116 / 135
三年生
116 オリビア様の進む道 ※オリビア視点
しおりを挟む大変お待たせいたしました。
三年生編は他登場人物視点で物語りが進みます。
苦手な方は申し訳ありません。
お楽しみ頂けると嬉しいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まったくもう!」
わたくしは怒りを抑えられず、思わず声を出してしまった。
「オリビア、落ち着きなさい」
わたくしと同じブルーグレーの瞳が嗜めるように見た。
「でも、お兄様。今日の放課後は魔道具クラブの先輩に新作を見せて頂く予定でしたのに、あの馬鹿が学園に盗聴の魔道具を仕掛けたせいで見れなかったんですのよ」
わたくしの教室や食堂のお気に入りの席の近くに、いつの間にか仕掛けられていた盗聴の魔道具のせいで、午後の授業やクラブ活動がまるごと中止になってしまった。
迎えの馬車が来るまでアマーリエ様達と中庭の東家で少しお話しは出来たけど、それくらいじゃこの苛立ちは収まらない。
まあ、アマーリエ様がシェリルお姉様にやり込められていたのは面白かったけど。
「あの馬鹿が犯人だと決まったわけではないですよ」
向かい合わせで馬車に乗るお兄様は、わたくしを屋敷に送ったら、また学園に戻ることになっている。
今回の盗聴事件の調査に協力するそうだ。
「あの馬鹿以外にいませんわ。盗聴の魔道具なんて高価なものを何個も警備の厳しい学園に仕掛けることが出来るなんて」
あの馬鹿とは、メネティス王国第二王子アーサーのことだ。
いつの頃からか我が家では、家族はもちろん使用人までアーサーのことをあの馬鹿と呼ぶようになっている。
わたくしとアーサーは婚約者だった。
わたくしが六歳の時、ひとつ歳上の幼馴染であるアーサーから、将来結婚して欲しいとプロポーズされたのだ。
正直、嬉しかった。
アーサーは王宮に集まる子供達の中で一番年齢が近くて一緒にいることが多かったし、いつもわたくしに優しかったから。
仲の良い大好きな幼馴染にプロポーズされて、わたくしは思わず、うん、と答えてしまった。
幼い二人のおままごとのような結婚の約束は、すぐに国王陛下の耳に入った。
話しを聞いた国王陛下は、アーサーとわたくしを婚約させた。
当時、アマーリエ様の降嫁を機に、長らく中央議会から遠ざかっていたシュトレ公爵家を引き上げる話しが持ち上がっていた。
反対する貴族達を納得させる為、ハイベルグ公爵家の娘であるわたくしと第二王子のアーサーを結婚させて、勢力のバランスを計ることにしたのだ。
当時のわたくしに政治のことは分からなかったけど、公爵家の娘として国を安定させる為の婚姻は義務でもある。
知らされた時も特に不満はなかった。
寧ろ、わたくしは幸運だと思っていた。
公爵家の娘として、会ったこともない男性に嫁ぐのではなく、幼馴染で大好きなアーサーに嫁げるのだから。
でも、王子妃教育が始まってからわたくしの世界は大きく変わってしまった。
わたくしにつけられた教育係達はシュトレ強硬派の手の者で、わたくしをアーサーの婚約者から引き摺り下ろそうとしていたのだ。
難し過ぎた勉強の内容も、厳し過ぎた淑女教育も、出来ないのはわたくしの努力が足りないからだと責められる日々。
辛かったけど、必死になって努力した。
アーサーと結婚する為、何より公爵家の娘としての立場が、途中で投げ出すことを許さなかった。
そのうち、そんな私に痺れを切らしたのか、精神魔法に対する抵抗力を付けるという名目で洗脳が始まった。
自分に自信がなくなって、叱られてばかりの勉強や淑女教育が、それまで以上に重く苦しいものとしてわたくしにのしかかってきた。
父や兄、公爵家の使用人や周りにいる人達のことを信じる気持ちも封じられ、辛い気持ちを誰かに相談することも出来なくなってしまった。
さらに、婚約者であるアーサーとの関係も変わってしまった。
アーサーはわたくしに冷たくなって、前は毎日のように会っていたのに滅多に顔を見ることもなくなり、たまに目にする時はほかの令嬢と一緒だった。
