よこはま物語 壱½ Ⅰ、ヒメたちとのエピソード

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雅子編1

第15話R3 雅子、11月

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明彦が大学二年、小森雅子が大学三年、仲里美姫が浪人生の頃。京都に戻ってきた雅子…そして、二年が経ち、雅子は再び東京に。

🔴よこはま物語 弐、ヒメたちのエピソード
 ヒメと明彦4、芳芳・良子編以降を参照。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/913345710/245940913

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 十一月二十六日。うち、京都に帰ってきた。東京に出てから、年に二回は里帰りしてた。それは、「京都に来る、でも、東京に戻る」であって、「京都に帰ってきた、もう東京には帰らへん」いうんは初めてや。うちには東京に帰る理由がなくなったんや。大事な人も失った。

 早速、うち、実家から婚家にご挨拶に伺った。婚家は桂川と宇治川に挟まれた伏見デルタいう地にある。近鉄京都線で、桃山御陵前駅でおりた。駅から大手筋通りを西にトボトボ歩く。暫く歩くと、右手に坂本龍馬の避難した材木小屋跡なんていう碑文あった。遠いなぁ思た。東高瀬川の橋渡る。第二京阪道路の手前を左に曲がった。

 婚家は、商家と住宅街が混在する一角にあった。そこでは酒作ってるわけやない。黒塀に囲われて、ヒノキの引き戸の玄関の軒先に杉玉吊り下げられてた。枯れた茶色になってた。

 ここや、この家が、うちの終の住まいになるやろ家や。

 東京から帰ってきた十一月末。まさに酒の仕込みが始まる時期や。婚家の酒蔵では、六人の杜氏さんが能登からやってきて酒造り担ってて、シーズン中は婚家が彼らの生活の場となる。

 うち唸った。こりゃあ、花嫁修業とか言うてられへんやん?義母は末期ガンで入院してて、その世話もある。着替え病院に持ってかなあかん。杜氏さんたちのお世話、仕込みの手配もあるんや。婚家の手が足りへん。

 うち、亭主になるタケルと義父に言うた。「この仕込みの時期に、齋藤家の女将さんがおらんとあかんです。結納して、婚約、結婚式、入籍なんて順追ってられへんやろ?そんなもん、酒の仕込み終わる来年にしましょ。タケル、うちで良ければ明日にでも入籍して。うちが拙いながら、齋藤家の女将やらさせていただきます」って強引に宣言した。

 タケルも義父も義母も、うちのパパとママもお披露目やとかグズグズ言うてるけど、うちを東京から連れ帰ったんはあなた方やろ?やるからには徹底してうちやります!って押し切った。

 翌日、入籍。うち、小森雅子から齋藤雅子になったんや。最低限のご近所と取引先に挨拶に行った。事情が事情やさかいみんな納得してくれた。入籍したその日に、うちタケルの部屋に移った。女将さんとしてオーソライズされるためには、入籍もさりながら、跡取りに抱かれなしょうがないやろ?

 杜氏さんたちも目を丸くしてた。突然、二十一才の小娘が入籍して、入院してる女将さんの代わりに、「不束者ですが、今日から齋藤家の嫁となりました雅子です。義母に成り代わり、今日から女将務めさせていただきます。よろしくお願いいたします」なんて一方的に宣言して、女将さん業始めたんやさかい。

 何もかにも手探りやった。今まで義妹手伝ってくれてる近所の奥さんにお聞きしながらお手伝いするしかなかった。

 杜氏さんたちの三食の用意、生活の世話するのは、齋藤家の女の担当。それを今まで女将さんの義母と高校生の義妹がやってた。義母が入院してるさかい、義妹一人やけど、それも無理。近所の奥さんに頼んでるけど、これも齋藤家の女将さんと女がやらなあかん仕事や。つまるとこ、うちと義妹なんや。

 杜氏さん達の食事の世話、彼らの洗濯物、部屋の掃除、頼まれたもんの買い物、女人禁制の酒蔵以外の部屋の掃除。

 日本酒はおおよそ十一月から四月までの冬の間にお酒づくりする。これを寒造りって呼ぶ。酵母や麹といった微生物扱うさかい、気温低く雑菌が繁殖しづらい冬の間に集中して作る必要あるさかいや。

