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武人祭
喧騒の終わり
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☆★☆★
「というわけで、付き合うことに……なりました。みんなにも言っておこうと思いまして……」
武人祭、剣魔祭の閉会式が無事に終わって集まったところで、カイトがリナとの交際宣言をしてきた。
カイトが王族相手に少しやり過ぎたということで若干騒ぎにもなりかけたけれども、そもそも
二人それぞれの親もいる状態で報告も兼ねる形となる。
カイトの両親は嬉しそうにはしゃぎ、リナの母親は「あらあらまぁまぁ!」と楽観的に、父親だけが複雑そうな表情をしていた。
カイトの試合は見ていないから完全に黒髪黒目になったカイトの姿の変化などが気になるが、ほとんどの奴が気にしてないようだしその話しは後回しでいいだろう。
「その子がそうなの?可愛いわね~♪」
「さっき一緒に優勝した子でしょ?カッコイイじゃない!ね、あなた?」
「ふぅむ……しかしリナの年齢で恋愛はまだ早いんじゃ……」
カイトたちを蚊帳の外にして二人の親が盛り上がる。それを他所に俺たちは俺たちで会話を始めた。
「ま、今更感はあるがな」
「うっ……」
「二人とも遠慮しつつもラブな雰囲気が凄かったもんな。チユキがたまに頬膨らませてたくらいだったし」
「ぐっ……」
「今回の優勝もラブパワー?」
「ぬぅ……」
俺、メア、ミーナからそれぞれ言われる度に恥ずかしさで沈んでいくカイト。否定できないから言われっぱなしだな。
「うーん、青春だなぁ……」
「俺たちもまだ青春できる年齢だろう。むしろその真っ最中じゃないか?」
「あ、アヤトの素肌……鍛えられた筋肉……!」
ミランダとガーランドも子供を見守る保護者のような雰囲気を出して会話する。アリスが俺の破けてしまった方の腕を見て鼻息を荒くしていて目が怖い……
「……にしても見事にアニメみたいな破け方したな。ホワタァでもした?」
「俺は何も継承してないぞ。教わったのは別のもんだ」
「その気になったら全身破けそうですよね……」
「やろうと思えばやれる……が、やらんぞ?服がもったいないし」
ユウキやランカともたわいもない会話をしたり、試合が終わってからはゆったりとした時間を過ごしていた。
祭り自体の時間もまだ余裕があったので、それぞれ楽しむことにしようということになり再び解散する。
リリスなど親がいるやつはそいつらと行動を共にし、それ以外のメンバーと俺は露店を回った。
「うーん……やっぱ武器とか見てても良いと思うのはねぇなー……」
「性能はしょうがない。こういうのは?猫の手……にゃー」
「……武器?」
ミーナが持っていたおもちゃみたいな猫の手っぽい棒を見たメアが怪訝な顔をしていたのを見て、少し離れたところから俺たちは微笑ましく見ていた。
ほぼ女が占める大所帯のはずなのだが、回る店の大半が食べ物と武器防具ばかりで女っぽさの欠片もない。まぁ、下着だのヒラヒラの服だのを見回るより気楽でよかったんだけど。
「えっと……私たちも奢ってもらっちゃってよかったんですか?」
ランカと一緒にいた友達の一人、ヒューリーが戸惑った様子で俺に問いかけてきた。その手には屋台で俺が買ってやったから揚げに似た食べ物を持ている。
「いいよ、俺たちだけ食ってるのも悪いしな。親も来てないんだろ?他にも食いたいもんがあったら遠慮無く言ってくれていいぞ」
「それでは我はアレを所望しよう!」
もう一人のフルトが目を爛々と輝かせて屋台の一つを指差す。
ヒューリーとフルトは彼女たちの性格から親と勘当に近い状態にされていて、最低限の学費と食費だけ送られるだけで会ってないらしい。今日もこの場に来ていないとのこと。
そんな親代わりというわけでもないが、こんな時くらい好きなものを食わせてやりたいと思ってしまう。ちなみに彼女らもランカの我が儘で俺が送ることになっている。
「ヒューリーたちは言い触らすような相手がいないからいいじゃないですか!」と言われて承諾したのだ。
本人たちは何のことかわかってないから首を傾げていたが、見たら絶対驚くだろうなと少しだけ楽しみだったりする。
「なんかアヤト先輩ってあれですよね……まるでパパみたいです!」
するとヒューリーから屈託の無い笑みを向けてそう言われてしまい、俺はその場で膝を突く。
パパ……?父……?俺が……?
前にルウとウルから言われたことがあったが、とうとう中等部の女の子から言われてしまった。俺、そこまで老けてないよな……?