婚約者であるアーサーに冷遇されるようになったわたくしは、同年代の令嬢やその取り巻きに、王子妃に相応しくないと嫌がらせを受けるようになった。
後で知ったことだけど、この頃アーサーは自身の教育係から、婚約者に甘い顔をしてはいけないと誘導されていたそうだ。
でもそんなことを知らないわたくしは、それまでいつも優しくて、大好きだったアーサーの冷たい態度に傷付いた。
毎日苦しくて堪らなかった。
アーサーの婚約者であることに喜びを感じなくなったわたくしが、それでも耐えていられたのは、公爵家の娘として義務を果たさなくてはという責任感があったからだった。
「オリビア、魔族の血が濃い王族の愛情は深くて強い。あの馬鹿の行動は悪い方へ向かっています。執着軽減の首輪も、あの見た目から王族につけさせるわけにはいかないと反対意見が強い」
お兄様が心配そうにわたくしを見てそう言った。
「あれが取り返しのつかないことをする前に、他国に留学する話しをもう一度考えてみませんか?」
「お兄様…」
シュトレ強硬派の悪意でわたくしが心を壊し、婚約が解消になったら、アーサーがおかしくなった。
わたくしの肖像画を何百枚と書かせて部屋中に貼ったり、我が家に忍び込んでわたくしの私物を持って行ったり、盗聴の魔道具を仕掛けたり、
夜中にふと目が覚めたら、アーサーが眠るわたくしに覆い被さってあの紅い目でじっとりと見ていたことがあって、心臓が止まるかと思うくらい驚いた。
これには流石にお父様とお兄様がお怒りになって、王家に抗議文を送り、ついでにアーサーの部屋に張り巡らされていたわたくしの肖像画を没収した。
まぁ、その後も懲りずに毎年肖像画を描かせているようだけど。
この時、アーサーのわたくしへの執着を心配したお父様から、他国への留学の話しをされたのだ。
でもわたくしはその頃、留学するよりも修道院に入りたいと考えていたから、話しは流れてしまっていた。
「お兄様。この夏マクウェン領にも護衛に扮して付いて来ていたのはご存知でしょう?他国に逃げても追いかけてくるに決まっていますわ」
「……そうですね」
お兄様は小さく溜息を吐いた。
アーサーがわたくしを心から想っているのは確かだろう。
執着は深すぎる愛情から来るものなのだから。
あの当時、まだ子供だったわたくし達に、大人達の悪意は分からなかった。
アーサーがわたくしに冷たくしたのも、わたくしが心を壊したのも、当時のわたくし達にはどうにも出来なかったと思う。
でも……
アーサーが悪いわけではないと頭では分かっているけど、アーサーを見るとどうしても、苦しかったあの頃を思い出してしてしまう。
執着を発症するほどわたくしのことが好きだったのなら、どうしてあの時守ってくれなかったのかと、助けてくれなかったのかと、怒鳴り散らしたくなってしまうのだ。
「それに、魔道具を学ぶならメネティス王立魔法学園が一番ですわ。魔道具の第一人者であるオーガスト先生もいらっしゃいますし、そもそもの魔法研究自体、メネティス王国に並ぶ国はほかにありませんもの」
「オリビア…」
お兄様の眉間に少しだけ皺が寄る。
そしてスゥッと馬車の中の空気が冷たくなった。
「そうですね。いざとなったらあの馬鹿を密かに……」
「お兄様、それは口に出してはいけませんわ」
「ああ、失礼」
たとえ兄妹ふたりきりの馬車の中でも、王族に対する不穏な発言は控えたほうがいい。
お兄様はわたくしが王子妃教育の中で洗脳されていたことは知らない。
王宮の王子妃教育で、悪意を持って洗脳がおこなわれたことは国家の機密事項だ。
当初は国王陛下と王妃様、宰相であるお父様と魔術師団長のカルロス様しか知らなかったくらい秘密裏に処理されたのだ。
わたくしが魔法学園へ入学することが決まった際に、何かあった時の相談役としてレオナルド殿下とディアナ様には知らされたけど、それでもおいそれと話していいことではない。
