エセエッセイ

華金

「華金」、それはこの世の人類が好きな言葉の1つ。

また「花金」とも書く。

同じ言葉、同じ意味でも読み方や漢字が違う言葉は意外とある。

例えば「重複」。

みんなはどう読んだだろうか。

自分は昔からこれを「ちょうふく」と読んでいる。

しかし結構周りでは「じゅうふく」と読んでいるのを聞く。

初めて「じゅうふく」と聞いた時は違和感があり、読み方が違うことをコソッと教えようかと思ったけれども、同じく周りはそれで意味が通じているのであえて荒波を立てる必要はないかとも思い、そのままスルーをした。

それから年月が経ち、今はどちらの読みも正しいということになっている。

このように言葉は時代と共に変わっていくのだということを肌で感じることができた。

文字通り、1つの時代に立ち会えたのだと思う。

些細なことかもしれないけれど、今回のようなちょっとした変化というのは気付いている、いないに関わらず起こっているのだろう。

言葉にしても経済にしてもテクノロジーにしても、時代に取り残されないように必死に喰らいついていきたいものである。

それこそ、テクノロジーの進歩で気軽に手に入れることができるようになった情報を日々取り入れて、使う、使わないは別にして「流行り言葉」を理解できるようにしておこう。