【完結】王女様の暇つぶしに私を巻き込まないでください

むとうみつき

文字の大きさ
123 / 135
三年生

123 アマーリエ王女の進む道 ※アマーリエ視点

しおりを挟む

「ああ!惜しい!」

「アマーリエ様…」

わたくしは冷たい風が頬を撫でる中、すでに葉の落ちた木立の間から初々しすぎるカップルを見守っていた。

「あと少しで肩を抱けたのに~!」

視線の先には噴水前のベンチに座る、黒い髪の青年と金色の髪の少女。

青年の手がソロソロと肩に回されようとしたところで少女が顔を上げ青年に話しかけてしまい、そのせいで手が引っ込んでしまったのだ。


「アマーリエ様…」

何度目かの呼びかけに振り向くと、侍女達が生温い目でわたくしを見ていた。

「あ…そろそろお父様のお手伝いの時間かしら。行かなくちゃね」

わたくしは後ろ髪を引かれつつその場を離れた。


学園は冬休みに入り、あと数日で年越しの星祭りを迎える。
星祭りの日は王宮で大規模な夜会が開かれ、魔術師団による魔法花火が打ち上げられる。

お父様のお手伝いをしているわたくしも、夜会の準備で目が回るくらい忙しい。


「今日こそ口付けするんじゃないかと思っていたのに…」

そんな忙しいわたくしの密かな楽しみは、幼馴染のウィルフレッドと親友シェリルの進展具合の観察だ。

前は見てるこっちがイライラするくらい動かなかったウィルが、婚約してから積極的に頑張っているのは知っていたけど、最近特にシェリルに猛攻をかけていて、ハラハラドキドキが止まらない。

時々ウギャァーッと悲鳴を上げて逃げるシェリルと、それを泣きそうな顔で追いかけるウィルの攻防は王宮の名物になりつつある。



「アマーリエはまたウィル達の覗きをしていたのか?人のことを心配する暇があるならライリーに手紙のひとつでも送ってやれ」

お父様の執務室に入ったらレオナルドお兄様もいて、呆れた顔でそう言われた。

「の、覗いてなんていませんわ。観察です。人聞きの悪いことをおっしゃらないでくださいませ!」

「ただの覗きだろう」

お兄様がヒドイ。

「それで、どうだった?今日の進捗は」

そんなこと言って、お兄様だって気になっているんじゃないの。

「…まだ口付けには至っていませんわ」

「ウィルは何をやってるんだ。私直々に指導してやったのに」

「ええー」

今度は私が呆れた顔でお兄様を見た。

「ええーとは何だ」

「お兄様のご指導で、シェリルとウィルが上手く行くとは思えませんわ」


お兄様は基本が強引過ぎる。

昔お渡ししたツンデレ取り扱い説明書に多少強引でもいいとは書いたけど、今やすっかりディアナ様の虜になったお兄様は溺愛が過ぎて、多少じゃなくてただの強引セクハラ男になっている。

そんなお兄様にレクチャーを受けても内気なウィルに出来るとは思えないし、シェリルも全力で逃げてしまうだろう。

あ、だからシェリルは逃げていたのね。
納得だわ~。


「ライリーがいなくて寂しいのか?アマーリエ」

小さな拗ねるような声が聞こえた。

声のした方を見ると、大きな執務机の向こうに座ったお父様が、悲しげな目でわたくしを見ている。

お父様は最近何かというとライリーの名前を持ち出してメソメソしている。



わたくしの婚約者ライリーは、冬休みに入ってすぐに、いまだスタンピードの影響が色濃く残るアストロス辺境伯領に行ってしまった。

領内にある迷宮の様子がおかしいらしい。

婚約して初めての星祭りなのにー!と叫びながら、騎士団長である実父に引き摺られて行くライリーは可哀想だった。
そして、ロマンチックな星祭りイベントを期待していたわたくしも可哀想だと思う。