家族にすら言えない秘密を抱えるのは、思っていた以上に辛いことだった。
でも……
お兄様は洗脳のことを知らなくても、こんなにアーサーに対して憤り、わたくしを心配してくれている。
わたくしの心の痛みが少しでも軽くなるようにと、シェリルお姉様に癒しの魔術をかけて欲しいとお願いするほどに。
「ふふっ」
思わず笑ってしまった。
「オリビア?」
お兄様が突然笑ったわたくしを不思議そうに見ている。
「こうして、学園に通えていること自体が奇跡のようだと思ったのですわ。お兄様、わたくし負けません。どんな妨害があろうとわたくし自身の夢を叶えてみせますわ」
課せられた責任も果たせず、何の役に立つことも出来ないお荷物になってしまったと自分を責めていた時、まるで一筋の光がさすようにわたくしの前に現れたシェリルお姉様。
女性の身でありながら魔術師団入りを目指し、新しい魔法の研究をしているというシェリルお姉様のお話しは、わたくしの価値観を根本から覆えすものだった。
わたくしの価値は公爵家の娘であることで、その立場を持って婚姻し家同士を繋ぎ子を生むことだと思っていた。
でも、大好きな魔道具を作って、虐げられている女性達や人々の役に立つことが出来たら、わたくし自身が価値のある人間になれるのではないか。
そう気付いて、目から鱗が落ちた。
生まれついた立場ではなく、わたくし自身が価値のある人になる。
その可能性に身震いした。
わたくしはまだ十三歳。
アーサーとの婚約で人生のドン底を味わったと思っていたけど、よく考えたらこれから先の人生のほうがずっと長い。
だったら……
わたくしは、わたくしの為にも、わたくし自身が人々の役に立つと認めさせよう。
公爵家の娘という立場がなくても、わたくし自身に価値があるのだと証明してみせよう。
その為の努力は惜しまない。
そしてわたくしの進む道を邪魔するものは許さない。
「お兄様、アーサー第二王子殿下と面会の手続きをしてくださいませ」
20
あなたにおすすめの小説
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。
婚約破棄された公爵令嬢は冤罪で地下牢へ、前世の記憶を思い出したので、スキル引きこもりを使って王子たちに復讐します!
山田 バルス
ファンタジー
王宮大広間は春の祝宴で黄金色に輝き、各地の貴族たちの笑い声と音楽で満ちていた。しかしその中心で、空気を切り裂くように響いたのは、第1王子アルベルトの声だった。
「ローゼ・フォン・エルンスト! おまえとの婚約は、今日をもって破棄する!」
周囲の視線が一斉にローゼに注がれ、彼女は凍りついた。「……は?」唇からもれる言葉は震え、理解できないまま広間のざわめきが広がっていく。幼い頃から王子の隣で育ち、未来の王妃として教育を受けてきたローゼ――その誇り高き公爵令嬢が、今まさに公開の場で突き放されたのだ。
アルベルトは勝ち誇る笑みを浮かべ、隣に立つ淡いピンク髪の少女ミーアを差し置き、「おれはこの天使を選ぶ」と宣言した。ミーアは目を潤ませ、か細い声で応じる。取り巻きの貴族たちも次々にローゼの罪を指摘し、アーサーやマッスルといった証人が証言を加えることで、非難の声は広間を震わせた。
ローゼは必死に抗う。「わたしは何もしていない……」だが、王子の視線と群衆の圧力の前に言葉は届かない。アルベルトは公然と彼女を罪人扱いし、地下牢への収監を命じる。近衛兵に両腕を拘束され、引きずられるローゼ。広間には王子を讃える喝采と、哀れむ視線だけが残った。
その孤立無援の絶望の中で、ローゼの胸にかすかな光がともる。それは前世の記憶――ブラック企業で心身をすり減らし、引きこもりとなった過去の記憶だった。地下牢という絶望的な空間が、彼女の心に小さな希望を芽生えさせる。
そして――スキル《引きこもり》が発動する兆しを見せた。絶望の牢獄は、ローゼにとって新たな力を得る場となる。《マイルーム》が呼び出され、誰にも侵入されない自分だけの聖域が生まれる。泣き崩れる心に、未来への決意が灯る。ここから、ローゼの再起と逆転の物語が始まるのだった。