「なぁ、ノワール……」
「はい?」
「俺って老けてるか?」
「人間の感性はわかりかねます」
「……そか」
多分、ヒューリーが言ったのは性格的な意味だとは思うけど、それでも落ち込みそうになる。
……けどまぁ、最近はそれくらい別にいっか、なんて思えるようになってきた。言われ慣れたのかねぇ……?
「ちなみに私はアレが食べたいです!あっ、あとアレも!」
フルトに続いてランカも屋台を指差してはしゃぐ。
……いや、やっぱ原因は俺じゃなく周囲にあると思う。そう思うことにしよう。
俺が悩んでいたのが表情に出ていたのか、ヒューリーが心配した顔で俺を見上げてくる。
「どうかしましたか?」
まさか何気無い自分の発言が困らせているとは思わないだろうな。
「いや、なんでも。いいだろう、今日はお前らの父親代わりだ。十分甘えるがいい!」
もはやヤケクソだった。
ランカたちみたいな言い回しをすると、ヒューリーが口を開けてポカンと開けてしていた。その後に彼女はクスリと笑う。
うん、恥ずかしいな!
「それじゃあ、私がママだな!私にも甘えてくれていいぞ!」
するとずっと俺の横にいたアリスがそんなことを言い出す。
「え?えっと……」
「アヤトが父なら私は母になりたい!肩書に遠慮せず、思いっ切り甘えてくれて構わない!」
「は、はぁ……?」
願望を臆せず口にするアリスに困惑するヒューリー。話がこんがらがるから無理矢理入ってこないでほしい……って、元々こんがらがるような難しい話なんてしてないか。
その後もそんな感じに俺は保護者のような立ち位置でメアたちの面倒を見ながら店を回り、祭りを満喫した。
「あーあ、満足満足!」
日が傾いてきたところで帰宅することとなり、メアが満面の笑みで食べ過ぎで膨れた腹を軽く擦る。
普通なら試合が終わったところでコノハ学園が行く時と同様に送ってもらうのだが、親に送ってもらえる奴などは別行動ができるとのことで、空間移動のできる俺たちも
「よく食ったもんな、お前……花より団子が似合うよ、本当に」
「妊婦みたい」
「幸せだぜ……」
まるで宿った我が子を可愛がるように腹を撫でるメア。
実際満腹で幸せなんだろうけど、他の人が聞いたら勘違いされそうなセリフだ。そうじゃなくとも……
「おーおー、まだ学生相手に孕ませるとは鬼畜だなぁ、アヤトは?」
「しかも年下とか……ロリコンだし」
ユウキとあーしさんがニタニタとしながら便乗してからかってくる。鬱陶しい……
「ま、私のような幼児体型に手を出す男ですからね。いつかやらかすとは思ってましたよ」
「「えっ……?」」
するとランカが屋台の食い物を口に入れてもごもごしながら悪質な冗談を言い、場の空気が一瞬で固まる。
「手を出し……え?」
「おま……本当に?」
「待てって。これ、お前らが始めた悪ふざけだろうに。ここでマジになるんじゃあない!」
割と本気で信じかけていたユウキたちにツッコミを入れた。こういうノリはいつものことだが、たまに心臓に悪い冗談が出るから勘弁してほしい。
……というか、背後でヒューリーが笑顔で包丁っぽい刃物をソッと手にしてるんだけど。めっちゃ怖いんだけど、そんなにこやかにしながら威圧してこないでくれないかな……
「そろそろ帰るぞ。寮の門限には帰ってヒューリーたちを送り届けないとな」
日も傾いてきた辺りでそう提案する。
「すいません、私たちがいたから……」
「気にするなよ、どちらにしろ修業しようかと思ってたから、この時間には帰るつもりだったしな」
「「えぇっ!?」」
俺の言葉にメアたちが不満の声を漏らした。
「前みたいに今日は修業無しでいいじゃんか?」
「そうですよ、今日はなんか疲れたから明日からにしたいんですけど……」
「武人祭終わった途端にだらけたくなったか?……ま、軽く準備運動だけでもいいがな。あまり好きな女と公にイチャイチャできるからって気を抜くなよ。あとメア、お前は何もしてないからな?」
不満を漏らしたメアとカイトにそう言うと、カイトとセットでいじられたリナが赤くなって俯く。
「ちょっ、師匠……!」
カイトも赤くした顔で戸惑う。その表情が妙に女っぽくてリリスとメルトが引いていた。
「うわ……普通、殿方は恋を知ると男らしくなると聞きましたが、これはむしろ……」
「本当に女々しいわね、あんたは?そんなんでリナを守れるの?」
「そ、それとこれとは別だろ!?」
言い返そうとするが、ノクトみたいな少女っぽさを見せるカイトはその後もみんなからからかわれる。試合でいくらかの成長を見せたようだが、根本はやっぱり変わらないらしい。
そんないつも調子で会話をしながら帰路に就いた。
「というわけで、付き合うことに……なりました。みんなにも言っておこうと思いまして……」
武人祭、剣魔祭の閉会式が無事に終わって集まったところで、カイトがリナとの交際宣言をしてきた。
カイトが王族相手に少しやり過ぎたということで若干騒ぎにもなりかけたけれども、そもそも
二人それぞれの親もいる状態で報告も兼ねる形となる。
カイトの両親は嬉しそうにはしゃぎ、リナの母親は「あらあらまぁまぁ!」と楽観的に、父親だけが複雑そうな表情をしていた。
カイトの試合は見ていないから完全に黒髪黒目になったカイトの姿の変化などが気になるが、ほとんどの奴が気にしてないようだしその話しは後回しでいいだろう。
「その子がそうなの?可愛いわね~♪」
「さっき一緒に優勝した子でしょ?カッコイイじゃない!ね、あなた?」
「ふぅむ……しかしリナの年齢で恋愛はまだ早いんじゃ……」
カイトたちを蚊帳の外にして二人の親が盛り上がる。それを他所に俺たちは俺たちで会話を始めた。
「ま、今更感はあるがな」
「うっ……」
「二人とも遠慮しつつもラブな雰囲気が凄かったもんな。チユキがたまに頬膨らませてたくらいだったし」
「ぐっ……」
「今回の優勝もラブパワー?」
「ぬぅ……」
俺、メア、ミーナからそれぞれ言われる度に恥ずかしさで沈んでいくカイト。否定できないから言われっぱなしだな。
「うーん、青春だなぁ……」
「俺たちもまだ青春できる年齢だろう。むしろその真っ最中じゃないか?」
「あ、アヤトの素肌……鍛えられた筋肉……!」
ミランダとガーランドも子供を見守る保護者のような雰囲気を出して会話する。アリスが俺の破けてしまった方の腕を見て鼻息を荒くしていて目が怖い……
「……にしても見事にアニメみたいな破け方したな。ホワタァでもした?」
「俺は何も継承してないぞ。教わったのは別のもんだ」
「その気になったら全身破けそうですよね……」
「やろうと思えばやれる……が、やらんぞ?服がもったいないし」
ユウキやランカともたわいもない会話をしたり、試合が終わってからはゆったりとした時間を過ごしていた。
祭り自体の時間もまだ余裕があったので、それぞれ楽しむことにしようということになり再び解散する。
リリスなど親がいるやつはそいつらと行動を共にし、それ以外のメンバーと俺は露店を回った。
「うーん……やっぱ武器とか見てても良いと思うのはねぇなー……」
「性能はしょうがない。こういうのは?猫の手……にゃー」
「……武器?」
ミーナが持っていたおもちゃみたいな猫の手っぽい棒を見たメアが怪訝な顔をしていたのを見て、少し離れたところから俺たちは微笑ましく見ていた。
ほぼ女が占める大所帯のはずなのだが、回る店の大半が食べ物と武器防具ばかりで女っぽさの欠片もない。まぁ、下着だのヒラヒラの服だのを見回るより気楽でよかったんだけど。
「えっと……私たちも奢ってもらっちゃってよかったんですか?」
ランカと一緒にいた友達の一人、ヒューリーが戸惑った様子で俺に問いかけてきた。その手には屋台で俺が買ってやったから揚げに似た食べ物を持ている。
「いいよ、俺たちだけ食ってるのも悪いしな。親も来てないんだろ?他にも食いたいもんがあったら遠慮無く言ってくれていいぞ」
「それでは我はアレを所望しよう!」
もう一人のフルトが目を爛々と輝かせて屋台の一つを指差す。
ヒューリーとフルトは彼女たちの性格から親と勘当に近い状態にされていて、最低限の学費と食費だけ送られるだけで会ってないらしい。今日もこの場に来ていないとのこと。
そんな親代わりというわけでもないが、こんな時くらい好きなものを食わせてやりたいと思ってしまう。ちなみに彼女らもランカの我が儘で俺が送ることになっている。
「ヒューリーたちは言い触らすような相手がいないからいいじゃないですか!」と言われて承諾したのだ。
本人たちは何のことかわかってないから首を傾げていたが、見たら絶対驚くだろうなと少しだけ楽しみだったりする。
「なんかアヤト先輩ってあれですよね……まるでパパみたいです!」
するとヒューリーから屈託の無い笑みを向けてそう言われてしまい、俺はその場で膝を突く。
パパ……?父……?俺が……?
前にルウとウルから言われたことがあったが、とうとう中等部の女の子から言われてしまった。俺、そこまで老けてないよな……?
「なぁ、ノワール……」
「はい?」
「俺って老けてるか?」
「人間の感性はわかりかねます」
「……そか」
多分、ヒューリーが言ったのは性格的な意味だとは思うけど、それでも落ち込みそうになる。
……けどまぁ、最近はそれくらい別にいっか、なんて思えるようになってきた。言われ慣れたのかねぇ……?
「ちなみに私はアレが食べたいです!あっ、あとアレも!」
フルトに続いてランカも屋台を指差してはしゃぐ。
……いや、やっぱ原因は俺じゃなく周囲にあると思う。そう思うことにしよう。
俺が悩んでいたのが表情に出ていたのか、ヒューリーが心配した顔で俺を見上げてくる。
「どうかしましたか?」
まさか何気無い自分の発言が困らせているとは思わないだろうな。
「いや、なんでも。いいだろう、今日はお前らの父親代わりだ。十分甘えるがいい!」
もはやヤケクソだった。
ランカたちみたいな言い回しをすると、ヒューリーが口を開けてポカンと開けてしていた。その後に彼女はクスリと笑う。
うん、恥ずかしいな!
「それじゃあ、私がママだな!私にも甘えてくれていいぞ!」
するとずっと俺の横にいたアリスがそんなことを言い出す。
「え?えっと……」
「アヤトが父なら私は母になりたい!肩書に遠慮せず、思いっ切り甘えてくれて構わない!」
「は、はぁ……?」
願望を臆せず口にするアリスに困惑するヒューリー。話がこんがらがるから無理矢理入ってこないでほしい……って、元々こんがらがるような難しい話なんてしてないか。
その後もそんな感じに俺は保護者のような立ち位置でメアたちの面倒を見ながら店を回り、祭りを満喫した。
「あーあ、満足満足!」
日が傾いてきたところで帰宅することとなり、メアが満面の笑みで食べ過ぎで膨れた腹を軽く擦る。
普通なら試合が終わったところでコノハ学園が行く時と同様に送ってもらうのだが、親に送ってもらえる奴などは別行動ができるとのことで、空間移動のできる俺たちも
「よく食ったもんな、お前……花より団子が似合うよ、本当に」
「妊婦みたい」
「幸せだぜ……」
まるで宿った我が子を可愛がるように腹を撫でるメア。
実際満腹で幸せなんだろうけど、他の人が聞いたら勘違いされそうなセリフだ。そうじゃなくとも……
「おーおー、まだ学生相手に孕ませるとは鬼畜だなぁ、アヤトは?」
「しかも年下とか……ロリコンだし」
ユウキとあーしさんがニタニタとしながら便乗してからかってくる。鬱陶しい……
「ま、私のような幼児体型に手を出す男ですからね。いつかやらかすとは思ってましたよ」
「「えっ……?」」
するとランカが屋台の食い物を口に入れてもごもごしながら悪質な冗談を言い、場の空気が一瞬で固まる。
「手を出し……え?」
「おま……本当に?」
「待てって。これ、お前らが始めた悪ふざけだろうに。ここでマジになるんじゃあない!」
割と本気で信じかけていたユウキたちにツッコミを入れた。こういうノリはいつものことだが、たまに心臓に悪い冗談が出るから勘弁してほしい。
……というか、背後でヒューリーが笑顔で包丁っぽい刃物をソッと手にしてるんだけど。めっちゃ怖いんだけど、そんなにこやかにしながら威圧してこないでくれないかな……
「そろそろ帰るぞ。寮の門限には帰ってヒューリーたちを送り届けないとな」
日も傾いてきた辺りでそう提案する。
「すいません、私たちがいたから……」
「気にするなよ、どちらにしろ修業しようかと思ってたから、この時間には帰るつもりだったしな」
「「えぇっ!?」」
俺の言葉にメアたちが不満の声を漏らした。
「前みたいに今日は修業無しでいいじゃんか?」
「そうですよ、今日はなんか疲れたから明日からにしたいんですけど……」
「武人祭終わった途端にだらけたくなったか?……ま、軽く準備運動だけでもいいがな。あまり好きな女と公にイチャイチャできるからって気を抜くなよ。あとメア、お前は何もしてないからな?」
不満を漏らしたメアとカイトにそう言うと、カイトとセットでいじられたリナが赤くなって俯く。
「ちょっ、師匠……!」
カイトも赤くした顔で戸惑う。その表情が妙に女っぽくてリリスとメルトが引いていた。
「うわ……普通、殿方は恋を知ると男らしくなると聞きましたが、これはむしろ……」
「本当に女々しいわね、あんたは?そんなんでリナを守れるの?」
「そ、それとこれとは別だろ!?」
言い返そうとするが、ノクトみたいな少女っぽさを見せるカイトはその後もみんなからからかわれる。試合でいくらかの成長を見せたようだが、根本はやっぱり変わらないらしい。
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