「アマーリエは私よりもライリーのことが好きなのか?」

ジメジメと言うお父様を見て溜息を吐く。

どうしよう。
お父様が面倒臭い。

「お父様を好きな気持ちとライリーを好きな気持ちは違いますわ。それより、星祭りの夜会の最終確認をしませんと」

「そうだ、アマーリエ。決定がギリギリになってしまったが、執着軽減の魔道具とアーサーの件を合わせて布告することになった。時間の調整を頼む」

「はあ?!」

お兄様がさらりと言った言葉に、思わず淑女らしからぬ反応をしてしまった。

「アマーリエには再度リドベル夫人に来てもらったほうがいいかな」

「それには及びませんわ!お兄様!」

すでに夜会のタイムスケジュールはガッチリギチギチに組まれているのに今更何言ってるの!という心の叫びをグッと飲み込む。

「アーサーの件もということは、決まりましたのね」

「ああ」

お兄様とお父様の視線が交差するのが見えた。


オリビアに対して執着を発症したアーサーは、本当なら北の離宮に幽閉される予定だったけど、ウィルが開発した新しい執着軽減の魔道具の被験者として王都にいることを許されたようだ。

ただ、執着ゆえの暴走で魔術師の塔から盗聴の魔道具を盗み、公共の場である魔法学園にその魔道具を設置した罪で王族籍を抜かれることになる。

今後はライリーの実父でもある騎士団長トリスタン伯爵家に引き取られ、これ以上問題を起こさなければいち騎士として生きて行くのだ。


お父様が溜息混じりに言った。

「執着軽減の魔道具の開発は、メネティス全国民の望みだった。いつ自分自身や身近な者が発症してもおかしくない血の病いだからな。アーサーのことよりそちらの方に皆の意識が行くだろう」

するとわたくしの後ろで仕事をしていた文官が顔を上げた。

「アーサー殿下の処分について、身をもって執着軽減の魔道具の被験者となるのに、さらに王族籍の剥奪は処分が厳し過ぎるとの声が上がっています」


アーサーの罪とされた魔道具の盗難や設置は、執着ゆえの暴走。
国民全体の病いである執着による暴走は、わりと同情的に見られることが多い。
明日は我が身だからだ。

アーサーのことも、犯してしまった罪は罪として裁かなくてはならないことは理解していても、その罰の意外な重さに衝撃を受けたものが少なくないとは聞いている。


その文官に向けて、お父様の隣りで書類を捌いていた宰相が静かな声で言った。

「アーサー殿下の希望なのだ」

「………」

室内が静まり返る。

文官数人の恨めしそうな目線が、オリビアの父である宰相に絡んだ。

王宮に勤める者達は知っている。
アーサーがオリビアに執着していたことも、アーサーがオリビアにしてしまったことも。

みんながみんなではないけれど、それでもアーサーの想いが叶うことを願っていた者は多い。
アーサーが自分自身で決めたこととはいえ、居た堪れないのだろう。


しんみりしてしまった執務室の空気を変えるべく、わたくしは勇気を持って発言した文官に向き直った。

「星祭りの夜会は、アーサーが王族として立つ最後の舞台ですわ。アーサーが心置きなく皆様にご挨拶出来るように、時間を捻り出しますわよ!」




「はあ~疲れた~」

「アマーリエ様、寝てしまう前にお風呂に入られてください」

「うう~ん」

自室に戻るなりソファーに転がってしまったわたくしを、侍女達が無理矢理起こしてお風呂場に連れて行く。

この前ちょっとだけ~と言ってソファーでガン寝してしまったことを根に持っているんだと思う。


これまで王妃様やお母様のお茶会の手伝いをしたことはあったけど、本格的な夜会の手伝いは始めてだ。

しかもお父様側のお手伝いもしているので、当日お祭りになる王都の警備や魔術師団の魔法花火の確認のような、今までとは勝手の違う仕事も多くて大変だ。

でも、とてもやりがいがある。

ライリーが養子入りしたアストロス辺境伯領を含め魔の森に隣接した領地では、領主が魔物の討伐に行っている間、領地の管理はその妻の役割になる。

領地を、領民を守る為、残された騎士や魔術師を従え時には自ら剣を取り戦うこともあるという。

これまであまり関わりの無かった騎士団や魔術師団とのやり取りは、辺境伯夫人となるわたくしに必要な勉強のひとつだ。


「体術ならそこそこ出来るけど剣術はまだまだだわ。あとは魔法だけど、攻撃魔法や光魔法の精度を上げればきっと役に立つわよね」

薬草の香りがする湯船に浸かりながらそう言うと、侍女のひとりが眉を顰めた。

「剣の訓練をする時は、皮の手袋をなさってくださいと申し上げましたのに。また豆が潰れておりますわ」

「あれ、邪魔なのよ」

お湯から手を出して見ると、右手の豆が潰れて皮がピロピロしていた。
体を見ると小さな擦り傷がたくさんついている。

こんなに傷だらけでお風呂に入っても滲みないのは、侍女達が入れてくれる特製薬草湯のお陰だ。
傷の治りも早いらしい。

「陛下の執務のお手伝いが落ち着くまでは訓練を休まれたらいかがですか?」

「お父様の執務が落ち着くのを待ってたら訓練なんて出来ないわ。ライリーとの婚姻まであと二年半しかないのよ。それまでにフローラ・リーバイ男爵夫人を超えてみせるんだから!」

そう、目指すはマチルダの義母、フローラ・リーバイ男爵夫人。
自ら冒険者を率いて魔物を討伐する、メネティス最強の女性だ!

「アマーリエ様、リーバイ男爵夫人は騎士団の方々に化け物と呼ばれていらっしゃいますわ。私共はアマーリエ様を化け物にしたくはございません」

「ええ~そんなぁ」

侍女達の理解は得られないようだ。

「まぁとにかく、今はわたくしに出来ることをひとつずつこなしていくしかないわ。お父様のお手伝いも、剣や魔法の訓練も、ライリーの為になることならわたくし何でも頑張るわ」

わたくしがそう言うと、侍女達が優しく微笑んだ。

「あとはシェリルとウィルをもう少し何とかしたいわね!」

わたくしがそう言うと、侍女達が遠い目になった。






一方その頃、アストロス領のライリーは……


「くっそー!だから手伝えってー!」

「ほれ、ライリー殿。上から魔物が来てるぞ」

「うおおおおー!!!」

ガガンッ

「右からも来てるぞ~」

「おおおおお!!!」

ズシャンッ

「早く終わらせてアマーリエに会いたいーーー!!!」

ドゴォンッ

「まだまだ元気じゃのう」

「若いっていいなあ」



辺境の老練な騎士達に翻弄されながら、迷宮を攻略していた。
しおりを挟む
感想 123

あなたにおすすめの小説

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。

八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。 パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。 攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。 ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。 一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。 これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。 ※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。 ※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。 ※表紙はAIイラストを使用。

婚約破棄された公爵令嬢は冤罪で地下牢へ、前世の記憶を思い出したので、スキル引きこもりを使って王子たちに復讐します!

山田 バルス
ファンタジー
王宮大広間は春の祝宴で黄金色に輝き、各地の貴族たちの笑い声と音楽で満ちていた。しかしその中心で、空気を切り裂くように響いたのは、第1王子アルベルトの声だった。 「ローゼ・フォン・エルンスト! おまえとの婚約は、今日をもって破棄する!」 周囲の視線が一斉にローゼに注がれ、彼女は凍りついた。「……は?」唇からもれる言葉は震え、理解できないまま広間のざわめきが広がっていく。幼い頃から王子の隣で育ち、未来の王妃として教育を受けてきたローゼ――その誇り高き公爵令嬢が、今まさに公開の場で突き放されたのだ。 アルベルトは勝ち誇る笑みを浮かべ、隣に立つ淡いピンク髪の少女ミーアを差し置き、「おれはこの天使を選ぶ」と宣言した。ミーアは目を潤ませ、か細い声で応じる。取り巻きの貴族たちも次々にローゼの罪を指摘し、アーサーやマッスルといった証人が証言を加えることで、非難の声は広間を震わせた。 ローゼは必死に抗う。「わたしは何もしていない……」だが、王子の視線と群衆の圧力の前に言葉は届かない。アルベルトは公然と彼女を罪人扱いし、地下牢への収監を命じる。近衛兵に両腕を拘束され、引きずられるローゼ。広間には王子を讃える喝采と、哀れむ視線だけが残った。 その孤立無援の絶望の中で、ローゼの胸にかすかな光がともる。それは前世の記憶――ブラック企業で心身をすり減らし、引きこもりとなった過去の記憶だった。地下牢という絶望的な空間が、彼女の心に小さな希望を芽生えさせる。 そして――スキル《引きこもり》が発動する兆しを見せた。絶望の牢獄は、ローゼにとって新たな力を得る場となる。《マイルーム》が呼び出され、誰にも侵入されない自分だけの聖域が生まれる。泣き崩れる心に、未来への決意が灯る。ここから、ローゼの再起と逆転の物語が始まるのだった。

【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした

ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。 彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。 そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。 しかし、公爵にもディアにも秘密があった。 その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。 ※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています ※表紙画像はAIで作成したものです

精霊の森に捨てられた少女が、精霊さんと一緒に人の街へ帰ってきた

アイイロモンペ
ファンタジー
 2020.9.6.完結いたしました。  2020.9.28. 追補を入れました。  2021.4. 2. 追補を追加しました。  人が精霊と袂を分かった世界。  魔力なしの忌子として瘴気の森に捨てられた幼子は、精霊が好む姿かたちをしていた。  幼子は、ターニャという名を精霊から貰い、精霊の森で精霊に愛されて育った。  ある日、ターニャは人間ある以上は、人間の世界を知るべきだと、育ての親である大精霊に言われる。  人の世の常識を知らないターニャの行動は、周囲の人々を困惑させる。  そして、魔力の強い者が人々を支配すると言う世界で、ターニャは既存の価値観を意識せずにぶち壊していく。  オーソドックスなファンタジーを心がけようと思います。読んでいただけたら嬉しいです。

【完結】 悪役令嬢が死ぬまでにしたい10のこと

淡麗 マナ
恋愛
2022/04/07 小説ホットランキング女性向け1位に入ることができました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。 第3回 一二三書房WEB小説大賞の最終選考作品です。(5,668作品のなかで45作品) ※コメント欄でネタバレしています。私のミスです。ネタバレしたくない方は読み終わったあとにコメントをご覧ください。 原因不明の病により、余命3ヶ月と診断された公爵令嬢のフェイト・アシュフォード。 よりによって今日は、王太子殿下とフェイトの婚約が発表されるパーティの日。 王太子殿下のことを考えれば、わたくしは身を引いたほうが良い。 どうやって婚約をお断りしようかと考えていると、王太子殿下の横には容姿端麗の女性が。逆に婚約破棄されて傷心するフェイト。 家に帰り、一冊の本をとりだす。それはフェイトが敬愛する、悪役令嬢とよばれた公爵令嬢ヴァイオレットが活躍する物語。そのなかに、【死ぬまでにしたい10のこと】を決める描写があり、フェイトはそれを真似してリストを作り、生きる指針とする。 1.余命のことは絶対にだれにも知られないこと。 2.悪役令嬢ヴァイオレットになりきる。あえて人から嫌われることで、自分が死んだ時の悲しみを減らす。(これは実行できなくて、後で変更することになる) 3.必ず病気の原因を突き止め、治療法を見つけだし、他の人が病気にならないようにする。 4.ノブレス・オブリージュ 公爵令嬢としての責務をいつもどおり果たす。 5.お父様と弟の問題を解決する。 それと、目に入れても痛くない、白蛇のイタムの新しい飼い主を探さねばなりませんし、恋……というものもしてみたいし、矛盾していますけれど、友達も欲しい。etc. リストに従い、持ち前の執務能力、するどい観察眼を持って、人々の問題や悩みを解決していくフェイト。 ただし、悪役令嬢の振りをして、人から嫌われることは上手くいかない。逆に好かれてしまう! では、リストを変更しよう。わたくしの身代わりを立て、遠くに嫁いでもらうのはどうでしょう? たとえ失敗しても10のリストを修正し、最善を尽くすフェイト。 これはフェイトが、余命3ヶ月で10のしたいことを実行する物語。皆を自らの死によって悲しませない為に足掻き、運命に立ち向かう、逆転劇。 【注意点】 恋愛要素は弱め。 設定はかなりゆるめに作っています。 1人か、2人、苛立つキャラクターが出てくると思いますが、爽快なざまぁはありません。 2章以降だいぶ殺伐として、不穏な感じになりますので、合わないと思ったら辞めることをお勧めします。

ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします

未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢 十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう 好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ 傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する 今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる

雨野
恋愛
 難病に罹り、15歳で人生を終えた私。  だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?  でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!  ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?  1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。  ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!  主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!  愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。  予告なく痛々しい、残酷な描写あり。  サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。  小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。  こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。  本編完結。番外編を順次公開していきます。  最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

処理中です...