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
精霊の森に捨てられた少女が、精霊さんと一緒に人の街へ帰ってきた
アイイロモンペ
ファンタジー
2020.9.6.完結いたしました。
2020.9.28. 追補を入れました。
2021.4. 2. 追補を追加しました。
人が精霊と袂を分かった世界。
魔力なしの忌子として瘴気の森に捨てられた幼子は、精霊が好む姿かたちをしていた。
幼子は、ターニャという名を精霊から貰い、精霊の森で精霊に愛されて育った。
ある日、ターニャは人間ある以上は、人間の世界を知るべきだと、育ての親である大精霊に言われる。
人の世の常識を知らないターニャの行動は、周囲の人々を困惑させる。
そして、魔力の強い者が人々を支配すると言う世界で、ターニャは既存の価値観を意識せずにぶち壊していく。
オーソドックスなファンタジーを心がけようと思います。読んでいただけたら嬉しいです。
【完結】 悪役令嬢が死ぬまでにしたい10のこと
淡麗 マナ
恋愛
2022/04/07 小説ホットランキング女性向け1位に入ることができました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。
第3回 一二三書房WEB小説大賞の最終選考作品です。(5,668作品のなかで45作品)
※コメント欄でネタバレしています。私のミスです。ネタバレしたくない方は読み終わったあとにコメントをご覧ください。
原因不明の病により、余命3ヶ月と診断された公爵令嬢のフェイト・アシュフォード。
よりによって今日は、王太子殿下とフェイトの婚約が発表されるパーティの日。
王太子殿下のことを考えれば、わたくしは身を引いたほうが良い。
どうやって婚約をお断りしようかと考えていると、王太子殿下の横には容姿端麗の女性が。逆に婚約破棄されて傷心するフェイト。
家に帰り、一冊の本をとりだす。それはフェイトが敬愛する、悪役令嬢とよばれた公爵令嬢ヴァイオレットが活躍する物語。そのなかに、【死ぬまでにしたい10のこと】を決める描写があり、フェイトはそれを真似してリストを作り、生きる指針とする。
1.余命のことは絶対にだれにも知られないこと。
2.悪役令嬢ヴァイオレットになりきる。あえて人から嫌われることで、自分が死んだ時の悲しみを減らす。(これは実行できなくて、後で変更することになる)
3.必ず病気の原因を突き止め、治療法を見つけだし、他の人が病気にならないようにする。
4.ノブレス・オブリージュ 公爵令嬢としての責務をいつもどおり果たす。
5.お父様と弟の問題を解決する。
それと、目に入れても痛くない、白蛇のイタムの新しい飼い主を探さねばなりませんし、恋……というものもしてみたいし、矛盾していますけれど、友達も欲しい。etc.
リストに従い、持ち前の執務能力、するどい観察眼を持って、人々の問題や悩みを解決していくフェイト。
ただし、悪役令嬢の振りをして、人から嫌われることは上手くいかない。逆に好かれてしまう! では、リストを変更しよう。わたくしの身代わりを立て、遠くに嫁いでもらうのはどうでしょう?
たとえ失敗しても10のリストを修正し、最善を尽くすフェイト。
これはフェイトが、余命3ヶ月で10のしたいことを実行する物語。皆を自らの死によって悲しませない為に足掻き、運命に立ち向かう、逆転劇。
【注意点】
恋愛要素は弱め。
設定はかなりゆるめに作っています。
1人か、2人、苛立つキャラクターが出てくると思いますが、爽快なざまぁはありません。
2章以降だいぶ殺伐として、不穏な感じになりますので、合わないと思ったら辞めることをお勧めします。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる