エセエッセイ

めんどくさがらないこと

電動自転車を持っているのだが、先日、操作するスイッチ部分が故障してしまい、スイッチを取り替えることになった。

その金額約13800円。

高い。

もう少しお金を出せば普通の自転車を買える金額である。

壊れた原因には心当たりがある。

ずばり、雨ざらしにしていたことである。

100均で自転車カバーを買っており、普段はそれを着けていた。

ただ、数日前に風のせいで外れていたのを知っていたのだが、身体が疲れていたこともあり、そのままほっておいてしまった。

そしてそのまま雨も降り内心「あー」と思いながら過ごした。

いざ電動自転車を使うとなった時も普通に使えた。

しかし、帰る際に電源ボタンを押してもウンともスンとも言わない。

バッテリーを抜き差ししても変わらない。

あぁ、壊れたのだとその時思った。

普段ケチな自分が招いた結果である。

自転車カバーが100均で売ってるならそれで良いじゃん。

そう思って使っていたのだが、よくそのカバーのヒモがほどけたりズレて外れていたりというのはよくあった。

この100均の自転車カバーに関しては「安物」ならではの品質であった。

わかっていながら「まぁ少し不便だけど、安いし、使えてるし良いか」と思っていたら、かえって高くついてしまったという良い例である。

まさに「安物買いの銭失い」である。

安くても良い品質の物は世の中にはたくさんあり、自分は100均が大好きだ。

だからこそ買う時、使う時には目利きをしっかり行い、今回みたいな本末転倒みたいなことにはならないようにしていきたい。

本質を見極めることが大事だということを改めて学ぶための勉強代だった、という風に思いたい。
(手痛い出費！！)