 とりわけ、掃除は大事や。麹菌の繁殖に雑菌の混入は致命的。毎日、あらゆる場所掃き拭き磨く。掃除機なんかつかえへん。ホコリ撒き散らすだけやもん。

 昭和五十二年の酒蔵には、まだまだ女人禁制の風習残ってた。紺ののれんの向こうの酒蔵には女は立ち入ってはいけへんかった。

 江戸時代に幕府の命令で、それまで必要に応じて年中造ってた酒造りは、冬の間に限定された。日本海側の積雪地帯なんかでは、冬の間の仕事ない働き盛りの男たちがようけおった。彼らが冬の間の仕事求めて、酒蔵で働くようになったんや。こうして、酒造り請け負う杜氏・蔵人制度が始まる。

 一つの蔵で酒造るのに必要な人数は五、六人から二十数名まで。その蔵の規模によってちゃう。酒蔵で働く男たちは蔵人いうて、それを統括する長を杜氏いう。原則的には一つの蔵に杜氏は一人や。

 微生物いう生き物扱う酒造りは、その期間中、昼夜問わず、作業毎日続く。杜氏をはじめ蔵人たちは全員、蔵へ泊り込んで酒造る。

 現代は、蔵人の平均年齢も四、五十才超えるけど、江戸時代の蔵人は、農家や漁師の後継者たち、若くて元気ある人ばっかりや。そんな若者が、妻や恋人故郷置いて、数ヶ月も一日の休みもなく男だけの集団生活しながら酒造りする。そんな雰囲気の中へ女が入ってくるとどうなったか?

 ほやさかい、酒蔵は女人禁制になったんや。清廉で清潔であるべき酒蔵に淫靡な雰囲気持ち込ませず、女に蔵人のチームワーク乱させんために、女を彼らの目届かぬ場所に遠ざけたんや。

 それも今は昔、二十世紀の現代、労働力としてのうちら女も必要なはず、その内、この女人禁制もぶち破ってやる、うち思た。

 そうそう、許嫁との話忘れてた。

 彼、タケルは、物心つく頃から、親戚の寄り合いなんかで顔合わせてた。彼伏見やさかい、学校こそ違ったけど、酒造り始まる季節の冬休み、春休みの間は、邪魔な子供である彼と彼の妹うちの家で引き取ってたんや。ほやさかい、小さい頃は、うちの兄、うちと、タケルと妹で一緒よう遊んだ。うちが最初にお医者さんごっこした相手もタケルやった。初キスの相手もタケルや。小学校の頃やったけど。うち、マセてたもん。

 彼中学生になって、酒造りの手伝いできるようになると、うちの家に学校の休みに来るいうことはなくなったけど、親戚の寄り合いではちょくちょく顔合わせてた。高校一年生になって、生まれて初めてデートした相手もタケルやった。その時は、うち何か苛立って、五回くらいのデートで打ち切りになったけど、付き合いはそのままやった。

 彼も自分の学校の女の子もおることやし、わざわざ遠い親戚の従兄妹と付き合う必要もないわけや。そして、彼関西の大学に、うち東京の大学に。もう彼と何か交差することもないやろ思てた。

 役所に婚姻届彼と出しに行った。披露宴も何もなく、事務的に手続きした。タケルが「雅子さん、指輪とかさ…」って言うたけど「こんな忙しいのに、そんなん来春でええわよ」って突っぱねた。「雅子さん、申し訳ないなぁ。こんなことになっちゃって」って言う。「別に知らん仲でもなし、タケル、その『さん』付止めや!もううちら、『夫婦《めおと》』なんやで!」って答えた。

 その夜、うち寝所をタケルの部屋に移した。タケルおどおどしてるさかい、寝具も探して、新しいお揃いのお布団二組、義母の部屋の押し入れから持ってきた。さすがに、タケルの部屋にお布団並んで二組って、生々しいなぁ、思た。

 お風呂つかて、夕食済ませ、二人で部屋入った。うち正座して、「不束者ですがよろしくお願いいたします」ってタケルに挨拶した。これは一度やってみたかったんや。タケルも慌てて挨拶返す。うちもタケルもお布団潜り込んだ。冬の旧家寒いんや。

 しばらく、うち天井見つめてたけど、タケル動かへん。まったく、もう。うち、タケルの布団ににじって入った。「ま、雅子!」ってタケル言うけど「何よ?夫婦《めおと》やろ?一緒の布団寝るんは当たり前やんか」って彼の寝間着の袂イジイジしてやる。彼の胸元に頬預けた。そして、

「タケル、もしかして、あなた、付き合ってた女の人おったんちゃうの?」って聞いた。
「え?ま、雅子、あの…」って言うさかい、
「正直に言うてもええよ。言いたくなければ言わんでもええわ。うちなぁ、まだ結婚とかそういう話はしてへんかったけど、付き合ってた人はおった。同じ大学の一年後輩の人。同じ美術部やった。でも、別れてきました。もう会うこともありません」

「雅子もか…俺も同じ大学の生物学の研究室の女と付き合ってて…でも、ごめん、話がこう早く進んでしまって、彼女に説明してへんねん。でも、俺も別れるよ」
「タケル、ええのよ。彼女と付き合ってても。彼女には時間必要やろ?ただ、うちに知られんようにして頂戴。気にすることないよ」

「昔、お医者さんごっこして、うちのあそこ人生で最初に見たんはタケルやん?うちもあなたの見たけど…」なんて昔話したりして、体お互い弄りあってる内に、彼うち欲しくなったようや。うちも自然に彼欲しくなった。明彦とのセックスのルールは御破算にして、これからは彼とのルール作らな。

 彼果てて、うちの上でハアハア言うてる。可もなく不可もなく、普通やった。ただ、ちょっと甘えたり、恥ずかしがったり、声出したり、逝ったフリしてあげた。

 まさか、明彦相手やあるまいし、最初から全力で飛ばすわけにもいかへんやん?少しずつ、馴らしてあげな…あら?うち、美沙子さんみたいに、アバズレになっちゃったんかしら?

 夫婦でええとこは、避妊の心配なんかせず、心おきなくできてしまうこと。むしろ、周りは早う跡継ぎを、なんて言うてる。でもなぁ、まだ、うち、二十一才やさかいなぁ。大学にも戻れるもんやったら戻りたい。関西の大学でええ。これはタケルとも話し合わなあかんねぇ。



 その年から翌年の春まで、嵐のよう過ぎてった。十一月の米の手配、精米終わってたけど、十二月から翌年の三月まで、寒造り言うて、日本酒の仕込み続くんや。寒い時期は温度管理しやすく雑菌の繁殖しにくいさかいやて。

 その年の十月、杜氏さんの頭が高齢となって、酒造りむずかしくなったと能登から連絡あった。七十過ぎやったさかい当然のこと。それで、副頭が頭となった。若い中卒の蔵人も入れたけど、酒造りの人手足らへんくなってた。

 うち、接客にも必要やさかい日本酒の醸造独自に学習してた。手足りへんかったら、うちで良ければ手伝います、うち自ら手を挙げ、他の杜氏さんに混じって酒仕込むこと決心する。

 せやけど、酒蔵では、酒造りの場は女人禁制。ところが、義父に酒造りしたいと思いきって願い出たら、あっさりOK出た。拍子抜けした。老舗酒蔵の長く続いた風習終わったようや。うちだけやなく、義妹も手伝うことになった。

 酒造り関わると簡単言うても、その世界厳しい。早朝から始まる重労働。その上でスピード求められる。日本酒は「生きもの」やさかい、待ったややり直しきかへん。つまるとこ相当な覚悟要るんや。

 まず、酒米いう酒造り専用のお米仕入れなあかん。これはうちには経験不足で、どのお米ええんか、値段妥当なんかわかりゃせえへん。義父と亭主に任せる。なんでも、酒米は、食用米と比べるとタンパク質の含有量低く、粘り気少ないんやて。うち見てもそんなんわからへん。

 仕入れたコメ精米する。これ難しい。精米すればするほど、吟醸酒みたいに味ええ酒できる。やけど、精米すればするほど、酒米の重量も減るんや。製造するお酒の量も減る。それやったら、普通飲まれてるウチの汎用品の製品の値段に釣り合わへん。その損益分岐点考えなあかん。これは、うちの勉強する課題や。

 次に、家庭でお米炊く作業と同じ。米洗て余分な糠取る。そして、適量の水分吸収させるために、米を水に浸す「浸漬しんせき」する。これもその加減見てたけど、何分とか決まってへん。米の様子見るんですよ、女将さん、って杜氏さんに言うてもろたけど、わかるわけない。それも、家庭と違て、何合とかやない。何升でもない。何斗や。女のうちにこの重労働無理や。早速諦める。

 蒸米、放冷も同じ。米蒸す。こしきいう大きなせいろで米蒸す。うちなんか、米詰めたこしきなんて持ち上げられへん。蒸した米は、こうじ造り、酒母造り、掛米もろみづくり用と、それぞれに応じた温度に冷ます。これが放冷。これも早速諦める。悔しいけどしゃあない。せめて天井から吊り下げたチェーンブロック導入できれば、機械化できるんやろけど、天井の煤落ちてくるやろし、物事そう単純やないんや。

 麹造りはうちでもできそうや。蒸米、放冷された米広げ、麹菌を米に付着させ、米の中で麹菌繁殖させる。室内の温湿度和麹と混ぜ合わされたお米の温度に依って出来決まる。これは化学実験と同じ。杜氏さんに聞いて、コツつかもう努力する他、杜氏さんが勘でこなしてるんをうち温度計や湿度計、ストップウォッチで計測して、ノートした。

 次の酒母の製造は、パス。酒母は、アルコール発酵促す酵母大量に増殖させたもん。麹と水混ぜ合わしたもんに、酵母と乳酸菌、さらに蒸米加え、ニ週間から一ヶ月で酒母完成。酒母手作業で造りあげる製法が、「生酛きもと造り」。生酛きもと造りの場合、乳酸の添加せえへん。蔵の空気中の乳酸菌取り込む。

 ただ、うちの亭主言うには、それやったらあまりに偶然頼りすぎるし、雑菌取り込むこともある。ウチの亭主、この酵母と乳酸菌厳選して使いたいらしい。義父や杜氏さん達の伝統に反するけど、亭主の時代になったらそれやるやろ。

 酒母タンク入れ、麹、蒸米、水加えて発酵させるもろみ仕込み、もろみ圧搾して、日本酒と酒粕分ける上槽じょうそう、細かくなった米や酵母等の小さな固形物除去する濾過ろか、加熱処理の火入れなんかって、うちの口出す話やない。

 でも、水質検査くらいならできる。何が日本酒にとって最適な水質なんかを化学的に調べれば、学士や大学院の論文書けそう…うちがこの状態で大学に戻れればの話やけど。これで赤ん坊でもできたら不可能やわ。

 酒の瓶洗い、ラベル貼り、包装し、接客することもある。それはまるで、江戸時代にタイムスリップしたかのようや。

 二年目もあっと言う間に過ぎた。そして、徐々に婚家にも慣れてきた。うち義妹と相談して、婚家と実家、それから、京都の酒蔵と和紙製紙所誘って、東京で、「今日の京の酒蔵と和紙所」いう展示会とカンファレンス企画した。関西の酒蔵、和紙問屋言うても、大消費地は関東なんや。バイヤーの半数以上は、東京の企業様なんや。

 伏見の酒蔵の女将が貴船神社につてあって、千代田区の神田明神の運営する会館で展示会開催できることになった。酒蔵の展示ブースでは、利き酒もしてもらうつもりやさかい、飲酒可の場所やないとあかん。明神様の会館そんなこと気にしてへんようで、便利やった。

…東京かぁ…ミキちゃんからの連絡やと、明彦も卒業して就職したらしい。彼女もおるんやて。当たり前やなぁ。時間が経ったんやさかい…
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