題を片付けていった。
「よし、数学は全部終わり。」
学校では、文学部の活動に精を出す。部活終わりの下校の道中、同じ文化部繋がりで柊に、デートに誘われる。
「ゆかりちゃん、来週の日曜日空いてる?」
「うん。空いてるで。」
「神戸行かへん?」
「神戸?遠足の時は三宮に行ったから、今回はどの辺に行くん?」
ひぐらしが鳴く中、しばらくの沈黙を経て、柊が口を開く。
「須磨に行こう。」
神戸市須磨区には、須磨海水浴場があり、夏には多くの観光客で賑わう。昨年6月には須磨水族館がリニューアルした神戸須磨シーワールドがオープン、連日大行列など繁盛している。
「須磨って、確か海水浴場があるやんね?もしかして、私と海に行きたいの?」
海と聞いて、柊はドキッとする。
「うん。ゆかりちゃんと一緒に泳ぎたいな、って思うてるから。いい?」
「うん。私も海に行きたい。」
こうして、8/3に須磨海水浴場に行くことにした。
その夜、ゆかりが部屋で宿題をしていると、玲からLINEが来た。ゆかりのLINEのトプ画は黒い浴衣をはだけさせ、右腕で胸元を隠している写真。玲は黒いチャイナドレスを着た写真であり、2人とも自撮りである。
LINE
2025年8月2日(土)
玲「ゆかりちゃん、明日はどこかへ行くの?」20:50 既読1
ゆかり「明日は、クラスメイトの男子と海に行くの。」20:53 既読1
玲「海?どの辺?」20:54 既読1
ゆかり「神戸の須磨海水浴場。」20:55 既読1
玲「須磨海水浴場か。私もついていくわ。ゆかりちゃんに紹介したい子がおるから。」20:56 既読1
ゆかり「分かりました。」20:57 既読1
ゆかりは水着などを用意して、22時には眠りに就いた。
8月3日、この日は快晴。朝食を済ませ、私服に着替える。青いTシャツに黒いミニスカート、下は勝負下着として黒いパンティ。8時に家を出て、地下鉄御堂筋線などを乗り継ぎ、大阪駅に到着。
「神戸線の特急網干行きやな。」
JR神戸線特急網干行きで須磨に向かう。途中の西宮駅で柊と合流。電車は三ノ宮・神戸・兵庫を出て、須磨に到着した。須磨駅の南側は須磨海水浴場が広がっており、夏の熱気と潮風で、胸がワクワクする。
「さて、行こうか。」
柊は、白いTシャツに黒い半パン、胸元にはサングラスがかかっている。階段を降り、海の家に荷物を預け、それぞれ更衣室で水着に着替える。女子更衣室に入るゆかり。服を脱ぎ、勝負下着も脱いで裸になる。豊満な身体を鏡で見る。
「フフ、どんなドラマが待ってるのかな。」
黒を基調とした競泳水着に着替える。両サイドには、黄色いライン。成長期の豊満な乳房と尻が強調され、尻の食い込みを直す。
「さて、楽しみ♥」
「ゆかりは、漫画とか読む?」
「私は、漫画より小説の方やね。情景イメージ出来るし。」
小説好きなゆかりは、様々なジャンルの小説を読む。明治から昭和の文豪の作品で、好きなものはこれだ。
夏目漱石「坊っちゃん」「吾輩は猫である」
芥川龍之介「蜘蛛の糸」「羅生門」「地獄変」
森鴎外「舞姫」
太宰治「走れメロス」「人間失格」
夢野久作「少女地獄」「ドグラ・マグラ」
ボードレール「惡の華」
複雑怪奇な世界観にはまり込むゆかり、官能小説も読みたいが、18歳未満なので購入は出来ない。電子書籍でフランス書院の官能小説を読んでいる。
「私の思考実験のような文学を書いてみたい。それには、私自身の精神的な実験がいる。」
夏の昼下がり、入道雲が浮かぶ青空を見る。その目の奥には、何かが蠢く…。
一方、その頃、ゆかりの友人となった玲は秘書検定に合格。晴れて社長秘書になった。
「7月28日から、伊倉玲を社長秘書に命ずる。」
「今日から、よろしく頼むよ。玲君。」
「はい、社長!!」
社長秘書になれて喜ぶ玲。中之島の街中を歩いていると、ある1人の女性に会った。茶髪ショートでグレーのスカートスーツの女性。
「あ、玲さん!お久しぶりです!」
その女性が駆け寄ってくると、玲も反応する。
「あ、玲奈ちゃん!?久しぶりやな!」
立ち話も何だと言うことで、2人は大阪駅前ビルの居酒屋に行き、乾杯して料理をつまむ。
「玲奈ちゃん、今、探偵やってるん?」
「はい。神戸でやってますよ。」
夕方の大阪駅前ビルは多くの人で賑わっている。この茶髪ショートの女性は、音無玲奈と言う名前で、玲の前に社長秘書をしていた。1997年生まれの27歳で、関西大学卒のインテリ女子。神戸の探偵事務所に転職し、探偵として勤務。インテリな女性という実績と経歴とは裏腹に、一人称は自分の名前であるのと、社長秘書の副業として梅田の女性限定のSMクラブで女王様をしていた、というギャップがある。翌日も仕事ということで2人は、炭酸飲料(玲奈がコーラ、玲がジンジャーエール)を飲んでいる。
「探偵?金田一耕助みたいな感じの?」
「まぁ。謎解きもありますし、基本的には浮気やストーカーの調査とかですね。」
玲は好物のきゅうりの一本漬けを齧りながら、ジンジャーエールをグビグビ飲む。
「そうなんや。まぁ、楽しそうやな。」
「はい。玲さんは何かいい出会いとかあったんですか?」
「いい出会い、そうやね。ちょっとセクシーな感じの女子高生に会うたわ。」
ここで、ゆかりの話をする。玲奈も注文した料理を食べ進める。
「へぇ、笹川ゆかり。何かそそられます。調教してみたい…。」
「調教?玲奈ちゃん、女王様してたん?」
「はい。玲奈が女王様で、緊縛とか蝋責めとかしました。」
思わぬ告白に、玲はおでんの茹で卵を吐き出した。
「嘘やろ?ホンマに?」
「はい。せやから女子高生とHしたこともありますよ。ゆかりちゃんとLINEして、会える日を教えてください。一緒に行きましょう。」
「分かった。大胆やな、玲奈ちゃん。ええで。」
玲奈はゆかりに会いたがっている。どんな展開になるのやら。
8月になり、ゆかりは順調に夏休みの宿題を片付けていった。
「よし、数学は全部終わり。」
学校では、文学部の活動に精を出す。部活終わりの下校の道中、同じ文化部繋がりで柊に、デートに誘われる。
「ゆかりちゃん、来週の日曜日空いてる?」
「うん。空いてるで。」
「神戸行かへん?」
「神戸?遠足の時は三宮に行ったから、今回はどの辺に行くん?」
ひぐらしが鳴く中、しばらくの沈黙を経て、柊が口を開く。
「須磨に行こう。」
神戸市須磨区には、須磨海水浴場があり、夏には多くの観光客で賑わう。昨年6月には須磨水族館がリニューアルした神戸須磨シーワールドがオープン、連日大行列など繁盛している。
「須磨って、確か海水浴場があるやんね?もしかして、私と海に行きたいの?」
海と聞いて、柊はドキッとする。
「うん。ゆかりちゃんと一緒に泳ぎたいな、って思うてるから。いい?」
「うん。私も海に行きたい。」
こうして、8/3に須磨海水浴場に行くことにした。
その夜、ゆかりが部屋で宿題をしていると、玲からLINEが来た。ゆかりのLINEのトプ画は黒い浴衣をはだけさせ、右腕で胸元を隠している写真。玲は黒いチャイナドレスを着た写真であり、2人とも自撮りである。
LINE
2025年8月2日(土)
玲「ゆかりちゃん、明日はどこかへ行くの?」20:50 既読1
ゆかり「明日は、クラスメイトの男子と海に行くの。」20:53 既読1
玲「海?どの辺?」20:54 既読1
ゆかり「神戸の須磨海水浴場。」20:55 既読1
玲「須磨海水浴場か。私もついていくわ。ゆかりちゃんに紹介したい子がおるから。」20:56 既読1
ゆかり「分かりました。」20:57 既読1
ゆかりは水着などを用意して、22時には眠りに就いた。
8月3日、この日は快晴。朝食を済ませ、私服に着替える。青いTシャツに黒いミニスカート、下は勝負下着として黒いパンティ。8時に家を出て、地下鉄御堂筋線などを乗り継ぎ、大阪駅に到着。
「神戸線の特急網干行きやな。」
JR神戸線特急網干行きで須磨に向かう。途中の西宮駅で柊と合流。電車は三ノ宮・神戸・兵庫を出て、須磨に到着した。須磨駅の南側は須磨海水浴場が広がっており、夏の熱気と潮風で、胸がワクワクする。
「さて、行こうか。」
柊は、白いTシャツに黒い半パン、胸元にはサングラスがかかっている。階段を降り、海の家に荷物を預け、それぞれ更衣室で水着に着替える。女子更衣室に入るゆかり。服を脱ぎ、勝負下着も脱いで裸になる。豊満な身体を鏡で見る。
「フフ、どんなドラマが待ってるのかな。」
黒を基調とした競泳水着に着替える。両サイドには、黄色いライン。成長期の豊満な乳房と尻が強調され、尻の食い込みを直す。
「さて、楽しみ♥」
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